地方都市の商店街が寂れ、シャッター通りと化している要因として「空き店舗の所有者が開業希望者に貸したがらない」との指摘があることから、中小企業庁は1月中旬から2月にかけ、廃業した店舗オーナーの意識を探る初の全国調査を実施する。結果を踏まえて平成20年度以降、商店街の“新陳代謝”を促す対策を打ち出す方針だ。 調査場所は選定中だが、全国約30の商店街、約150人の空き店舗所有者が対象となる見通し。調査員が面接して店舗を貸す意思の有無を聞いた上で、貸したがらない人には理由を詳しく尋ねる。貸したいのに借り手が見つからない人からは求められる対策を聞く。 同庁が全国8000の商店街の代表者を対象に実施した18年のアンケートでは、空き店舗が埋まらない理由として「商店街に活気がない」(29%)と並んで「所有者に貸す意思がない」(28%)が多かった。 同庁は「貸したがらない理由は『経済的に困っていない』『将来
物価が上がり、景気が回復したと言われるのに、 給料が上がらないのはどうしてなのか。 日本経済の構造が変化してしまっている。 ●会社が株主のものになったのはアメリカの謀略? 景気が回復したのに、どうして賃金が上昇しないのか。 8月7日に発表された政府の経済財政白書は、それにはいくつかの要因があり、非正規雇用の増加や高額所得者が多い団塊世代の退職など複合的な要因が関係しているものの、決定的な理由を見つけることはむずかしい、と書いている。 このところ時間を見つけてグローバリズムに関する本を読んでいるが、そうした本のひとつから、賃金が上昇しない――というよりも、企業が賃金をあげない構造的理由が読みとれた。 低賃金で生産できる発展途上国と競争しなければならないので、日本の企業経営者が賃金を抑えている、といったことはすぐに思いつくが、賃金が上がらない理由はそれだけではないようだ。 ノーベル賞を受賞した
2007-07-30 なんかブクマコメとかで「彼らに手当を施すには成長が必須」とか言っている人がいるけれど、本当にそれは正しいのかな? アマルティア・センは、自由経済が引き起こす貧困のメカニズムを「貧困は平等にはやってこない」という形で説明している。 彼の主張では、「貧困」は通常考えられているように所得水準が低いことが原因だというのではなく、経済手段の不足により、生活を向上させ得る能力・可能性が与えられていないことに由来すると指摘している。 つまり、例えば、受けたい教育を受ける機会が与えられなかったり、就きたい職業に就けなかったり、知りたい情報が手にはいらなかったり、行きたいところに行けなかったり食糧を取得できなかったりといった機会がなければ生活向上の妨げになるし「貧困」はなくならないだろうというのだ。 http://www.kanshin.com/keyword/471504 まず、経済
参議院選挙で自民党が大惨敗した。年金記録問題や農水相の事務所費問題という、実のところあまり議論するような中身がない問題が選挙の焦点になってしまい、自民党の「成長路線」に対する是非に関する議論がその影にかくれてしまったのが残念だった。 自民党の「成長路線」に対して、「貧富や都市・地方間の格差を拡大するからよろしくない」という野党の型どおりの批判が繰り返されたが、実のところあまり批判になっていない。自民党の執行部にしても、格差をあくまで「過渡期」だと考えている。最終的な目標は「国民全員を平等に豊かにする」ことであり、その点では野党と基本的な違いはない。自民党は増税すら公約に掲げない野党の「格差是正」政策を「バラマキ型」で現実性がないと批判したが、その点に関する限りでは全くその通りで、「国民全員を平等に豊かにする」を目標に掲げる限り、やはり今の自民党の「成長路線」のほうが(もちろん無理に決まって
ビジネスというのは、利益、利益、と必死こいて馬車馬のように働きさえすれば、利益がどんどん増えていくというようなもんじゃない。。。。というのは、みなさん、身に染みてご存じのとおり。 実際、自分の周りを見回してみて、 「利益目標や売り上げ目標ばかりを気にしている会社の方が、どんどん発展している」 なんてこともないでしょう。 また、「長期に渡り飛躍的成長を続けている、飛び抜けて優れた会社」をリストアップして調査したところ、それらの会社が、利益なんかより、その会社独自の企業文化、信念、立場、戦略を貫くことを優先させていることがわかった、というレポートもあるようです*1。 もちろん、そういう「飛び抜けてすごい会社」が、善良なビジネスしかしていない、という意味じゃないです。 たとえば、ウォルマートなんか、ろくでもないことはたくさんやってるでしょう。 しかし、ウォルマートが「単に金儲け主義の会社だから、
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