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家族と文章に関するmantolのブックマーク (6)

  • 家族の思い出

    風呂掃除をしていてうっかりゾーンに入った。 タイルの目地を狂ったようにタワシで磨く行為を1時間程続けていたのだ。汗が眼に入った。脇から流れた汗がTシャツを通って腰に伝った。今日はよく晴れていて、風呂の窓からは蝉の声がシャーシャー聴こえてきた。頭の位置を変えたら酷い立ちくらみがして、大きく長い息を吐いた。 普段まったく家事をしない。必要に迫られないとしない。そして「必要に迫られている」と感じるのが人よりだいぶ遅いようで、自分でも呆れる位、家事をしない。 今日、年に何度か訪れるこのうっかりゾーンの最中、あることを思い出した。 以前、同居人がいた。2年と少しくらい一緒に暮らしていた。 同居人は家事全般、とりわけ料理が得意だった。事情があって一緒に暮らしはじめ、事情があって家事はあまり分担せず同居人が一手に引き受けていた。家事が好きだから、好きな方がやればいいじゃない、と同居人はよく言った。色んな

    家族の思い出
  • 苦しまないと、死ねない国『欧米に寝たきり老人はいない』

    せめて、死ぬときぐらい安らかに逝きたい。 だが、現代の日では難しいらしい。老いて病を得て寝たきりになっても、そこから死にきるためには、じゅうぶんな時間と金と苦しみを必要とする。寝たきりで、オムツして、管から栄養補給する。痰の吸引は苦しいが、抵抗すると縛られる。何も分からず、しゃべれず、苦しまないと死ぬことすらままならない。 タイトルの「欧米に寝たきり老人はいない」理由は、簡単だが単純ではない。というのも、「寝たきりになる前に(延命治療を拒否して)死ぬから」が答えであることは分かっていても、なぜ「延命治療を拒否する」ことが一般化しているか明らかでないから。書によると、数十年前までは日と同様に、終末期の高齢者に対し、濃厚医療が普通だったという。欧米では、これが倫理的でないという考えが広まり、終末期は「べるだけ・飲めるだけ」が社会常識になった。金の切れ目が命の切れ目。高齢化社会に伴う医療

    苦しまないと、死ねない国『欧米に寝たきり老人はいない』
  • 旦那の転職のおかげで家庭もHappyになりそうの巻 | いきあたりばったり

    転職エントリ、よく見かけますよね。 でもあれ、人のものばかりですが、人生や生計を共にする家族だって転職先のこと、興味あるものです。 このたび、旦那が株式会社ドワンゴさん(以下ドワンゴ)に入社することになりました。 ドワンゴは、既に多くのサイトでドワンゴの社内美容院や女子マネの導入などちょっと変わった福利厚生を取り上げられていますが、 結構、働く人をHappyにするだけではなく、家族もHappyにしてくれる取り組みしてるよなぁと思って一部紹介したいと思います。 (参考URL:http://info.dwango.co.jp/recruit/career/system.html) 何と言っても ①育児手当 ※育児手当とは 小学校就業までのお子さんを扶養される社員が継続的に育児サービス(保育園など)を利用する場合、その月額基料金の2分の1相当額(月額5万円以内)を支給。 最重要福利厚生です

    mantol
    mantol 2015/01/08
    愛がある文章でした。
  • 手つないでいいなあ

    と手をつないで歩いてたら小学校低学年の女子が、 「見て見て いいな〜 手つないで歩いてるう。」 って言ってた。 は若年性認知症。 手をつないでるんじゃない。 引っ張ってたんだ。 手をつないでないと転んじゃうの。 手をつないでないとどっか行っちゃうの。 手をつないでないと何でもべちゃうの。 つないでないと俺のこと忘れちゃうから。 だからずっと手を引っ張ってるんだ。 いいでしょ。

    手つないでいいなあ
  • 田舎者が、東京に“帰りたい”と思った時のこと - にんじんの塔

    このあいだ、はてなブログで、都落ちを迷っている人の記事を読んだ。 他人の言葉でまた迷う 悩む・迷うは私の日課みたいなもの - 能面ヅラ美 私は一度、都落ちしたことがある。 今となっては何故あんなことをしてしまったのだろうと思う一方、一度帰らなかったらいまだに悩んでいたとも思う。田舎者はつらいょ…。 ただただ、代償があまりにも大きすぎた。あまりに愚かで無計画で、自分の人生を台無しにしてしまうレベルのものだった。 ::::::::::::::: もともとは、社会人になった頃から、母が頻繁に「このまま東京の人になっちゃうの?」「東京での育児は大変よ」とさみしがるようになった。父も「つらくなったらいつでも辞めて帰ってきなさい」と口にしていた。仲の良い家族で、遠方のわりに私はよく帰省していた。幼いころ身体が弱かったので、「お前は生きているだけで良いから」とけっこう愛されて(?)いた。 都落ちを実行

    田舎者が、東京に“帰りたい”と思った時のこと - にんじんの塔
  • 諦めて生きたから、僅かな期待を裏切られるとひどく傷つく

    諦めて生きてた。望んじゃいけないと思って生きてた。 大概のことは許せる。許してるつもりだった。 でも、怒るときは、浅はかで細かいことに怒る。余裕がないのだ。 はたからみたらどうでも良い。だけならまだましだ。 落ち着いて思い返すと、自分でもどうでも良いと思うことにたいして ねちねちとした子供っぽい怒り方をする。 成熟してなくて子供だからと思っていた。 でも違っていた。大人になって怒り方は変わったが、それは怒り方が変わっただけだ。 子供の頃のように、感情を発散して立ち往生するのではなく 大人らしく自分の優位性を維持しながら相手を追い込むようになった。 どうでも良いことに怒る子供っぽさは変わっていない。 頭が良くなったところで、大人ではないなんだな。と長年思っていた。 成熟した大人にならなければいけないし、 成熟すれば余裕が出て落ち着くと思っていた。 だが、最近あることをきっかけに、その考えは変

    諦めて生きたから、僅かな期待を裏切られるとひどく傷つく
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