「玉音放送」原盤を初公開へ=来月上旬、「聖断」の防空壕も−宮内庁 「玉音放送」原盤を初公開へ=来月上旬、「聖断」の防空壕も−宮内庁 宮内庁が戦後70年に当たり、終戦の日の昭和天皇の「玉音放送」を録音したレコードの原盤(玉音盤)と音声を8月上旬に初めて公開することが9日、分かった。昭和天皇が終戦の「聖断」を下した「御前会議」が開かれた皇居の防空壕(ごう)についても、内部の写真と映像などを公開する。宮内庁はホームページで音声などを公開することも検討している。 【特集】終戦から70年〜語り継がれた歴史〜 玉音盤は、玉音放送前日の1945年8月14日夜、当時の宮内省庁舎内の一室で録音された。昭和天皇がマイクに向かって「終戦の詔書」を2回読み上げ、計2組の玉音盤が完成。このうち2回目に録音した方のレコードが翌15日正午にラジオで放送された。 今回公開されるのは実際に放送された方のレコードで、時間