2016年3月、NTTドコモなど4社がコミュニケーションパートナー「ここくま」を発表した。ここくまとは、離れて暮らす家族と連絡が取れる“くまのぬいぐるみ”の形をしたロボットだ。LTE対応通信モジュールを内蔵しており、2つのボタンを押すだけで音声メッセージの送受信ができる。人感センサーも付いているため、人が近づくと天気や季節の話題を話しかけることが可能。離れて暮らす家族は、送ったメッセージの再生有無を確認できるため、見守り用途としても活用することができるという。 開発に携わった4社のうち、企画・マーケティングを行ったのがNTTドコモ。生産販売を行うのがおもちゃメーカーのイワヤ、モジュールやアプリなどのソフトウェア開発を行うのが台湾のスタートアップ企業MOOREdoll(ムーアドール)としている。 そして、開発マネジメントやユーザーリサーチサポートを行ったのが半導体商社のバイテックグローバルエ