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ブックマーク / news.mynavi.jp (538)

  • 土星の環は若くない? - スペースデータが定説を覆す形成メカニズムを提案

    スペースデータは12月17日、米国航空宇宙局(NASA)の「ボイジャー」や「カッシーニ」などの探査機による観測を経て、宇宙塵による汚れがほとんどないことがわかったことから、比較的最近(1億~4億年前)に形成されたとする仮説が主流となっていた“土星の環”について、理論とシミュレーションを用いてその仮説の間違いを示し、環が塵によって極めて汚れにくいことを突き止め、その年齢は土星の形成とほぼ時期、つまり太陽系の創生期の極めて混乱していたおよそ46億年前とする説を発表した。 今回の研究の概要(出所:共同プレスリリースPDF) 同成果は、スペースデータ 最高科学責任者の兵頭龍樹博士、東京科学大学 教育研究組織 未来社会創成研究院の玄田英典教授らの研究チームによるもの。詳細は、英科学誌「Nature」系の地球・惑星科学に関する全般を扱う学術誌「Nature Geoscience」に掲載された。 カッシ

    土星の環は若くない? - スペースデータが定説を覆す形成メカニズムを提案
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/12/24
  • 旭酒造、宇宙で獺祭を造る。三菱重工など協力、2025年後半打上げへ

    旭酒造は、国際宇宙ステーション「きぼう」日実験棟内で、「人類初となる宇宙空間での酒造り」に挑戦すると12月10日に発表。2025年後半に材料を打ち上げて宇宙空間で発酵させ、地球に持ち帰って瓶詰め。「獺祭MOON – 宇宙醸造」 と名付け、1億円で販売予定だ。 旭酒造、宇宙で獺祭を造る。三菱重工など協力、2025年後半打上げへ 旭酒造は、三菱重工業と愛知県(あいち産業科学技術総合センター)の協力の元、開発と打上げの準備を進めてきた。きぼうの活用については7月に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のきぼう有償利用制度で承認済み。既に醸造装置の開発に取り組んでおり、2025年後半の打上げをめざしている。 国際宇宙ステーション(ISS)(左)の一部を構成する「きぼう」日実験棟(右) きぼうに持ち込む材料は、酒米(山田錦)、麹、酵母。きぼうに設置されている細胞培養追加実験エリア(CBEF-L)の人

    旭酒造、宇宙で獺祭を造る。三菱重工など協力、2025年後半打上げへ
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    kamei_rio 2024/12/16
  • 宇宙創成は「トンネル仮説」が有力か? 宇宙の波動関数の第一原理計算から京大などが導出

    京都大学(京大)、理化学研究所(理研)、名古屋大学(名大)の3者は10月17日、現代宇宙論で有力視されている宇宙が無から量子効果によって創生されたとする考えの詳細に関する「無境界仮説」と「トンネル仮説」の2つの仮説に対し、数学的な曖昧さを解消する形で宇宙の波動関数を第一原理から計算した結果、最終的に、宇宙の波動関数は無境界仮説ではなくトンネル仮説に予言されるものになることを、一定の仮定の下で厳密に示したことを発表した。 同成果は、京大 基礎物理学研究所の松井宏樹特定研究員、同・岡林一賢特定研究員、理研の多正純 数理創造プログラム上級研究員、名大 素粒子宇宙起源研究所の寺田隆広特任助教らの共同研究チームによるもの。詳細は、米国物理学会が刊行する素粒子物理学や場の理論・重力などを扱う学術誌「Physical Review D」に掲載された。 現代宇宙論では、時空のない無から量子効果により宇宙

    宇宙創成は「トンネル仮説」が有力か? 宇宙の波動関数の第一原理計算から京大などが導出
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/10/21
  • 量子重力理論では「十次元空間における膜」だけが特別な存在、静岡大が確認

    静岡大学は10月11日、粒子、弦、膜などのさまざまな物体の間に働く重力の性質を多様な空間次元で比較したところ、「十次元空間における膜」だけが「スケール不変性」と「非自己双対型電磁双対性」と呼ばれる2つの性質を同時に満たせることを解明し、十次元空間における膜は「量子重力理論」において特別な存在であることがわかったと発表した。 同成果は、静岡大 理学部の森田健准教授によるもの。詳細は、日物理学会が刊行する理論物理と実験物理を扱う欧文学術誌「Progress of Theoretical and Experimental Physics」に掲載された。 我々の宇宙は、重力(マクロの世界)を扱う「一般相対性理論」と素粒子(ミクロの世界)を扱う「量子力学」を統合した量子重力理論によって記述できると予想されているが、両理論は折り合いが悪いため、現状では量子重力理論の完成には至っていない。 これまでの

    量子重力理論では「十次元空間における膜」だけが特別な存在、静岡大が確認
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/10/16
    "十次元の膜だけが“スケール不変性”と“非自己双対型電磁双対性”という量子論で重要な性質を満たすことが解明された" "これはM理論を含めた超弦理論が、量子重力理論において特別な理論" なるほどわからん
  • 「バリオン音響振動」には未知のピークシフトが存在する、阪大などが宇宙論的シミュレーションから発見

    大阪大学(阪大)は10月4日、スーパーコンピュータ(スパコン)を用いて、数億光年にわたる大規模な領域の宇宙論的スケールにおける構造形成の進化に関する宇宙論的シミュレーションを実施した結果、「ライマンアルファの森」の「バリオン音響振動」のピークのシフトを統計的に高い精度で発見したと発表した。 同成果は、スイス・ジュネーブ大学のフランチェスコ・シニガーリア氏を論文筆頭著者とし、阪大大学院 理学研究科の長峯健太郎教授、奥裕理大学院生(現・中国・浙江大学 博士研究員)らも参加した国際共同研究チームによるもの。詳細は、米天体物理学専門誌「The Astrophysical Journal Letters」に掲載された。 宇宙の全エネルギーの内訳において、生物や星などを形作る、観測可能な通常物質(バリオン)は5%ほどにすぎない(残りの約70%がダークエネルギー、約25%がダークマターとされている)。全

    「バリオン音響振動」には未知のピークシフトが存在する、阪大などが宇宙論的シミュレーションから発見
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    kamei_rio 2024/10/08
  • 広島大、ダークマターを観測するための「遠方誘導崩壊反射法」を発案

    広島大学は9月30日、地球などの惑星の重力を利用して「ダークマター」(DM)の様子を映し出して観測する将来計画「惑星重力レンズDM望遠鏡構想」を実現するための、宇宙空間を伝播する電磁波により、遠方の軽いDM候補を光へと強制的に崩壊させ、その反射光を手元で捉える「遠方誘導崩壊反射法」を発案したことを発表した。 同成果は、広島大大学院 先進理工系 科学研究科の間謙輔准教授(高エネルギー加速器研究機構 量子場計測システム国際拠点兼務)によるもの。詳細は、理論物理学および実験物理学を扱った学術誌「Journal of High Energy Physics」に掲載された。 これまで、DM候補の探索には、主として磁石を使って、磁場を介してDM候補を光子へと変換し、その光子を観測する手法が取られてきた。この場合、静止する磁場内に、偶然DMが入射するまで待ち続けることになるため、この手法で感度を上げる

    広島大、ダークマターを観測するための「遠方誘導崩壊反射法」を発案
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/10/03
    "レーザーやマイクロ波のような位相の揃った電磁波を宇宙空間に放った場合、その光によりDM候補を長距離にわたって誘導崩壊、つまり、まれにしか崩壊しないDMを強制的に崩壊させられる可能性がある"
  • KEK、重力波を用いてダークマターの“起源”を探る革新的な手法を開発

    高エネルギー加速器研究機構(KEK)は9月20日、ブラックホール同士の合体で発生する重力波が、太陽系に到達するまでに通過したダークマターからの重力レンズによる回折効果によってどのように変調されるのかを調べることで、ダークマターの起源を探れることを示したと発表した。 同成果は、KEK 量子場計測システム国際拠点のヴォロディミール・タキストフ特任准教授/主任研究員らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、米国物理学会が刊行する機関学術誌「Physical Review Letters」に掲載された。 (左)銀河系より遙かに遠くで起こった2つのブラックホールの合体からの重力波が、“服を着た”原始ブラックホールの重力レンズにより回折する模式図。(右)典型的なPBH による各周波数での重力波の増幅率と位相のずれ(出所:KEKプレスリリースPDF) ダークマターは、我々が観測可能な通常物質とは重力でし

    KEK、重力波を用いてダークマターの“起源”を探る革新的な手法を開発
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/09/25
    "遠方で放出される重力波に対し、PBHからの重力レンズによる回折現象による特異な変調パターンを見ることにより、PBH周辺のダークマターのハローを探索するという革新的なアプローチの確立を試みることにした"
  • すばる望遠鏡とJWST、天の川銀河の最外縁部の星形成領域を捉えることに成功

    国立天文台は9月13日、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を用いた観測により、天の川銀河の最果てにある星形成領域の姿を鮮明に捉えることに成功したと発表した。 同成果は、岐阜大学/国立天文台の泉奈都子博士らが参加した国際共同研究チームによるもの。詳細は、米天文学専門誌「The Astronomical Journal」に掲載された。 天の川銀河の最外縁部にある星形成領域「Digel Cloud 2S」。生まれて間もない若い星々と、それらから放出された物質が複数のジェットとしてあちこちに伸びている様子が捉えられている。同領域を取り囲む星雲は、赤色で表されている(背景には遠方銀河も写っている)。この画像はJWSTの近赤外線と中間赤外線の観測装置から得られた(c) NASA, ESA, CSA, STScI, Michael Ressler (NASA-JPL)(出所:すばる望遠鏡Webサ

    すばる望遠鏡とJWST、天の川銀河の最外縁部の星形成領域を捉えることに成功
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/09/18
  • H-IIAロケット49号機の打ち上げ日が2024年9月11日に決定、情報収集衛星レーダ8号機を搭載

    内閣官房ならびに三菱重工業(MHI)は7月16日、H-IIAロケット49号機の打ち上げ日を2024年9月11日に決定したことを発表した。 同日の打ち上げ予定時間帯は13時~15時を予定。打ち上げ場所は種子島宇宙センターの大型ロケット発射場。打ち上げ予備期間は9月12日~10月31日としている。 同ロケットは同社の「打ち上げ輸送サービス」という形で情報収集衛星レーダ6号機の後継機として位置付けられる情報収集衛星レーダ8号機が搭載され、打ち上げられる予定となっている。 H-IIAロケットは、2001年に試験機1号機が打ち上げられた。2005年の7号機以降、打ち上げ成功を続けており、2024年度に打ち上げが予定されている50号機をもって退役することが予定されており、以降はH3ロケットがその役割を引き継ぐこととなる。 情報収集衛星レーダ8号機のミッションマーク (出所:内閣官房)

    H-IIAロケット49号機の打ち上げ日が2024年9月11日に決定、情報収集衛星レーダ8号機を搭載
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/07/17
    "2024年度に打ち上げが予定されている50号機をもって退役することが予定されており" お疲れ様です
  • 愛媛大、月のマントルにはガーネットが含まれていることを解明

    愛媛大学は7月9日、月深部の音速に関しては50年来に渡って続いてきた議論の件に関して、「ガーネット」(ザクロ石)を多く含む岩石試料を用いて、月深部の圧力を再現することが可能な「マルチアンビル型高圧発生装置」と、高輝度光科学研究センターが運用する大型放射光施設SPring-8を活用して音速を測定したところ、地震波の伝わり方を再現でき、モデリングと組み合わせた研究から、月マントルにはガーネットが含まれていることを結論付けられたと発表した。 同成果は、愛媛大 地球深部ダイナミクス研究センターのスティーブ・グレオ講師らの研究チームによるもの。詳細は、地球・惑星科学全般を扱う学術誌「Earth and Planetary Science Letters」に掲載された。 月マントル深部におけるガーネットに富む層(出所:愛媛大Webサイト) 月は、誕生してから現在までのおよそ45~46億年の間にコアまで

    愛媛大、月のマントルにはガーネットが含まれていることを解明
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/07/11
    "月深部の圧力を再現することが可能な「マルチアンビル型高圧発生装置」と、高輝度光科学研究センターが運用する大型放射光施設SPring-8を活用して音速を測定" 秘密兵器×秘密兵器!
  • 宇都宮市が宇宙ビジネス認定事業に対する企業版ふるさと納税の募集を開始

    栃木県宇都宮市は7月1日、宇宙関連ビジネスに取り組む事業者などの支援に向けて、新たに創設した企業版ふるさと納税を財源とする「宇宙ビジネス認定事業補助金」の対象事業について、「BULL」の「宇宙デブリ対策事業および軌道利活用関連事業」を第1号の「認定事業」として決定したことを発表した。 同市は、「うつのみや産業振興ビジョン」において「航空宇宙関連産業」を重点振興産業に位置付け、航空宇宙関連の製造業者や小型人工衛星の開発を進める大学の立地などという市としての強みを活かし、その産業集積などの推進を図っており、今回、そうした取り組みの一環として、国内および国際市場において成長が加速化する「宇宙関連産業」のさらなる振興を目指し、宇宙関連事業者などの創出や市内企業の宇宙ビジネスへの参入を促進することを目的に、企業版ふるさと納税による寄附の募集を行うという。 この宇宙ビジネス認定事業は、同市内で宇宙関連

    宇都宮市が宇宙ビジネス認定事業に対する企業版ふるさと納税の募集を開始
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    kamei_rio 2024/07/03
    宇宙ビジネスの宇都宮、略して宇宙宮
  • 恋人との情報共有、43%が抵抗感 - 30%は位置情報共有に後悔

    Malwarebytesは6月18日(米国時間)、「43% of couples experience pressure to share logins and locations, Malwarebytes finds|Malwarebytes」において、恋人とのセキュリティおよびプライバシー確保に関するアンケート結果と新しいガイダンスを公開した。 43% of couples experience pressure to share logins and locations, Malwarebytes finds|Malwarebytes 約半数は情報共有に抵抗感があると回答 Malwarebytesは2024年4月4日から9日(米国時間)まで、米国の18歳以上の500人を対象にオンラインアンケートを実施。サンプルは性別、年齢、場所、人種ごと均等になるよう調整している。そのアンケートと

    恋人との情報共有、43%が抵抗感 - 30%は位置情報共有に後悔
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/06/21
    "29%は元パートナーによる追跡、なりすまし、口座への不正アクセス、その他の被害に遭ったことがある" 米国18歳以上500人での調査。心は変わる可能性があるからなあ…
  • 愛媛大など、宇宙の夜明けの時代に合体する2つの巨大ブラックホールを発見

    愛媛大学、国立天文台(NAOJ)、東京大学(東大)の3者は6月18日、NAOJのすばる望遠鏡の観測により、「宇宙の夜明け」の時代において、地球からの距離が最遠記録となる129億光年の彼方に合体が進行中の2つのクェーサーを初めて発見したと発表した。 同成果は、愛媛大 宇宙進化研究センターの松岡良樹准教授、東大大学院 理学系研究科 天文学教育研究センターの河野孝太郎教授、同・理学系研究科 天文学専攻の柏川伸成教授、東大 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構の尾上匡房特任研究員、同・ジョン・シルバーマン教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、米天体物理学専門誌「The Astrophysical Journal」に掲載された。 宇宙の夜明けの時代において、合体しようとしている双子の超大質量ブラックホール(SMBH)のイメージ (c)NOIRLab/NSF/AURA/M. Garlick

    愛媛大など、宇宙の夜明けの時代に合体する2つの巨大ブラックホールを発見
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/06/20
    宇宙の夜明けぜよ
  • 「原始ブラックホール」は生成されない? Kavli IPMUが矛盾点を発見

    東京大学(東大) 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)は5月30日、「原始ブラックホール」(PBH)生成に関係した大きな振幅を持った小さなスケールのゆらぎ同士が、量子論的にぶつかり合う効果を場の量子論に基づいて詳細に計算した結果、小スケールに生成した大きなゆらぎが「宇宙マイクロ波背景放射」(CMB)で観測されるような大スケールのゆらぎにも影響を及ぼすことを明らかにしたと発表。 また、太陽の数十倍の質量を持つブラックホールの起源やダークマターの起源を、PBHによって説明できるほど大きなゆらぎを予言するモデルにおいては、CMBの観測結果と矛盾してしまうことから、大きな質量のPBH生成のためにはより複雑なモデルを考えるか、まったく別のメカニズムを考える必要があることが示されたと発表した。 同成果は、Kavli IPMU 機構長兼東大大学院 理学系研究科 附属ビッグバ

    「原始ブラックホール」は生成されない? Kavli IPMUが矛盾点を発見
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/06/04
    "太陽の数十倍の質量を持つブラックホールの起源やダークマターの起源を、PBHによって説明できるほど大きなゆらぎを予言するモデルにおいては、CMBの観測結果と矛盾してしまう" なるほどわからん
  • 北大など、「カオス軌道」を用いた探査機の月までの高効率軌道設計に成功

    北海道大学(北大)と九州大学(九大)は5月30日、三体問題に由来する「カオス軌道」をいくつも渡り歩いていく手法を考案し、地球-月の「円制限三体問題」の最小モデルである「ヒル方程式系」において、地球周回軌道から月周回軌道へ宇宙機が向かう場合、従来の軌道を上回る、高効率で短時間、なおかつ頑健な軌道を設計することに成功したと共同で発表した。 同成果は、北大 電子科学研究所の佐藤讓准教授、九大大学院 工学研究院 航空宇宙工学部門の坂東麻衣教授、同・大学 工学府 航空宇宙工学専攻の平岩尚樹大学院生、ブラジル・リオデジャネイロ連邦大学 数学研究所のイザイア・ニゾリ博士らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、米国物理学会が刊行する物理とその関連分野を扱う学際的な学術誌「Physical Review Research」に掲載された。 今回設計された、地球から月までのカオス軌道を渡り歩いていく宇宙機の軌

    北大など、「カオス軌道」を用いた探査機の月までの高効率軌道設計に成功
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    kamei_rio 2024/06/04
    "ジャンプで生じる誤差もカオスで増幅されるが、それがローブ内に収まっていれば、次のジャンプの制御に支障を来すことはないという。つまり不安定なのに、頑健"
  • 広島大など、中性子星の自転の急加速現象「グリッチ」の仕組みの一端を解明

    広島大学、慶應義塾大学(慶大)、日大学(日大)の3者は4月24日、超高密度天体の中性子星の自転速度が突発的に加速する「グリッチ」の仕組みが不明だったが、同天体内部の2つの異なる種類の「量子流体(超流動体)」が導く「量子渦」が巨大なネットワークを形成することを見出し、その形成規模をシミュレーションした結果、モデルの詳細によらずに、天文学で観測されているグリッチの統計性を説明することに成功したと共同で発表した。 同成果は、日大 文理学部のGiacomo Marmorini ポスドク研究員、広島大 持続可能性に寄与するキラルノット超物質国際研究所の安井繁宏ポスドク(現・二松学舎大学 国際政治経済学部・准教授)、同・新田宗土特任教授(慶大 日吉物理学教室 教授/自然科学研究教育センター 所員兼任)らの共同研究チームによるもの。詳細は、英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」

    広島大など、中性子星の自転の急加速現象「グリッチ」の仕組みの一端を解明
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/04/26
    "その巨大ネットワークの回転の勢いがコアからクラストへ突如移行することで、中性子星の自転が急加速し、つまりグリッチが起こると結論付けた" なるほどわからんがRTAに使えそうか?
  • 東北大、中性子星での存在が予想されるクォーク物質に関する新理論を提唱

    東北大学は4月10日、核子(陽子や中性子)などの複合クォーク粒子である「ハドロン物質」から、ハドロン物質が相互に重なり合うような超高密度物質において開放されるクォークが作るとされる「クォーク物質」へのクロスオーバー領域の物理を記述するべく、「クォーク・ハドロン双対模型」を構築したと発表した。 同成果は、東北大大学院 理学研究科 物理学専攻の古城徹准教授、米・ワシントン大学の藤悠輝研究員らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、米国物理学会が刊行する機関学術誌「Physical Review Letters」に掲載された。 クォークは通常は単体では存在できず、3個セットの「バリオン」か、2個セットの「中間子(メソン)」となり、これらのクォーク複合粒子は「ハドロン」と呼ばれる。ただし、桁外れの圧力が物質に加わると、バリオン内のクォークの自由度が顕在化し、クォークを基的自由度とする「クォーク

    東北大、中性子星での存在が予想されるクォーク物質に関する新理論を提唱
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/04/15
  • JAXAの「だいち4号」(ALOS-4)の機体が公開、従来より4倍の観測幅を実現!

    三菱電機は3月11日、同社の鎌倉製作所にて、先進レーダー衛星「だいち4号」(ALOS-4)を報道陣に公開した。同衛星は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が現在軌道上で運用している「だいち2号」(ALOS-2)の後継機。分解能を維持したまま、観測幅や観測頻度が大幅に向上しており、災害対応などでの活用が期待される。 公開された先進レーダー衛星「だいち4号」(ALOS-4)のフライトモデル 衛星の重量は約3トン。軌道上で各部を展開すると、10.0m×20.0m×6.4mという大きさになる。三菱電機は、プライムメーカーとして、衛星開発を担当。2016年度より開発を始め、設計・製造・試験が完了した。開発費は320億円(打ち上げ費用は含まず)。2024年度に、H3ロケットで打ち上げられる予定だ。 だいち4号が担う4つのミッション JAXAの「だいち」(ALOS)シリーズは、2006年に初号機が運用を開

    JAXAの「だいち4号」(ALOS-4)の機体が公開、従来より4倍の観測幅を実現!
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    kamei_rio 2024/03/14
    中継衛星との通信機能もあるのか。こだま(DRTS)が終了したのが2017年、懐かしいな
  • アストロスケールが商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」を打ち上げ、軌道投入に成功

    アストロスケールは2月19日、自社で設計・製造した商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J(Active Debris Removal by Astroscale-Japan:アドラスジェイ)」が2月18日23時52分(日時間)にニュージーランドのマヒア半島にあるRocket Labの第1発射施設(Launch Complex 1)より打ち上げられた後、無事に軌道投入されたことを確認したと発表した。 ADRAS-Jを搭載したRocket Labのロケット「Electron(エレクトロン)」は、予定時刻の打ち上げ後、計画通りに飛行を続け、高度約600kmにてADRAS-Jを分離。アストロスケールは衛星分離後、ADRAS-Jからの信号の受信に成功し、正常に通信ができることを確認したという。 Rocket LabのElectronロケットによるADRAS-J打ち上げの様子 (C)Rocket L

    アストロスケールが商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」を打ち上げ、軌道投入に成功
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/02/21
    "対象デブリであるGOSATを打ち上げた「H-IIAロケット15号機」の上段に徐々に接近。最終的には手を伸ばせば届く距離まで近づき、デブリの運動や損傷・劣化状況に関する情報取得のための撮像に挑む"
  • 人類みな麺類が宇宙に最も近いラーメンを期間限定販売 ユーグレナとコラボ

    ユーグレナは、エムエスディの企画立案のもと、UNCHIが運営する大阪の人気ラーメン店「人類みな麺類」とコラボレーションし、ユーグレナの藻類を活用した「宇宙に最も近いラーメン」を期間限定で販売すると発表した。 宇宙に最も近いラーメンは、宇宙空間での培養研究も進められているユーグレナの藻類ある「オーランチオキトリウム」「石垣島ユーグレナ」「ヤエヤマクロレラ」を使用したユニバーサル・サステナブルラーメンとして開発されたもので、例えばオーランチオキトリウムは細胞重量の20%近くがDHAで占められるなど、宇宙空間において不足する魚類含有の必須脂肪酸を効率的に供給できる微細藻類として、宇宙素材としても活用が期待されている。また、石垣島ユーグレナは59種類の栄養素を含有した藻類、ヤエヤマクロレラはタンパク質とデンプンの含有量が高いという特徴を持つ藻類で、どちらも環境的要素に配慮した責任ある方法で育てら

    人類みな麺類が宇宙に最も近いラーメンを期間限定販売 ユーグレナとコラボ
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/01/24
    "微細藻類は他の動物や植物と比べて単位面積当たりの生産性が高く、閉鎖的空間になり得る宇宙での栽培にも適しており" 藻なんだ