2022-2023シーズンより、主に関東方面のAJOCC公認レースで、マスターズカテゴリーに対して、M2とM3を統合し、年齢別に再編するという組み分けが導入されています。 一方関西シクロクロスでは、これまで通り実力別マスターズ(M1, M2, M3)の組み分けを運用しており、また来シーズン以降もそれを堅持する方針です。 なぜ関西シクロクロスへ年齢別マスターズを導入しないかについて、これまでの説明だけではよく理解されていない部分があるように思われますので、この記事で詳しく解説いたします。 そもそも年齢別にする理由って? 年齢別に移行した方が良いという意見の根拠として、「選手は年を取るにつれて走力が落ち、やがてレースについていけなくなって競技を離れる」という仮説があります。そこで、そもそもの年齢と走力の相関について検証してみます。 様々な指標が思い浮かびますが、まずはラップタイムを見てみます。