マルチコア対応が必要な理由 現在デジタルゲームの主流になっているハードウェアプラットフォームではマルチコアCPUが搭載される事が標準となっています。先日発表されたPS4では8コアがひとつのCPUに搭載されており、プログラムがマルチコアに対応する事により、8倍の性能を出す事ができます。しかし逆に言うとマルチコア対応していないプログラムは1/8の性能しか出せていないとも言えます。 マルチコア対応のプログラムを作成する場合はOSのサポートが必要です。OSはスレッドという単位でプログラムをCPUの各コアに割り振ります。プログラム側もスレッドによって分割される事を意識して作成する必要があります。OpenMPやIntelTBBのようなスレッドを扱う事をプログラマに意識させない仕組も登場していますが、プログラムをスレッド毎に分割して実行するという流れは変わりません。 ゲームロジックがマルチコア対応し難い