もう、今年も終わりに近づきました。新型コロナウイルス禍の影響で、年末年始の帰省についても賛否両論あるところですが、タイムカレント(東京・中央)の「コロナ禍での帰省に関する調査(2021年12月実施)」によれば、この年末は、全体の50.6%が帰省する予定とのことです。帰省すると決めた場合は、なるべく出歩くことを自粛するなど、しっかりとコロナ対策を行った上で、帰省を楽しみたいところです。 帰省するかどうかはともかく、まさにコロナの影響で、ここ数年、親と直接会えていないという人も多いでしょう。久しぶりに親の姿を目にすると、変わらず元気な姿に安心することもあるかもしれませんが、場合によっては親の老いが進んでいることにショックを受けるかもしれません。 あらためて、私たちの多くは、いつまでも親に元気でいてもらいたいと願う存在です。しかし、ただ願うばかりというのは、運任せと同じです。せっかく帰省するので
介護現場で働く人が、サービスを利用する人やその家族から、セクハラやパワハラを受けている。指摘されていながら、あまり表面化しなかったこの実態を、国が初めて調査する。 被害の防止策や被害に遭った場合の対応を、来年3月までにマニュアルにまとめるという。介護保険の運営主体である市町村と連携しながら、各現場での環境改善を急ぎたい。 国に先立ち、労働組合の日本介護クラフトユニオンが状況を調べた。回答した約2400人のうち74%がなんらかのハラスメントを受け、うち94%がパワハラを、40%はセクハラを経験していた。 66ページにわたる「ハラスメントの具体的内容」は、読み進めるのもつらい事例が並ぶ。 「利用者の息子に寝室に連れ込まれ、触られた」「調理中に後ろから抱きつかれた」「ヘルパーのくせにと物でたたかれ、体を触られた」 上司や同僚に相談しても、状況は変わらないとする人が目立っている。「介護職は我慢が当
今、入所後に使う私物に貼る名札シール作ってる所なんだけど、涙が止まらず明日に響きそうなので吐き出しておく。 今週の水曜日、同居してた要介護3のばあちゃんがグループホームに入所する事になった。足が悪く半分寝たきりで、認知症も進んできたばあちゃんを俺と父親で1年くらい騙し騙し介護してきたんだけど、入所の順番待ちをしていたグループホームから先週「急遽空きができたんですが、入所されますか」と連絡が来たのだ。先方からは以前、申し訳ないが空きができるにはまだ半年以上かかると思う、と言われていたので寝耳に水だったが、予期せず、介護生活からの解放と70年以上実家に住んでたばーちゃんとの別れがやってきてしまった。いつか来るとは思ってたけど、もっと先だとばかり思っていたので、まったく心の準備ができていなかった。ことの決定権は父親と叔母(父の姉)にあった。毎日主に世話をしているのはお前だからと、俺の意思も訊いて
認知症がある程度進行してくると、自分がいる場所がわかりにくくなったり、時間の感覚がわかりにくくなったりする「見当識障害(障がい)」が見られます。この見当識障害が原因で、いま自分が歩いているところが突然、わからなくなり、「どうしよう」と頭が真っ白になって、うろたえながら帰り道をさがす。こんな行動を「徘徊(はいかい)」と呼んでいます。 このとき、軽い意識混濁を伴う「せん妄」の状態になっている人も一部にはいますが、一般の人がイメージするほど「ぼんやり」と出ていく人ばかりではありません。帰り道を必死で探しながら「行方知れず」になっている人が実は多いのです。 おれはまだ大丈夫なはず・・吉川英雄さんの困惑 10年ほど前の事です。当時78歳のアルツハイマー型認知症(中等度)の吉川英雄さん(仮名)は、年齢に不相応なほど体力がありました。早く妻を亡くし、娘さんと同居し、これまでずっと朝夕の1人での散歩を日課
TVアニメ ぼのぼの しまっちゃうおじさん Special DVD () 出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2014/10/31メディア: 大型本この商品を含むブログ (3件) を見る どこまでが精神疾患で、どこまでが正常な人間なのかを判断するのは、とても難しい。 たとえば発達障害などもそうで、最重症の発達障害、重症の発達障害、比較的軽度の発達障害、精神科医によっては発達障害と診断する一群、発達障害っぽいが診断するほどではない定型発達の人、までのグラデーションがある。 みようによっては発達障害、みようによっては定型発達、という人に外来で出会った時、片っ端から発達障害と診断するのがベストなのだろうか? これに対する返答は、ドクターによって微妙に違っているように思う。どちらにせよ、障害と診断すべきかどうか迷うような人々が、誰でも診断できるような典型例の外側に、たくさん存在しているのは確かだ。
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