三菱重工業の子会社で、国産旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の開発を手がける三菱航空機は11日、米航空持ち株会社スカイウェストから、MRJ100機を受注することで基本合意したと発表した。
航空会社のスカイマーク(東京都大田区)が乗客に対し、苦情は機内ではなく消費生活センターなどに伝えるよう明記した文書を示しており、東京都消費生活総合センターは4日、同社へ抗議することを決めた。 スカイマークによると、この文書はA4判の「サービスコンセプト」。5月18日から機内全席の前ポケットに入れており、内容は▽客室乗務員は荷物の収納の援助をしない▽客室乗務員に丁寧な言葉遣いを義務づけていない▽客室乗務員は保安要員としての搭乗で接客は補助的なもの−−など8項目。数年前からの方針だが、乗客から客室乗務員の接客について問い合わせが相次いだため作成したという。 文書はさらに「機内での苦情は一切受け付けません。ご理解いただけないお客様には定時運航順守のため退出いただきます。ご不満のあるお客様は『スカイマークお客様相談センター』あるいは『消費生活センター』等に連絡されますようお願いいたします」と明記。
日本初の格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」が8日、同社初の国際線、関西―ソウル便を就航した。日本に本拠を置くLCCが国際線へ進出するのは初めてだ。 第一便は定刻の午後6時40分より数分早く関西空港を離陸し、ソウルの仁川空港へ飛び立った。魅力は何と言っても運賃。片道5280〜2万3980円で、通常、往復3万〜11万円ほどかかる航空大手より格安だ。搭乗率は約7割で、帰りの便はほぼ満席という。 ピーチはソウル線を手始めに、7月1日から香港線、9月30日からは台北線も就航する。エア・アジアジャパンは10月に成田―ソウル線と成田―釜山線を、ジェットスター・ジャパンは来年度中にアジア方面への就航を予定している。 この日、ソウル市内で記者会見したピーチの井上慎一社長は「関西には韓国に縁のある方も多く、(ソウル線は)生活路線。潜在需要を掘り起こしたい」と話した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く