福島県職員4人、東電に“天下り” 94年以降 福島県職員の少なくとも4人が退職後、東京電力に再就職したことが26日、分かった。県議会6月定例会で鈴木正晃総務部長が明らかにした。 県人事課によると、把握可能な1994年以降、94年と98年、2004年、07年に各1人が東電に再就職した。07年の1人は総務部人事領域(当時)総括参事で3月に退職、4月に東電の立地地域部副部長に就いた。 県人事課は「再就職先の企業に対し、退職後3年間は県への営業活動に従事させないよう要請している」と話している。 07年3月施行の要領で、本庁の課長職以上を対象に再就職の公表基準が定められた。要領施行前の94年、98年、04年の再就職者の役職などは公表されていない。