自然や科学に関心や興味がある日本の高校生は59・5%にとどまり、日米中韓の4カ国の中で最も低いことが6日、国立青少年教育振興機構(東京)などが行った意識調査で明らかになった。トップは中国の79・3%で、米国63・6%、韓国63・1%だった。 機構は、日本の高校生について「大学受験の科目として関心が高まることはあるが、科学全体へ意識は薄まっており、理科離れは一段と進んでいる」と分析している。 調査は昨年9~12月、日中で各約1900人、米韓で各約1300人を対象に実施。科学への関心を「とてもある」「ある」など4択で聞いた。