去年の暮れ辺りから十代の女性を中心に大流行している「おそ松さん」 右向けどおそ松、左向けどおそ松。しまいにゃピエール中野までピエ松になるシマツ。もはや流行の域を通り越して社会現象、新興宗教、圧力団体、そんな様相を呈している。 今更おそ松さんがどれだけ流行しているかなど説明することはあるまい。好きな人もそうでない人も、嫌と言う程目にしていることだろう。 ところで、アニメと音楽は文化として近い位置にあると思う。特に主題歌はその楽曲・グループの命運を大きく左右する。 10代にもわかりやすい例で言えば、ユニゾンスクエアガーデンなんかはまさにアニソン界隈で一発大成功を掴んだ好例。タイバニとのタイアップを機に「オタクという程じゃないけどニコニコ動画やアニメとかを恒常的に見る」くらいの感度のファンを上手いこと抱き込んだ。ああいう所に滑り込めると、ライバルにバンド音楽が少なくなってくるから良い。消耗しない