■山崎拓のウソ、中川昭一と酒 国家にとって最高の機密性を保持しなければならない内閣総理大臣官邸の情報管理が疎かになっている。 菅直人総理は、自身の矛盾をつかれるのを恐れたのか、1日2回だったぶら下がりでの記者会見を1日一度に減らしてしまった。官邸の情報管理体制を立て直そうとしているのだろうが、このままでは厳しい。端的な例が秘書官から党職員の分まで、自民党時代の3倍、4倍の数のセキュリティカードを発行したことだ。官邸は人であふれ、現実に小泉内閣時代では信じられないような情報漏洩が起きている。 6月8日、菅内閣の組閣が行われた際、菅総理はこれまで官僚叩きで注目されてきた再任の某大臣に対して 「官僚とうまく付き合え」 と、指示したという。これまで「官僚は敵」という見方しかできず、官僚を細かいところまで縛りつけるため1500回もの大臣指示を出してきたこの大臣にとっては、総理の指示が相当シ