米国など海外の新聞社では、人工知能(AI)が記事を執筆する動きが広がってきているが、日本の新聞にも“AI記者”が書いた記事が載った。中部経済新聞は創刊70周年記念企画として、11月1日付けの紙面に、AIと人間が協力して書いた記事を掲載した。 中部経済新聞の過去記事から、テーマに即した数千文を学習データとして読み込み、人間が箇条書きで記載した記事の流れを元に学習データを自動要約。複数の記事候補を作成した。候補の中から読みやすい記事を人間が選び、大きな誤植、語尾などを人間が修正した。 記事は以下の通り。 「中部経済新聞」は昭和二十一年十一月一日、焦土とかした市街地にはなお瓦嘩の山がうず高く残る名古屋市内で創刊いたしました。価値観の大転換が迫られる中で、中部の産業経済が大きく立ち上がるためのオピニオンリダーとして経済新聞を発行する大きな目標を掲げての創刊だった。 当時は、どこへ行くにももっぱら2
今回から3回にわたり「Fintech」の分野におけるAI(人工知能)活用について、学びing株式会社の資産運用AI「巫(かんなぎ)」の取り組みを紹介します。 Fintechとはどんな分野か Fintechとは、平たく言うと「金融と情報処理技術が融合してできた新しい産業」のことです。すでにビジネスニュースなどで見かける頻度が高くなっているキーワードですが、Fintech自体は新しい産業であり、その定義や範囲も日々アップデートされています。 Fintechを構成する分野として代表的なものを列挙すると、次のようになります。 (1) ロボアドバイザー 人間の代わりにAIが資産運用を担当します。現在のロボアドバイザーでは投資信託の自動運用が主流となっています。 (2) 融資 AIの導入により、これまでに時間がかかっていた融資の審査が劇的に短縮されました。多様なデジタルデータを使って与信審査するテクノ
この画像、もーちょい大きいの無いのかなぁ…。 無理に拡大してもドットがガッタガタになっちゃうしなー。 あー、JPEG圧縮かけすぎて色壊れとる!修正めんどくさいー! こんなシーンで困った経験、誰にでも多少はありますよね。今回ご紹介するツールなら、その問題を完全にこの世から無くすことも可能… かも知れません。 画像をぶっ壊さずに、AIによる自動補完で美しく拡大してくれる無料ツール『waifu2x』が大幅にアップデート。リリース当時にはイラスト(2次元画像)オンリーだった仕様から 本格的に写真画像にも対応 し、精度もアップしてくれたのです。 ※リリースは7月くらいだったみたいですが waifu2xとは?つまり何をどーしてくれるツールなのか。 waifu2x 簡単に機能を説明すると、要するに『画像を拡大したときに足りなくなる色情報を人工知能が予測して補完。いい感じに拡大処理を実行してくれる無料オン
想像してみてほしい。スキルアップのために、学習したり訓練したりするだけでなく、他人の脳に接続して彼らの経験を直接利用できるとしたらどうだろうか。 人類にとっては、それはまだSFの中の話だが、人工知能(AI)搭載ロボット工学の分野では、複数のロボットが経験を共有することで訓練時間を短縮することが可能だ。Googleは最近、握持能力のあるロボットアームを用いてこれを実証してみせた。 6年前、Googleのロボット事業の当時のリーダーだったJames Kuffner氏が、こうしたタイプの技能獲得方法を「クラウドロボティクス」と名付けた。この方法は、データセンターと高速なネットワークにより可能になる分散型センサと処理能力の効果を認めるものとなっている。Kuffner氏は現在、Toyota Research Instituteの最高技術責任者(CTO)として、家庭用ヘルパーロボット実現に向けたクラウ
10月に入って特に興味を惹かれたニュースが2つあった。1つは Googleのハードウェア製品発表会で「Google Assistant」(音声で対話する人工知能:AI)の重要性が強調されていたというニュース。もう1つはその前々日にあったトヨタ自動車(以下、トヨタ)の小型ロボット「KIROBO mini」発表のニュースだ。 今回はトヨタが「コミュニケーションパートナー」と呼ぶKIROBO miniと、シリコンバレーの大手各社が開発に力を入れる「パーソナルアシスタント」とが、いずれ同じ土俵に上る日が来るのではないかという可能性について、それを考えるための材料をいくつか紹介させていただく(参照情報は記事末尾に記載)。 Amazon Echo/Alexaに話しかける一人暮らしの高齢者(WSJ) KIROBO mini発表のニュースはさすがに米国の媒体などでもいろんなところで採り上げていた。さすがに
おはようございます、飯野です。 タイトルそのままです。今か今かとリリースが心待ちにされていたユーザーローカルチャットボットフレームワークが一部ユーザー向けに公開されました。 正式なリリースはまだなようですが、実際にLedgeでもフレームワークを使ってbotも作ってみたので、使ってみた感想や特徴など、まとめてみます。 ユーザーローカルが満を持して放つチャットボット作成プラットフォーム 一足先にユーザーローカル人工知能APIは公開されていたのですが、使用するためにはプログラミングが必要不可欠でした。非エンジニアからするとハードルが高かったと思います。 今回のフレームワークはプログラミング無しでチャットボットが作れるようになっています。 「プログラミング無しでチャットが作れる」サービスは国内でもちょいちょい見るようになったんですが、このタイミングでリリースしてきたこともあって、他のサービスにはな
本連載では、しばらく米アップルの「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」に関する話題が続いた(関連記事:ヘッドホン端子なしの問題は夜起こる、iPhone 7と過ごした1週間)。そんな中、米国のIT業界でAI(人工知能)に関する大きな動きがあった。 AIへの取り組みに積極的なテクノロジー業界大手5社グーグル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、そしてIBMは、2016年9月28日(現地時間)に「Partnership on AI」 を設立することを明らかにした(関連記事:Google、Facebook、IBMなど米技術大手がAI研究でタッグ)。 これまでAIは、大手企業によってそれぞれ研究開発が進んでいた。新組織は、ユーザー側も含めた業界団体として、AIの利活用を最良の状態で実現するために動くという。企業の垣根を越えて、倫理や法制度への働き掛けを進め、AI活用の
Appleの音声アシスタント機能「Siri」の誕生に関わった開発者らにより、かねてより開発されていた新しい音声認識システム「Viv」がようやく完成し、まもなく発表されるものと見られています。Vivは「複合的な質問を理解する」「多くのアプリを実行可能」など、Siriをはるかに越えるAIを備えているとのこと。 Siri’s creators say they’ve made something better that will take care of everything for you - The Washington Post https://www.washingtonpost.com/news/the-switch/wp/2016/05/04/siris-creators-say-theyve-made-something-better-that-will-take-care-of-
~製造装置に取り付けたセンサーから故障のパターン・時期を予測~ 株式会社グリッド(本社:東京都港区、代表取締役:中村 秀樹)は、今後急増する産業用IOT向けに、製造装置の故障を予知する人工知能(AI)を開発し、故障予知システムを2016年2月より本格的に提供する事を発表しました。 ■センサーから集まる膨大な情報を人工知能(AI)で処理 すでに一部の製造業では、製造装置にセンサーを付けて、機械の情報を集める取り組みを開始しています。しかし、装置から収集されるデータの中から、故障の予兆や異常のパターンを見つけだす事は難しく、センサーの数が増えれば増える程、データ解析の難易度が上がり、多くの企業が有益なパターンを見つけ出す事が困難でした。 そんな中、グリッドでは人工知能(AI)を活用し、膨大なデータの中から故障のパターンや、部品が壊れる時期を見つけだし、機械が異常な動きをする事を未然に防ぐ事で、
数々のスタートアップに投資を行うベンチャーキャピタル「Yコンビネータ」が世界をけん引する人物にインタビューを行うHow to Build the Futureシリーズに、SpaceXやテスラといった革新的な企業を率いるイーロン・マスク氏が登場し、今の社会が取り組むべき課題や、AIとヒトの共存という概念について語っています。 This interview with Elon Musk is from Y Combinator's How to Build the Future series http://www.ycombinator.com/future/elon/ インタビューはまず「今の世界に存在する5つの問題があるとすれば何ですか?」という質問からスタート。マスク氏が最初に挙げたのは「AI(人工知能)」で、「AIが近い将来の時間軸の中で、最も人類に影響を与えるものになるでしょう」と発
9月は例年、Appleが新しいiPhoneを発表し、合わせて新しいiOSをリリースする月です。一説によると、次期iPhoneの発表イベントは9月7日だとか。だとしたらもう、あと10日しかありません。 Appleは新製品やサービスの発表が近づくと、お気に入りのジャーナリストご指名で、「インタビューさせてあげる」ことが多いです。米国では、Recodeのウォルト・モスバーグ氏やFast Companyのリック・テッツェリ編集長、Backchannelのスティーブン・レヴィ氏などが常連となっています。 さて、今週前半にそのレヴィさんが「iBrain is Here」というタイトルのApple幹部インタビュー記事を公開しました。 インタビューのお相手は、おなじみの明るい上級副社長コンビ、エディ・キュー氏とクレイグ・フェデリギ氏、フィル・シラー上級副社長に加え、Siri(企業の方)の共同創業者で今もS
花屋で働いている人や、フラワーアレンジメントなどをやっている人を除けば、目に入る花の名前をパッと言えるという人は少ないのではないだろうか。 バラやユリなど大まかな種類はわかっても、なんという名称のユリなのかはわからない−。 そんな時に使えるのがスマホアプリの「Blippar」。カメラを起動して花にかざすだけで、名称や種類(属)、自生地などの情報を案内してくれるというものだ。 ・被写体の情報が満載 人工知能(Artificial Intelligence)とコンピュータービジョンを活用し、スマホのカメラで花を捉えると、たちどころに情報が表示される。 バラはバラでもどういう種類のバラなのかという情報はもちろん、どういう環境でよく育つのか、そして語源の説明まで、ちょっとしたミニ知識を得ることができる。 ・単語による検索より素早く この画像による検索は、目の前のものの名称がわからない時に重宝する手
世界トップレベルの囲碁棋士を負かし、電子メールの返信にも利用されているGoogleの人工知能(AI)ソフトウェアが、「iPhone」向けにリリースされる。 Googleは米国時間6月6日、AppleのiPhoneや「iPad」に搭載されるソフトウェア「iOS」のサポートを追加したTensorFlowの初期バージョン(バージョン0.9のリリース候補版)を公開した。TensorFlowは、人間の脳細胞と同様の方法でコンピュータにデータを処理させる「ニューラルネットワーク」ソフトウェアで、コンピューティング業界に旋風を巻き起こしているAIの主要基盤である。 TensorFlowを搭載すればiPhoneのIQが直ちに上昇するというわけではないが、そのニューラルネットワーク機能は、さらに洗練されたアプリにつながるものだ。GoogleやTensorFlowを利用するその他の企業から、そのようなアプリが
機械学習などの技術の進歩によって、特徴量の抽出が可能になり特徴量個人の検索データ、行動データを蓄積し、そのデータを使って最適な作業を機械でできることが増えたきた。さらに、テクノロジーの進化により自分で考えて話すことができるPepperやパーソナルアシスタントSiri、Google Nowが活躍できる場が増えてきている。 便利にはなるものの、仕事面で考えると進化する人工知能は将来、わたしたちの仕事を奪ってしまうのではないだろうか?もし人工知能が自分の部下として配属される時代がきたら、自分はどのように指示を出し一緒に働くのであろうか? 前回は人工知能はどこまで進歩しているのかについて紹介した。今回は実際に人工知能を使ってどこまでできるようになっているか、ビジネスマンであるわたしが調査し、理解した基本的な概念を中心に紹介する。 人工知能(AI)のできることとは?歴史から学ぶ現状と未来予測 1.「
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