2013年4月26日 金スマ波瀾万丈 佐村河内守~全ろうの孤高の作曲家が紡ぐ闇の音その1はこちら 結婚の翌年、佐村河内氏の弟が亡くなりました。 弟には婚約者がいました。 葬儀の時、 婚約者の両親から、いつも素直に返事をしてくれる子だったが、 兄には、作曲家になる、という夢を追い続けてほしい、きっと実現する。 それまでは佐村河内家は自分が守っていかなければいけないので、 婿養子の話を断った、と言われたそうです。 弟の死から一週間後、 突然耳鳴りが起こって左耳がよく聴こえなくなりました。 その後も左耳の状態は悪化し、 光が目に入るだけで偏頭痛の発作が起こるようになり、 一日中カーテンを閉めきった暗い場所で生活するようになりました。 右耳も聴力が低下し、診察を受けた耳鼻科では「突発性難聴」と言われます。 作曲家として自分には時間がないと考えた佐村河内氏は、 後世に残せる交響曲を作曲するために、音