ソニーが8年ぶりにミラノ・デザインウィークに戻ってきた。トルトーナ地区でインスタレーションを展示。デジタル技術と日常生活の融合の提案がおもしろかった。「隠された感覚(Hidden Senses)」と題した展示について、ソニーは「当たり前の日常に非日常の驚きを」と謳う。 ヴィア・サヴォナにある広いスパツィオゼーニャを使ってのインスタレーションは、5つの展示から構成されていた。その名も①「ECHO」②「UNDER THE LIGHT」③「TACTILE OBJECTS」④「ABSTRACT ELECTRONICS」そして⑤「DAY & NIGHT」。5つの“部屋”を順番に回りながら、ソニー(とソニーデザイン)による新しい技術と、それを使ってのライフシーンが体験できるようになっているのだ。 ①「ECHO」(エコー)はついたての間を歩く。そしてひとつを軽く叩いてみるように係のひとにうながされる。自