松の内も明けやらぬ1月5日に入団記者会見をした福留と和田監督。「(大阪のPL学園や社会人野球の日本生命でも)プレーしたことがある関西なので、すんなり入っていけると思いました。(中略)福留が入ってマイナスになったと言われないように頑張ります!」とコメントした福留。 そもそも、批判の矛先が違っているような気がする。 大補強を成功させた阪神タイガースのことだ。 阪神はこのオフ、メジャー帰りの西岡剛(元ツインズ)、福留孝介(元ホワイトソックス)を獲得。さらに、弱点である捕手にオリックスから日高剛をFA補強した。新外国人選手のコンラッドを加え、昨季限りで引退した金本知憲と城島健司の抜けた穴、得点力不足にあえいだ攻撃陣への強化に盤石の態勢を整えているかに見える。 昨秋のドラフトでも、甲子園のスター、藤浪晋太郎と北條史也の両獲りに成功。Bクラスに沈んだ阪神のストーブリーグは充実していたといえる。 だが、