日本AMDは、5月19日に組み込み製品における事業展開に関する説明会を行った。米AMD本社 組み込み製品ディレクターのカマル・クーリ氏は、同社が組み込み市場で注力する領域とその理由について説明している。 クーリ氏は、説明会冒頭で「AMDは変革しつつある」と述べ、AMDが新しく注力する“アタックマーケット”と呼ぶ重要分野を紹介し、将来はAMDの売り上げ構成のうち約半分をこの新しい市場で創出するという目標を掲げた。 クーリ氏は、このアタックマーケットが生みだす規模が91億ドルに達するとし、また、このマーケットで対象となる機器は2憶3200万台に上るという。その中で、AMDが製品を投入するのはローエンドのコントローラではなく、高性能高機能なハイエンドラインアップになる。AMDの予想では、2017年までに、組み込み市場におけるプロセッサは、その83%がARMとx86系モデルで占めるようになるとクー