小笠原諸島・西之島の沖合に火山活動によって新たに形成された島は、当面の間、存在し続ける見通しだと、科学者らが10日、述べた。浸食にも数年間は耐えられるという。映像は1日に撮影されたもの。海上保安庁提供。(c)AFP 2013年12月10日
小笠原諸島の西之島付近に新たに出来た島は、活発な噴火活動によって次第に大きくなり、4日の時点で面積は東京ドームのおよそ1.2倍になっていることが海上保安庁の分析で分かりました。 小笠原諸島の父島の西、およそ130キロにある西之島の南東の海上では先月20日、およそ40年ぶりに噴火が確認され、新たに島が出来ているのが見つかりました。 当初、島の大きさは北西から南東に200メートル北東から南西に100メートルの楕円形をしていましたが次第に大きくなり、海上保安庁が4日行った観測では東西300メートル南北260メートルの台形に近い形になっています。 分析の結果面積は5万6000平方メートルと発見当初のおよそ3.7倍、東京ドームのおよそ1.2倍になっていることが新たに分かりました。 また、赤外線を使って島の表面温度を捉える特殊なカメラで撮影した画像では溶岩が流れ出た部分が島の東側と南東側、それに南西側
先月、フィリピンを襲った台風による被害の実態を明らかにするため、日本の専門家などによる調査が始まり、高潮を目撃した人の証言に基づいて詳しく調べたところ高さは5メートルに達していたことが分かりました。 専門家は世界でも最大級の高さだとしてしています。 先月、フィリピン中部を襲った台風では猛烈な風や高潮で、これまでに5759人の死亡が確認され1779人が行方不明になっています。 被害の実態を明らかにするため、早稲田大学や東京工業大学の専門家、それにフィリピンの研究者などで作る調査団は、壊滅的な被害を受けたレイテ島の中心都市タクロバンで5日から調査を始めました。 沿岸の空港では、高潮が襲ってきた際に建物の中にいたという職員から「2階にあるエアコンの室外機の下まで海水が押し寄せ、1時間に渡って引かなかった」という証言を聞き取り、その場所の海面からの高さを調べたところ高潮の高さは5メートルに達してい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く