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批評に関するMeat_eating_orchidのブックマーク (22)

  • 『社会は存在しない』限界小説研究会編 - logical cypher scape2

    サブタイトルに「セカイ系文化論」とある通り、セカイ系評論集となっている。 「何を今更セカイ系なんて」と思う向きにも、ちょっと立ち止まってもらいたい。 これは、セカイ系と称されてきた作品について論じる、というわけではなく、セカイ系という概念がどこまで使えるのかということをテストしているなのである。 では、何故そのようにしてセカイ系という概念をテストしなければならないのか。 そもそもセカイ系というのは、90年代後半からゼロ年代初頭にかけてのオタク的作品に見られた傾向に対して、揶揄的につけられた呼称である。ところが、ある時期までには軽蔑的なニュアンスはある程度まで薄れて、いわゆる「時代のリアル」を映している言葉として使われるようになっていった。 例えば、印象派という言葉もまた、揶揄的につけられた呼称であった。 セカイ系を印象派に喩えてみる、というのは、「何故今更セカイ系なのか」という問いに答え

    『社会は存在しない』限界小説研究会編 - logical cypher scape2
  • 笹の葉ラプソディの演出小話 - subculic

    アニメーション, 涼宮ハルヒの憂ようやく『涼宮ハルヒの憂』の新作が放送された。作画に関しては西屋太志、演出は武康弘による新体制。文字通り「新生ハルヒ」だった訳ですが、基的には旧シリーズと同じく水平構図が多く、Fix(固定)中心の画面作り。Fix主義で有名な山寛がシリーズ演出をしていた旧シリーズの名残かなと思ったのですが、要所ではカメラワークも。個人的にはナメ・越し構図の頻用が気に掛かった。会話シーンにおける切り返し・リバースショットを多用していた所為もあるのだけど、それにしても目立つ。この時点では、武さんってこんなにナメや切り返し使う人だっけなと考えてしまった。キョンと過去ハルヒの対話シーンにおける演出今回、最も目を注いだのは階段に座るキョンと過去ハルヒの対話シーン。ここを語りたいが為に書いてます。この対話シーンは頭の50秒、3つの構図だけで回している。狭義での同ポ(同じカメラ

    笹の葉ラプソディの演出小話 - subculic
  • 解答:アニメが総合芸術だから - まっつねのアニメとか作画とか

    グダさんの http://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/20090504/1241368489#c を経由して 設問;アニメ感想はなぜ批評に近くなるのか (http://d.hatena.ne.jp/zsphere/20090501/1241145763) に応えてみた。 (ちなみにこの問題についてグダさんを例にあげるのは不適当です。 なぜならグダさんはガンダムの専門家みたいなものだから。 富野に対してグダさんよりシンクロしてる人はそういないでしょう。 だから「ガンダム周辺」に限ってはまさしく評論家レベルなので、評論して普通) さて、答えはタイトルの通り、 「アニメが総合芸術だから」 です。 これにはポジティブな面とネガティブな面とがあります。 まずポジティブな方から ★アニメは話題にすべき要素が多すぎる。 まあそのまんまです。 ラノベならストーリーについてだけの感想

    解答:アニメが総合芸術だから - まっつねのアニメとか作画とか
    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/05/08
    小説だと基本的に作者は一人だから「作者の意図」が過剰に重要視されそのカウンタとして「作者の死」が出て来たが、アニメの「作者」は複数なのでそれ以前の状況だ、と。そこに安住してちゃダメだと思うけどなぁ。
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  • 源静香さん(63)の独白 - C plus M

    フェミニズム今はもう平気で観れますけれど、あの連載が始まった時は、心の底から怒りが沸き上がって来ましたね。あんな風に勝手に私の名前を使われるなんて、思ってもいませんでしたから。武さんが自分の少年時代のことを漫画で描くつもりらしい、というのは聞いていましたけれど、ああいう形で私たちのあの時代が描かれるというのは、正直ショックでした。すぐにのび太さんとスネ夫さんに連絡を取ったのですが、のび太さんはただただ驚いているという様子で、スネ夫さんは連絡が取れない武さんに対して怒りを抑えられないという感じでした。それは私も同じ気持ちでしたので、その後も何度か武さんに連絡を試みましたが、一切つないではもらえませんでした。それから1年も経たないうちに、スネ夫さんが自殺したという連絡をもらって、当にやりきれない思いで一杯になりました。その時わたしは既に独り身でしたので、子供もいませんし、同じマンションの住人

    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/04/21
    すごいものを読んでしまった……
  • ■ポエム化するアニメ■ - 550 miles to the Future

    メガミマガジン 5月号 発売中 ●声優さんインタビュー 内容に関しては、ノーコメント。 一応、スケジュールさえ合えば、こういう小さな仕事も請けてます、ということで。 ■ 怪作『空を見上げる少女の瞳に映る世界』の最終回で、画面では壮大なエフェクト・アニメーションが展開しているのに、主人公の少女のモノローグだけで物語やテーマが「解説」されるのを聞いて、失笑した。「私たちの未来が」とか「信じる気持ちが」とか……まあ、OVAの再編集モノだし、話がまとまらなかったのかな、程度に思っていた。 ところが、『とらドラ!』『ガンダム00』の最終回を見て、モノローグで「思い」を説明するのが、ひょっとして流行ってきているのかと不安になった。 キャラクターが意志表明しないと、お話が終りづらくなってきている。そういうアニメが増えた、というより、そうしないと分からない人たちが増えてるんじゃないだろうか? 『とらドラ!

    ■ポエム化するアニメ■ - 550 miles to the Future
    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/04/12
    少女漫画やケイタイ小説に多いという印象 >ポエムっぽいモノローグ
  • 佐藤亜紀 日記: 2009.3.29

    ごく一握りの誠実で有能な方を除いて——と言うことにしておこう、皆無と言う訳じゃない——現在日で文芸評論家として活動している人間は、概ね二種類に分けられる。チキンと、無能者だ。まあ文芸評論などというのは小説以上にえないから、出版社のお覚えを損なわないよう、業界の爪弾きにならないようチキン化するのは理解できないこともない。しかし無能者と言うのは! 読解し論じるスキルなぞ努力次第で使える水準まで上げることも出来ように、それを怠っているというのは、これはもう犯罪である。 だから文芸評論は使えないと作家に言われるのだ。チキンや無能者の評論を反省の種にする馬鹿はいない。評論と実作の間の良きフィードバックなぞ、勿論望むべくもない。 では仲俣暁生氏はどちらであろうか。ブログに載せていた2009年のベストを見る限り、チキンであることはほぼ間違いない。立派な御用評論家ぶりだ。ではスキルの方はどうか。 20

    佐藤亜紀 日記: 2009.3.29
    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/03/30
    はっはっは。ぼろくそ。
  • 【断層】呉智英 それ、いつの時代の話? - MSN産経ニュース

    何年か前になるが、人気女流作家桐野夏生の『グロテスク』を読んで、評判倒れのつまらない小説だと思った。話が長いだけで内容は凡庸、その上日語がしばしば間違っている。これを読んだのは、辛口の文芸評論家福田和也が絶賛していたからだが、どうも福田は美人には大甘のようだ。もう桐野なんか読まんぞと思っていたが、たまたま「週刊新潮」三月五日号を手に取ると桐野が『ナニカアル』を連載中だ。ざっと読んだが、これが前にもましてひどい。 『ナニカアル』の主人公は小説家林芙美子。時代は昭和十七年、戦時中だ。林はこう独言を言う。「誰かが起き出して来たら、トイレに行く、と言うしかなかった」。少し後で、一夜の恋人酒井も「トイレに行って、帰って来た振りをして」と、これははっきり声に出して言う。 昭和十七年に「トイレ」なんて言葉があったか。便所、御不浄、手洗い、だろう。英語は敵性語だぜ。「トイレ」が広まったのは昭和四十年頃か

    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/03/18
    雪隠とかはばかりとか…etc. 編集者仕事しろ
  • 絓秀実 - Wikipedia

    この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "絓秀実" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2015年10月) 新潟県小千谷市出身。小千谷市立東小千谷中学校、新潟県立長岡高等学校卒業。代々木ゼミナール(世田谷寮)を経て、1969年学習院大学文学部哲学科に入学(後に中退)。 「日読書新聞」編集長、「杼」編集員。1978年4月からサンリオ出版部アシスタント・エディターを務めたが、組合闘争のため、同年10月6日に解雇される[1]。 コーネル大学客員研究員(1990年9月から1年間)及びコロンビア大学客員研究員、日ジャーナリスト専門学校専任講師(1998年3月迄)を経て、20

    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/03/15
    恋愛無罪w どこまで本気なんだろw
  • 空を見上げる少女の瞳に映る世界 9話(最終回) - TinyRain

    見た後に頭の中が真っ白になってしまった、燃え尽きたというのはこういうことか(違 えっと、どう言っていいか分からないんですが、えっと、まず何がどうなったのか誰か説明して! とりあえず今期の「皆から愛されるワーストネタアニメ賞」は禁書*1だなとか思ってた僕はムント様舐めてました、当に申し訳ございません。まさか最終回でキスダムと並ぶ格の違いを見せ付けられる事になるとは。 アクトの正体が「人の心」で、アクトの循環が「互いに信じ合う」事で、ユメミを凍らせるのが「心を凍らせる」メタファで、物語の結論で言えば「少女の純真は世界を救う」という内容だったのだろう。が、それでも最終回に何が起こったのかが良く分からない。色んなメタファが含まれているのは分かるんだけど、その要素同士がどう繋がっているのかが、あの説明だけではサッパリ分からない。何故にユメミだけそんなに力持ってたの? あれで循環が起こるんだったらム

    空を見上げる少女の瞳に映る世界 9話(最終回) - TinyRain
    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/03/13
    へえ、とある魔術よりも下があったのか
  • 『ヤッターマン』には困った: たけくまメモ

    三池崇史監督の実写版『ヤッターマン』を見てきました。見たら、感想を書こうと思っていたのですが、正直、困りました。 http://www.yatterman-movie.com/ ↑実写版『ヤッターマン』公式サイト 三池崇史は好きな監督です。俺と同い歳ですが、年に5~6は監督すると言われる通り、すでに膨大な作品があって、すべてを見たわけではありませんが『極道恐怖大劇場・牛頭』は映画史に残る傑作だと俺は思いました。 アウトローを主人公にしたハードボイルドな娯楽作品が多いですが、ノリが良すぎる演出で暴走することが持ち味で、ひとたび暴走するとあり得ない超現実的な領域にまで突っ走るので、カルトなファンも獲得している監督です。時に「やりすぎ」と思えるサービス過剰な演出が、マンガ的だったりアニメ的だったりするので、『ヤッターマン』のオファーも来たのでしょう。 三池監督はかつて『ゼブラーマン』という「ヒ

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    Meat_eating_orchid 2009/03/13
    つまり、しらふでは見るに耐えない、と
  • 自分が好きなものの欠点を認めよう。 - Something Orange

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    自分が好きなものの欠点を認めよう。 - Something Orange
    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/03/11
    ディックファンでも『ヴァリス』を完成度の高い完璧な作品だと思ってる人はいないはず
  • ■NHK BSアニメ夜話『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』 - ★究極映像研究所★

    BSアニメ夜話 09.2/26(木) 24:00~24:55 第三夜「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」(2002-3年 監督・神山健治) 後藤隆幸(作画監督)/田中敦子(声優・草薙素子役)/松嶋初音(タレント)/宮台真司(社会学者)/岡田斗司夫(作家)/氷川竜介(アニメ評論家) かなり期待していたのだけれど、いまいちな出来。 最近、なんかアニメ夜話って低調な印象。マンガ夜話に比べると、どの作品も賛美する形になっているのがつまらない原因か。マンガ夜話での夏目房之介やいしかわじゅんのような批評するスタンスの人がいないのが原因かも。 アニメは、評論分野が漫画に比べて遅れている、ということなのだろうか。 SACは、社会学的な視点で、ずいぶん面白い分析ができるように思うけれど、宮台真司氏の言説も突っ込み不足。 番組の最後で、「社会の中の正義と悪の混沌としたしかたなさの海の中で生き

    ■NHK BSアニメ夜話『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』 - ★究極映像研究所★
    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/03/06
    宮台の「私は映画評論家でもあるのですが」発言に笑ってしまった。確かになにか書いてるけどw
  • ★ 電脳ポトラッチ: GUNSLINGER GIRL

    GUNSLINGER GIRL ● 今さらだけど「ガンスリ」( GUNSLINGER GIRL/相田裕 )を読んだ。 「ローティーンの女の子が暗殺者になり、“ご主人様”の命令に忠実に人を殺していく」という「ニキータ」風の基設定はネットレビューで知っていたのだけど、「どーせそんな設定は子供とエッチするための言い訳なんだろ。殺人のお仕事の後はベッドでも忠実にご奉仕ってパターンだろ。パンチラとかブルマとかウザいサービスシーンの連続なんだろ」と思い込んでいた。 表紙が思いっきり「萌え絵」で、掲載誌も萌え系の雑誌なので、わたしのこの先入観も無理はないと思う。 しかし、ある人に、「女の子の絵は萌え系だけど、エロシーンは皆無だし、政治の話とアクションばかりでハードな内容だよ」と教えられたので、それじゃあと読む気になったわけです。 そしたらこれが面白いじゃないか。萌え系というよりむしろ、子供を大

    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/02/18
    あれだけ苛烈にレイプ・ファンタジを批判してたひとがガンスリは評価するのか。宇野常寛を読んだらどういう感想を抱くんだろうか。
  • 池田雄一 (文芸評論家) - Wikipedia

    宇都宮市生まれ。法政大学文学部日文学科卒業。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻除籍。学部5年目に書いた「原形式に抗して」(『群像』1994年6月号所収)が1994年に第37回群像新人文学賞評論部門優秀作。市川真人らとともに「早稲田文学」編集部に参加。 東工大大学院では井口時男の研究室に所属していたが、井口の信条により師弟関係という表現は排している[1]。 講師を勤めていたカルチャーセンターの元教え子に小説家の松波太郎や詩人のni_kaがいたことが松波の『カルチャーセンター』内で語られている。 文學界の「新人小説月評」を1999年下期と2004年下期と2012年上期の3期担当した。 2005年12月20日に起きた早稲田大学戸山キャンパスでのビラ撒き不当逮捕に対する抗議活動の呼びかけ人としてこの活動に深く関わっているが、この活動と早稲田大学文学部非常勤講師の契約終了との関係は

    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/02/11
    引用「『「知」の欺瞞』の書評(『文學界』2000年9月号)での「ドゥルーズらがやけくそになる気持ちが分からないのか」という一節から、小谷野敦がポストモダニズムを「やけくそ哲学」と命名した」
  • 旧惑星開発委員会 コンテンツ・リンク集

    ゼロ年代の想像力やPLANETSで最近になって惑星に興味を持ったけど旧サイトが見れないorいちいちURL直すのが面倒くさいという人のために。 旧惑星開発委員会は宇野常寛(善良な市民)さんが大学生のころ趣味で運営していたサイト(2002~2003年)です。 ・惑星開発大辞典リンク http://anond.hatelabo.jp/20071031195955 ・善良な市民のオタク歴史 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 番外編 ベンヤミン事件1 ベンヤミン事件2 ベンヤミン事件3 ・善良な婦女子の不定期エッセイ 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 ・月刊クロスレビュー ガンダム 押井守 ガイナックス 宮崎駿 ジャパニメーション ジュニアノベル前編 ジュニアノベル後編 大月アニメ 角川マンガ 富野 ・妄想ゲーム企画

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  • 【断 宮崎哲弥】死刑論議の最前線 - MSN産経ニュース

    法務省が執行された死刑囚の氏名を初めて公表したり、ニュージャージー州でいったん復活した死刑制度が再度廃止になったり、死刑関連の報道が続いている。 そうした情勢の変化に応じて、「死刑の正当性」をめぐる、より根源的な議論が求められている。 そんななか『SAPIO』(小学館)12月12日号の特集「『21世紀の死刑』大研究」は時宜にかなったものだった。 就中(なかんずく)、私が驚いたのは、慶大法学部の駒村圭吾教授の論考だ。 駒村氏は憲法学、とくに人権法を専門とする学者である。失礼ながら、憲法三六条の残虐な刑罰の禁止などを持ち出して、即刻廃止を声高に唱えるのではないかとの予断を誘う立場である。 然るに、この論考の趣旨はまったく異なる。 駒村氏はまず自然権(人間が国家成立以前に持っていた自由)のなかに報復権が含まれ得ることを認める。 しかし、報復権は国家の成立によって、個々人から奪われてしまう。「万人

  • 日本の純愛史 11 『ノルウェイの森』と純愛論争 -80年代(2) - ohnosakiko’s blog

    テレビドラマでは九十年代に純愛ものが続々と出てくるがその数年前、小説の「純愛物語」があった。八十七年バブルの絶頂期に出てベストセラーとなった、村上春樹の『ノルウェイの森』である。 帯の文句は「限りのない喪失と再生 今いちばん激しい一〇〇パーセントの恋愛小説!!」(上巻)、「激しくて、物静かで、悲しい、一〇〇パーセントの恋愛小説!!」(下巻)。 九月に発売されるやたちまち話題となり、年末にかけてどこの書店にも赤と緑の上下二冊が目立つ場所に平積みにされ、まるで「クリスマスプレゼントには恋人にこれを贈れ」と言わんばかりだった。当時、女性雑誌にも軒並み取り上げられ絶賛されていたので、当に恋人にプレゼントした人もいたであろう。 九十年代に入って文庫が出た時のフレーズは、「あなたの一番大切な人へ贈ってください」。 中身は、三十七歳の「僕」の回想である。 六十年代末、大学生だった「僕」の親友キズキが

    日本の純愛史 11 『ノルウェイの森』と純愛論争 -80年代(2) - ohnosakiko’s blog
    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/01/28
    あれ? こんなひどい小説だったっけ
  • ノーベル文学賞の日 - 内田樹の研究室

    今日はいよいよノーベル文学賞の発表である。 村上春樹氏ははたして今年ノーベル文学賞を受賞するであろうか。 物理学賞、化学賞と立て続けに日人受賞者が輩出しているので、今年は「日イヤー」になるかも知れない。 というわけで、新聞社から「村上春樹ノーベル文学賞受賞のコメント」の予定稿を求められる。 今回は S 新聞、K 新聞、Y 新聞の3紙から求められた。 S 新聞には過去2回書いているので「三度目の正直」。 私のような門外漢に依頼がくるのは、批評家たちの多くがこの件についてのコメントをいやがるからである。 加藤典洋さんのように、これまで村上文学の世界性について長期的に考えてきた批評家以外は、村上春樹を組織的に無視してきたことの説明が立たないから、書きようがないのである。 だが、説明がつかないから黙っているというのでは批評家の筋目が通るまい。 批評家というのは「説明できないこと」にひきつけられ

    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/01/27
    うわぁ……これはひどい。ノーベル文学賞の権威を借りて論敵を恫喝するなんて、あなたの批判してきた日本人の「ローカル」な振る舞いの最たるものものじゃないですか。見損なったね。
  • 資料庫 金光翔「<佐藤優現象>批判」(『インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載)

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