給食費未納にはオカズ抜きで対抗!水とパンだけ イタリア北部モンテッキオ・マジョーレ市は22日、保護者が長期間にわたって学校給食費を未納にしている小中学生9人に対し、給食からおかずを除き、サンドイッチと水だけを出す措置を取った。教師らは「子供に罪はないのに非情」と市を批判した。同国主要メディアが23日伝えた。 この日の献立にはパスタ、ハンバーグ、サラダ、フルーツなどもあり、同情した同級生らがおかずを分け与えたという。未納に対し、同国では保護者の財産差し押さえが行われてきたが、こうした措置は異例。 おかず抜きとなったのは、同市にある複数の小中学校の9人で、うち7人が移民の子供。最長で2002年から1食約4ユーロ(約480円)の給食費を払っておらず、市側は「支払いを免除している低所得世帯ではないのに、払っていない」と強硬策に踏み切った。 同市では昨年9月の会計検査で、未納総額が約15万50