国内ニュースの記事一覧です。政治、社会や災害、事件、事故など、新聞・通信社が配信する最新記事のほか、動画ニュースや雑誌記事まで、話題の国内ニュースをまとめてお届けします。
“平成最後の仮面ライダー”『仮面ライダー ジオウ』の放送に合わせて、小学館の『てれびくん』編集部が、“大人向け”に『平成仮面ライダー超全集BOX Vol.1』の注文を受付けている。同書はネットの申し込みシステムを活用した「完全受注生産」となる見込みで、大手出版社としても珍しい事例となる。その内容も、達成注文数が上がるほど新規企画が追加されて内容が豪華になっていくというユニークなもの。本作りの新たな手法へのチャレンジとなっているが、大手取次のトーハン近藤社長も「受注生産は業界として必然の流れ」と発言するほか、KADOKAWAも紀伊国屋との独自流通の取組を行うなど、近年は従来の本の流通に変化の兆しも。そんな中、小学館で行われている“完全受注生産”について、同企画の仕掛け人・こどもデジタル室の水野隆氏に、新出版システムの活用の狙いや「明るい影響しかない」と語るその可能性について話を聞いた。 1万
By Arslan 既存の出版会社を通さず、Amazonのオンデマンド出版サービス「CreateSpace」で自己出版した書籍がフランスの文学賞「ルノードー賞」の候補に選ばれました。まさに新たな出版の形を予感させるできごとであるわけですが、これについてフランス全土にある独立系の書店を代表する団体が、賞を運営する団体とAmazonに対して抗議の声を上げています。 SLF : Syndicat de la librairie française | Le SLF alerte les jurés du Prix Renaudot sur les conséquences de la sélection d'un livre autoédité par Amazon | http://www.syndicat-librairie.fr/le_slf_alerte_les_jures_du_pri
高知県立大学永国寺図書館の蔵書の除却について このたびの報道につきまして、県民の皆様の知的財産である公立大学図書館の蔵書を管理する立場にある大学として、除却に際しての配慮が十分でなく、多数の図書を焼却するに至ったことについて、お詫びいたします。 永国寺図書館の蔵書の除却については、平成29年4月の新図書館への移転に向け、平成25年度以降、約4年にわたり慎重な討議を重ねてまいりました。しかし、結果としては多くの本を焼却してしまうこととなり、このことについては、より細心の注意を払う必要があったものと深く反省しております。 本学の蔵書は、歴史的には高知女子大学、高知短期大学、旧高知女子大学保育短期大学部の図書を統合しつつ、このたび高知工科大学の一部の図書を含めたものであり、永国寺キャンパスの整備にあわせて新図書館を新しく開館いたしました。この新図書館は、広さを約1.5倍としたうえで、旧図書館には
本日「群像」8月号が発売され、「群像」6月号に掲載された北条裕子氏『美しい顔』に関して、石井光太氏の著作『遺体 震災、津波の果てに』を参考にしながら、参考文献として未掲載だったとの説明、及びそれに対する謝罪がなされました。また、本来であれば「群像」6月号に掲載されるべきだった参考文献一覧も、あわせて掲載されました。 ここに至るまでの経緯の概要をご説明いたします。現在も協議は続いているため、やり取りの詳細などは控えさせて頂くこと、ご了承ください。 5月7日発売の「群像」6月号で上記の問題が生じたことを認識した講談社から、5月14日にまずは石井光太氏へ、両作品を比較した類似箇所のリストの提示、それを元にした事情説明と謝罪がありました。また『遺体』の版元であり、石井氏の代理人である弊社には、5月29日に同様の事情説明と謝罪がありました。29日の協議で、代理人である弊社が講談社に要望した主な点は以
谷崎潤一郎に「饒舌録」という文芸時評があって、芥川龍之介との間に「小説の筋論争」を巻き起こし、芥川の死期を早めたのではないかとまで言われた。「掘り出しものをするとか、隠れたる天才を発見するとか云うようなことが、批評家としての任務でもあり、またその虚栄心を満足させる所以(ゆえん)でもあろうが」と皮肉混じりにその効用を認めながら、「矢張り文芸物の鑑賞は、それが発表された時より多少の時日を置いてからの方がいいような気がする」と言う。 それでも、そうした「責任や野心」を超えて訴えてくる新人の小説に出会ったときの喜びは何ものにもかえがたい。今月の文芸時評は、群像新人賞受賞作・北条裕子「美しい顔」で埋め尽くされるだろう。名の通った他の作家の作品もすべて色あせて見える。 「青年はジーンズをはいていた。青みの強いジーンズだった。ジーンズはそろーりそろりと動き、止まる。そしてシャッター音。」。恋愛小説かなと
◇新曜社「十数カ所似た表現がある」 芥川賞候補になっている北条裕子さん(32)の小説「美しい顔」の文章の一部が既刊本と類似している問題で、新曜社(東京都千代田区)は2日、同社刊の「3・11 慟哭(どうこく)の記録」と十数カ所似た表現があると指摘し、「誠意ある対応を求めたい」「開かれた議論が求められている」などとコメントした。 「3・11」は東日本大震災被災者の手記。新曜社によると、手記とほぼ同一の文章もあった。「美しい顔」は被災地の女子高校生が主人公の小説で今年の群像新人文学賞受賞作。文芸誌「群像」6月号に掲載された。出版元の講談社は今月発売の最新号におわび文を掲載予定。同時に類似が指摘されている石井光太さんのルポルタージュ作や、今回の「3・11」を含む計5冊を参考文献として明記する。 手記編者の金菱清・東北学院大教授は新曜社を通じ「単なる参考文献の明示や表現の類似の問題に矮小(わいしょう
これからは、漫画家が編集者を選ぶ時代。 講談社7誌100人超の編集者がプロフィールを公開したうえで、投稿作を読み、メッセージを送り、担当に名乗りをあげる! 投稿者は担当希望が来たら、その編集者のプロフィールを見て、逆指名が可能。 そのやりとりの全てを一般ユーザーに完全公開! 講談社の、マンガ編集者の、本気を見せます! 株式会社講談社は、未来創造株式会社と共同で、新しい特徴を持つマンガ投稿サイト「DAYS NEO」( https://daysneo.com )β版を2018年3月16日にリリースしました。 DAYSNEO(以下「当サイト」)は、3月1日にリリースした圧倒的マンガアプリ&WEB「コミックDAYS」( https://comic-days.com/ )に紐づく投稿サイトです。 従来のマンガ投稿サイトは、 (1)ユーザー同士の交流を主眼におき、ランキング上位に来たものに対して編集者
雑誌や新聞のプリント(紙)メディアは読者も広告も減り続けている。雑誌および新聞が提供するコンテンツのニーズは決して減ってはいないのだが、オンラインで提供するようになるにつれ、紙の雑誌や新聞のニーズが萎んでいくのは仕方がないのだろう。 ところが米国では昨年あたりから異変が。紙の雑誌が元気を取り戻しているのだ。3月1日に発行されたThe Hollywood Reporterの最新号も、勢いがはじけていた。エンターテイメント業界紙として評価の高い同誌は、毎年この時期に発行するオスカー特集号を目玉にしている。これまでオスカー特集号の総ページ数は160ページ前後だったのが、昨年が188ページに、そして今年がさらに増ページが進み200ページとなった。総ページの半分が広告ページで埋まり、Gucci, Armani 、Rolexなどの有名ブランドが競って広告を出稿している。編集内容も同誌らしい企画で、オス
小説家・夢枕獏氏が3月下旬、朝日新聞に全ページ広告を出稿する。作家自身が掲載料を負担して広告展開するのは極めて異例のことだが、「忘れられかけている過去の作品をもう一度、多くの人に読んでほしい」という思いから、今回の再プロモーションに踏み切ることを決めた。 夢枕氏がこれまでに書いた作品は、共著や短篇、マンガ作品を含めると500点近く。そのなかには、書店店頭に置かれていないものも少なくない。 広告には「夢枕獏の〈変態的〉長編愛」という大見出しをつけて、同氏が出広するに至った経緯を記す。また、読者にお勧めする本として、『大江戸恐竜伝』(小学館文庫、全6巻)、『東天の獅子』(双葉文庫、全4巻)、『陰陽師』(文春文庫、刊行中)を掲出する。 これを受けて、小学館、双葉社、文藝春秋は230書店でフェアを開催する。
出版科学研究所は2月26日、2017年(1月~12月累計)のコミック(単行本+雑誌)市場の推定売り上げが前年比2.8%減の4330億円と落ち込むなか、コミックス(単行本)市場では電子が紙の売り上げを初めて上回ったと発表した。比率は電子が50.7%、紙は49.3%で僅差だった。 17年のコミックス市場は、前年比0.9%減の3377億円でわずかに下落。紙は同14.4%減の1666億円と初の2ケタ減だった一方で、電子は同17.2%増の1711億円と成長した。紙のコミックスが過去最大に落ち込んだ要因には、市場を支えてきたビッグタイトルの完結や部数規模の縮小、読書手段が紙から電子への移行などがあげられる。 電子コミックスは、無料や値引きなどのキャンペーンによって、完結した過去作品を中心に売れ行きが拡大。エロ・グロ要素の強い青年向けの作品、BLやTLジャンルの作品など、もともと電子で占有率の高いジャン
集英社は3月15~26日に、創刊(1968年)から現在までに発行された「週刊少年ジャンプ」が無料で読める「ジャンプ図書館」を東京・六本木にオープンする。同誌の創刊50周年を記念した取り組みの一環で、机や椅子、内装なども「ジャンプ」で作られているという。 一部抜けている号があるものの、50年間に発行された2406冊のほぼ全てをそろえる。「DRAGON BALL(ドラゴンボール)」「幽遊白書」「ヒカルの碁」「SLAM DUNK」「るろうに剣心」――といった往年の人気作品を、連載当時の姿のまま読める点がファンにはたまらない取り組みだ。 集英社は「ジャンプ図書館」の発表に合わせ、「創刊~現在のジャンプの総重量は約1.4トン」「史上最も長いキャラクターの名前は192字」といった“トリビア”も紹介している。 一連の情報を受けて、ネット上では「『HUNTER×HUNTER』が毎週連載していた頃を見てみた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く