はじめに 背景 今回は、OpenSSLの「共通鍵暗号」の機能、中でも鍵の取り扱いに焦点をあてます。 OpenSSLは、ライブラリとして各種言語から機能を呼び出すこともできますが、それ自身が暗号化等の機能を使えるツールセットにもなっています。 そうすると、「opensslコマンドで暗号化して作ったデータを各種言語で復号したい」といった需要が一部出てきたりするわけですが、鍵等のデータの取り扱いを意識しないと、大抵うまく行きません。 今回は、「暗号化に必要な鍵等のデータ」に焦点をあてていきたいと思います。なお、PBKDF2については取り扱いません。 検証環境 ここでは、Ubuntu18/WSL1(Win10)付属のOpenSSL 1.1.1を検証環境としていきます。 ツールによる暗号化 単純な暗号化 opensslコマンドは、サブコマンド enc により、共通鍵暗号による暗号化や復号を行うことが
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く