シリアで危険を冒して取材にあたっているフリーランス記者の仕事が注目されている。写真は同国西部ホムス(Homs)市内アクラマ(Akrama)で砲弾が爆発し、負傷したオランダの報道カメラマン(2012年1月11日、ホムス市内のホテルで撮影)。(c)AFP/JOSEPH EID 【8月6日 AFP】シリア当局はメディアに対し、反体制派の蜂起で多数の死者が出ている国内情勢について自由な取材を認めない方針を示しているが、これを契機に、危険を冒して取材にあたるフリーランス記者の仕事が注目を集めている。 ■正規入国では伝えられないもの スペイン人フリー記者のマイテ・カラスコ(Mayte Carrasco)氏は「私たちが手がけているのは、絶滅が危惧されている戦争報道という仕事だ」と語る。 カラスコさんはシリアに潜入し、政権側がこの17カ月近くの間、抑え込もうとしてきた反体制派の声を世界に伝えてきたプロの報