Wicket Swing風イベントモデルを備えたXML不要のフレームワーク Wicketのビュー部分はプレインなHTMLをテンプレートとして使用し、Javaロジックへの連携にはHTMLタグ内にwicket:id属性を埋め込む事で指定します。そのため作成したHTMLテンプレートをブラウザで直接プリビューする事が可能で、手法としてはTapestry、Teeda Extension、Mayaa等と似ています。 Wicketが特徴的なのは、そのイベントハンドリング方法やコンポーネントの構成方法がSwingに近い手法で実現されていることです。設定にはXMLファイルを使用せず、Javaコード内でコンポーネントを継承した匿名クラスを作成し、必要な部分をオーバーライドするという方法でコンポーネントツリーを組み立てていきます。 また、Servlet/HTTPの動作はWicketフレームワークによって遮蔽され