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ツイッターで夏休みの自由研究ネタががやがやしていたので、思い出した。 中学の頃に出会ったT先生の話。 T先生は社会科の先生で、僕らの入学と同時に中学に赴任してきた先生だった。 初日からダジャレやギャグを飛ばしたそうで、入学早々「当たり」の先生と評判になった。T先生のクラスになっていた小学からの友人たちはみんな喜んでいた。僕の中学は福岡の普通の公立、近隣2つの小学校から来ていて、生徒の半分は入学時から顔見知りなのだ。情報はすぐに伝播する。 1年生の頃、僕はT先生と特に接点はなかった。担任の先生でもないし、社会の授業も別の先生に教わっていた。だからT先生は噂でしか聞くことはなく、へー面白い先生らしいなあ、いいなあって感じ。 それが、一年生が終わる頃にはT先生の評判は一変して「最悪」で固まっていた。 生徒からも保護者からもだ。 え、なんで? あんなにみんな喜んでたじゃん、なんで……? 友人らに理
なぜ勉強はつまらないか? みなさんはじめまして。瀧本哲史です。 ぼくはふだん、京都大学で日本の将来を担う大学生たちに、あたらしい時代を生き抜くための考え方について講義しています。今日の講義は、その14歳バージョン。語り口はやさしくても、中身は超本格派です。大学生はもちろんのこと、大人たちでさえ知らないような「未来をつくる5つの法則」をお話ししていきます。 きっと大人たちは、みなさんのことをうらやましく思うでしょう。人生を変え、世界を変えるようなトップシークレットに、その若さで触れられるのですから。 そこで最初に質問をさせてください。 みなさん、勉強は好きですか? 毎日の授業や宿題が楽しくてたまらない、という人はどれくらいいますか? むしろみなさんは、こんな疑問を抱えているのではないでしょうか。 「どうして勉強しなくちゃいけないんだろう?」 「なんで学校に行かないといけないんだろう?」 「理
4回にわたるPTA企画には、たくさんの意見が寄せられました。最終回の今回は、いただいた疑問や要望に、PTA組織のトップである日本PTA全国協議会(日P)の会長が答えます。PTAは必要なのか、それとも不要なのか。アンケート結果と読者の意見も紹介します。 【絶対必要】 ●公立小の元PTA会長。教員は数年ごとに代わり、校風の継続はPTA役員の担う部分が大きい。先生方とPTA執行部が尊敬しあえば学校の雰囲気は良くなり、子供たちにも伝わる。(広島県・40代男性) ●PTAは単なる学校のサポーターではなく地域の基幹組織の一つ。学校をめぐる深刻な問題、つまり地域の「有事」が生じた時、保護者が責任と権能を持って向かい合える自主性・独立性も付与されている。活動のあり方に拘泥した不要論は、市民の貴重な権利を自ら返上する危険な考えだ。(東京都・40代男性) 【必要】 ●教育環境改善のために声を上げる時、一保護者
「新卒向けカリキュラムを考え中」の話ですが、始めることにしました。受講者がまじめにノートをとれば、ぼくが死んだら、ソシュールのように受講者が講義ノートを元に出版してくれるでしょう。 講義を聞くだけでプログラマにはなれないので、毎回課題を出す予定です。とりあえず手を動かすのは重要です。写経(コードの書き写し)でもいいから手を動かすべきです。次の課題を出す予定です。 基礎 – リンクトリスト – ハッシュマップ – ツリー(binary, B-tree) – 各種ソート – バイナリサーチ – 8クイーン – ハノイの塔 – ライフゲーム – GoFデザインパターンの実装(使えるモノのみ) – 文字列パーサ – グラフ探索 – [コードリーディング] コレクションライブラリ(Java Standard library, Apache Commons, Google Guava) 実践 – 自作
中学の卒業式の思い出話はいいネタだったのだが、実は中学生活全般を通してみると、あまり楽しい時期でもなかったりするのである。わたしの髪はもともとかなり派手な...中学の卒業式の思い出話はいいネタだったのだが、実は中学生活全般を通してみると、あまり楽しい時期でもなかったりするのである。わたしの髪はもともとかなり派手な赤毛で、どこの学校に転校しても必ず一度は呼び出されてそれは染めているのか地毛なのかと尋問された。ある学校でもやはり職員室に呼ばれて尋問されたとき、赤毛がダメなら黒く染めれば問題ないですねと言うと毛染めは校則違反だからダメだという。だったらどうすればいいのかと聞くとそれが地毛で「染めていない」という診断書を医者にもらって提出しろと言われた。そういう証明なら医者よりむしろ理美容師の方が専門ではないか、なによりそんな診断書、何科の医者に診てもらえばいいのかと聞くと「赤ん坊の時からずっと診
…というように、3つのかけ算とわり算の種類(しゅるい)を見分(みわ)けられることを学習(がくしゅう)したね。 今回は、身につけた「かけ算」、「ニコニコわり算」、「ドキドキわり算」を使って、沖縄(おきなわ)のカデナ米軍基地(べいぐんきち)と嘉手納町(かでなちょう)のことを勉強(べんきょう)するよ。地理(ちり)や歴史(れきし)、そして平和(へいわ)を考(かんが)える勉強も盛(も)りこんでいるので、それもいっしょに楽しみながら、「かけ算」と「わり算」の世界を広(ひろ)げてみよう。
中学で国語を教えていたころ、時折、保護者から言われた。 「うちの子は個性的なので、先生の読みとはちがっていて、テストで○がもらえなくて」 そのたびに、それは個性とはよばないのです、誤読しているのです、と思った。 いうまでもなく、ここで言っている「先生の読み」とは、 この作品はここで感動しなくちゃいけない、とか、 ここからこういう道徳的な価値を見出さなくちゃいけない、という話では断じてない。 この作品は、当然、こう読めなくてはいけない、ということは、 たとえ本文にハッキリ書いていなくても、厳然としてある、とわたしは思っている。 そこのところが読み取れていない、ということは、 国語力、読解力が不足している、ということなので、 そこでとんちんかんなことを言うのは、「個性」でもなんでもない。 そういう部分に対して、 「なるほど、おもしろい見方だね」と言って肯定していくことは、教育ではない。 それが
9月7日に、小学一年生の長男と連れ立って栃木まで町田ゼルビアの試合を見に行った時。 高速を走り、途中で昼食を食べようとSAに寄りました。 子供はお子様ランチ。私は焼きカレー。初めて食べた焼きカレーが意外と美味しかったのですがそれは置いといて、 注文を済ませて、水をちびちび飲みながら待っていると、店員さんが籠に入った山盛りのおもちゃを持ってきて「どれか一つどうぞ」って事になりました。 ファミレス等では良くある、お子様ランチを頼んだ子供へのサービスなのですが、今回はちょっと違いました。 いつもなら単価20円くらいの安いプラスチックのおもちゃばかりなのですが、なぜか籠からはみ出た大きな長い剣があったのです。 子供の目は輝き、剣に釘付け。 絶対にコイツは剣を選ぶよ。そりゃあ選ぶよね、これなら。お父さんが子供の時でもきっとそうだった。 むしろ今ここで剣以外を選んだら、「え? 何故そこでしょぼい立体球
子供の育て方というのは、恋愛や結婚に匹敵する一大テーマでしょう。いわゆる育児本・育児雑誌は無数に存在していますし、ビジネス系の雑誌で育児関連テーマが取り上げられることも珍しくありません。中でも「どうやったら賢い子供に育つか?」という点については様々な議論が繰り返されていますが、意外にも「賢いと言わない」ことが効果的である、という研究結果が出たそうです(via Neatorama): ■ The Secret to Raising Smart Kids (Scientific American) 副題にはこう書かれています: Hint: Don't tell your kids that they are. More than three decades of research shows that a focus on effort—not on intelligence or abili
もっと学校で、テクニックを教えてくれればよかったのに この話を読んで、僕は小学校5・6年生の頃、美術と習字と音楽を担当していた先生を思い出した。 その先生は隣のクラスの担当で、上記3つの時だけ僕のクラスで教えていた。 2人1組になってお互いの顔を描きましょう、なんて隣の人(女子)と気まずくなるためだけのイベントだったし、 筆でぐーぐっっと書きなさいと怒る先生の言ってることは意味不明だったし、 目で声を出すんです!頭の上から歌うんです!とか生体構造を無視したことを言われていた。 ところが、5年生の時から来たその先生は、僕らの美術嫌い、習字嫌い、音楽嫌いを一瞬で直してしまった。 その先生ははっきり言えば少し人間性に問題のある先生で、みんなにイメージを持ってもらうために多少大げさに言えば、 通常の先生 + (GTOの鬼塚 ÷ 10) - 金八先生 こんなんだった。 もちろん小学校の先生なので、無
ニフティは6月5日、社会貢献活動の一環として、東京都品川区立の小学校で「情報モラル教育」の授業を開始した。 情報モラル教育は、品川区教育委員会の協力により作成したカリキュラムで、品川区独自の教科“市民科”の授業として実施されるもの。同社では、子供たちがネットワーク社会を安全に、かつ安心して利用するために役立つ活動の一環として、同社社員が講師となって、違法・有害サイトから身を守り、インターネットを有効活用するための心構えと知識に関する授業を行う。 また、今回の授業で修得した知識が身についているかどうかを復習できるよう、違法・有害サイトを擬似的に体験しながら正しい判断力を養うためのサイトを、9月に@nifty内に開設する予定だ。子供たちを守るためには、保護者の理解と自覚も必要であるという考えから、今後は品川区立の小学校、中学校の保護者向け「情報モラル講習」もあわせて展開するという。 各キャリア
モチベーションの目的の一つは「人を変える」ことにあります。人をやる気にさせ、行動量と行動の質に変化をもたらしていく事にあります。やる気は、実際に行動の変化が起こらなければ、見えないものです。 「人が変わるという事は、どういう事なのか?どうやれば変わるのか?」という事は、永遠のテーマでしょうし、まだ私も勉強中でもあります。『「わかること」は「かわること」』を読んで、ヒントとなるようなものが掴めたと思います。自分の学習メモ代わりに、この本でインスピレーションを与えて貰った言葉と、それで気づいたヒントをご紹介。 「わかる」ことは「かわる」こと 作者: 養老孟司,佐治晴夫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/12/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (12件) を見る ヒント1 「ホントの自分」があると思うのは大間違い。 本質的な自分(ホントの
4月8日、YouTubeと京都大学がコンテンツパートナーシップを結んだ。YouTubeがコンテンツパートナーに提供する「ブランドチャンネル」を活用し、京都大学のオープンコースウエアの提供を開始した。 京都大学は2005年から大学のホームページなどを通じて、オープンコースウエアとして授業を提供してきたが、今後はYouTubeに公開することにより、京都大学が持つ資産が全世界に提供される。 YouTubeで日本の国公立大学が授業を公開するのは初めてだという。 すでにYouTubeで閲覧可能な199の授業の中には、ノーベル賞を受賞した湯川秀樹氏の研究を九後太一教授が解説したものや、医学部の授業の一つである臓器移植の手術の模様(医学部教授の解説つき)などがある。YouTubeは、「医療関係者や医師を志す学生はもちろん、一般のインターネットユーザーにとっても、普段見ることのできない価値あるコンテンツを
ちょっと前から隠れて物理を勉強している。使っている本は、山本義隆『新・物理入門』駿台文庫、である。出版社名を見ればわかる通り、これは高校生向けの参考書である。 物理を勉強したいのは、研究上の必要と個人的な興味と両方なのだが、研究上必要な部分については、ちゃんともっと専門的な本で勉強しているので、この本を読んでいるのは個人的な興味のためである。そもそもは、熱力学や統計力学のことをわかりたくて、畏友の物理学者・加藤岳生にいろいろ根掘り葉掘り質問していたら、彼が「小島さんの疑問に答えられる最もいい本は、山本さんの参考書ではないか」といったのだ。そして、「高校生向けの参考書だけれど、普通の大学生向けの物理の教科書には書いていない根源的な問いに関する説明が試みられている名著ですよ」とも付け加えてくれた。それで買ったのだ。ぼくは、拙著『算数の発想』NHKブックスや『ゼロから学ぶ線形代数』講談社などに、
上の娘の小学校での順応力には驚くものがある。 日本の幼稚園では、人の後から付いて行くようなタイプで、何か聞かれてももじもじしていて、頼りない感じであった。 しっかりものの同級生の友達に、子分のようにあしらわれていた。 これを見ていて、「うーむ。どこにでもいそうな頼りないオットリした人間に育ちそうだなあ。」 と思っていた。 そんなタイプなので、英語も出来ない環境に放り込まれて、「学校に行くのはいや」、とか言い出すのではないかという心配もあった。 しかし、娘の話を聞いていると、言葉も通じないのにどんどん積極的に手を上げて色々挑戦しているらしい。 朝礼なんかで一人がカナダの国旗をもって、周りで生徒がカナダ国歌を歌うというようなときも、自分からやらせて貰っているらしい。 そんな恥ずかしいこと、俺にはとても出来ないぜ.. 彼女はそんなことできるタイプじゃなかったのだが。 そんな彼女が春休みには、近所
どうも最近「学校裏サイト」の話題が白熱しているが、多くの人は「学校裏サイト」なるものが「パケット定額」等におされて突然現れてきた物だと勘違いしている。そんな馬鹿な。*1 学校裏サイトは突然出てきた訳ではない。まず最初に起こったのは、インターネット上に生徒のコミュニティが出来てきたこと、だ。つまり現実世界における生徒達のコミュニティが、携帯電話の普及やら何やらでインターネット上にも延長するようになったのである。つまり彼らは「仲良しグループ」をそのまま移植させた形のウェブサイトを作り、そこにある掲示板で、学校で行われている日常会話を自宅でも楽しんだのである。 いじめというのは突発的に起こる。なぜだか分からないけど起こる。だからいじめ問題というのは解決が難しいし、長い間社会問題になっている。現実社会におけるコミュニティがインターネット上に延長されるようになったということは、現実で起きたいじめはネ
日本で言ういろいろな科目が一緒くたのカナダの小学校の授業であるが、理科と工作も一緒に学ぶようである。 「自宅で使った缶やパッケージを子供に持たせてください。どういうものが浮いて、どういうものが沈むのかを実験させます。」 というレターが学校から来た。 空き缶やら、シリアルの空き箱、ペットボトルなど、を持たせた。 一通り、実験をしてから、子供たちに船を作れという。 勿論船を浮かせたい子供たちは、それぞれの実験で浮いた材料をおのおの工夫して、船を作る、という流れである。 なるほど。単純に実験するだけでなくて、そこで得た知識を元に、ものを作らせるというのは、能動的である。 家に持って帰ってきた娘は嬉しそうに説明してくれた。 娘「このね、楽天号に旗を立てたんだよ!」 (また渋い名前をつけるな、娘よ) 私「この船、楽天号っていうのか?」 娘「違うよ、ラクテンゴーだよ。」 私「楽天号だろ?」 妻「Rec
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