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「古本屋」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 古本屋とは

2024-12-18

昔の名作小説は、エンタメに溢れる現代においてはややしょぼい刺激ではないか

普段からあんまり本は読まないけど、今年はぼちぼち読んだ年だった。聞いたことあるけど内容は知らない本を古本屋で2,3冊買って読むの繰り返し。

昨日読み終わったのは安部公房の「砂の女」。主人公昆虫採集で出かけた先の集落で一面砂の壁に囲まれた一軒家に監禁される話。言ってしまえばそれだけで、で?って感じだった。

この前読んだカフカの「変身」もそうだった。朝起きたら幼虫になってた。で?なんかジャンプ+の読み切りとかでありそうじゃね。起きたらドラゴンの角生えてたとかさ・・・

この2冊は主人公がとんでもない状況になるという渾身のフルスイング自分にとって空振った結果、それ以降の展開にあんまりのめりこめなくて困った。

登場人物想像もつかない境遇になるっていうのは近年のサブスクまみれの時代において目に入ってくるファストフード的な映画漫画普遍的にみられる要素でやや食傷気味というか新鮮な驚きに乏しかった。

でも文庫本最後解説とか読むと「二十世紀人間が誇るべき小説である。」とか書いてある。もしかしたら、昔はエンタメが少なすぎた結果、朝起きたら幼虫になってたとか言うだけでバカ驚いて本にくぎ付けになったのだろうか。

それともこの手の本には何か全く別の、魅力的な要素があって、その辺のアンテナがぶっ壊れている自分に響いてないだけなのだろうか。

より後年の(つまり現代に近い)小説になると、奇抜な展開の一発屋みたいな小説が減って、より練りこんだ設定というか細部が詰まってるものが多いと思った。例えば「プロジェクト・ヘイル・メアリー」はフィクションエネルギー物質でっちあげてここまでいろんな試行錯誤をする、一冊の本の中に別の世界が丸々入っているようなまさにSFという感じの作りこみに驚いた。村上龍の「コインロッカーベイビーズ」は二人の人間10年くらいの人生を様々な場所転々としながら追体験しているようで、2回目を読もうとは思わなかったけど、濃密さに夢中になった。(カンブリア宮殿で見かける村上龍がこんなに倒錯した人物だということには驚いた。)

話が逸れたけど、要するに一番上に挙げたような作品の食べ方が分からないという話。かもしれない。ヘミングウェイの「老人と海」もでっかいカジキを一冊掛けて釣り上げる話で で?って感じだった。本の面白さを感じる受容体がぶっ壊れてるのか、まだ活性化されていないだけなのか分からないけど、俺は本の面白さが中々わからない。でも今挙げた老人と海なんかアメリカ雑誌掲載された瞬間、2日後には売り切れるほどの人気ぶりだったという。読んで何を感じたんだろうか。

ずっとこんな感じなのでブラッドベリの「華氏451度」は主人公自分と少し重なって何回も読んでいる。買ったのは結構前なのに、あんまり変わらない。

2024-12-16

中学の時に、夜にマックに行ってたか

2003年頃の自分の話をすると、あまり覚えてないが恐らく行ってなかった。

そもそも金を持っておらず、外食するという発想はなかった。

メシは家に帰らないとないもの、という発想。

また、行動圏内マック存在しなかった。

駅前までいかなければダメで、駅前に行くことはなかった

部活をするか、近所の古本屋立ち読みをするかのどちらか

夜行動する、ということについては、19:00-20:00くらいは塾に行ってたし、古本屋立ち読みしてたら23:00くらいになるのはよくあることであった

2024-12-15

昔のAV検索しても出てこない

20年前中学生の頃に古本屋で買ったエロ本付録についていたDVDの中に入っていたAV

検索エンジンもうちょっと頑張ってほしい。

2024-12-06

anond:20241206212352

まあ数千万冊の雑書から千万円を得るのに、都度一冊ごとに適切な古本屋を見つけて売り捌くというコストが莫大になりそうだから、そういう意味でも評価額0円とするのが妥当な気もするけどね。

かりに相続人が誰もいなくて国が数千万冊の漫画国庫に納められる場合、これをどう競売とか駆使して現金化するのか考えればその苦労は想像に難くないことをイメージすればいいかも。

徳川埋蔵金を見つけるのに何千億円も投資するようなものだ。

anond:20241205154323

自称税理士でもなんでもいいけど聞きたいんだが、漫画基礎控除額を超える冊数相続しようとするとどうなる?

まり3600万冊とか4200万冊以上ね

ブックオフとかしかるべきところにもってけば1冊1円にはなるかもしれない。

かといってただのゴミとしてかりにただでもらってもただかさばる紙虫の厄介な発生源として、見えないところですぐ捨てられるものとも捉え得る。

そうすると、これらを前者の価値評価すれば3600万円以上になるが、後者ならすべて0円と評価して結局合計0円だ。

一般的相続税でこうやって概算するのは、すべてを計算した段階で数千円以下とかの端数を丸めるという場合だろう。

でも1円か0円かというものが何万個もある場合は塵つも方式で、0円と計算できるともいえれば何千万円と計算できもするということで、前者の場合と違って課税に影響してくる。

こういうのはどうすればいいの?自分に有利なように0円と計算しちゃって課税を逃れようとしても違法にはならない?

まあ数千万冊の雑書から千万円を得るのに、都度一冊ごとに適切な古本屋を見つけて売り捌くというコストが莫大になりそうだから、そういう意味でも評価額0円とするのが妥当な気もするけどね。

かりに相続人が誰もいなくて国が数千万冊の漫画国庫に納められる場合、これをどう競売とか駆使して現金化するのか考えればその苦労は想像に難くないことをイメージすればいいかも。

徳川埋蔵金を見つけるのに何千億円も投資するようなものだ。

2024-12-03

俺の10代後半〜ハタチまでの青春音楽遍歴

高校1年の頃、高校生活に馴染めない中でバンプ天体観測を聴いた。

たぶんそれがちゃん音楽に向き合った始まりだった。

なんかそれまでは音楽に関しては受け身なことが多かった。

クラシックやらカービィ星の泉のBGMやらビリー・ジョエルやらポケモン言えるかなやらモー娘。やらはちゃんと聴こえてたんだけど、たぶん音楽として認識してなかった。

それからしばらくしてからケーブルテレビが家に入ってきて、スペシャMTVが見られるようになって、そこでミッシェルとかくるりとか10-FEETとかACIDMANとかゆらゆら帝国とかコールドプレイとかレディオヘッドとかBlurとかBeckとかアンダーワールドとかジャミロクワイとか色々なPVを見るようになった。

あの頃は9.11があって(日本場合3.11ときもそうだったけど)、音楽シーンはモロにその影響を受けてたり受け流したりしてた記憶がある。

ワールズエンド・スーパーノヴァ、Virtual Insanity、Rabbit In Your HeadlightsのPVは今でも初めて見た時の衝撃を覚えてる。

それと前後して高校を辞めて、俺はしばらく引きこもってYahooゲームのブロキシーとかFlash見ながらくるりアンテナヘビロテしてた。

今でもアンテナ聴くとブロキシーのちっさいチャットネカマイチャイチャしてた過去を思い出す。

紆余曲折あってバイト始めて、お小遣い制の頃より圧倒的にお金がある状態になった俺は、音楽雑誌を買い漁った。

つってもお小遣い月1000円の頃の貧乏性がなかなか抜けなくて、買ったのは新品のロキノンじゃなく、古本屋無造作に置いてあったSNOOZERバックナンバーだった。

編集長のタナソーは昔からエモいんだかキモいんだか意識高いんだか低いんだか意味分からんことばっか言ってるけど、それが無理して村上春樹とか野坂昭如とか読んでた16〜17の頃の俺にはドストライクだった。

古本屋に足繁く通っては欠けてるバックナンバーを買い集めて、いつまでもちゃらんぽらんチバユウスケチキンボイスをからかわれてもどこ吹く風なジャックホワイトや延々ダサいばっか言ってるギャラガ兄弟やタナソーにジェリーフィッシュを勧めたら「リズム隊軽くね?」って言われてちょっと凹んでるっぽい岸田繁を堪能してた。

そこからSNOOZERに載ってるCD片っ端からレンタルしてMDに入れて(勿論4倍モードにして)ひたすら色々聴きまくった。

ビートルズ聴くようになったのもこの辺で、曲間で音が途切れないタイプのコンセプトアルバムが好きだったのと村上春樹が何かの小説あとがきでそれ聴きながら書きましたとか言ってたので、Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandから入った。

新聞配達カブを走らせながら爆音音楽聴いて、夜明け前の街をひたすら大声で歌ってた。

その後別の高校に入り直した。

昼間働いてた職場音楽好きの人がいた。俺の住んでた田舎SNOOZERを知ってる人に会ったのは初めてだった。めっちゃ盛り上がって、Sparklehorseとかレイ・ハラカミカセットを借りた。特にSparklehorseカセットとの相性良すぎてヘビロテしてた。書いてても懐かしい。

その後人生最初最後彼女ができた。2人きりの車内でシガー・ロスを聴かせたのはちょっとイタかったかなと思うけど、誕生日栗コーダーカルテット空気公団だったかも)のCDプレゼントしたのは喜んでくれてたと思いたい。

だいたいこんな感じ。

ゲーム音楽クラシックレゲエ雅楽とか民族音楽ゴリゴリパンクとかメタルはもうちょっとおっさんになってから好きになった。

その辺の良さは初期のニコニコが教えてくれた。

ボカロ全盛期も好きだった。アンハッピーリフレインかいーあるふぁんくらぶとかドーナツホールとか今でも歌う。ごめんね歌うのがおっさんで。

今はあんま拗らせてない(と思いたい)ので、売れ線の音楽普通に聴く

車内でまっしろわーるどとか君に、胸キュン。まりほりVer.)流してもキモいとか言われなくなったので、良い時代になったなあと思う。

みんなの音楽遍歴も聴きたいなあ。

2024-12-02

腐女子BLが高尚なものであるかのようなこと言ってるのを見ると

18禁コーナーに追いやられるとすけべなおっさん性的に見られるから嫌だとか男性向けエロのあるとこに行きたくないみたいのは大した理由じゃなくて

18禁コーナー=穢れたものみたいな感覚が強いのが1番の理由なんじゃないかと感じる

たぶんだけどBLを完全隔離コーナーに追い込んで、男が近づきにくくしてもいつもの被害者意識爆発させて満足しない

18禁コーナーにないことが、公的に認められているもの18禁とはステージの違うものという感じがするから、その状態を手放したくないんだと思う

ブックオフとかの古本屋はまた通常の流通とは違うグレーゾーン新刊売ってるような本屋より格下)なものという認識であるため

そういうとこが18禁コーナー隔離はじめる分にはキレたりしなさそうだな

2024-11-29

東京移住したら死ぬほど不便だった

 地方から東京移住した。

 東京の人たちは「東京は便利」「地方で暮らすなんてあり得ない」と言ってるのでさぞ便利な暮らしができるんだろうなあ、と思ったらむしろ逆だった。東京ほど不便な街はない。

 田舎では基本的に車移動だったが、東京で移動といえば電車だ。

 これが不便極まりない。

 買い物に行くとしよう。地方なら車に乗ってスーパーに行き、買い物をしてまた車で帰ればいい。

 しかし、東京ではそうはいかない。スーパーの隣にでも住まなければ、スーパーまでの道のりを数分〜数十分歩くことになるし、最悪電車スーパーに向かうことになる。そうすると、買い物の量が非常に限られる。

 地方では服を買って、靴を買って、1週間分の食料を買っても車に詰め込めば何の問題もなかった。

 しかし、東京では服を買った後に3日分の食料を買った時点で両手がふさがるし、そこから家に徒歩で帰る際は重くて重くてしょうがない。「おっ、帰りに古本屋で本を買って、その後ラーメン屋に寄ろうかな」なんて死んでも無理だ。

 そして東京は、いかに便利な場所に住もうと、何かしらの不便をこうむる。

 例えば新宿駅前に住んだとしよう。大都会だし、そこでスーパーの横に住めば買い物問題解決する。……しかし、ほっともっとがない。最寄りのほっともっと高田馬場駅近くだが、それでも駅から徒歩10分は歩く。

 考えてみてほしい。新宿から電車なんて満員電車だらけで、そうでなくとも座れたら超ラッキーレベルで混んでいる。家から駅まで歩いて、その人いきれ電車に乗って、高田馬場で降りて、10分歩いて、ほっともっと弁当を買って、また10分歩いて高田馬場駅まで戻り……なんてことをしてまでほっともっと弁当を買う人はいるだろうか。いやいない。だから新宿住みはほっともっと弁当を食べられないも同然なのだ。これは勿論、ほっともっと以外の様々なチェーン店に対して言えることである

 これが地方なら、ほっともっとでもなんでもドアtoドアだ。しかも途中で産直に寄って野菜を買ってもいいし、ニトリ家具を買ってもいい。両手はふさがらない。

 東京電車が恐ろしいのは、もし席に座れてもトコジラミがいる危険性があることだ。また、この間なんてたまたま空いていて座れそうな車両を見つけて飛び乗ったが、よく見ると床に汚物が撒き散らされていて、慌てて別のギチギチの車両に逃げたこともある。ハロウィンの季節だったかには、異常者が灯油バラ撒いて電車放火したそうじゃないか。なんなら私の目の前でも、この間は異常者だと思われる女性が肘のぶつかった面識のない男性を思いっきり蹴り飛ばしていたし、別の日には「日本に来たなら日本マナーを守りなさい!」とかなんとか、ネトウヨおじさんと中国人口喧嘩をしていた。もはや電車とは交通手段ではない。細長い地獄である

 なので、結論。都会が便利だと思っている人は、運転免許を持っていない人だけである

2024-11-22

親戚の子お勧め推理小説

友達が、親戚の中学生の子(♀️)に推理小説プレゼントしたいが、どんなのをあげたらいいだろうか、と言っていたのでオタク特有おせっかい精神プレゼンした。プレゼンを見るのが数人だけというのは増田自己顕示欲我慢できなかったのでここに放流しておく。

米澤穂信氷菓』『春期限定いちごタルト事件

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

それぞれ〈古典部シリーズと〈小市民シリーズ第一作。特に前者はもともとラノベっぽい感じで出てたので、中学生の子にも読みやすいと思う。すごくすごいオススメ。もしも未読ならこの機会に読もう(提案)。ただ、このレベルの有名作だと別に大人が買い与えずとも勝手に触れるだろうから、お前としてはもうちょいマニアック作品オススメに徹した方がいいという戦略的判断も成り立つので難しいところ(あげる意義が低いというのはそういう意味)。

青崎有吾『体育館殺人

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

裏染天馬シリーズ第一作。自堕落アニオタ高校生殺人事件の謎をロジカル解決していく作品で、親戚ちゃんクリスティ読んだならいけるはず。たぶん。読者への挑戦が挟まるタイプ作品です。既刊は長編3冊+短編集1冊で、人気はあるはずなんだが続きが出ないんだよな……

米澤穂信『本と鍵の季節』

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

図書委員シリーズ第一作。ビターな青春学園ミステリ。〈古典部〉や〈小市民〉と同じく日常の謎ものではあるんだけどもビターさは本作の方が上。親戚ちゃんBLの素質があるならハマれると思う。

似鳥鶏理由あって冬に出る』

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

1巻からリアタイで読んでたシリーズ(完結済み)の第一作。高校舞台にした学園ミステリで、何というか特徴的な文体叙述トリックに定評がある作家さんです。個人的には結構好きだが、割と人を選ぶ方だと思うので、親戚ちゃんにハマるかどうかは不明似鳥鶏、当たり外れが激しくてな……。

野村美月“文学少女”と死にたがりの道化

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆

文学少女シリーズ第一作。俺ら世代にとっては超懐かしいやつで、ここから往年の名作ラノベ沼に沈めよう(提案)。なお電子では普通に買えるんだが物理で手に入るかは不明

西尾維新クビキリサイクル

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

リアル中学生にこれ読ませるの、人生ねじまげ罪とか何かそんな感じの犯罪になるんじゃないだろうか。積極的ねじまげていきましょう(木亥火暴)。親戚ちゃん西尾維新語録で喋るようになったとき責任は負えません(予防線)。ま、戯言だけどね。

谷原秋桜子天使が開けた密室

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

美波事件簿シリーズ第一作。もともとラノベレーベルから出てたので読みやすいと思う。アルバイトに明け暮れる女子高生主人公殺人事件かに遭遇して江戸っ子お嬢様という親友2人+ほのかに思いを寄せる口が悪い探偵役の男の子といっしょに事件に向き合っていくやつで、キャラ読みのポテンシャルは高い。既刊は3冊だけど、エタったのか打ち切りなのか……という感じ。

友桐夏『星を撃ち落とす』

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆

リリカル青春ミステリ中高生には刺さるのでは……と思うのだけれどこれはオッサン妄想かもしれん。同じ作者の『春待ちの姫君たち』も傑作なんだけど物理本だと手に入れにくいのよな~~~~~。

陸秋槎『雪が白いとき、かつそのときに限り』

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

華文ミステリの傑作。中国高校で起きた殺人事件女子高生ロジカル解決していく、タイトル通りの切なさに満ちた良い青春ミステリです。やっぱこのへんの(中学生にとっては)高くて買いづらいところを買い与えてミステリ沼にハマっていただくというのがですね……

津川辰海『紅蓮館の殺人

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

〈館四重奏シリーズ第一作。みんな大好き洋館クローズドサークルが次々と味わえてお得。『黄土館の殺人』は察しの悪いワイでも途中で「あっこの犯人と◯◯って△△なんだな」って気づけたんだけど探偵役がそこに気づかなかったのはちょっと「おい!w」となった。個人的には『蒼海館の殺人』がいちばん好き。

知念実希人天久鷹央の推理カルテ

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆

今度アニメ化するやつ。キャラが立ってる医療ミステリで面白いよ!

三上延ビブリア古書堂の事件手帖

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆

古本屋の女店主が古書にまつわる謎を解決していくやつで、面白いんだけどメインヒロインメガネ巨乳黒髪ロング人見知りという男の妄想を煮詰めた感じのキャラ(最高)なので親戚ちゃんに刺さるかどうかはわからないですね……ちな、いったん完結したけども、いまは主人公メインヒロインの娘が主人公の新シリーズが始まってます

有栖川有栖月光ゲーム

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

江神二郎シリーズ第一作。ここから『孤島パズル』『双頭の悪魔』『女王国の城』と続きます大学の新入生有栖川有栖(♂️)がサークルの先輩の江神二郎といっしょに巻き込まれ事件を解き明かしていくやつで、本格ミステリとしての完成度がめちゃめちゃ高い。このシリーズマジでオススメなので親戚ちゃん抜きにしても読んでほしい。『双頭の悪魔』が最高傑作です。

有栖川有栖『46番目の密室

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

火村英生シリーズ第一作。この作品自体は(もちろん面白とはいえ)そこまで超傑作! ってわけじゃないんだけど、ここからはじまる火村シリーズ長編だけで12作、ほかに短編集いろいろ)は34歳の大学助教授火村英生とミステリ作家有栖川有栖(♂️)がタッグを組んで事件解決していく人気シリーズなので、ミステリ界の話題キャッチアップできるという意味でつよい。江神シリーズと違ってミステリとしての当たり外れは激しいんだけどキャラ読みできる度ではこっちの方が上です。親戚ちゃんBLの素質があるならハマれると思う。たしか角川ビーンズ文庫から新装版で出てたのでそっちをプレゼントするのもいいかも。ちな名探偵コナンとか金田一少年みたいに登場人物の年齢は変わってないけど時代背景が移り変わるやつな(江神シリーズの方は1990年頃で固定なんだけど)。

米澤穂信さよなら妖精』『折れた竜骨』『インシテミル』『犬はどこだ』

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

よねぽの長編だとこのへんが面白くてオススメです。ミステリとしての完成度は『折れた竜骨』がいちばん上なんだけど、リリカルさ・切なさでいうと『さよなら妖精』。『折れた竜骨』『インシテミル』『犬はどこだ』は単品だけど、『さよなら妖精』は〈ベルーフシリーズ(『王とサーカス』『真実10メートル手前』)の前日譚になってる(もちろん単体でもじゅうぶんに読めます)。『さよなら妖精』『折れた竜骨』はヨーロッパ歴史についての勉強にもなるよ!(学校の成績が良くなるとは言ってない)

綾辻行人十角館の殺人

面白入手の容易さ中学生向けあげる意義
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

日本ミステリ史上非常に重要作品で、あの伝説の一行から新本格が始まった衝撃を親戚ちゃんにもぜひ味わってほしいなぁというお気持ち

2024-11-15

ケツが透ける漫画

子供小説を読まないので、好きなDr.STONEの小説なら読むかもと、古本屋でDr.STONE星の夢地の歌を買ってきた。

折り込みカラーイラストを見ると、ヒロインキャラ達がドーンと、ケツに服を食い込ませ、体の線がケツの上の窪みまでくっきり浮き出て、ケツがテッカテカに光っている謎服でエロアピしている、小説読まない子供エロで釣ってやろうと言う狙いが露骨イラストだった。

この世界の服は皮製だろうに、それも毛皮を噛んでなめしたような雑素材だろうに、女の服だけ未知の透ける素材になってんの何やねん。

オタク向けイラストで、くっきり胸に貼り付く漫画服は山ほど有るが、やがて股間が透けるようになり、ケツもくっきり透けるようになった。

そこまでやるならいっそケンイチみたいに全身タイツでええやんマジで…。

2024-11-10

anond:20241110151932

大昔の小説みたいな言い回しの人、たまにいるよね

古本屋で売ってる岩波文庫の字が小さい時の小説っぽいの

2024-11-05

anond:20241105122822

ありがとうございます自分は、自分の住む街の小さな新刊書店必要インフラだと思っていなく、基本的に専門書へのアクセスを確保したいと思っています。そのため大型書店が持続可能ビジネスであることが死活的に重要です(amazon重要)。自分読書好きになった経緯から子どもが本好きになるためには図書館へのアクセスの方が重要かなと思います古本屋一定数ある街は、それがインフラかどうかは別として、素敵だなと思います

頂いたご質問自分感覚で答えてみます:

リアル店舗web店舗を問わず在庫検索システムの構築にかかる費用書店単体で担うのか。

個人的には書店在庫APIがあれば、誰かがそういうサイトを作るのではと思います図書館の蔵書に関しては、calilがあるかと思います

会計列を短くする目的レジ台数を増やすとして、そのレジスペースを確保できるのか。またそのためのレジ要員の人件費はどうするのか。

店舗によると思います八重洲ブックセンター本店ときは、1Fにレジスペースがありましたが、最上階に銀行カウンターみたいな会計スペースがあったのでそこで座りながら数十冊・数万円の会計10分ぐらいでしてました。客単価によって、セルフレジ有人レジカウンターみたいに使い分けても良いと思います

新刊小売書店の付加サービスのもの訴求力必要なのか。

必要ないと思います書店での体験が全てです。ただ、「15000円以上のときに送料無料」のようなサービスがあると、(基本的に本を持って帰る自分のような)顧客対話できていない感を感じます。「ポイントx倍」とかのサービス本棚勝負できていない書店稚拙集客に走っている印象です。なお、八重洲ブックセンター物理的なポイントカードは結構好きでした。

書籍を取り寄せするために行われる口頭でのやりとりを短時間で済ませることがはたして可能なのか。

オンラインフォームのようなものがあれば、十分だと思います。参考までに、e-honだと注文は一瞬ですが、物理書店との連携中途半端です。丸善ジュンク堂のshopifyのサイトでも取り置き可能なので、取り寄せを可能にすることは出来るかもです。なお、その際、amazonサイトを見ているときがありますが、様々な理由により敢えて物理書店で買いたいときがあります

書籍を取り寄せするための流通システムamazone-honとでは流通システムが異なるが、その責は新刊小売書店が負うべきものなのか。

流通の細かな話は分からないですが、amazone-honを使わないで書籍を取り寄せしたいニーズもあるので、そうした潜在ニーズ新刊小売書店企業努力で発掘されたら良いと思います個人的には、敢えて物理書店で取り寄せする際は、10日後に納品とかで問題ないです。

しおりを作っているのは大半が出版社であり、自社でしおり制作している書店がどのくらいある(あった)のか。つまりコストカットしているのは本当に書店なのか。

八重洲ブックセンターではしおりがありました。ただ、トーハンが49%の株を持った2016年から、無くなりました。2024年オープンしたグランスタ八重洲店ではオープン当初はありました。神保町東京堂書店も昔あった記憶です。

本棚微妙につまらなくなったとして、それは取次のせいなのか。

→ これも細かな話は分からないですが、取次とのパワーバランス本棚書籍が決まっているような印象を受けるときがあります丸善日本橋丸善丸の内ジュンク堂池袋紀伊國屋書店本店自分比較的詳しい分野だと同じような本が並ぶ感覚が強くなっています神保町東京堂書店自分比較的詳しい分野だと結構厳しくなってきている印象です。

書籍以外を収益源にするのを少し危険に思う根拠

大型書店でx年前に入荷した数千円の本が売れた、みたいなのを積み上げるときに、数千円の文房具雑貨を売るのとオペレーションモチベーションも違うのかなと思います。また、文房具雑貨収入がメインの有隣堂を見ても、書店セレクトした文房具雑貨からといってそこまで面白くなく、中途半端に終わる気がします。丸善丸の内日本橋にあるような高級文房具絵画などは別かもしれませんが、自分がそうした商品を買うときは結局その専門店に行きました。なお、八重洲ブックセンタープレスマンシャーペンは良く購入してましたので、書店アクセントとしてあっても良いと思います

・書棚の回転率よりも客単価を意識するとなにが改善されるのか。

書店体験が変わると思います。今はレクサスを買うのに、カローラ販売店で購入している感覚があります

ブックカバーの付け方が凄く雑になったとして、それは取次のせいなのか。

→ 取次のせいではないと思います。なお、神保町東京堂書店はけっこうちゃんと付けてくれます外人外商に支えられている紀伊國屋書店微妙にこの辺が改善してきている気がします。

・「雑誌ベースインフラを全国に構築している」トーハンは同時に、書籍流通システムも構築していますが、コアな書籍を売りたい大型書店に関わるのが危険する根拠はなにか。

一般論として、toBをメインの収益源にしている企業toCに関わるのは難しいと思いますtoB向けのコストカットkaizentoC向けに中途半端にすると安っぽくなるだけな印象もあります大型書店場合について考えると、ニッチ需要にどれだけ対応できるかが重要なので、書籍流通システムを維持するためにマス向けの本や雑誌毎日物流網に載せたい取次とはやや利益方向性が違い、結果として大型書店で数万円の本を買いたい顧客ニーズ対応する体制を整備することが難しくなるのだと思われます

・いち業界流通販売構造をはたして社会全体で考えるべきなのか。

新刊書籍流通市場で寡占状態により競争が少なくなっていることで、公益が損なわれているならば、社会全体で考えるべきだと思います。なお、再販制度独禁法適用除外となっていることとは別の論点ではあると思います

・「文化事業」でなければ大型書店運営はほんとうに難しいのか。

1978年オープンしたとき八重洲ブックセンターは「文化事業」として数年の赤字前提だったようですが、結局2年で黒字化したようです。オープンして数ヶ月で1000万人の来店者数みたいな記事もありましたが、潜在的ニーズを当時の経営陣が把握できたのは、それが彼らが自身ニーズであり一番の顧客であったからだと思いますが、同時に「文化事業」として大胆な投資を出来たかなのだと思います上記のしおりが必要なのかどうかや文房具雑貨で稼ぐことの問題点みたいな議論貧乏くさい気がしており、結局大型書店は「文化事業」としてすることで潜在的ニーズを中長期で発掘し持続可能ビジネスになるのかなと思います。なお、今の大型書店本棚を見ると、ただ大きなスペースに本を沢山並べているだけ感もあり、そもそも書店員や経営陣はその書店利用者なのかなと思うときがあります紀伊國屋書店みたいな外人向けの運営は良く分かりません。

以上です

2024-10-30

無許可ゲラSNS掲載古本屋(ゲラではない)

https://x.com/hazuma/status/1850901108639813828

ここらへんの話。みんなゲラをアップって言うからジェームス・ブラウンを思い出す。こんな感じの話がかってに改蔵にありませんか?

2024-10-23

anond:20241022205339

そろそろ『最重要ゲームブック5選』が出ても良いと思うんだが。

1位。『火吹山の魔法使い』(古本屋代表

2位。『城塞都市カーレ』(理不尽難易度代表

3位。『ファミコン冒険ゲームブック ドラゴンクエスト2』(ふざけすぎ代表

4位。『エニックス ドラゴンクエスト2』(公式2次創作代表

5位? 知らん。文句あるやつは14へ行け。

anond:20241023000819

古本屋で「作者が描いたのとは違うけどるろ剣の本がある」と立ち読みしたら剣心がショタ化して左之助に孕まされるホモ漫画でびびって

しばらくしてからBLという存在を知りキッショと思って

鋼の錬金術師腐女子がつきまくってることにムカつき腐女子に媚びてる旧アニメ叩きまくってたけど

なんかふとした時に商業ホモ漫画読んで「たまにはホモもいいよね」となっていつのまにかホモ嫌悪がなくなった

ホモを受け入れれば読める作品が格段に増えるぞ

2024-10-22

anond:20241022190452

ポケモンなら興味があれば大人になってから過去の分までやれるじゃない

別にリアルタイムですべてを知る必要はない

これは漫画だってアニメだって同じ

昔なら古い作品に触れるのは図書館古本屋一時的レンタルビデオぐらいだったが今はネット可能になった

たかだがゲームの1種類を当然経験ってのは大げさ(ゲーム全部禁止ならわからんでもない)

2024-10-12

anond:20241012022534

ワイが大学生の頃、一九九六年には、TSアンソロジー本が古本屋で売られていて、

その本と出会ったときの衝撃は大きかった。自分性癖は間違いなくこれだ!ってね。

普通エロ本屋では見かけたことがないし、同人誌即売会でも見たこと無かったので、相当マイナージャンルだと思う。

あれから30年近く経って、今でこそTS本は探せば見つかるようになったけど、やっぱり、マイナー存在なんじゃないかね。

と思う。

2024-10-06

数年前、仕事で初めて海外出張した時のことを思い出します。

anond:20241005190442

数年前、仕事で初めて海外出張した時のことを思い出します。移動や新しい環境ストレスで、精神的にも肉体的にも疲れていました。そんな時、現地のカフ

ェでひと休みしながら、知識欲が旺盛だった頃の自分を思い出しました。かつては世界中カフェ文化に興味を持ち、いろいろな国のコーヒー豆の味の違いにつ

いて調べたりしていたのに、その時はただ目の前のコーヒーを味わうことすらできなくなっている自分気づき、悲しい気持ちになりました。

また、学生時代には古本屋巡りが大好きで、週末にはよく古本市に足を運んでいました。ところがある時期、何を見ても手に取ることができなくなり、何かを購

入するために立ち寄っている自分に気付きました。その時は、純粋な興味からというよりも、「何か得なければ」という思いに駆られていたんです。

最近では、友人と美術館に行った際に展示を全く楽しめなかったことがありました。展示の説明文を読み飛ばし作品を見ても「ああ、綺麗だな」と思うだけで

、その先の感情が湧いてこないんです。「これって好きだったはずなのに」と、当時の自分を取り戻したくてもどうにもならず、モヤモヤした気持ちけが残り

ました。

2024-09-04

タイトルを知りたい漫画備忘録

忘れちゃったものに対して備忘録書くのやや矛盾してないか?とは思うけども書かないとそのうち「タイトルを知りたい漫画があったってことしか思い出せない」みたいな状態になるだろうから思い出せるうちに書き出しておく。


①塾(予備校?)のホラー漫画

15〜20年前に読んだ小さめの分厚いホラー雑誌に載ってた。

受験戦争がどうのって背景があって、塾に通ってた生徒たちがビルに閉じ込められる。

水が飲みたくてたまら発狂し始める生徒たちが次々事故とかで死んでいくという内容。

水取りゾウさんの中に溜まった水を飲もうとして奪い合ったり、トイレ便器に顔を突っ込んで死んでいたり、ハサミで自分だか他人だかを刺して血を飲んだりしてた。

最終的に塾の生徒は全滅し、別の塾でそのニュース流れる

ライバルが減ってよかった」みたいなセリフと共に授業が始まって終わり。


②怖い赤ちゃんホラー漫画

①と同じ雑誌だった気がするけどこっちの方が記憶曖昧

なんか階段から落ちて母子共に亡くなったとか…そういうのだった気がするんだけども…

ラストシーン階段に立つ主人公の影が階段下に伸びていてそれが胎児の形をしているみたいな…そんなかんじのやつ?


コンピュータウイルスバグと戦うエロ漫画

20年くらい前に見たでかいホチキス?で留めてるタイプエロ漫画雑誌に載ってた。

黒髪ロングで眼鏡のお姉さん(絵柄がやや萌え系で雑誌から浮いてた気がする)がゲームだかネットの中に入り込んでモザイクみたいな人型のやつに犯される。

ピクセルがこすれて…オ◯◯◯がめくれちゃう♡」みたいなセリフがあったと思う。

追記:モザイク人間結構でかくて電脳世界ビルとか壊してた。お姉さんも巨大化する。フェラシーンがあったと思う。

体位は確かお姉さんがビルを支えに犬の小便みたいなポーズをとって後ろから合体って感じだったはず。巨乳


漫画家の情報が集まった大判の本

これも20年くらい前なんじゃないかな?地元図書館に同じ県のもっと都会の方にある図書館から貸し出された本が置いてあって、そのうちの一冊。

現代漫画100人みたいな感じの本だったはず。

なんか別冊宝島のような気もしてきたな…

町野変丸CLAMP麻宮騎亜江川達也辺りが載ってた覚えがある。

多分これで家畜人ヤプーのことを知ったはず…

これ漫画じゃねえや

別冊宝島409号がなんか近いタイトルなんだけどもっとなんか気取った感じだったんだよな…表紙が黄色だったような…


⑤お母さんが豚だった漫画

10年くらい前に古本屋ちょっと読んで買わなかったやつ。

多分短編集なんだけどよく覚えてない。

なんか濃い絵柄でワンピース女の子がずっと喋ってる感じ。

お母さんがドレスを着てる豚で、お父さんがなんか頭かち割られて死んでる。女の子が殺したかも。

自分はやっぱり人間の子ではないんだ!みたいに叫んで泣いてた?

文字だけのページとかもあったと思う。

あと「これが最初最後だ!」みたいなセリフがでかい字で書いてあるやつがあった。全体的にグロかった気がする?

漫画じゃないけどBL漫画雑誌に載ってた?やつ

漫画小説が交互に載ってるBL雑誌だったと思う。その雑誌に載ってた小説

刑事探偵?)が違法薬物を追ってる最中トンネルで脅されて無理やり薬物を飲まされ(飲まないでいようとしてたけど唾液で溶けたかなんかだった気がする)ケツを掘られつつ背中ナイフだかカッターだかでズタズタにされて気持ちよくなりながら意識を失う。

病院で目覚めてなんかこいつとくっつくんだろうなってやつと話してる。

⑦多分コロコロ

主人公が父さん(行方不明)譲りで昔から全裸にならないとウンコができないんだよなー!とか言いながらトイレに入る。

隣の個室で全裸ウンコをしている男がいる。

隣の排泄音(父?)に主人公も負けじとブリブリやる…みたいなシーンがあった気がする。

ホビー系の漫画のお父さんってちょいちょい行方不明だよな…。



改行できてんのかなこれ

Amazonで買って翌年以降も使ってるもの

おまけ 買ったけど微妙だったもの

2024-08-24

ひょっとして本を定価で買うのってコンビニで暮らすような金持ちしか許されない所業だった?

まず図書館古本屋を覗きましょう

2024-08-17

anond:20240625093025

まともなオナホール

追記あり 23:55

夜中にふとシコりたくなったときに「そういえばオナホは裂けて捨てているんだったな」と思い出してドラッグストアコンビニに言ってもTENGAしか売ってない。

TENGA、なぜあんものがこんなに高い知名度を持っているのかが理解できない。

台所スポンジを空の2Lペットボトルに挟み込んだような小学生自作オナホールレベルクオリティ

使い心地もVINNYやカタクリXと大差がなく、何よりも使い捨てというのが良くない。

オナホールの最大の楽しみは使う度に変化することだ。

最初の1回は感動的に気持ちよかったものが段々と退屈になることもあれば、何度も使いこんだある日突然に吸い付きが昨日までと全く変わる瞬間もある。

その変化もまたオナホールの楽しみだ。

使った後の洗う時間も俺は大切にしている。

賢者タイムのどこか陰鬱とした気分の中、自分チンコや玉袋だけをシャワーで流していると明日へ向かう活力まで排水溝へ吸い込まれていくように錯覚しないか

だがオナホを洗うという動作が加わるとそれが大いに紛れるのだ。

オナホを作ってくれた人や目の前のオナホ、このようなジョークグッズがいつの間にか人間社会に生まれ落ちたことへの感謝を胸に優しく石鹸で汚れを落としてやる。

精液というものは下手に残れば強烈な臭いを発するものだし、何よりそこで繁殖した雑菌が次に挿入した時チンコに何をしでかすか分かったものじゃない。

からオナホは丁寧に洗うのだ。

ひっくり返してしっかりとヒダヒダの隙間に入った汁を取り除いてやり、優しくタオルで水気を切ったのを確認してから、もう一度ひっくり返して食器乾燥機にでも置いてやる。

大事なのはひっくり返したままで放置しないこと。挿入する方をしっかり乾燥できるから衛生的ではあるのだが、オナホが裂けやすくなる。しっかり水気を取ったら本来の向きに戻してやるのが肝要だ。

世間オナホを穢らわしいものとして軽んじている。

そのイメージを逆手に取るかのように社会に滑り込んでいったTENGA商業的展開能力は素晴らしい。

だがTENGA自体クオリティは、オナホの中では下の下に属する。

どこの馬の骨とも知れんエロ漫画コラボしたよく分からんオナホの方がよっぽど気持ちがいい。

アニメキャラクター無許可パロディパッケージに書かれた裏社会シノギではないかと思わせるような粗製乱造オナホでさえTENGAに劣るものほとんどない。

だが街にはTENGAばかりが溢れている。

秋葉原にあるような本格的アダルトグッズショップを除けば、古本屋ドン・キホーテ18禁コーナーの暖簾の奥にほんのわずかにまともなオナホールがあるだけ。

日本で消費されるオナホールの9割はネットショップでの購入だろう。

ネットポチれば明日の昼には届いているかも知れない。

だが、草木眠る丑三つ時にふらりと燃え上がった性欲をぶつけるのに次の次の日の出を待つのでは遅すぎる。

コンビニにまともなオナホールがあればどれほどいいだろう。

性教育にもいいだろうな。

手で乱暴に擦っているのかやたらと黒ずんだ陰茎をぶら下げているもの、右や左に大きく曲がったものTENGAしか知らない身体風俗に行き本物の女体に溺れ人生を持ち崩すもの

若いうちからちゃんとしたオナホールを使ってオナニーをする習慣をつけていれば防げた悲しみがこの世界には多すぎる




追記

「じゃあお前のおすすめオナホールはなんなんだ」というコメントがいくつかついていたので蛇足ながら答えさせてもらう。

その前にまずはオススメオナホの使い方を紹介させてくれ。

ドーナツ型クッションの穴にオナホール差し込んで使うと、小型のオナホでも半尻型のオナホールのように使えて捗るぞ」だ。

具体的にどのクッションがいいのかは、アマゾングーグルで「穴あきクッション オナホール」とでも入れて検索すれば分かるだろう。

テーブルなんかに固定して腰を打ち付けられるようになるだけでなく、ドーナツクッションの穴がオナホの締め付けを増やしてくれるというメリットもあるので、オナホ体験が大きく変わる。

普段はそのままクッションとして使えば痔の予防にもなるし、持っていて損はないだろう。

欠点があるとすれば、オナホールを入れて使う目的で購入されていないであろうドーナツクッションを見た時にさえオナホの影がちらつくことぐらいかな。

職場で使われていたりすると「なぜこの人は職場オナホ用クッションを持ってきているんだろう?」なんて考えてしまうことさえあるが、まあ口にさえ出さなければ何の問題もなかろう。

さて、オススメオナホールの紹介になるが。

謝らせて欲しい。俺は人に特定オナホールを薦めようという気にはならない。

いろんな会社オナホールを試して自分にあうのを探して欲しい。

何故こんなことを言うかと言えば、俺の体には一本のチンコしか生えていないからだ。

チンコが一本以上生えている人間割合には詳しくないのだが、世の中の男性の大部分は一本しか生えていないなはずだ。

俺が自分の体に生えたたった一本のチンコとの相性を持って、「このオナホこそ至高なり!」と語って見せた所で、それが自分以外の男性に生えたたった一本のチンコとも相性がいいのかという不安が勝るのだ。

ただ、個人的体験から言わせてもらえば、オナホというものは何度か使ってチンコに馴染んでから(いわゆる覚醒してから)が本番だと考えている。

まり、何度も使うことを想定しないタイプオナホはよほどの特殊性(たとえば処女膜を再現してるみたいなもの)がない限りは、洗って繰り返し使うことを前提にしたオナホに劣っているというのが俺の考えだ。

あえてオススメをいうなら、「繰り返し使えるオナホを使おう」となるのだろうか。

実用性の話ではなく単に俺の個人的オナホ体験談か聞きたくて「今までで一番感動したオナホールはなにか」が聞かれているのだとすれば、「初めて使ったVINNY」がその答えだ。

(今更になるが、VINNYとはビニール製の自作オナホールだ。作り方は「VINNY オナホール」でググッて欲しい)

手淫しか知らなかった俺にとって、それが初めてのオナホだった。

当時はまだオナホもそれほど世の中の主流ではなく、わざわざそんなものを買うという行為に対する抵抗が強かったが、それでもなおオナホに対する興味は日に日に増していった。

自分の家でコッソリ作ればいいだけのVINNYならば購入履歴が残るわけでもないから恥ずかしくもないと思って、俺はVINNYを作ったわけだ。

挿入直後のゾクゾクと来る未知の体験は今でも忘れられない。

そもそもVINNY自体ビニール製のジョリジョリボディと強い圧迫力を持つハード系なわけだからして、初めてのオナホールにするには刺激が強すぎたのではと今は思う。

まさに電気が走ったよ。

あれを超える体験をくれたオナホールは未だにない。

数万円した電動オナホールに手を出したこともあったが、値段の割にはどうってことはなかったよ。

結局、オナホール感想個体差だけでなく使う人間のコンディションや経験値にも左右されるってことだ。

まりだ。初めてのオナホールであれば、きっとそれがTENGAであっても使用者に強烈なインパクトを与えうるということだ。

そんな美味しいゲートウェイオナホールとしての立ち位置を独占するかのようなあの売り方、本当に上手いと思うよ。商売としては本当にな。

anond:20240816222511

最初、どの視点で書いてるんだと思ったんだけど、出版社でも取次でも書店でも客でも無くてワロタ

古本屋の客かよ。

そもそも本を買うという感覚理解できない

図書館で借りればいいだろ。

何のために高い税金を払って図書館なんぞを維持しているんだ?

ホームレス寝床提供するためか?

年金で養っている死にかけの老人に新聞を読ませるためか?


違うだろ。

俺達が自分で読みたい本を回し読みするためだ。

予約待ちなしで借りられるのは古本屋で100円程度の文庫ばかりじゃない。

古本屋でも未だに500円程度はするようなハードカバーだって普通に並ばず読めるじゃないか

ガンガン読んでいけばいい。

月に1冊でも読めば年間で6000円だ。

せめてこれぐらいは読まなきゃ元は取れない。

悔しいだろう。

もう一度聞くぞ。

俺達がわざわざ高い税金を払って図書館なんぞを維持しているのは、ホームレスエアコンの聞いた寝床を用意するためか?

2024-08-16

本屋反駁増田に付いたブコメレベルが低くて強烈

客注分が取次倉庫で止まったままで客にキャンセルされたnoteの件。

それとそれへの反駁増田に付いたブクマ正気を疑うコメントに星が集まっている。

ひとりの書店主として、伝えたいこと とうとう危惧していたことが現実になってしまった。|二村知子 隆祥館書店

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/ryushokanbook/n/nb27594fcfa61

 

書店で本を注文して届かない理由 あるいは書店の見分け方

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240816112133

 

「近所に紀伊国屋書店があるからそこで買って渡せば良い」論

こ、これを書いてる人は働いた事はおありで?

普通流通商売上では「プロパー」な取引経路というものがあって、その中で勝負するもんなの。ってかなんでこんな事大人に対して言わなきゃならないの?

ましてや紀伊国屋書店は小売りだ。小売りが小売りで仕入れてどうするんだよ。

例えば他業種に限るが、問屋から仕入れ値以下で捌くって事はある。客寄せとか不良在庫とかね。

小売りで買って同価格で小売りしたら粗利ゼロだ。問屋から仕入れ値で売り捌いたのと金額的には同じだ。

だがこの二つを「同じ」と考える人はいないだろう?なんで発想がせどりなんだ?

品薄新ゲーム機小売店仕入れ転売するのと小売りは一緒と言っている大経済博士の大池信大先生と同じこと言ってるぞ。それって実経済無知って事だぞ。

 

あと本屋場合忘れてはならないのが再販制で、新本屋は取次以外から仕入れて売っちゃダメなの。

そんな事をしたらそれこそ問屋、この場合取次から取引切られる。バカやって問屋から切られるヤバさって判ってないんか?

本屋に本を卸した時点では取次は金を請求しない。売れたり万引きされて在庫が無くなっていたりで返本されない場合に取次の営業がチェックして計上し、請求するの。

こんな特殊慣行信用取引で変なとこから仕入れてたら取引停止になるだろって。

 

そもそもプロパーな経路で品が滞っていたらクレーム入れる権利があるに決まっている。

 

Amazonで買えば翌日に客に渡せる」論

からなんで発想がせどりなんだよ。なんで人前でこんな意見を堂々と言えるんだよ。

このコメント印刷して会社の人に見せられる?「お客さんの前で雑談しないでね」って言われて社外の人に電話メール禁止されそうだが。

 

それからAmazonはもう翌日には届かないよ。数日~1週間待たされるのとかザラになってる。

 

Amazonがあるからもう本屋って必要ないよな」論

沢山居るが、はっきり言うが君は阿呆だ。資本主義の仕組みが判らない阿呆だ。世の仕組みも分から会社から養分だけ吸い取ってる寄生虫だ。

あのね、Amazonは本を無料で、最短なら翌日で届けてくれるよね。最近配送が遅いけど。

ではあのね、街中の本屋が無くなったら、Amazonはそんなサービス継続する理由があるかい

街中で本が買えなくなったら一冊あたり500円取ってもいいし、配送が2週間後になってもいいんだよ。だから今の尼の本のサービスが維持されるのは街中に本屋がまぁまぁあってそこでも買えるという、古くからの商習慣が残っている間だけなの。

 

そしてAmazonの本配送無料サービスは実は一部切り上げられている。

以前は、サービスインから15年来、購入品目に本が入っていると金額にかかわらず送料無料だった。

でも今は本だけを買った場合は送料無料のままだけど、本に同梱される品物には送料が掛かるのだ。(3500円以下の場合

これは恐らく送料無料閾値が3500円に変わった時の変更だと思う。

 

客注での取次の遅さの問題は遥か昔から

ブコメで「本屋がいよいよ終わりでサービス悪くなった」と書いてる人も居るが、そうじゃない。ずっと昔からこのままなの。

40年前から客注は2週間掛かっていた。

そこに1980年代になると、日本の本でもISBNコードが付くようになった。

更に1990年頃にはOA化が進み、90年代にはISBNバーコードが付くようになり、NTTISDNを始めて端末で発注できるようになった。

2000年代にはPC POS一般化して小売りでも在庫確認が容易になった。

これだけ進化してるのに客注の遅さは全く改善されてきていない。今までの時間テクノロジーはどこに行ったの?

しか東京の真ん中で発注しても同じなのだ。それって拠点から拠点への路線トラックで遅延してるという事ではないという事である旧ソ連のごとくの流通システムだ。

そこにAmazonだ。旧市場パイテクノロジーで奪う動機を持った組織にこんなのが敵うわきゃないのだ。

因みに増田はこの取次の怠慢が不愉快で、本の取り寄せが必要な時は神保町古本屋に行ってしまっていた。利用者としても愛想が尽きる問題だ。

 

ちゅー訳で、やる気がある本屋愚痴業界知ってそうな増田反駁止揚された意見が書き込まれるかと思いきや、キョウレツちょっと正気を疑うブコメばかりに星が集まっているので書いてみた。

台風過ぎたる夏の夜に阿呆列車の響きありという感じだ。

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