ポスティングシステムによるMLB挑戦が注目されるロッテ・佐々木朗希投手(22)の争奪戦が予想される中、最も熱心と見られているドジャース・ロバーツ監督も佐々木を〝歓迎〟している。大谷、山本の活躍で日本でのドジャース人気が高まり、来年3月には東京ドームでの開幕戦も決定。こうした流れが佐々木獲得に有利に働くと見ており「そう願っています。もちろんです。私たちは同じように考えている」と話したという。
また「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール氏もこうした状況を踏まえて「佐々木は田舎の農家の子ですが、大谷や山本がいれば安心できると思う。友達がいるところに行く方がいい。大谷のように30球団が注目するだろう。西海岸は有利だ。大谷と山本がいることが助けになるだろう」と移籍先の圧倒的優位と見ている。
ただ、不安材料はかねて懸念されてきた体調面で「ドジャースネーション」は「今年は腕のケガで欠場しており、ドジャースはすでにケガに弱いローテ投手を抱えている。ケガのリスクがドジャースを怖がらせ、佐々木との契約をあきらめることはないかもしれないが、うまく管理することが必要だ」と伝えている。