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dTV (NTTドコモ)とは? わかりやすく解説

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dTV (NTTドコモ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/12 01:40 UTC 版)

dTV(ディーティービー)は、エイベックス通信放送が運営し、NTTドコモが提供する定額制動画配信サービスインターネットテレビ)である[1]。2015年4月21日までの旧名称はdビデオ powered by BeeTV(ディービデオ パワード バイ ビーティーヴィー)[1]

概要

月額500円(税別)で、国内、海外のドラマや映画、アニメーションミュージッククリップカラオケなどを、視聴することができる。そのほかに、NTTドコモ(エイベックス通信放送)でかつてよりオンデマンド配信しているBeeTVの動画コンテンツも視聴可能となっている。

2013年8月4日に会員数450万人を、2016年3月28日に会員数500万人突破し、定額制動画配信サービスとしては国内最大規模の会員数を誇っていた[2][3]

配信方法には、ストリーミング配信とダウンロード配信の二通りある。また閲覧途中で終了したコンテンツに関しては、次回再生するさいは、中断した場面から自動的に再生することが可能となる。

画質としては、ふつう(200kbps)、きれい(500kbps)、すごくきれい(480p, 1.2 - 1.5Mbps[4])、HD(720p2013年5月15日より提供[5])の4パターンがある。

利用に際してはNTTドコモのdアカウントとパスワードが必要となるが、このIDとパスワードがあれば、一つのIDで複数の端末から視聴が可能となる。2014年4月1日よりキャリアフリー対応によって、ドコモ契約者以外でもdアカウント登録が可能となったため、ドコモ以外の端末や、ドコモ契約者以外でも視聴が可能となった[6]

支払い手段はドコモのケータイ払いとクレジットカード払い、全国のセブン-イレブンに設置されているマルチコピー機から視聴用シリアルコード(3か月分)を購入する方法[7]がある[8]

2021年10月からは一部の新聞[9]とのセット割引[10]、2022年6月15日からはカルチュア・コンビニエンス・クラブ(TSUTAYA)が運営している「TSUTAYAプレミアム」の連携サービスにも対応する[11]

2023年4月12日からサービス名称を「Lemino」(レミノ[12])にリニューアルすることを同年3月6日に発表した[13]

利用可能端末

利用可能端末は、以下の通り[14]

コンテンツ

2015年4月時点で約23,000タイトル、120,000コンテンツとなる。ジャンルは洋画/邦画/アジア映画/海外ドラマ/国内ドラマ/アジアドラマ/アニメ/音楽/BeeTVとなる。

新作レンタル

2013年12月17日より、個別課金による新作レンタルのサービスを開始。作品は洋画/アジア映画/邦画/アニメで100円(税別)〜レンタルすることができ、決済は・ドコモ ケータイ払い(ドコモ回線契約者のみ)・ドコモポイント交換・クレジットカード払い(VISAMASTERJCB)がある。レンタル作品は、月額会員でなくとも利用可能。2014年7月時点で273作品を配信。

4K映像

2015年11月25日より、一部コンテンツの4K配信を開始[18]

HDR映像

2017年6月より、一部コンテンツのHDR配信を開始[19]

視聴制限

  • 複数の端末で同時視聴はできない[20]
  • 登録できるデバイスの台数は5台[20]
  • 登録デバイスが1台の場合、ダウンロードしたコンテンツを視聴する場合、ダウンロードから24時間または48時間ごとに会員状態の確認が必要[20]
  • 登録デバイスが2台以上の場合、ダウンロードしたコンテンツを視聴する場合、再生開始時に必ず会員状態の確認が行われ、3時間ごとに会員状態の確認が必要[20][21]
  • 改造された端末は視聴できないようになっている。AndroidRoot化や、iOS脱獄などに当たる[20]
  • デバイスの種別ごとに視聴できないコンテンツが存在する[22]
  • 会員ランクや契約形態によって視聴できないコンテンツが存在する[22]
  • デバイスによってはレンタル開始手続きが行えない。レンタル可能なデバイスで手続きを行えばレンタル不可デバイスでも視聴は可能。
  • JOYSOUNDの楽曲提供は、その他のみ反映。それ以外の系統は、真っ黒で表示される。

関連項目

脚注

  1. ^ a b “「dビデオ powered by BeeTV」のブランドを「dTV」に変更” (プレスリリース), NTTドコモ, (2015年4月2日), https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2015/04/02_00.html 2018年4月24日閲覧。 
  2. ^ dTV、会員数が500万人を突破--映像配信サービスとして国内初”. CNET Japan (2016年3月28日). 2022年1月17日閲覧。
  3. ^ dTVの会員数が500万人を突破。国内SVODサービスで初”. PHILE WEB. 2022年1月17日閲覧。
  4. ^ “ドコモの「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」「dマーケット アニメストア」を楽しもう! 【「dマーケット」を楽しもう!-第1回-】”. mobileASCII (角川アスキー総合研究所). (2012年9月20日). https://mobileascii.jp/elem/000/000/048/48915/ 2018年4月24日閲覧。 
  5. ^ “ドコモ、「dビデオ」を15日からHD対応に。約150タイトル。HEVC対応も”. AV Watch (インプレス). (2014年5月14日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/648287.html 2018年4月24日閲覧。 
  6. ^ “祝キャリアフリー化! dビデオとdアニメストアの仕様を確認してみた”. 週刊アスキー (角川アスキー総合研究所). (2014年4月1日). https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/622/2622152/?r=1 2018年4月24日閲覧。 
  7. ^ 2020年12月21日から対応。
  8. ^ dTVがコンビニ払いに対応。3か月分の視聴コードがセブン-イレブンで1650円”. PHILE WEB (2020年12月22日). 2020年12月22日閲覧。
  9. ^ 開始時点では栃木県地方紙である下野新聞電子版のみ対応。
  10. ^ 下野新聞、ドコモとセットで割引 電子版と動画配信サービス”. 共同通信 (2021年9月28日). 2021年9月28日閲覧。
  11. ^ 「TSUTAYA プレミアム」の動画配信サービスが「dTV」に統合”. ITmedia Mobile (2022年3月15日). 2022年3月15日閲覧。
  12. ^ ドコモ、動画サービス刷新 月額990円、無料プランも”. 時事.com. 2023年3月6日閲覧。
  13. ^ 感情やレビューをシェアすることでフォロワー同士がつながり、観たいコンテンツがすぐに見つかる映像配信メディア「Lemino」の提供を開始”. 株式会社NTTドコモ (2023年3月6日). 2023年3月6日閲覧。
  14. ^ 対応機種一覧
  15. ^ 2013年10月10日から対応。
  16. ^ “「dビデオ」がGoogleの新デバイス「Chromecast」に対応――クーポンのプレゼントキャンペーンも”. ITmedia Mobile (アイティメディア). (2014年5月27日). https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1405/27/news116.html 2018年4月24日閲覧。 
  17. ^ “「dTVターミナル」を開発・発売” (プレスリリース), NTTドコモ, (2015年4月2日), https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2015/04/02_01.html 2018年4月24日閲覧。 
  18. ^ 4K映像配信開始!”. dTV. 2018年4月24日閲覧。
  19. ^ “dTVがHDR配信対応、アメイジング・スパイダーマンなど。4Kと2KでHDR”. AV Watch (インプレス). (2017年5月24日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1061327.html 2018年4月24日閲覧。 
  20. ^ a b c d e dTV ご利用規約
  21. ^ “【レビュー】パソコンやNexus 7/10で再生可能になった「dビデオ」”. AV Watch (インプレス). (2013年5月28日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/600664.html 2018年4月24日閲覧。 
  22. ^ a b 一部視聴できない作品

外部リンク




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