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第六十七回:私が勉強するときに意識していること


今日は2021年3月12日です。そろそろ花粉症の季節ですね。へっくしゅっ!(>3<)。どちらかと言えば春は好きな季節ですが、花粉はノーサンキューです。できれば撲滅してほしいと思っています。そんな与太話をしたところで今回もゆるく行ってみましょう。超不定期連載「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムでございまぁす。このコーナーでは、各用語の説明ページでは取り上げにくいIT関連のネタをテーマに、だらだらと思いついたことを書いていきます。みなさんが「あぁ、なんか役に立ちそうな気もするけど、役に立たないかなぁ。でも、もしかしたら役に立つかも」と思える情報を発信できるように頑張ります!


はじめに


栄えある六十七回目のテーマは……ピヨピヨピヨピヨ(ぴよぴよ的ドラムロール)……じゃん!

私が勉強するときに意識していること

です。
いつも通りITとは関係ありませんが、どーんまい。

以前「私の勉強のやり方」というコラムを書きました。
今回のコラムは、その続編みたいなものです。
勉強する際の心構えというか「こんなことを意識して勉強しているよ~」というのを、ご紹介します。

なお、お忙しい人向けに先に結論を書いておくと、今回のコラムの結論は

すべての勉強を「課題解決の練習」と捉えてやる

です。
そうすることで

1.手段の目的化が起こりにくい
2.勉強のやり方を改善するようになる
3.「課題を見つける力」と「課題を解決する力」が鍛えられる


の3つの効果が期待できます。

最後まで読んでくださる方は、この結論を知らないことにして読み進めてください。


私が勉強するときに意識していること


いきなり結論を書きます。
私は

すべての勉強を「課題解決の練習」と捉えてやる

ことにしています。

例えば、そうですね。

今度のお仕事で「Java」というプログラミング言語を使うことになりました。
ですが、私はJavaができません。
そこでJavaについて勉強します。

……という仮定で話を進めます。
Javaのお仕事が来なくなったら嫌なので補足しておきますが、あくまで仮定の話です。
実際には(ある程度は)できます。
お仕事でJavaを使ったこともありますよ。

話を戻します。

今度のお仕事で「Java」というプログラミング言語を使うことになりました。
ですが、私はJavaができません(本当はできるけど)。
そこでJavaについて勉強します。

この状況を私は

1.「お仕事でJavaを使うけど、私はJavaができない」という課題がある
2.1の課題を解決することを目的として「私はJavaができる」という状態にするために勉強する


と捉えます。

つまり、私にとっての勉強は

課題を解決するための手段

なのです。

ただし、このような捉え方をすると課題を解決できなかったときにヘコみます。
しょんぼりします。

これは良くありません。
成果が得られないと勉強に対して苦手意識が生まれます。
私は基本的に打たれ弱い人間なのです。

そこで、実際には

課題を解決する「練習」

と捉えています。

そうです。
練習です。
だから、失敗しても良いのです。

課題を解決できなくてもドンマイです。
「このやり方では、この課題を解決できない」という知見を得ました。
それを参考にして次回に活かせば「成果あり」です。

性格や考え方にもよるでしょうけどね。
私の場合は練習という扱いにすることで失敗に対する心理的ハードルが下がります。
上手くいかなくても「これは練習だし~。上手くいかないやり方を1つ見つけただけだし~; ̄3)~♪(エジソンのパクリ)」と自分を慰めてあげられるからです。

それでは次に、すべての勉強を「課題解決の練習」と捉えてやる効果を3つご紹介します。


効果その1


すべての勉強を「課題解決の練習」と捉えてやる効果その1は

手段の目的化が起こりにくい

です。

例えば、そうですね。

今度のお仕事で「Java」というプログラミング言語を使うことになりました。
ですが、私はJavaができません(本当はできるけど)。
そこでJavaについて勉強します。

この状況を私は

1.「お仕事でJavaを使うけど、私はJavaができない」という課題がある
2.1の課題を解決することを目的として「私はJavaができる」という状態にするために勉強する


と捉えます。

そうです。
私は「お仕事でJavaを使うけど、私はJavaができない」という課題を解決したいのです。

ということは、ですよ。
Javaの歴史とかは、どーでもいいわけです。
「Javaが生まれたのは〇〇年」とかの知識があっても(システム開発の)お仕事では役に立ちません。
だったら、入門書の最初の方に書いてありがちな「Javaは1990年代にサン・マイクロシステムズ社によって作られて~」みたいな部分は読み飛ばしても問題ないですよね。

Javaの勉強を始めると、Javaのことを隅から隅まで知ろうと頑張る人がいます。
ですが、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
あなたが今から覚えようとしているその知識、あなたの目的を達成する上で必要ですか?

勉強する目的は「勉強すること」では、ありません。
「勉強した結果、必要な何かを得ること」です。

そうです。
「必要な」何かを得るのが目的なのです。

勉強する目的が「勉強することで自信をつける」だったり「勉強したという満足感を得る」だったりするのであれば、隅から隅まで知ろうと頑張ることは無駄ではありません。
存分にJavaの歴史を勉強してください。

ですが、目的が「Javaでプログラムを作れるようになる」であれば、Javaの歴史を勉強する必要性は薄いはずです。
他に優先して覚えるべきことは、たくさんあります。

私は、すべての勉強を「課題解決の練習」と捉えてやることで、勉強する目的が「勉強すること」になることを防げています。
「何らかの課題を解決すること」が勉強する目的だからです。


効果その2


すべての勉強を「課題解決の練習」と捉えてやる効果その2は

勉強のやり方を改善するようになる

です。

例えば、そうですね。

今度のお仕事で「Java」というプログラミング言語を使うことになりました。
ですが、私はJavaができません(本当はできるけど)。
そこでJavaについて勉強します。

この状況を私は

1.「お仕事でJavaを使うけど、私はJavaができない」という課題がある
2.1の課題を解決することを目的として「私はJavaができる」という状態にするために勉強する


と捉えます。

そうです。
私は「お仕事でJavaを使うけど、私はJavaができない」という課題を解決したいのです。

課題解決の手段は1つでは、ありません。
Javaができるようになるための手段だって

・入門書を買って読んでみる
・Javaができる人に教わる
・実際にプログラムを作ってみて、分からないところを調べる


などなど、いろいろなやり方が考えられます。
いざとなったら

・Javaができる、私のそっくりさんを用意して、その人にやってもらう

なんていう裏技も考えられるでしょう。

これが何を意味するかというと

今のやり方が最善とは限らない

ということです。

だから私は、勉強しながら勉強のやり方を考えています。
目の前の勉強に対する集中は8割くらいです。
残り2割は「もっと良いやり方がないかな?」と考えています。

そうすると不思議なことにですね。
もっと良いやり方が見つかったりするのですよ。
たまーーーーーにですけどね。

これを繰り返すことで「勉強のやり方」自体をアップデートしています。
今の私の勉強のやり方は、10年前に比べたら、より楽チンで、より効果のあるやり方になっているはずです。

分野も関係ありません。
全く関係ない分野の勉強同士を関連付けて積み重ねができます。

例えば、そうですね。

1.お仕事で使うからJavaを勉強する
2.英語で書かれた技術文書を読みたいから英語を勉強する
3.ダイエットをしたいから栄養学を勉強する


の3つの勉強をするとしましょう。

この3つは別の分野です。
勉強のやり方も変わってきます。

ですが、すべての勉強を「課題解決の練習」と捉えると、過去の勉強で得たノウハウを今の勉強で活かしやすいのです。

例えば私は何か新しい勉強を始める際には

1.課題や目的の明確化
2.アプローチ方法(勉強方法)の決定
3.実践(実際に勉強する)


という段階を踏みます。

これは過去の勉強経験を経て「こうやったら良い感じかな?」と思ったからです。
さらに「1.課題や目的の明確化」のやり方ひとつ取っても、新しい勉強を始める度に試行錯誤しているので、以前に比べて効率的で効果の高いやり方になっています。

いろいろな勉強をやればやるほど「勉強のやり方」自体が洗練されていくわけです。

私は、すべての勉強を「課題解決の練習」と捉えてやることで、常により良い勉強のやり方を模索するようになりました。
その結果、少しずつではありますが、勉強のやり方が上手くなっています。


効果その3


すべての勉強を「課題解決の練習」と捉えてやる効果その3は

「課題を見つける力」と「課題を解決する力」が鍛えられる

です。

例えば、そうですね。

今度のお仕事で「Java」というプログラミング言語を使うことになりました。
ですが、私はJavaができません(本当はできるけど)。
そこでJavaについて勉強します。

この状況を私は

1.「お仕事でJavaを使うけど、私はJavaができない」という課題がある
2.1の課題を解決することを目的として「私はJavaができる」という状態にするために勉強する


と捉えます。

そうです。
私は「お仕事でJavaを使うけど、私はJavaができない」という課題を解決したいのです。

……というのもウソではないのですが、実際には、もっと細かいレベルで課題を設定して解決しています。

例えば「今は参考書を読んで暗記しようとしているけど、もっと楽に覚えられる方法がないかな?」とかです。
これは「参考書を読んで暗記するという作業が面倒くさい」という課題を自分で設定しています。

それに対して「参考書を音読したのを録音して、それを繰り返し聞くことで暗記する」というやり方を考えました。
これが先ほどの課題に対する解決策です。

このような細かい課題設定と解決策の検討を繰り返すことで「課題を見つける力」と「課題を解決する力」を鍛えています。

意外に思う方もいるかもしれませんが、私は勉強が好きではありません。
できれば何も考えずに、ぐーたら過ごしたいです。

ですが、ご飯を食べていくためには、そうもいきません。
勉強が必要な場面が多々あります。

だったら、同じ時間の勉強でいっぱい成果を得たいです。

ということで、すべての勉強を「課題解決の練習」と捉えてやることで「Javaの勉強」を「Javaの勉強+課題解決力を鍛える練習」に変えて、同じ時間をより効果的に使うように意識しています。


まとめ


今回は

私が勉強するときに意識していること

というテーマで好き勝手に語ってみました。

私が勉強するときに意識しているのは

すべての勉強を「課題解決の練習」と捉えてやる

ことです。
そうすることで

1.手段の目的化が起こりにくい
2.勉強のやり方を改善するようになる
3.「課題を見つける力」と「課題を解決する力」が鍛えられる


の3つの効果が期待できます。

私は勉強が好きではありません。
だから同じ時間の勉強でより多くのことを学べるように意識しています。
ぐーたらするために一生懸命頑張るタイプの人間なのです(--)v



思いつきで始めて惰性で続けている「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムですが、いかがでしたでしょうか。また何かネタがあったら、ちまちまと更新していきます。コンゴトモヨロシク。

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