広島の新外国人ブライアン・バーデン内野手(30=レンジャーズ3A)が25日、マツダスタジアムで入団会見し「日本のファンにツイッターでいろんな情報をもらった。広島はこういうプレーをするとか教えてもらった」と話した。来日前に、ファンから日本野球のレクチャーを受けていた。

 入団が決まった7月18日以降、ツイッターに約200人のフォロワー(読者)が殺到。「情報を集めるのが難しかったからね」と話すだけに、親切心たっぷりの書き込みに感謝した。野村監督からはこの日「長打よりも、球に当てて打率を上げてほしい」と声をかけられたという。

 6月末以降、実戦から遠ざかり、30日からの2軍オリックス2連戦(北神戸)で試運転。実戦勘を取り戻し、8月5日巨人戦(マツダスタジアム)での1軍昇格を目指す。「打者である以上は毎年、打率3割を打ちたい。30~50打点は超えたい」と意気込んだ。

 ◆ブライアン・バーデン

 1981年4月2日、米カリフォルニア州生まれ。オレゴン州立大から、02年ドラフト6巡目でダイヤモンドバックスに入団。07年にメジャーデビュー。カージナルス、マーリンズをへて、今年はレンジャーズ傘下3Aラウンドロック。メジャー通算119試合で打率2割1分1厘、4本塁打。180センチ、90キロ。右投げ右打ち。