東京都新宿区(一部敷地・渋谷区)にあるJR東日本・小田急電鉄・京王電鉄・東京地下鉄・都営地下鉄の駅。
2007年の新宿駅の1日平均乗降客数は、JRだけでも157万人以上で、各社合計では約322万人である。
日本一の乗降客利用者数であり、同時に世界一の乗降客数の鉄道駅でありギネス・ワールド・レコーズに認定されている。
尚、新宿駅が乗降者数日本一になったのは、1966年のことであり、その前年まで日本一だった池袋駅を僅か2人上回っての日本一だった*1。
JR線の至近距離隣接駅代々木駅まで含めると、一日平均乗降者数は403万人を超える。駅別乗降客数ランキングも参照。
なお新宿駅の北側半分は新宿区だが、南側半分(高島屋周辺)は渋谷区に属する。
1885年(明治18年)3月1日に、日本鉄道(現・山手線)の駅として開業した。
その後1889年(明治22年)4月11日に甲武鉄道(現・中央本線)が開業している。
かつて、国鉄新宿駅は旅客営業のみならず貨物営業も併せ持つ「混合駅」だった。現在の新南口タイムズスクエア周辺から南口甲州街道陸橋下にかけての渋谷区エリアのほとんどが、その貨物駅の跡地を再開発して転用されたものであり、現在の埼京線・湘南新宿ラインはその山手貨物線を旅客使用しているものである。乗降乗客数日本一でありながら、貨物取扱量も相当多く、貨物専用駅を除いたランクでは常に上位にランクする荷扱い量を誇っていたが、時代の流れと共に鉄道貨物は衰退の一途を辿り、現在の旅客転用・再開発へと繋がって行った訳である。
私鉄は1915年(大正4年)5月1日に京王電気軌道(現・京王電鉄京王線)が甲州街道跨線橋の東側に「停車場前」駅を開設(1925年5月1日、跨線橋上に移転)、1927年(昭和2年)4月1日には小田原急行鉄道(現・小田急線)が開業している。京王線の新宿側起点は戦前は新宿三丁目付近にあったが、変電所の空襲被害のため電車が甲州街道跨線橋を上ることができなくなり、1945年(昭和20年)7月24日に青梅口(現・西口)の現在地に移転した。
西武新宿駅は将来の国鉄新宿駅乗り入れを目指して仮駅として開業したもので、JR新宿駅東口の駅ビル「マイシティ(現・ルミネエスト)」には西武線の駅を設置する準備工事もなされているが、途中の用地が確保できず、この計画は頓挫した。
JRで初めて発車メロディを採用した駅でもある。
JRの全14ホームの発車メロディが、内田奈織さんが編曲した『新宿STATION』『組曲 新宿STATION』としてJR東日本 駅発車メロディーオリジナル音源集に収録されている。
■山手線
■埼京線《快速、通勤快速と各駅停車が停車》[川越線、りんかい線と直通運転]
■ 川越線直通(大宮駅以遠)…(至・指扇駅 南古谷駅 川越駅 )
■ りんかい線直通(大崎以遠)…(至・品川シーサイド駅 国際展示場駅 新木場駅 )
■ 湘南新宿ライン(横須賀線・宇都宮線直通)《特別快速、快速と各駅停車が停車》
■ 宇都宮線直通(大宮以遠)…(至・小山駅 小金井駅 宇都宮駅 黒磯駅 )
■ 横須賀線直通(横浜以遠)…(至・逗子駅 鎌倉駅 大船駅)
■高崎線・湘南新宿ライン(東海道線・高崎線直通)
《特別快速、快速と各駅停車が停車》
■ 東海道線直通(大崎以遠)…(至・熱海駅 小田原駅 藤沢駅 大船駅 横浜駅 )
■ 高崎線 ■両毛線直通(大宮以遠)…(至・上尾駅 熊谷駅 籠原駅 高崎駅 新前橋駅 前橋駅 )
■ JR中央線(■通勤特快 平日朝ラッシュ上りのみ。東京駅では到着のみ。)
■ JR中央線(■中央特快 )
■ JR中央線(■青梅特快 )
■ JR中央線(■通勤快速 平日夕方下りのみ。)
■ JR中央線(■快速 )
■ 青梅線直通(立川分岐)…(至・拝島駅 河辺駅 青梅駅 )
■ 五日市線直通(青梅線経由拝島分岐)…(至・武蔵五日市駅 秋川駅 )
■ 八高線直通(青梅線経由拝島分岐)…(至・箱根ヶ崎駅 東飯能駅 高麗川駅 )
■ 中央本線・中央東線直通(高尾以遠)…(至・大月駅 上野原駅 )
■ 富士急行線直通(大月分岐)…(至・都留文科大学前駅 富士山駅 河口湖駅 )
■ JR中央線(■各駅停車)*2
■ JR中央・総武線(各駅停車)(中央・総武緩行線)*3
■ 小田急小田原線
東京都新宿区西新宿一丁目にある、東京地下鉄丸ノ内線の駅である。
新宿駅を名乗っているが、大江戸線新宿西口駅側にある。都営新宿線への乗り換えは隣の新宿三丁目駅で案内される。
→ 西武新宿駅
→ 新宿西口駅