スポーツのチカラで、もっと多くの人を幸福に

「スポーツで、もっと、幸せな国へ」
Jリーグの百年構想のサブコピーで、私の好きな言葉です。
運動通信社の「日本を世界が憧れるスポーツ大国にする」というビジョンを目にした時、この二つの言葉は通じるものがあるな、と感じました。
「スポーツ大国」という言葉の解釈は人それぞれかもしれませんが、私にとっての「スポーツ大国」とは、「あらゆる人がスポーツによって幸せを享受できる国」だからです。

自分自身の人生もスポーツで豊かになりました。
スポーツを通じて得た一生の仲間、全身全霊で打ち込んだからこそできたかけがえのない経験、プロスポーツを応援することで生じる圧倒的な振れ幅の喜怒哀楽。
前職のJリーグクラブでも、スポーツによって地域に活力が生まれる様子を感じてきました。
スタジアムの中はもちろん、試合がない日も含めた日々の生活にスポーツがあることが、間違いなく人々に笑顔や幸せをもたらしていたと感じています。
スポーツのチカラを肌で感じてきたからこそ、このチカラでもっと多くの人々を幸福にしたいと考えています。

この国がもっと幸せな国になるために、スポーツは無限の可能性を秘めています。
ただ、可能性で終わらせてはいけないとも思っています。

スポーツだから、やらなければいけないこと。
スポーツだから、できること。

社会が大きく変化をしている中で、社会の中でスポーツが果たす役割ももっと大きなものにできると思っています。
できることはまだまだあるはず。
スポーツそれ自体の価値向上と、スポーツによる幸福の創出のために、あらゆる垣根・領域を越えて、古い慣習や前例にとらわれず挑戦を重ねていきたい。
運動通信社にはそのフィールドがあると思いますし、その先には「あらゆる人がスポーツによって幸せを享受できるスポーツ大国」があるはずだと確信しています。
自分が持つ全ての力で、挑戦していきます。