JPS6240914A - ロ−ルスタンドのロ−ルを軸平行に摺動させるための調節装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 は間挿した案内部材を介してハウジングの窓内で両側で
位置移動可能に支持している押圧板を備えている、ロー
ルスタンドのロール、特ニワークロールを軸平行に摺動
させるための調節装置に関する。

このような調節装置は特に、例えばワークロールを交差
させることにより、ロールスタンドのロール間隙の輪郭
を変えるような場合、或いは例えば刊行物ｒＨｅｒ．ｓ
ｔｅｌｌｕｎｇ　−ａｌｔｇｅｗａｌｚｔｉａｎｄ（冷
間圧延したストリップの製造」第１章、１９７０年、３
０９〜３１０頁（ドユッセルドルフ在、Ｓｔａｈｌｅｉ
ｓｅｎ　ｍｂＨ発行）所載の論文により直径の僅かなワ
ークロールをバックアップロールの軸線を有する面に対
して水平方向で移動させることよ により付加的に支持するうな場合に必要である。

このような調節装置にあっては一連の要件がかせられて
いる。即ち、圧延機のハウジングの窓内への設置を容易
にするために構造がコンパクトでありかつまとまりを持
っていなければならないこと、および簡単な手段により
正確に決定し得る調節道程を経ることが可能であり、こ
の場合調節装置が独立して或いは同一方向で或いは反対
方向で同期して作動可能でなければならない。更に、摺
動されるべきロールのチョックに正確に整向された当接
面を与えるために純粋な並進運動が行われ々ければなら
ない。

長い調節道程を回避するために、ナツトによって囲繞さ
れているねじスピンドルにより送り運動を誘起する回転
調節運動に応動する伝動装置ケースが使用される。実地
にあって、このような伝動装置が好１しく々い程大きな
組込み奥　５　一 行きを要し、従ってこの伝動装置を通常の様式でハウジ
ングの窓内に設けられているシリンダブロック内に設け
ることは不可能であり、それどころか曲げ工程および平
衡工程のためのシリンダを別個のシリンダブロック内で
伝動装置ケースの上方および下方に設ける必要があるこ
とは明らかである。伝動装置ケースの構造高さを縮小さ
せようとする試みは、充分に応荷重性のモジュールとこ
れに伴い充分に大きい歯車もしくはねじスピンドルを必
要とすることから挫折した。更にシリンダブロックを分
割すると言うことは、チョックのための案内長さおよび
チョック自体を案内する押圧部材の案内長さが限られる
ので好壕しくない言う欠点を有している。

こう言ったことから本発明は、その調節ストロークを容
易に監視および検出および予設定可能であり、所定の調
節道程を弾性的々たわみを伴うとと々く充分な剛性を以
て行われ、実際に純粋な並進的な調節運動を行うことが
可能なかツソの上一般的な分割されてい々いシリンダブ
　６　一 ロック内に設けることが可能な、冒頭に記載した様式の
コンパクトな調節装置を造ることを課題としている。

この課題は、押圧板をハウジングのビームの窓側の側面
に設けられている分割されていないシリンダブロック内
に設けられているくさび形調節装置によって保持するこ
とによって解決される。

これによってハウジングの窓側面画たりただ一つのシリ
ンダのみを必要とするに過ぎず、このシリンダは二つの
分割されたシリンダよりも著しく組み立てが容易であり
、どんな場合にあっても充分な案内長さを利用すること
が可能である。

調節装置自体は比較的平坦かつコンパクトに構成でき、
調節駆動部も、不利な多額な付加的な経費が回避される
ように側面に設けることが可能である。

圧延軸線に対して平行な方向でシリンダブロックの切欠
き内に摺動可能にくさび部材のくさび状の舌片が設けら
れ、このくさび部材のくさび面に押圧支柱の同様にくさ
び状の傾斜された終端面が載っており、この押圧支柱の
相対している軸法線の端面が押圧板を支持しているのが
有利であることが判った。この構成により、短い路程上
に直接的々かつ明白な支持が達せられ、かつ押圧板の数
および断面を適当に選択することにより並進運動が全く
正確に発生される。

シリンダブロックが加圧媒体シリンダを備えており、こ
の加圧媒体シリンダが押圧板を押圧支柱が介してくさび
形スライダの舌片に対して固定するように構成するのが
有利である。この構成により、まず一方ではくさび形調
節におけるどんな無駄な運動も回避され、かつ同時に例
えばロール交換の際押圧板が一定の位置に保持される。

この場合、押圧板当り押圧支柱に対して対照的に設けら
れているただ一つの加圧媒体シリンダのみを設けるのが
有利である。

駆動部の設置に関しては、ハウジングビーＪ、に側方で
突出している増設部を設け、これらの増設部内に調節シ
リンダを保持し、これらのシリンダのピストンロッドヘ
ッドを直接くさび形スライダに取り付けるのが有利であ
る。制御に関しては、くさび形スライダを所定の位置に
調節可能に保持すること、およびこの位置から出発して
ロールスタンド当たりそれぞれ相反する方向でのみ同じ
値だけのより以上の摺動運動を許容する連結部を設ける
のが有利であることが判った。更にこの連結部を両スタ
ンド側においても同様な摺動運動を達するためにこの両
スタンド側おも連結することが可能であるように形成す
ることが可能である。最も簡単な構成としては、このよ
うな連結部を機械的な伝動機構として形成することがで
きる。しかし、くさび形スライダおよび／又はその調節
シリンダに路程計を設け、この路程計が連結を調節駆動
部に所属している制御装置を介して誘起するように構成
するのが有利である。この構成により、例えば先行して
いる位置決めにより所望の案内遊びが得られ、一方連結
部の作用の下で次の調節運動がそれぞれ相反する方向で
行われ、これにより、相対して設けられている押圧板が
その都度同じ路程分だけ同じ方向で運動し、一方では予
め調節された遊びが維持され、他方では締付は工程が確
実に排除される。

実際の構成にあっては、くさび形スライダの舌片が摩耗
板の下側に設けられ、押圧板に有利には境界当接部を備
えている垂直案内部を設けるのが有利である。

以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明の詳
細な説明する。

第１図には自己の間に窓を備えているロールスタンドの
ハウジングビーム１の中央断面を図示した。窓内におい
て両側でシリンダブロック２はハウジングビームと結合
されている。このシリンダブロックは摩耗板３によって
下側を捉えられている切欠きを備えている。この摩耗板
３の上側に水平方向でくさび形スライダの舌片４が設け
られており、この舌片の内方に面している面は水平方向
でこの実施例の場合４°だけ垂直線に対して傾斜してい
る。それぞれ四つの押圧支柱５の舌片４方向に案内され
る基面も同じ傾斜角度を備えている。これらの押圧支柱
５の相対している軸性線で構成されている基面ば一緒に
押圧板６に支持されている。シリンダブロック２はそれ
ぞれ一つの加圧媒体シリンダ７を備えている。この加圧
媒体シリンダにより押圧板６は外方へとかつ摩耗板上に
固定されており、従って押圧板６は押圧支柱５、くさび
形スライダの舌片４および摩耗板３を介して・・ウジン
グビーム３に支持されている。

押圧板６の垂直方向案内部内においてそれぞれ案内部材
８と９が垂直方向で摺動運動可能であり、これらのチョ
ック自体はワークロール１２と１３の水平案内部でチョ
ック１０と１１を保持している。液圧シリンダ１４によ
りチョック１０と１１は相互に固定され、かつこれによ
りワークロールは平衡される。他の液圧シリンダ１５と
１６はそれぞれシリンダブロック２内に設けられており
、中間ロールの案内部材とバックアップロールのチョッ
クを固定することができる。

第２図には、くさび形スライダ１７の舌片４と液圧シリ
ンダ１６の軸線間の分断面の高さでのシリンダブロック
２の一つの圧延軸線平行な垂直断面を図示した。この図
面には四つの押圧支柱５が図示されている。これらの押
圧支柱に対して加圧媒体シリンダ７が対称的にかつ対角
線の交点に設けられている。くさび形スライダ１７の両
舌片４はまとめられており、右側端部に形成されている
連接板１８を備えている。これらの連接板はピストンロ
ッドヘッド２ｏを両側から囲繞しており、このピストン
ロッドヘッドと連接板１８の孔とピストンロッド２０の
孔を貫通しているボルト１９を介して結合されている。

ハウジングビーム１には側面で突出している増設部２１
が結合している。この増設部内には液圧による調節シリ
ンダ２２が揺動可能に設けられている。

第３図による水平断面図には同様な構造部分を図示した
。この水平断面図は両ノーウジングの断面図であり、一
方では四つのくさび形調節装置を示しており、他方では
案内部材８と９の垂直案内部示している。

作動させるには、倍の働きを行うように構成されている
液圧シリンダ２２が、所属しているくさび部材１７がそ
の舌片と共に摺動されるように、制御装置もしくは調節
装置を介して負荷される。この場合くさび部材が最も深
く侵入した際このくさび部材上に載っている押圧支柱を
押戻し、この押圧支柱自体は加圧媒体シリンダの力に抗
して所属する押圧板を更に押戻す。

操作を簡単にするために装置に制御装置および調節装置
が設けられる。始動状態にあって、ロールスタンドの互
いに相対しているくさび形調節装置は、案内部材８と９
およびこれらの案内部材によって囲まれているチョック
１０と１１が最適々遊びを備えるように調節される。

その後の作動にあたって、相対しているくさび１３一 部材がその都度相反する方向で運動させられることによ
ってワークロールの摺動が行われる。

このようにして例えば第３図においては、対称面からの
ワークロールの摺動を二重矢印２３で示した区間だけ左
方向に達するため、図面に図示したように下方に図示し
たロールスタンド内において左に示したくさび形スライ
ダは下方向に引かれ、同じロールスタンド内の相対して
いるくさび形スライダは上方へと摺動される。これに伴
い、両押圧板が同じ値だけ左方向に摺動され、従って一
度調節された遊びは維持される。

同時に上方に図示しだロールスタンド内において左側に
図示したくさび部材は上方へと、右側に図示したくさび
部材は下方へと摺動され、ここでこれによりチョックの
左方向への同様々摺動が達せられる。実地においてはこ
れらの摺動運動は予め設定され、かつ調節装置によって
調節される。この目的のため調節シリンダ２２もしくは
そのピストンロッドおよび／又はくさび形スライダに調
節装置のその都度の位置を付与する付与装置が設けられ
ている。その際、例えば調節シリンダの一つが制御状態
で負荷され、他方他の調節シリンダは制御されて相応す
る運動を模倣する。しかし調節を行う際、調節命令がす
べての調節装置に与えられ、これらの調節装置が自身並
行運動もしくは同期運動状態に保持されるようにするの
が有利であることが判った。

この」：うにして如何なる場合にあっても、ハウジング
窓内おいてシリンダをも含めたシリンダブロックを設け
るだめの充分な場所が確保される僅かな構造高さで調節
装置が造られる。くさび部材の傾斜を適当に、この実施
例の場合は４°に、選択することによりくさび形スライ
ダの節度のある摺動と共に所望の調節可能性が得られる
。必要な場合には、ワークロールの予め与えられた傾斜
位置も摺動の間維持されるように制御装置を構成するこ
とも可能である。しかもこれによりワークロールの所望
の調節可能性がシリンダブロックを分割することなく達
せられ、ワークロールによって誘起される水平方向の力
が直接ハウジングのビームに導入される。シリンダブロ
ックの長さが制限されないのでチョックの案内部材のた
めの充分に長い案内も達せられる。従来一般的でありか
つチョックもしくは案内部材間において働く一少々くと
も二つは設けられ々ければ々らない一加圧媒体シリンダ
はここでただ一つの大きな加圧媒体シリンダで代替える
すことができ、従ってワークロール交換のための当接部
の良好な固定が達せられる。

更に、シリンダが分割されていない場合加圧媒体路を付
加的に設けられる管体によってではなく、シリンダブロ
ックを貫通する孔によって形成することが可能である。

この実施例は、本発明により形成された調節装置を６重
ロール式口〜ルスタンドに組込んだ場合に関して図示し
た。本発明は、他の任意のロールスタンドのロール、例
えば５重ロール式ロールスタンド、４重ロール式ロール
スタンド−３重ロール式ロールスタンド或いはまだ２重
ロール式ロールスタンドにも適用可能である。更に本発
明は変形可能である。即ち、この実施例においてそれぞ
れ一貫したくさび面を有するくさび形舌片を設け、これ
らのくさび形舌片に所属する相前後して載る押圧支柱が
傾斜およびその間隔に相応して異なる長さを有するよう
に構成される。実地にあっては異なる数の或いは配設の
押圧支柱が選択される。適当な間隔で相前後して押圧支
柱を設けた場合、この押圧支柱を等しい間隔で設けかつ
くさび面を相前後して設けられている押圧支柱に所属す
る部分くさび部材に分割することも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はロールスタンドのスタンドの中央部分の垂直断
面図、 第２図は舌片と押圧支柱間の間に形成される面に沿った
垂直断面図、 第８図は上方ワークロールの高さでのロールスタンドの
水平断面図。 図中符号は、 １・・・ロールスタンドビーム ２・・・シリンダブロック ６・・・押圧板

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ロールのチヨツクを場合によつては間挿した案内部
   材を介してハウジングの窓内で両側で位置移動可能に支
   持している押圧板を備えている、ロールスタンドのロー
   ル、特にワークロールを軸平行に摺動させるための調節
   装置において、押圧板（６）がハウジングのビーム（１
   ）の窓側の側面に設けられているシリンダブロック（２
   ）内に設けられているくさび形調節装置によつて保持さ
   れていることを特徴とする、上記調節装置。 ２、圧延軸線方向でシリンダブロック（２）の切欠き内
   に摺動可能なくさび形スライダ（１７）のくさび形の舌
   片（４）が設けられており、この舌片のくさび面上に押
   圧支柱（５）のくさび状に傾斜されている終端面が載つ
   ており、この押圧支柱の相対している軸法線の端面が押
   圧板（６）を支持しているように構成されている、特許
   請求の範囲第１項記載の調節装置。 ３、シリンダブロック（２）が、押圧板（６）を押圧支
   柱（５）とくさび形スライダ（７）の舌片（４）とを介
   して摩耗板（３）に対して固定する加圧媒体シリンダ（
   ７）を備えている、特許請求の範囲第１項或いは第２項
   に記載の調節装置。 ４、押圧支柱（５）に対して対称的に設けられている一
   つの加圧媒体シリンダ（７）が押圧板（６）当たり設け
   られている、特許請求の範囲第３項記載の調節装置。 ５、ハウジングのビーム（１）が側方で突出している増
   設部（２１）を備えており、この増設部内に調節シリン
   ダ（２２）が保持されており、この調節シリンダのピス
   トンロッドヘッド （２０）がくさび形スライダ（１７）に取付けられてい
   る、特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか一
   つに記載の調節装置。 ６、くさび形スライダ（１７）が予め位置決め調節可能
   であり、調節された位置から出発してその都度ロールス
   タンド側面に関して他の摺動運動を相反する方向でのみ
   同じ値だけ許容する連結部材が設けられている、特許請
   求の範囲第１項から第５項までのいずれか一つに記載の
   調節装置。 ７、ロールスタンド側面が同様な摺動運動を行うために
   連結可能である、特許請求の範囲第６項記載の調節装置
   。 ８、機械的な連結部材が設けられている、特許請求の範
   囲第１項から第７項までのいずれか一つに記載の調節装
   置。 ９、くさび形スライダ（１７）および／又はその調節部
   材（調節シリンダ２２）が調節駆動部に所属する制御装
   置を介して連結を誘起する路程計を備えている、特許請
   求の範囲第１項から第７項までのいずれか一つに記載の
   調節装置。 １０、くさび形スライダ（１７）の舌片（４）が摩耗板
   （３）によつて下方において捕捉されている、特許請求
   の範囲第１項から第７項までのいずれか一つに記載の調
   節装置。 １１、押圧板（６）が制限装置を備えているチヨツク（
   ８、９）のための垂直案内部を備えている特許請求の範
   囲第１項から第１０項までのいずれか一つに記載の調節
   装置。