JPH118140A - 高圧トランス - Google Patents
高圧トランスInfo
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- JPH118140A JPH118140A JP9176355A JP17635597A JPH118140A JP H118140 A JPH118140 A JP H118140A JP 9176355 A JP9176355 A JP 9176355A JP 17635597 A JP17635597 A JP 17635597A JP H118140 A JPH118140 A JP H118140A
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- core
- voltage
- coil
- piece
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/02—Details
- H05B41/04—Starting switches
- H05B41/042—Starting switches using semiconductor devices
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/40—Structural association with built-in electric component, e.g. fuse
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高圧トランスにあって、沿面放電による問題
を解決する。 【解決手段】 コア筺体31の周側壁34の内周面に絶
縁リング70を配設すると共に、コイルボビン40の鍔
片41の周縁と絶縁リング70との間に絶縁空隙72を
形成したものであるから、コイルボビン40の周囲とコ
ア筺体31の周側壁34間には、空隙72と、絶縁リン
グ70とが確保され、このためコイルボビン40の鍔片
41がコア筺体31の周側壁34の内面に接触すること
はない。従って、コイルボビン40の沿面距離は、コア
筺体31の前部壁と接触するまでの長さとなり、沿面距
離が延びる。このため、沿面放電による電圧降下を防止
することができる。
を解決する。 【解決手段】 コア筺体31の周側壁34の内周面に絶
縁リング70を配設すると共に、コイルボビン40の鍔
片41の周縁と絶縁リング70との間に絶縁空隙72を
形成したものであるから、コイルボビン40の周囲とコ
ア筺体31の周側壁34間には、空隙72と、絶縁リン
グ70とが確保され、このためコイルボビン40の鍔片
41がコア筺体31の周側壁34の内面に接触すること
はない。従って、コイルボビン40の沿面距離は、コア
筺体31の前部壁と接触するまでの長さとなり、沿面距
離が延びる。このため、沿面放電による電圧降下を防止
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用点灯起動装
置,着火装置等に用いられる高圧トランスに関するもの
である。
置,着火装置等に用いられる高圧トランスに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ヘッドライトに用いられるメタルハライ
ドランプ等の放電灯は、自動車の前部に保持された放電
灯用ソケットに、その電極を嵌着して脱着可能に取付け
られ、該ソケットの端子から起電力を付与される。この
放電灯は、ヘッドライトの場合で、13kV以上の高電
圧が印加される。そこで、約400V程度の電圧をトラ
ンスにより昇圧して、二次側コイルの出力端に高電圧を
生成し、この高電圧をソケットの端子に接続するように
して、前記放電灯に電圧印加するようにしている。
ドランプ等の放電灯は、自動車の前部に保持された放電
灯用ソケットに、その電極を嵌着して脱着可能に取付け
られ、該ソケットの端子から起電力を付与される。この
放電灯は、ヘッドライトの場合で、13kV以上の高電
圧が印加される。そこで、約400V程度の電圧をトラ
ンスにより昇圧して、二次側コイルの出力端に高電圧を
生成し、この高電圧をソケットの端子に接続するように
して、前記放電灯に電圧印加するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な400Vを13kV以上の高圧に昇圧するような、高
圧トランスにあって、ソケットの鍔の表面からの沿面放
電により、電圧がコア筺体に流れて、急激な電圧降下を
生じ、点灯不良や、着火不良を生ずるという問題を生じ
る場合があった。本発明はかかる高圧トランスにあっ
て、沿面放電による問題を解決することを目的とするも
のである。
な400Vを13kV以上の高圧に昇圧するような、高
圧トランスにあって、ソケットの鍔の表面からの沿面放
電により、電圧がコア筺体に流れて、急激な電圧降下を
生じ、点灯不良や、着火不良を生ずるという問題を生じ
る場合があった。本発明はかかる高圧トランスにあっ
て、沿面放電による問題を解決することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ほぼ中心部に
鉄心部を貫設したコア筺体内に、二次コイルを外周に巻
装した絶縁材料からなるコイルボビンを鉄心部に外嵌し
て配設し、かつ鉄心部の周囲に一次コイルを巻装すると
ともに、コア筺体の前面に、二次コイルと接続する高圧
側接続端子片を配設してなる高圧トランスにおいて、コ
ア筺体の周側壁の内周面に沿って絶縁リングを周設する
と共に、コイルボビンの鍔片の周縁と絶縁リングとの間
に絶縁間隙を形成したことを特徴とするものである。
鉄心部を貫設したコア筺体内に、二次コイルを外周に巻
装した絶縁材料からなるコイルボビンを鉄心部に外嵌し
て配設し、かつ鉄心部の周囲に一次コイルを巻装すると
ともに、コア筺体の前面に、二次コイルと接続する高圧
側接続端子片を配設してなる高圧トランスにおいて、コ
ア筺体の周側壁の内周面に沿って絶縁リングを周設する
と共に、コイルボビンの鍔片の周縁と絶縁リングとの間
に絶縁間隙を形成したことを特徴とするものである。
【0005】かかる構成にあっては、コイルボビンの周
囲とコア筺体の周側壁間には、空隙と絶縁リングとが確
保され、このためコイルボビンの鍔片がコア筺体の周側
壁の内面に接触することはない。従って、コイルボビン
の沿面距離は、コア筺体の高圧側接続端子片が配設され
る前部壁と接触するまでの位置となり、沿面距離が延び
ることとなる。
囲とコア筺体の周側壁間には、空隙と絶縁リングとが確
保され、このためコイルボビンの鍔片がコア筺体の周側
壁の内面に接触することはない。従って、コイルボビン
の沿面距離は、コア筺体の高圧側接続端子片が配設され
る前部壁と接触するまでの位置となり、沿面距離が延び
ることとなる。
【0006】ここで、二次コイルの低圧端側で、コア筺
体の周側壁の内周面に周設された絶縁リングに位置決め
突部を形成し、該突部をコイルボビンの鍔片の周縁に当
接することにより、コイルボビンをコア筺体内で絶縁間
隙が確保されるように位置決めすることができ、かかる
構成にあっては、前記絶縁間隙をコイルボビンの周囲で
一定とすることができ、沿面距離が確保される。ここ
で、位置決め突部を低圧端側に配設したのは、かかる位
置にあっては、該位置決め突部がコイルボビンに接触し
ても、高電圧ではないから、沿面放電が生じるおそれが
ないことによる。
体の周側壁の内周面に周設された絶縁リングに位置決め
突部を形成し、該突部をコイルボビンの鍔片の周縁に当
接することにより、コイルボビンをコア筺体内で絶縁間
隙が確保されるように位置決めすることができ、かかる
構成にあっては、前記絶縁間隙をコイルボビンの周囲で
一定とすることができ、沿面距離が確保される。ここ
で、位置決め突部を低圧端側に配設したのは、かかる位
置にあっては、該位置決め突部がコイルボビンに接触し
ても、高電圧ではないから、沿面放電が生じるおそれが
ないことによる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の高圧トランス30を用い
た車両用点灯起動装置1の実施例を添付図面に従って説
明する。この車両用点灯起動装置1は、図1〜4で示す
ように、合成樹脂製本体ケース2、合成樹脂製ソケット
片10及び、高圧トランス30等から構成される。
た車両用点灯起動装置1の実施例を添付図面に従って説
明する。この車両用点灯起動装置1は、図1〜4で示す
ように、合成樹脂製本体ケース2、合成樹脂製ソケット
片10及び、高圧トランス30等から構成される。
【0008】ここで合成樹脂製本体ケース2は、図4等
で示すように、主収納部5と、側方へ連成された張り出
し収納部6とにより構成され、主収納部5の前面には、
環状周壁8により囲繞された円形の接続開口3が形成さ
れると共に、該張り出し部6の端縁に、針状接続端子9
5が挿通する導通口7が形成され、該挿通孔7内に嵌挿
する外部リード線との接続を可能としている。また、本
体ケース2の下底面には針状接続端子95の内端と接続
するプリント基板90が保持され、この張り出し部6の
空隙内に、プリント基板90にコンデンサー等の回路部
材を実装するようにしている。またこの本体ケース2に
は、その背面に高圧トランス30,プリント基板90な
どを装着するための装着開口9が形成され、該開口9を
蓋板9aで覆うようにしている。
で示すように、主収納部5と、側方へ連成された張り出
し収納部6とにより構成され、主収納部5の前面には、
環状周壁8により囲繞された円形の接続開口3が形成さ
れると共に、該張り出し部6の端縁に、針状接続端子9
5が挿通する導通口7が形成され、該挿通孔7内に嵌挿
する外部リード線との接続を可能としている。また、本
体ケース2の下底面には針状接続端子95の内端と接続
するプリント基板90が保持され、この張り出し部6の
空隙内に、プリント基板90にコンデンサー等の回路部
材を実装するようにしている。またこの本体ケース2に
は、その背面に高圧トランス30,プリント基板90な
どを装着するための装着開口9が形成され、該開口9を
蓋板9aで覆うようにしている。
【0009】一方、前記合成樹脂製ソケット片10は、
接続開口3に嵌着されるものであり、円筒形状をしてお
り、中心に配置された高圧端子12と、周囲に配置され
た二つの低圧端子13,13(図4参照,一方のみを示
す)とが具備されている。
接続開口3に嵌着されるものであり、円筒形状をしてお
り、中心に配置された高圧端子12と、周囲に配置され
た二つの低圧端子13,13(図4参照,一方のみを示
す)とが具備されている。
【0010】次に、本発明に係る高圧トランス30の構
成を図4〜7に従って説明する。この高圧トランス30
は、鉄心部35を備えるコア筺体31内に、コイルボビ
ン40を収納してなる。ここでコア筺体31は、フェラ
イト等の磁性材料等で形成され、外径が等しい二片の分
割コア片32,分割コア片33を重ね合わせて全体とし
て短円柱状となるように構成され、その外径を主収納部
5の内径と一致させている。この寸法例としては、直径
37mmのものが例示される。
成を図4〜7に従って説明する。この高圧トランス30
は、鉄心部35を備えるコア筺体31内に、コイルボビ
ン40を収納してなる。ここでコア筺体31は、フェラ
イト等の磁性材料等で形成され、外径が等しい二片の分
割コア片32,分割コア片33を重ね合わせて全体とし
て短円柱状となるように構成され、その外径を主収納部
5の内径と一致させている。この寸法例としては、直径
37mmのものが例示される。
【0011】このコア筺体31の、一方の分割コア片3
2は、厚さ約2mm程度の円板状となっており、コア筺
体31の前部壁を構成するものであって、該分割コア片
32にコイルボビン40が、射出成形等により一体的に
形成される。
2は、厚さ約2mm程度の円板状となっており、コア筺
体31の前部壁を構成するものであって、該分割コア片
32にコイルボビン40が、射出成形等により一体的に
形成される。
【0012】また、他方の分割コア片33は、図5で示
すように、円筒形の周側壁34と、中央の鉄心部35と
を後部壁36で接続して連成した構造となっており、中
心から偏位した位置に、鉄心部35を貫通して、後述す
るコイルボビン40の肉厚部48が内嵌する嵌装孔37
が形成されている。この分割コア片33は別途形成さ
れ、後述するように、一体化された分割コア片32,コ
イルボビン40に対して背部から嵌装される。尚、後部
壁36には3つの嵌合孔39が形成される。また、鉄心
部35は、分割コア片32側に形成しても良い。
すように、円筒形の周側壁34と、中央の鉄心部35と
を後部壁36で接続して連成した構造となっており、中
心から偏位した位置に、鉄心部35を貫通して、後述す
るコイルボビン40の肉厚部48が内嵌する嵌装孔37
が形成されている。この分割コア片33は別途形成さ
れ、後述するように、一体化された分割コア片32,コ
イルボビン40に対して背部から嵌装される。尚、後部
壁36には3つの嵌合孔39が形成される。また、鉄心
部35は、分割コア片32側に形成しても良い。
【0013】次に前記分割コア片32に対して一体的に
成形されるコイルボビン40の構成につき説明する。
成形されるコイルボビン40の構成につき説明する。
【0014】コイルボビン40は合成樹脂材料からな
り、鉄心部35の周囲に密着する基筒部46を備え、基
筒部46の周面に複数の鍔片41を周設し、該鍔片41
により区画して、分割周溝42,42,42及びその間
の中間周溝44,44と、分割周溝45とを夫々形成す
るようにしている。そして、分割周溝42,42,42
及びその間の中間周溝44,44に二次コイル49を連
続して巻回し、分割周溝45に一次コイル50を巻回す
るようにしている。
り、鉄心部35の周囲に密着する基筒部46を備え、基
筒部46の周面に複数の鍔片41を周設し、該鍔片41
により区画して、分割周溝42,42,42及びその間
の中間周溝44,44と、分割周溝45とを夫々形成す
るようにしている。そして、分割周溝42,42,42
及びその間の中間周溝44,44に二次コイル49を連
続して巻回し、分割周溝45に一次コイル50を巻回す
るようにしている。
【0015】このコイルボビン40の背部には、図5で
示すように、突部52a及び突部52b,52b(一方
の突部52bのみを図示)が突成されている。そして、
この突部52a,52b,52bを後部壁36の3つの
嵌合孔39(二つの嵌合孔39のみを示す)に夫々嵌合
することにより、コイルボビン40を分割コア片33に
結合させている。また、各突部52a,52b,52b
には夫々貫通孔が形成され、突部52aを最後部の分割
周溝42と連通させて、二次コイル49の低圧端となる
巻き終り端を点灯トランス30の背方へ引出すように
し、突部52b,52bの貫通孔を分割周溝45に夫々
連通させて、該貫通孔から一次コイル50の両端を点灯
トランス30の背方へ引出すようにし、二次コイル49
の巻き終り端と、各一次コイル50の両端とを夫々プリ
ント基板90の所要電路と接続するようにしている。
示すように、突部52a及び突部52b,52b(一方
の突部52bのみを図示)が突成されている。そして、
この突部52a,52b,52bを後部壁36の3つの
嵌合孔39(二つの嵌合孔39のみを示す)に夫々嵌合
することにより、コイルボビン40を分割コア片33に
結合させている。また、各突部52a,52b,52b
には夫々貫通孔が形成され、突部52aを最後部の分割
周溝42と連通させて、二次コイル49の低圧端となる
巻き終り端を点灯トランス30の背方へ引出すように
し、突部52b,52bの貫通孔を分割周溝45に夫々
連通させて、該貫通孔から一次コイル50の両端を点灯
トランス30の背方へ引出すようにし、二次コイル49
の巻き終り端と、各一次コイル50の両端とを夫々プリ
ント基板90の所要電路と接続するようにしている。
【0016】さらにコイルボビン40は、前記鉄心部3
5の嵌装孔37に内嵌して、分割コア片32を貫通する
肉厚部48を備え、該肉厚部48にコイルボビン40の
中心に対して偏心させて接続孔47を形成している。そ
して分割コア片32の前面には、コイルボビン40に連
成された遮蔽部56が形成され、該遮蔽部56に前記接
続孔47が開口する。また、遮蔽部56には、接続孔4
7と同心状に筒状部57が形成される。
5の嵌装孔37に内嵌して、分割コア片32を貫通する
肉厚部48を備え、該肉厚部48にコイルボビン40の
中心に対して偏心させて接続孔47を形成している。そ
して分割コア片32の前面には、コイルボビン40に連
成された遮蔽部56が形成され、該遮蔽部56に前記接
続孔47が開口する。また、遮蔽部56には、接続孔4
7と同心状に筒状部57が形成される。
【0017】前記接続孔47内には、図5で示すよう
に、高圧側接続端子片55が嵌着される。そして、高圧
端となる二次コイル49の巻き始め端が、肉厚部48に
形成した挿入孔53から接続孔47内に導入されて、高
圧側接続端子片55に電気的に接続されることとなる。
この二次コイル49は、中間周溝44を介して各分割周
溝42に順次巻回され、上述したように、その低圧端と
なる巻き終り端が突部52aの挿通孔から高圧トランス
30の背方へ引出されることとなる。
に、高圧側接続端子片55が嵌着される。そして、高圧
端となる二次コイル49の巻き始め端が、肉厚部48に
形成した挿入孔53から接続孔47内に導入されて、高
圧側接続端子片55に電気的に接続されることとなる。
この二次コイル49は、中間周溝44を介して各分割周
溝42に順次巻回され、上述したように、その低圧端と
なる巻き終り端が突部52aの挿通孔から高圧トランス
30の背方へ引出されることとなる。
【0018】次に、本発明の要部につき説明する。前記
構成にあって、コア筺体31の周側壁34の内周面には
絶縁リング70が周設される。また、コイルボビン40
の鍔片41は絶縁リング70の内面に接触しないよう
に、その径を定め、これにより、鍔片41の周縁と絶縁
リング70との間に絶縁間隙72を形成するようにして
いる。この絶縁間隙72を確保するために、環状絶縁リ
ング70には、二次コイル49の低圧端側である巻終り
端側の後部壁36と接触する端縁で、内側に、前記空隙
の幅に相当する突出度を有する位置決め突部71を形成
している。そして位置決め突部71の内端をコイルボビ
ン40の最後部の鍔片41周縁に密嵌するようにし、こ
れにより、コイルボビン40の位置をコア筺体31に対
して位置決めし、絶縁間隙72を確保するようにしてい
る。この絶縁間隙72には、樹脂等の絶縁材料を含浸し
ても良い。ところで、位置決め突部71を低電圧側に配
設したのは、かかる位置にあっては、該位置決め突部7
1がコイルボビン40に接触しても、高電圧ではないか
ら沿面放電が生じるおそれがないことによる。一方、最
上部に鍔片41と、前部壁となる分割コア片32との間
にも、絶縁間隙73を形成している。
構成にあって、コア筺体31の周側壁34の内周面には
絶縁リング70が周設される。また、コイルボビン40
の鍔片41は絶縁リング70の内面に接触しないよう
に、その径を定め、これにより、鍔片41の周縁と絶縁
リング70との間に絶縁間隙72を形成するようにして
いる。この絶縁間隙72を確保するために、環状絶縁リ
ング70には、二次コイル49の低圧端側である巻終り
端側の後部壁36と接触する端縁で、内側に、前記空隙
の幅に相当する突出度を有する位置決め突部71を形成
している。そして位置決め突部71の内端をコイルボビ
ン40の最後部の鍔片41周縁に密嵌するようにし、こ
れにより、コイルボビン40の位置をコア筺体31に対
して位置決めし、絶縁間隙72を確保するようにしてい
る。この絶縁間隙72には、樹脂等の絶縁材料を含浸し
ても良い。ところで、位置決め突部71を低電圧側に配
設したのは、かかる位置にあっては、該位置決め突部7
1がコイルボビン40に接触しても、高電圧ではないか
ら沿面放電が生じるおそれがないことによる。一方、最
上部に鍔片41と、前部壁となる分割コア片32との間
にも、絶縁間隙73を形成している。
【0019】かかる構成にあって、コイルボビン40
は、その周面を絶縁リング70と、絶縁間隙72とによ
り、分割コア片33の周側壁34との絶縁が確保され
る。このため、該絶縁リング70により気中放電がなく
なる。また、絶縁間隙72により、コイルボビン40
は、コア筺体31の前部内面(高圧側)及び後部内面
(低圧側)でのみ接触することとなり、絶縁間隙72に
より、絶縁リング70の内周面と離間し、このため、沿
面距離が最後部の鍔片41の分割コア片33との接触部
から最前部の鍔片41の分割コア片32との接触部に至
る長い距離となる。
は、その周面を絶縁リング70と、絶縁間隙72とによ
り、分割コア片33の周側壁34との絶縁が確保され
る。このため、該絶縁リング70により気中放電がなく
なる。また、絶縁間隙72により、コイルボビン40
は、コア筺体31の前部内面(高圧側)及び後部内面
(低圧側)でのみ接触することとなり、絶縁間隙72に
より、絶縁リング70の内周面と離間し、このため、沿
面距離が最後部の鍔片41の分割コア片33との接触部
から最前部の鍔片41の分割コア片32との接触部に至
る長い距離となる。
【0020】さらには、電圧降下は高圧側で特に発生す
るから、重要なのは、最前部の分割周溝42の二次コイ
ルから最前部上の鍔片41の前後周面を伝って、分割コ
ア片32との接触面に至る沿面距離となる。ところが、
最上部の鍔片41で、分割コア片32との間にも、絶縁
間隙73を形成し、これにより、該沿面距離を可及的に
長くし、沿面放電を起こし得る最大距離以上となる、沿
面距離を確保するようにしている。而して、絶縁間隙7
2,73により二次コイル49で昇圧された高電圧の沿
面放電を防止することができ、電圧降下が防止されるこ
ととなる。
るから、重要なのは、最前部の分割周溝42の二次コイ
ルから最前部上の鍔片41の前後周面を伝って、分割コ
ア片32との接触面に至る沿面距離となる。ところが、
最上部の鍔片41で、分割コア片32との間にも、絶縁
間隙73を形成し、これにより、該沿面距離を可及的に
長くし、沿面放電を起こし得る最大距離以上となる、沿
面距離を確保するようにしている。而して、絶縁間隙7
2,73により二次コイル49で昇圧された高電圧の沿
面放電を防止することができ、電圧降下が防止されるこ
ととなる。
【0021】かかる構成の高圧トランス30は、その外
側をコア筺体31によって覆われ、このため、整一な単
一構造となり、まとまりが良く、張り出し部6を形成す
る等により、本体ケース2内に整一な実装空隙を容易に
生じさせることができる。
側をコア筺体31によって覆われ、このため、整一な単
一構造となり、まとまりが良く、張り出し部6を形成す
る等により、本体ケース2内に整一な実装空隙を容易に
生じさせることができる。
【0022】一方、接続開口3には、前記ソケット片1
0の低圧端子13に対応して、筒状嵌着部61が側部位
置に配設され、その内部に低圧側接続端子片62が嵌着
される。
0の低圧端子13に対応して、筒状嵌着部61が側部位
置に配設され、その内部に低圧側接続端子片62が嵌着
される。
【0023】この筒状嵌着部61,61は本体ケース2
と一体成形されている。さらには、該本体ケース2の内
部に沿って、低圧電路金具(アース電路)63がインサ
ート成形により本体ケース2と一体的に形成される。こ
の低圧電路金具63は、その一端を筒状嵌着部61内に
臨ませて低圧側接続端子片62と接続され、その他端部
64を後方へ突出して、プリント基板90のスルホール
に挿入し、該プリント基板90に設けられた低圧電路
(アース電路)と接続するようにしている。
と一体成形されている。さらには、該本体ケース2の内
部に沿って、低圧電路金具(アース電路)63がインサ
ート成形により本体ケース2と一体的に形成される。こ
の低圧電路金具63は、その一端を筒状嵌着部61内に
臨ませて低圧側接続端子片62と接続され、その他端部
64を後方へ突出して、プリント基板90のスルホール
に挿入し、該プリント基板90に設けられた低圧電路
(アース電路)と接続するようにしている。
【0024】前記接続端子片55,62はいずれも、金
属片を屈曲形成してなる狭口状の断面コ字状構造からな
る。そして、前記合成樹脂製ソケット片10を、接続開
口3に嵌着すると、高圧端子12が高圧側接続端子片5
5の口部に挿入され、二つの低圧端子13,13が低圧
側接続端子片62,62の口部に挿入され、夫々の電気
的接続が確保される。
属片を屈曲形成してなる狭口状の断面コ字状構造からな
る。そして、前記合成樹脂製ソケット片10を、接続開
口3に嵌着すると、高圧端子12が高圧側接続端子片5
5の口部に挿入され、二つの低圧端子13,13が低圧
側接続端子片62,62の口部に挿入され、夫々の電気
的接続が確保される。
【0025】而して、本構成にあって、本体ケース2内
に装着開口9から、高圧トランス30,プリント基板9
0などを順次装着して、接続開口3を絶縁性遮蔽部56
で覆い、該接続開口3に合成樹脂製ソケット片10を嵌
着することにより車両用点灯起動装置1が構成されるこ
ととなる。
に装着開口9から、高圧トランス30,プリント基板9
0などを順次装着して、接続開口3を絶縁性遮蔽部56
で覆い、該接続開口3に合成樹脂製ソケット片10を嵌
着することにより車両用点灯起動装置1が構成されるこ
ととなる。
【0026】そして、導通口7に挿入して、針状接続端
子95と接続された外部リード線からの約コイルボビン
400V程度の電圧が、プリント基板90の所要回路を
介して一次コイル50に印加され、該一次電圧が二次コ
イル49で、沿面放電による影響を受けることなく、1
3kV以上に昇圧されて高圧側接続端子片55に印加さ
れ、この高圧側接続端子片55がソケット片10の高圧
端子12に接続される。
子95と接続された外部リード線からの約コイルボビン
400V程度の電圧が、プリント基板90の所要回路を
介して一次コイル50に印加され、該一次電圧が二次コ
イル49で、沿面放電による影響を受けることなく、1
3kV以上に昇圧されて高圧側接続端子片55に印加さ
れ、この高圧側接続端子片55がソケット片10の高圧
端子12に接続される。
【0027】かかる各構成からなる車両用点灯起動装置
1は、自動車のエンジンルーム内の前部に取付けられた
ランプハウジング内に取付けられ、メタルハライドラン
プ等の放電灯(図示せず)が、ソケット片10に嵌着さ
れ、該放電灯の周囲電極に低圧端子13が接続され、心
電極に高圧端子12が接続されて、13kV以上の高電
圧が印加され、照光することとなる。上述の構成にかか
る高圧トランスは、放電着火装置等に適用するようにし
ても良い。
1は、自動車のエンジンルーム内の前部に取付けられた
ランプハウジング内に取付けられ、メタルハライドラン
プ等の放電灯(図示せず)が、ソケット片10に嵌着さ
れ、該放電灯の周囲電極に低圧端子13が接続され、心
電極に高圧端子12が接続されて、13kV以上の高電
圧が印加され、照光することとなる。上述の構成にかか
る高圧トランスは、放電着火装置等に適用するようにし
ても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上述したように、コア筺体3
1の周側壁34の内周面に絶縁リング70を配設すると
共に、コイルボビン40の鍔片41の周縁と絶縁リング
70との間に絶縁間隙72,73を形成したものである
から、コイルボビン40の周囲とコア筺体31の周側壁
34間には、絶縁間隙72,73と、絶縁リング70と
が確保され、このためコイルボビン40の鍔片41がコ
ア筺体31の周側壁34の内面に接触することはない。
従って、気中放電がなくなり、しかもコイルボビン40
の沿面距離は、コア筺体31の前部壁と接触するまでの
長さとなるから、沿面距離が延び、このため、沿面放電
による電圧降下も防止することができる。
1の周側壁34の内周面に絶縁リング70を配設すると
共に、コイルボビン40の鍔片41の周縁と絶縁リング
70との間に絶縁間隙72,73を形成したものである
から、コイルボビン40の周囲とコア筺体31の周側壁
34間には、絶縁間隙72,73と、絶縁リング70と
が確保され、このためコイルボビン40の鍔片41がコ
ア筺体31の周側壁34の内面に接触することはない。
従って、気中放電がなくなり、しかもコイルボビン40
の沿面距離は、コア筺体31の前部壁と接触するまでの
長さとなるから、沿面距離が延び、このため、沿面放電
による電圧降下も防止することができる。
【0029】また、かかる構成にあって、二次コイルの
低圧側で、コア筺体の周側壁の内周面に配設された絶縁
リング70に位置決め突部71を形成し、該突部71を
コイルボビン40の鍔片41の周縁に当接することによ
り、コイルボビン40をコア筺体31内に整一に位置決
めすることができ、かかる構成にあっては、前記絶縁間
隙72をコイルボビン40の周囲で一定とすることがで
きて、沿面距離が確保されることとなる。
低圧側で、コア筺体の周側壁の内周面に配設された絶縁
リング70に位置決め突部71を形成し、該突部71を
コイルボビン40の鍔片41の周縁に当接することによ
り、コイルボビン40をコア筺体31内に整一に位置決
めすることができ、かかる構成にあっては、前記絶縁間
隙72をコイルボビン40の周囲で一定とすることがで
きて、沿面距離が確保されることとなる。
【図1】本発明の第一手段に係る車両用点灯起動装置1
の正面図である。
の正面図である。
【図2】車両用点灯起動装置1の平面図である。
【図3】車両用点灯起動装置1の右側面図である。
【図4】車両用点灯起動装置1の左からみた縦断側面図
である。
である。
【図5】点灯トランス30の縦断状態の斜視図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】点灯トランス30の要部の拡大縦断側面図であ
る。
る。
1 車両用点灯起動装置 2 本体ケース 3 接続開口 10 ソケット 30 点灯トランス 31 コア筺体 32 分割コア片 33 分割コア片 35 鉄心部 40 コイルボビン 49 二次コイル 50 一次コイル 55 高圧側接続端子片 70 絶縁リング 71 位置決め突部 72,73 絶縁間隙 90 プリント基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 稔 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】ほぼ中心部に鉄心部を貫設したコア筺体内
に、二次コイルを外周に巻装した絶縁材料からなるコイ
ルボビンを鉄心部に外嵌して配設し、かつ鉄心部の周囲
に一次コイルを巻装するとともに、コア筺体の前面に、
二次コイルと接続する高圧側接続端子片を配設してなる
高圧トランスにおいて、 コア筺体の周側壁の内周面に沿って絶縁材を周設すると
共に、コイルボビンの鍔片の周縁と絶縁材との間に絶縁
間隙を形成したことを特徴とする高圧トランス。 - 【請求項2】二次コイルの低圧端側で、コア筺体の周側
壁の内周面に周設された絶縁リングに位置決め突部を形
成し、該突部をコイルボビンの鍔片の周縁に当接するこ
とにより、コイルボビンをコア筺体内で絶縁間隙が確保
されるように位置決めしたことを特徴とする請求項1記
載の高圧トランス。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9176355A JPH118140A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 高圧トランス |
DE69825943T DE69825943T2 (de) | 1997-06-16 | 1998-06-15 | Hochspannungstransformator und Beleuchtungsvorrichtung mit Fahrzeuglampe dafür |
EP98110930A EP0886286B1 (en) | 1997-06-16 | 1998-06-15 | High-voltage transformer and a vehicle-lamp lighting-on device using the same |
US09/097,658 US5959521A (en) | 1997-06-16 | 1998-06-16 | High-voltage transformer and a vehicle-lamp lighting-on device using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9176355A JPH118140A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 高圧トランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH118140A true JPH118140A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=16012168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9176355A Pending JPH118140A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 高圧トランス |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5959521A (ja) |
EP (1) | EP0886286B1 (ja) |
JP (1) | JPH118140A (ja) |
DE (1) | DE69825943T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005072010A (ja) * | 2003-08-26 | 2005-03-17 | Patent Treuhand Ges Elektr Gluehlamp Mbh | 高圧放電ランプ用のランプ口金および高圧放電ランプ |
JP2007503684A (ja) * | 2003-08-26 | 2007-02-22 | パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユール エレクトリツシエ グリユーラムペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 高圧放電ランプのためのランプベースおよび高圧放電ランプ |
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US6593836B1 (en) * | 1998-10-20 | 2003-07-15 | Vlt Corporation | Bobbins, transformers, magnetic components, and methods |
US6602105B1 (en) | 1998-10-21 | 2003-08-05 | Michael Sussell | Illumination system for balloons with thin film valves |
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1997
- 1997-06-16 JP JP9176355A patent/JPH118140A/ja active Pending
-
1998
- 1998-06-15 EP EP98110930A patent/EP0886286B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-06-15 DE DE69825943T patent/DE69825943T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-06-16 US US09/097,658 patent/US5959521A/en not_active Expired - Fee Related
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DE69825943D1 (de) | 2004-10-07 |
US5959521A (en) | 1999-09-28 |
EP0886286A2 (en) | 1998-12-23 |
EP0886286A3 (en) | 2000-03-22 |
DE69825943T2 (de) | 2005-01-20 |
EP0886286B1 (en) | 2004-09-01 |
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