JPH11354201A - 防水コネクタ - Google Patents
防水コネクタInfo
- Publication number
- JPH11354201A JPH11354201A JP10162570A JP16257098A JPH11354201A JP H11354201 A JPH11354201 A JP H11354201A JP 10162570 A JP10162570 A JP 10162570A JP 16257098 A JP16257098 A JP 16257098A JP H11354201 A JPH11354201 A JP H11354201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric wire
- housing
- wire insertion
- insertion hole
- outer housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/502—Bases; Cases composed of different pieces
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/44—Means for preventing access to live contacts
- H01R13/443—Dummy plugs
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5205—Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
- H01R13/5208—Sealing means between cable and housing, e.g. grommet having at least two cable receiving openings
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴム栓の防水性及び低コスト化を図る防水コ
ネクタを提供する。 【解決手段】 コネクタハウジング11の内側を構成す
るインナハウジング12の各端子収容室13に対向する
アウタハウジング15の一壁部15cに電線挿通孔18
を形成し、アウタハウジング15の一壁部15cの内側
の各電線挿通孔18に対向する位置にゴム栓16が収容
されるゴム栓収容凹部17を形成し、各ゴム栓収容凹部
17に連通するアウタハウジング15の所定位置の電線
挿通孔18の外側に電線挿通孔18を閉塞する薄膜15
dを一体成形し、スペーサ21のアウタハウジング15
の各電線挿通孔18に対向する位置に電線挿通孔23を
形成し、アウタハウジング15とゴム栓16及びスペー
サ21の各電線挿通孔18,16a,23をそれぞれ貫
通した電線30を各端子収容室13に収容された端子1
4に接続する際に、アウタハウジング15の薄膜15d
を破断自在にした。
ネクタを提供する。 【解決手段】 コネクタハウジング11の内側を構成す
るインナハウジング12の各端子収容室13に対向する
アウタハウジング15の一壁部15cに電線挿通孔18
を形成し、アウタハウジング15の一壁部15cの内側
の各電線挿通孔18に対向する位置にゴム栓16が収容
されるゴム栓収容凹部17を形成し、各ゴム栓収容凹部
17に連通するアウタハウジング15の所定位置の電線
挿通孔18の外側に電線挿通孔18を閉塞する薄膜15
dを一体成形し、スペーサ21のアウタハウジング15
の各電線挿通孔18に対向する位置に電線挿通孔23を
形成し、アウタハウジング15とゴム栓16及びスペー
サ21の各電線挿通孔18,16a,23をそれぞれ貫
通した電線30を各端子収容室13に収容された端子1
4に接続する際に、アウタハウジング15の薄膜15d
を破断自在にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グと端子を接続した複数の電線との防水性を向上させ、
ダミー栓を不要とした多極の防水コネクタに関する。
グと端子を接続した複数の電線との防水性を向上させ、
ダミー栓を不要とした多極の防水コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の防水コネクタ用のダミー栓とし
て、図6及び図7に示す実開昭62−188069号公
報に開示されたものや、図8及び図9に示す特開平7−
122331号公報に開示されたものがある。
て、図6及び図7に示す実開昭62−188069号公
報に開示されたものや、図8及び図9に示す特開平7−
122331号公報に開示されたものがある。
【0003】図6,図7に示す防水コネクタ用のダミー
栓Aは、棒状部5aと円盤状の段差部5bを有した合成
樹脂製のピン5と、このピン5の棒状部5aに嵌合され
る環状のゴム栓6から構成されている。また、防水コネ
クタのコネクタハウジング1には複数の端子収容孔2を
形成してあり、この各端子収容孔2には電線3を接続し
た雌端子4がランス(可撓性係止腕)1aにより係止さ
れて収容されるようになっている。
栓Aは、棒状部5aと円盤状の段差部5bを有した合成
樹脂製のピン5と、このピン5の棒状部5aに嵌合され
る環状のゴム栓6から構成されている。また、防水コネ
クタのコネクタハウジング1には複数の端子収容孔2を
形成してあり、この各端子収容孔2には電線3を接続し
た雌端子4がランス(可撓性係止腕)1aにより係止さ
れて収容されるようになっている。
【0004】そして、図7に示すように、防水コネクタ
のコネクタハウジング1の使用しない空の端子収容孔2
の基端側にダミー栓Aを嵌め込み、端子収容孔2への外
部からの水の浸入を防ぐようになっている。
のコネクタハウジング1の使用しない空の端子収容孔2
の基端側にダミー栓Aを嵌め込み、端子収容孔2への外
部からの水の浸入を防ぐようになっている。
【0005】図8,図9に示す防水コネクタ用のダミー
栓Bは、防水コネクタのコネクタハウジング1′に形成
された複数の端子収容孔2のうちの雌端子が挿着されな
い空の端子収容孔2に嵌め込まれる電線シール用のゴム
栓7と、このゴム栓7の電線挿通孔7aに挿入される電
線3の径と同径の軸部8aを有した合成樹脂製のリヤホ
ルダー8から構成されている。
栓Bは、防水コネクタのコネクタハウジング1′に形成
された複数の端子収容孔2のうちの雌端子が挿着されな
い空の端子収容孔2に嵌め込まれる電線シール用のゴム
栓7と、このゴム栓7の電線挿通孔7aに挿入される電
線3の径と同径の軸部8aを有した合成樹脂製のリヤホ
ルダー8から構成されている。
【0006】そして、図9に示すように、リヤホルダー
8の枠状のロック部8bとコネクタハウジング1′との
係合によりダミー栓Bがコネクタハウジング1′の使用
しない空の端子収容孔2に嵌合されて係止され、端子収
容孔2への外部からの水の浸入を防ぐようになってい
る。
8の枠状のロック部8bとコネクタハウジング1′との
係合によりダミー栓Bがコネクタハウジング1′の使用
しない空の端子収容孔2に嵌合されて係止され、端子収
容孔2への外部からの水の浸入を防ぐようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の各防水コネ
クタのコネクタハウジング1,1′は複数の端子収容孔
2を有するが、オプション回路の改良や廃止(即ちワイ
ヤハーネス回路のバリエーションの共用)等により未使
用の端子収容孔2が発生するため、ダミー栓Aやダミー
栓Bのリヤホルダー8が必要不可欠となり、その分部品
点数が増えてコスト高であった。
クタのコネクタハウジング1,1′は複数の端子収容孔
2を有するが、オプション回路の改良や廃止(即ちワイ
ヤハーネス回路のバリエーションの共用)等により未使
用の端子収容孔2が発生するため、ダミー栓Aやダミー
栓Bのリヤホルダー8が必要不可欠となり、その分部品
点数が増えてコスト高であった。
【0008】また、各防水コネクタの用途等のバリエー
ションの多様化により、コネクタハウジング1,1′の
未使用の端子収容孔2を使用するように変更した場合、
部品を取り換えない限り対処することができなかった。
ションの多様化により、コネクタハウジング1,1′の
未使用の端子収容孔2を使用するように変更した場合、
部品を取り換えない限り対処することができなかった。
【0009】さらに、ダミー栓Aの場合はゴム栓6等を
端子収容孔2内に圧入により固定しているため、コネク
タハウジング1の振動等の影響でダミー栓Aが端子収容
孔2から抜け落ちる虞があり、また、ダミー栓Bの場合
はリヤホルダー8のロック部8bがコネクタハウジング
1′の外に露出しているため、電線3の取り回し時に該
電線3がロック部8bに引っ掛かってリヤホルダー8が
外れる虞があり、いずれの場合もダミー栓A,Bの脱落
が発生し易くて防水の信頼性が劣った。
端子収容孔2内に圧入により固定しているため、コネク
タハウジング1の振動等の影響でダミー栓Aが端子収容
孔2から抜け落ちる虞があり、また、ダミー栓Bの場合
はリヤホルダー8のロック部8bがコネクタハウジング
1′の外に露出しているため、電線3の取り回し時に該
電線3がロック部8bに引っ掛かってリヤホルダー8が
外れる虞があり、いずれの場合もダミー栓A,Bの脱落
が発生し易くて防水の信頼性が劣った。
【0010】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、コネクタハウジングに対する
電線の配索経路に変更があっても部品交換をすることな
くゴム栓の防水性を容易かつ確実に確保することができ
ると共に、部品点数を削減して全体の低コスト化を図る
ことができる多極の防水コネクタを提供することを目的
とする。
べくなされたものであり、コネクタハウジングに対する
電線の配索経路に変更があっても部品交換をすることな
くゴム栓の防水性を容易かつ確実に確保することができ
ると共に、部品点数を削減して全体の低コスト化を図る
ことができる多極の防水コネクタを提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジングに複数の端子収容室を形成し、この各端
子収容室に電線を接続した端子を収容自在にすると共
に、該各端子収容室と前記電線とを電線挿通孔を有した
ゴム栓でシール自在にした防水コネクタにおいて、前記
コネクタハウジングを、前記各端子収容室を形成したイ
ンナハウジングと、このインナハウジングを内部に嵌め
込むアウタハウジングと、これらインナハウジングとア
ウタハウジングとの間に介在され、少なくとも前記ゴム
栓を抜け止め自在に保持するスペーサとで構成し、前記
アウタハウジングの前記各端子収容室に対向する一壁部
に電線挿通孔を形成すると共に、該一壁部の内側の該各
電線挿通孔に対向する位置に前記ゴム栓が収容されるゴ
ム栓収容凹部を形成し、かつこの各ゴム栓収容凹部に連
通する前記アウタハウジングの所定位置の電線挿通孔の
外側に該電線挿通孔を閉塞する薄膜を一体成形する一
方、前記スペーサの前記アウタハウジングの各電線挿通
孔に対向する位置に電線挿通孔を形成し、前記アウタハ
ウジングと前記ゴム栓及び前記スペーサの各電線挿通孔
をそれぞれ貫通した前記電線を前記インナハウジングの
各端子収容室に収容された前記端子に接続する際に前記
薄膜を破断自在にしたことを特徴とする。
クタハウジングに複数の端子収容室を形成し、この各端
子収容室に電線を接続した端子を収容自在にすると共
に、該各端子収容室と前記電線とを電線挿通孔を有した
ゴム栓でシール自在にした防水コネクタにおいて、前記
コネクタハウジングを、前記各端子収容室を形成したイ
ンナハウジングと、このインナハウジングを内部に嵌め
込むアウタハウジングと、これらインナハウジングとア
ウタハウジングとの間に介在され、少なくとも前記ゴム
栓を抜け止め自在に保持するスペーサとで構成し、前記
アウタハウジングの前記各端子収容室に対向する一壁部
に電線挿通孔を形成すると共に、該一壁部の内側の該各
電線挿通孔に対向する位置に前記ゴム栓が収容されるゴ
ム栓収容凹部を形成し、かつこの各ゴム栓収容凹部に連
通する前記アウタハウジングの所定位置の電線挿通孔の
外側に該電線挿通孔を閉塞する薄膜を一体成形する一
方、前記スペーサの前記アウタハウジングの各電線挿通
孔に対向する位置に電線挿通孔を形成し、前記アウタハ
ウジングと前記ゴム栓及び前記スペーサの各電線挿通孔
をそれぞれ貫通した前記電線を前記インナハウジングの
各端子収容室に収容された前記端子に接続する際に前記
薄膜を破断自在にしたことを特徴とする。
【0012】この防水コネクタでは、ダミー栓が不要と
なるため、その分部品点数が削減されて低コスト化が図
られると共に、アウタハウジングの電線挿通孔の外側に
一体成形された薄膜で外部からの水の浸入を防ぐため、
ゴム栓に電線挿通孔があっても防水性が容易かつ確実に
確保される。また、アウタハウジングに対する電線の配
索経路に変更があっても該アウタハウジングの電線挿通
孔の外側を閉塞する薄膜を破って開口することで部品を
交換することなく簡単に電線を貫通させて対処すること
ができ、防水コネクタの用途等が多様化する。
なるため、その分部品点数が削減されて低コスト化が図
られると共に、アウタハウジングの電線挿通孔の外側に
一体成形された薄膜で外部からの水の浸入を防ぐため、
ゴム栓に電線挿通孔があっても防水性が容易かつ確実に
確保される。また、アウタハウジングに対する電線の配
索経路に変更があっても該アウタハウジングの電線挿通
孔の外側を閉塞する薄膜を破って開口することで部品を
交換することなく簡単に電線を貫通させて対処すること
ができ、防水コネクタの用途等が多様化する。
【0013】請求項2の発明は、コネクタハウジングに
複数の端子収容室を形成し、この各端子収容室に電線を
接続した端子を収容自在にすると共に、該各端子収容室
と前記電線とを電線挿通孔を有したゴム栓でシール自在
にした防水コネクタにおいて、前記コネクタハウジング
を、前記各端子収容室を形成したインナハウジングと、
このインナハウジングを内部に嵌め込むアウタハウジン
グと、これらインナハウジングとアウタハウジングとの
間に介在され、少なくとも前記ゴム栓を抜け止め自在に
保持するスペーサとで構成し、前記アウタハウジングの
前記各端子収容室に対向する一壁部に電線挿通孔を形成
すると共に、該一壁部の内側の該各電線挿通孔に対向す
る位置に前記ゴム栓が収容されるゴム栓収容凹部を形成
する一方、前記スペーサの前記電線が貫通する前記アウ
タハウジングの各電線挿通孔に対向する位置に電線挿通
孔を形成すると共に、前記電線が貫通しない前記アウタ
ハウジングの各電線挿通孔に対向する位置に前記電線の
径に相当するピン状の軸を突設し、前記アウタハウジン
グと前記ゴム栓及び前記スペーサの各電線挿通孔をそれ
ぞれ貫通した前記電線を前記インナハウジングの各端子
収容室に収容された前記端子に接続自在にし、かつ前記
電線が貫通しない前記ゴム栓の電線挿通孔に前記スペー
サの軸を嵌合自在にしたことを特徴とする。
複数の端子収容室を形成し、この各端子収容室に電線を
接続した端子を収容自在にすると共に、該各端子収容室
と前記電線とを電線挿通孔を有したゴム栓でシール自在
にした防水コネクタにおいて、前記コネクタハウジング
を、前記各端子収容室を形成したインナハウジングと、
このインナハウジングを内部に嵌め込むアウタハウジン
グと、これらインナハウジングとアウタハウジングとの
間に介在され、少なくとも前記ゴム栓を抜け止め自在に
保持するスペーサとで構成し、前記アウタハウジングの
前記各端子収容室に対向する一壁部に電線挿通孔を形成
すると共に、該一壁部の内側の該各電線挿通孔に対向す
る位置に前記ゴム栓が収容されるゴム栓収容凹部を形成
する一方、前記スペーサの前記電線が貫通する前記アウ
タハウジングの各電線挿通孔に対向する位置に電線挿通
孔を形成すると共に、前記電線が貫通しない前記アウタ
ハウジングの各電線挿通孔に対向する位置に前記電線の
径に相当するピン状の軸を突設し、前記アウタハウジン
グと前記ゴム栓及び前記スペーサの各電線挿通孔をそれ
ぞれ貫通した前記電線を前記インナハウジングの各端子
収容室に収容された前記端子に接続自在にし、かつ前記
電線が貫通しない前記ゴム栓の電線挿通孔に前記スペー
サの軸を嵌合自在にしたことを特徴とする。
【0014】この防水コネクタでは、ダミー栓が不要と
なるため、その分部品点数が削減されて低コスト化が図
られ、また、電線が配索されないゴム栓の電線挿通孔が
スペーサの軸による閉塞されるため、ゴム栓の防水性が
容易かつ確実に確保される。
なるため、その分部品点数が削減されて低コスト化が図
られ、また、電線が配索されないゴム栓の電線挿通孔が
スペーサの軸による閉塞されるため、ゴム栓の防水性が
容易かつ確実に確保される。
【0015】請求項3の発明は、請求項2記載の防水コ
ネクタであって、前記スペーサの軸を該スペーサの一壁
部の前記電線挿通孔となる位置に一体突出形成し、前記
軸の基端側を切断して前記一壁部に電線挿通孔を形成す
るようにしたことを特徴とする。
ネクタであって、前記スペーサの軸を該スペーサの一壁
部の前記電線挿通孔となる位置に一体突出形成し、前記
軸の基端側を切断して前記一壁部に電線挿通孔を形成す
るようにしたことを特徴とする。
【0016】この防水コネクタでは、電線の配索経路に
変更があってもスペーサの軸の基端側を切断することで
部品を交換することなく電線挿通孔を簡単に形成するこ
とができ、防水コネクタの用途等が多様化する。
変更があってもスペーサの軸の基端側を切断することで
部品を交換することなく電線挿通孔を簡単に形成するこ
とができ、防水コネクタの用途等が多様化する。
【0017】請求項4の発明は、請求項2記載の防水コ
ネクタであって、前記スペーサの前記電線が貫通しない
電線挿通孔に該電線の径に相当するピンを嵌合して前記
軸としたことを特徴とする。
ネクタであって、前記スペーサの前記電線が貫通しない
電線挿通孔に該電線の径に相当するピンを嵌合して前記
軸としたことを特徴とする。
【0018】この防水コネクタでは、電線が配索されな
いゴム栓の電線挿通孔を閉塞する軸がスペーサに簡単に
突設され、また、コネクタハウジングに対する電線の配
索経路に変更があってもスペーサの軸の位置が簡単に変
更される。
いゴム栓の電線挿通孔を閉塞する軸がスペーサに簡単に
突設され、また、コネクタハウジングに対する電線の配
索経路に変更があってもスペーサの軸の位置が簡単に変
更される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0020】図1は本発明の実施形態の防水コネクタを
示す断面図、図2(a)は同防水コネクタに用いられる
アウタハウジングの薄膜部分の拡大断面図、図2(b)
は同薄膜部分を孔開け治具等で突き破って電線挿通孔と
した状態を示す拡大断面図、図2(c)は上記電線挿通
孔に電線を貫通させる前の状態を示す拡大断面図であ
る。
示す断面図、図2(a)は同防水コネクタに用いられる
アウタハウジングの薄膜部分の拡大断面図、図2(b)
は同薄膜部分を孔開け治具等で突き破って電線挿通孔と
した状態を示す拡大断面図、図2(c)は上記電線挿通
孔に電線を貫通させる前の状態を示す拡大断面図であ
る。
【0021】図1に示すように、防水コネクタ10のコ
ネクタハウジング11は、複数の端子収容室13を一体
形成した合成樹脂製のインナハウジング12と、このイ
ンナハウジング12を内部に嵌め込む合成樹脂製のアウ
タハウジング15と、これらインナハウジング12とア
ウタハウジング15との間に介在され、該インナハウジ
ング12の各端子収容室13に収容された雌端子(端
子)14を保持する合成樹脂製のスペーサ21とで構成
されている。
ネクタハウジング11は、複数の端子収容室13を一体
形成した合成樹脂製のインナハウジング12と、このイ
ンナハウジング12を内部に嵌め込む合成樹脂製のアウ
タハウジング15と、これらインナハウジング12とア
ウタハウジング15との間に介在され、該インナハウジ
ング12の各端子収容室13に収容された雌端子(端
子)14を保持する合成樹脂製のスペーサ21とで構成
されている。
【0022】図1に示すように、インナハウジング12
は上下面の後側がそれぞれ開口した箱部12aを有して
いて、中央の水平壁12bと仕切壁を兼ねた上下の図示
しない各垂直側壁とで形成される空間内に上記各端子収
容室13を形成してある。そして、この各端子収容室1
3内に雌端子14が収容されるようになっている。尚、
インナハウジング12の箱部12aの前壁の各端子収容
室13に対向する位置には図示しない相手側コネクタの
雄端子が挿通する矩形の挿通孔12cを形成してある。
さらに、雌端子14の箱部14aの後部の両側板部には
各一対の圧接刃14b,14bを折り曲げ形成してあ
る。
は上下面の後側がそれぞれ開口した箱部12aを有して
いて、中央の水平壁12bと仕切壁を兼ねた上下の図示
しない各垂直側壁とで形成される空間内に上記各端子収
容室13を形成してある。そして、この各端子収容室1
3内に雌端子14が収容されるようになっている。尚、
インナハウジング12の箱部12aの前壁の各端子収容
室13に対向する位置には図示しない相手側コネクタの
雄端子が挿通する矩形の挿通孔12cを形成してある。
さらに、雌端子14の箱部14aの後部の両側板部には
各一対の圧接刃14b,14bを折り曲げ形成してあ
る。
【0023】アウタハウジング15は、略四角筒状の内
壁部15aと、この内壁部15aを内包する略四角筒状
の外壁部15bと、これら内,外壁部15a,15bの
後部を連結した底壁部(一壁部)15cとで正面側が開
口した二重の箱状になっている。この底壁部15cの中
央は厚肉になっていて、その厚肉部の前側の各端子収容
室13に対向する位置には、防水ゴム栓16が圧入等に
より収容される大径で断面円形のゴム栓収容凹部17を
それぞれ形成してあると共に、該厚肉部の後側には電線
30が貫通する小径で断面円形の電線挿通孔18を対応
するゴム栓収容凹部17に連通するようにそれぞれ形成
してある。
壁部15aと、この内壁部15aを内包する略四角筒状
の外壁部15bと、これら内,外壁部15a,15bの
後部を連結した底壁部(一壁部)15cとで正面側が開
口した二重の箱状になっている。この底壁部15cの中
央は厚肉になっていて、その厚肉部の前側の各端子収容
室13に対向する位置には、防水ゴム栓16が圧入等に
より収容される大径で断面円形のゴム栓収容凹部17を
それぞれ形成してあると共に、該厚肉部の後側には電線
30が貫通する小径で断面円形の電線挿通孔18を対応
するゴム栓収容凹部17に連通するようにそれぞれ形成
してある。
【0024】図1,図2(a)に示すように、アウタハ
ウジング15の上記各ゴム栓収容凹部17に連通する所
定位置の電線挿通孔18の外側には、該電線挿通孔18
を閉塞する所定肉厚の薄膜15dをモ−ルド成形により
一体形成してある。即ち、薄膜15dは、アウタハウジ
ング15の複数の電線挿通孔18の外側にすべて一体形
成して、電線接続(電線30の配索)を必要とする箇所
の薄膜15dのみを孔開け治具31にて破って電線挿通
孔18を貫通させたり、また、電線不要部(電線30の
配索が不要な箇所)が予め判っている場合にはその部分
のアウタハウジング15の電線挿通孔18の外側にのみ
薄膜15dを一体形成してもよい。
ウジング15の上記各ゴム栓収容凹部17に連通する所
定位置の電線挿通孔18の外側には、該電線挿通孔18
を閉塞する所定肉厚の薄膜15dをモ−ルド成形により
一体形成してある。即ち、薄膜15dは、アウタハウジ
ング15の複数の電線挿通孔18の外側にすべて一体形
成して、電線接続(電線30の配索)を必要とする箇所
の薄膜15dのみを孔開け治具31にて破って電線挿通
孔18を貫通させたり、また、電線不要部(電線30の
配索が不要な箇所)が予め判っている場合にはその部分
のアウタハウジング15の電線挿通孔18の外側にのみ
薄膜15dを一体形成してもよい。
【0025】また、アウタハウジング15の内壁部15
aの上下壁の前側中央には、インナハウジング12の箱
部12aの上下面の図示しない各係止爪が係脱される矩
形の係止孔(係止部)19をそれぞれ形成してある。さ
らに、アウタハウジング15の内壁部15aの外面側の
奥には、環状でゴム製の防水パッキン20を受けるV字
状のパッキン受部15eを一体突出形成してある。尚、
図1に示すように、防水ゴム栓16は内,外周面がそれ
ぞれ凹凸状の略円筒状になっていて、内部に電線30が
隙間なく貫通される電線貫通孔16aを有している。
aの上下壁の前側中央には、インナハウジング12の箱
部12aの上下面の図示しない各係止爪が係脱される矩
形の係止孔(係止部)19をそれぞれ形成してある。さ
らに、アウタハウジング15の内壁部15aの外面側の
奥には、環状でゴム製の防水パッキン20を受けるV字
状のパッキン受部15eを一体突出形成してある。尚、
図1に示すように、防水ゴム栓16は内,外周面がそれ
ぞれ凹凸状の略円筒状になっていて、内部に電線30が
隙間なく貫通される電線貫通孔16aを有している。
【0026】図1に示すように、スペーサ21は、アウ
タハウジング15の内壁部15aの内面側に嵌合される
略四角筒状の胴体部21aと、この胴体部21aの前端
より後方に折れ曲がるように一体形成され、アウタハウ
ジング15の内壁部15aの外面側に嵌合される略四角
筒状の鍔部21bと、上記胴体部21aの底壁部(一壁
部)21cとで正面側が開口した箱状になっている。
タハウジング15の内壁部15aの内面側に嵌合される
略四角筒状の胴体部21aと、この胴体部21aの前端
より後方に折れ曲がるように一体形成され、アウタハウ
ジング15の内壁部15aの外面側に嵌合される略四角
筒状の鍔部21bと、上記胴体部21aの底壁部(一壁
部)21cとで正面側が開口した箱状になっている。
【0027】そして、スペーサ21の胴体部21aの内
部にインナハウジング12の箱部12aが嵌合されるよ
うになっている。このスペーサ21の胴体部21aの上
下壁の内面にはインナハウジング12の箱部12aの後
端縁及び各端子収容室13に収容された雌端子14の箱
部14aの後端縁をそれぞれ係止するリブ状で端子脱落
防止用の図示しない突起をそれぞれ一体突出形成してあ
る。また、スペーサ21の胴体部21aの上下壁の外面
側には、アウタハウジング15の各係止孔19に係脱さ
れる係止爪(係止部)22を一体突出形成してある。さ
らに、スペーサ21の鍔部21bの先端部は、アウタハ
ウジング15への嵌合完了時に該アウタハウジング15
の内壁部15aのパッキン受部15eに係止したパッキ
ン20を保持するようになっている。
部にインナハウジング12の箱部12aが嵌合されるよ
うになっている。このスペーサ21の胴体部21aの上
下壁の内面にはインナハウジング12の箱部12aの後
端縁及び各端子収容室13に収容された雌端子14の箱
部14aの後端縁をそれぞれ係止するリブ状で端子脱落
防止用の図示しない突起をそれぞれ一体突出形成してあ
る。また、スペーサ21の胴体部21aの上下壁の外面
側には、アウタハウジング15の各係止孔19に係脱さ
れる係止爪(係止部)22を一体突出形成してある。さ
らに、スペーサ21の鍔部21bの先端部は、アウタハ
ウジング15への嵌合完了時に該アウタハウジング15
の内壁部15aのパッキン受部15eに係止したパッキ
ン20を保持するようになっている。
【0028】また、スペーサ21の底壁部21cのアウ
タハウジング15の各電線挿通孔18に対向する位置に
は電線挿通孔23をそれぞれ形成してある。さらに、ス
ペーサ21の底壁部21cは、アウタハウジング15へ
の嵌合完了時に該アウタハウジング15の底壁部15c
の各ゴム栓収容凹部17に挿入されたゴム栓16を抜け
止め自在に保持するようになっている。そして、図1に
示すように、アウタハウジング15の各電線挿通孔18
と各ゴム栓16の電線挿通孔16a及びスペーサ21の
各電線挿通孔23を貫通した各電線30は、インナハウ
ジング12の各端子収容室13に収容された各雌端子1
4の一対の圧接刃14b,14b間に圧接接続され、各
端子収容室13と各電線30とは各ゴム栓16及びパッ
キン20によりそれぞれシールされるようになってい
る。
タハウジング15の各電線挿通孔18に対向する位置に
は電線挿通孔23をそれぞれ形成してある。さらに、ス
ペーサ21の底壁部21cは、アウタハウジング15へ
の嵌合完了時に該アウタハウジング15の底壁部15c
の各ゴム栓収容凹部17に挿入されたゴム栓16を抜け
止め自在に保持するようになっている。そして、図1に
示すように、アウタハウジング15の各電線挿通孔18
と各ゴム栓16の電線挿通孔16a及びスペーサ21の
各電線挿通孔23を貫通した各電線30は、インナハウ
ジング12の各端子収容室13に収容された各雌端子1
4の一対の圧接刃14b,14b間に圧接接続され、各
端子収容室13と各電線30とは各ゴム栓16及びパッ
キン20によりそれぞれシールされるようになってい
る。
【0029】以上実施形態の防水コネクタ10を組み付
ける場合には、まず、コネクタハウジング11の外側を
成すアウタハウジング15の底壁部15cの内側の各ゴ
ム栓収容凹部17にコネクタハウジング嵌合方向よりゴ
ム栓16をそれぞれ挿入してセットすると共に、パッキ
ン20をアウタハウジング15の内壁部15aのパッキ
ン受部15eに挿入してセットする。その後で、アウタ
ハウジング15の内壁部15aにスペーサ21の胴体部
21aを嵌め込み、アウタハウジング15の内壁部15
aの各係止孔19にスペーサ21の胴体部21aの各係
止爪22を係止させる。このアウタハウジング15の内
壁部15aの各係止孔19とスペーサ21の胴体部21
aの各係止爪22との係止により、アウタハウジング1
5の底壁部15cにより各ゴム栓16が抜け止めされて
脱落が確実に防止されると共に、スペーサ21の鍔部2
1bの斜めの先端によりパッキン20が抜け止めされ、
コネクタハウジング全体の防水性がより一段と向上す
る。
ける場合には、まず、コネクタハウジング11の外側を
成すアウタハウジング15の底壁部15cの内側の各ゴ
ム栓収容凹部17にコネクタハウジング嵌合方向よりゴ
ム栓16をそれぞれ挿入してセットすると共に、パッキ
ン20をアウタハウジング15の内壁部15aのパッキ
ン受部15eに挿入してセットする。その後で、アウタ
ハウジング15の内壁部15aにスペーサ21の胴体部
21aを嵌め込み、アウタハウジング15の内壁部15
aの各係止孔19にスペーサ21の胴体部21aの各係
止爪22を係止させる。このアウタハウジング15の内
壁部15aの各係止孔19とスペーサ21の胴体部21
aの各係止爪22との係止により、アウタハウジング1
5の底壁部15cにより各ゴム栓16が抜け止めされて
脱落が確実に防止されると共に、スペーサ21の鍔部2
1bの斜めの先端によりパッキン20が抜け止めされ、
コネクタハウジング全体の防水性がより一段と向上す
る。
【0030】次に、アウタハウジング15の底壁部15
cの各電線挿通孔18より各ゴム栓16とスペーサ21
の底壁部21cの各電線挿通孔16a,23に電線30
を外側からそれぞれ貫通させ、各電線30をコネクタハ
ウジング11の内側を成すインナハウジング12の各端
子収容室13に収容した雌端子14の一対の圧接刃14
b,14bに圧接接続させる。次に、スペーサ21の胴
体部21a内にインナハウジング12を嵌め込み、アウ
タハウジング15の内壁部15aの各係止孔19にイン
ナハウジング12の箱部12aの図示しない各係止爪を
係止させることにより、防水コネクタ10の組み付けが
完了する。
cの各電線挿通孔18より各ゴム栓16とスペーサ21
の底壁部21cの各電線挿通孔16a,23に電線30
を外側からそれぞれ貫通させ、各電線30をコネクタハ
ウジング11の内側を成すインナハウジング12の各端
子収容室13に収容した雌端子14の一対の圧接刃14
b,14bに圧接接続させる。次に、スペーサ21の胴
体部21a内にインナハウジング12を嵌め込み、アウ
タハウジング15の内壁部15aの各係止孔19にイン
ナハウジング12の箱部12aの図示しない各係止爪を
係止させることにより、防水コネクタ10の組み付けが
完了する。
【0031】この際、防水コネクタ10の用途等のバリ
エーションの多様化やワイヤハーネス回路のバリエーシ
ョンを共用するために、電線30の配索が不要な箇所が
発生するが、インナハウジング12の各端子収容室13
には雌端子14が予め収容されていると共に、アウタハ
ウジング15の各ゴム栓収容凹部17にもゴム栓16が
予め挿入されているため、電線30が配索されないゴム
栓16の電線挿通孔16aより水が浸入する虞がある。
しかし、図1,図2(a)に示すように、電線30の不
要部分のアウタハウジング15の所定位置の電線挿通孔
18の外側は薄膜15dにより閉塞されているため、該
薄膜15dにより外部からの水の浸入が確実に防止さ
れ、電線30が配索されないゴム栓16に電線挿通孔1
6aがあっても防水性を確実に確保することができる。
エーションの多様化やワイヤハーネス回路のバリエーシ
ョンを共用するために、電線30の配索が不要な箇所が
発生するが、インナハウジング12の各端子収容室13
には雌端子14が予め収容されていると共に、アウタハ
ウジング15の各ゴム栓収容凹部17にもゴム栓16が
予め挿入されているため、電線30が配索されないゴム
栓16の電線挿通孔16aより水が浸入する虞がある。
しかし、図1,図2(a)に示すように、電線30の不
要部分のアウタハウジング15の所定位置の電線挿通孔
18の外側は薄膜15dにより閉塞されているため、該
薄膜15dにより外部からの水の浸入が確実に防止さ
れ、電線30が配索されないゴム栓16に電線挿通孔1
6aがあっても防水性を確実に確保することができる。
【0032】また、コネクタハウジング11に対する電
線30の配索経路に変更(例えば、電線30の配索不要
部分に電線30を配索する変更)があっても、図2
(b)に示すように、コネクタハウジング11のアウタ
ハウジング15の電線挿通孔18の外側を閉塞する薄膜
15dを孔開け治具31の先の尖った先端部31aで突
き破って貫通した電線挿通孔18とすることができ、図
2(c)に示すように、部品を交換することなく簡単に
電線30を貫通させて対処することができ、防水コネク
タ10の用途等の多様化をより一段と図ることができ
る。
線30の配索経路に変更(例えば、電線30の配索不要
部分に電線30を配索する変更)があっても、図2
(b)に示すように、コネクタハウジング11のアウタ
ハウジング15の電線挿通孔18の外側を閉塞する薄膜
15dを孔開け治具31の先の尖った先端部31aで突
き破って貫通した電線挿通孔18とすることができ、図
2(c)に示すように、部品を交換することなく簡単に
電線30を貫通させて対処することができ、防水コネク
タ10の用途等の多様化をより一段と図ることができ
る。
【0033】このように、電線不要部分のアウタハウジ
ング15の電線挿通孔18の外側を該アウタハウジング
15の底壁部15cに一体成形された薄膜15dにより
閉塞するため、従来のようなダミー栓が不要となり、そ
の分部品点数を削減することができて低コスト化をより
一段と図ることができる。特に、従来のようなダミー栓
が不要となるため、通常のゴム栓16を使用することが
でき、新たな金型代や部品管理費用がかからず、この点
からも低コスト化を図ることができる。また、インナハ
ウジング12とアウタハウジング15との間に介在され
るスペーサ21により各ゴム栓16が保持されるため、
各ゴム栓16の脱落を確実に防止することができ、防水
の信頼性をより一段と向上させることができる。
ング15の電線挿通孔18の外側を該アウタハウジング
15の底壁部15cに一体成形された薄膜15dにより
閉塞するため、従来のようなダミー栓が不要となり、そ
の分部品点数を削減することができて低コスト化をより
一段と図ることができる。特に、従来のようなダミー栓
が不要となるため、通常のゴム栓16を使用することが
でき、新たな金型代や部品管理費用がかからず、この点
からも低コスト化を図ることができる。また、インナハ
ウジング12とアウタハウジング15との間に介在され
るスペーサ21により各ゴム栓16が保持されるため、
各ゴム栓16の脱落を確実に防止することができ、防水
の信頼性をより一段と向上させることができる。
【0034】図3は本発明の他の実施形態の防水コネク
タ10′を示す断面図、図4は同防水コネクタ10′に
用いられるスペーサの他の態様を示す断面図、図5は同
スペーサの別の態様を示す断面図である。
タ10′を示す断面図、図4は同防水コネクタ10′に
用いられるスペーサの他の態様を示す断面図、図5は同
スペーサの別の態様を示す断面図である。
【0035】図3に示すように、防水コネクタ10′の
コネクタハウジング11は、複数の端子収容室13を一
体形成した合成樹脂製のインナハウジング12と、この
インナハウジング12を内部に嵌め込む合成樹脂製のア
ウタハウジング15と、これらインナハウジング12と
アウタハウジング15との間に介在され、該インナハウ
ジング12の各端子収容室13に収容された雌端子(端
子)14を保持する合成樹脂製のスペーサ21とで構成
されている。
コネクタハウジング11は、複数の端子収容室13を一
体形成した合成樹脂製のインナハウジング12と、この
インナハウジング12を内部に嵌め込む合成樹脂製のア
ウタハウジング15と、これらインナハウジング12と
アウタハウジング15との間に介在され、該インナハウ
ジング12の各端子収容室13に収容された雌端子(端
子)14を保持する合成樹脂製のスペーサ21とで構成
されている。
【0036】ここで、スペーサ21の底壁部(一壁部)
21cの電線30が配索不要のアウタハウジング15の
電線挿通孔18に対向する位置に、電線30の径に相当
するピン状の軸24を一体突出形成してある。そして、
このスペーサ21の軸24が電線30を貫通させない電
線配索不要のゴム栓16の電線挿通孔16aに嵌合され
る構成になっている。他の構成は前記実施形態の防水コ
ネクタ10と同様であるので、同一構成部分には同一符
号を付して詳細な説明を省略する。
21cの電線30が配索不要のアウタハウジング15の
電線挿通孔18に対向する位置に、電線30の径に相当
するピン状の軸24を一体突出形成してある。そして、
このスペーサ21の軸24が電線30を貫通させない電
線配索不要のゴム栓16の電線挿通孔16aに嵌合され
る構成になっている。他の構成は前記実施形態の防水コ
ネクタ10と同様であるので、同一構成部分には同一符
号を付して詳細な説明を省略する。
【0037】以上構成の防水コネクタ10′によれば、
電線30が配索されないゴム栓16の電線挿通孔16a
を該ゴム栓16の抜け止めを兼ねたスペーサ21の軸2
4により確実に閉塞するため、ゴム栓16の防水性を容
易かつ確実に確保することができる。これにより、従来
のダミー栓が不要となり、その分部品点数が削減されて
低コスト化が図られる。
電線30が配索されないゴム栓16の電線挿通孔16a
を該ゴム栓16の抜け止めを兼ねたスペーサ21の軸2
4により確実に閉塞するため、ゴム栓16の防水性を容
易かつ確実に確保することができる。これにより、従来
のダミー栓が不要となり、その分部品点数が削減されて
低コスト化が図られる。
【0038】また、図4に示す他の態様のように、スペ
ーサ21の軸24を該スペーサ21の底壁部(一壁部)
21cの電線挿通孔23となる位置(内面側が凹状に窪
んでいる部分)に一体突出形成し、軸24の基端24a
側を所定手段で切断して上記底壁部21cに電線挿通孔
23を形成するようにすれば、電線30の配索経路に変
更(例えば電線30の配索不要部分に電線30を配索す
る変更)があってもスペーサ21の軸24の基端24a
側を切断することにより、従来のように部品を交換する
ことなくスペーサ21の電線挿通孔23を簡単に形成す
ることができ、防水コネクタ10′の用途等の多様化を
より一段と図ることができる。
ーサ21の軸24を該スペーサ21の底壁部(一壁部)
21cの電線挿通孔23となる位置(内面側が凹状に窪
んでいる部分)に一体突出形成し、軸24の基端24a
側を所定手段で切断して上記底壁部21cに電線挿通孔
23を形成するようにすれば、電線30の配索経路に変
更(例えば電線30の配索不要部分に電線30を配索す
る変更)があってもスペーサ21の軸24の基端24a
側を切断することにより、従来のように部品を交換する
ことなくスペーサ21の電線挿通孔23を簡単に形成す
ることができ、防水コネクタ10′の用途等の多様化を
より一段と図ることができる。
【0039】さらに、図5に示す別の態様のように、ス
ペーサ21の電線30が配索されない電線挿通孔23に
該電線30の径に相当する別成形の合成樹脂製のピン2
5の段差状の基部25aを嵌合して上記軸24に相当す
る部分を突設するようにすれば、電線30が配索されな
いゴム栓16の電線挿通孔16aを閉塞する軸25をス
ペーサ21に簡単に突設することができる。これによ
り、コネクタハウジング11に対する電線30の配索経
路に変更(例えば電線30の配索不要部分に電線30を
配索する変更)があってもスペーサ21の軸25の位置
を簡単に変更することができ、防水コネクタ10′の用
途等の多様化をより一段と図ることができる。
ペーサ21の電線30が配索されない電線挿通孔23に
該電線30の径に相当する別成形の合成樹脂製のピン2
5の段差状の基部25aを嵌合して上記軸24に相当す
る部分を突設するようにすれば、電線30が配索されな
いゴム栓16の電線挿通孔16aを閉塞する軸25をス
ペーサ21に簡単に突設することができる。これによ
り、コネクタハウジング11に対する電線30の配索経
路に変更(例えば電線30の配索不要部分に電線30を
配索する変更)があってもスペーサ21の軸25の位置
を簡単に変更することができ、防水コネクタ10′の用
途等の多様化をより一段と図ることができる。
【0040】尚、前記各実施形態によれば、圧接端子に
電線を圧接接続する場合について説明したが、端子は圧
接端子に限らず、圧着端子に電線を圧着接続する場合に
も前記各実施形態を適用できることは勿論である。
電線を圧接接続する場合について説明したが、端子は圧
接端子に限らず、圧着端子に電線を圧着接続する場合に
も前記各実施形態を適用できることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ダミー栓が不要となるため、その分部品点数を
削減することができて低コスト化をより一段と図ること
ができると共に、アウタハウジングの電線挿通孔の外側
に一体成形された薄膜で外部からの水の浸入を防ぐた
め、ゴム栓に電線挿通孔があっても防水性を確実に確保
することができる。また、アウタハウジングに対する電
線の配索経路に変更があっても該アウタハウジングの電
線挿通孔の外側を閉塞する薄膜を破って開口することで
部品を交換することなく簡単に電線を貫通させて対処す
ることができ、防水コネクタの用途等の多様化をより一
段と図ることができる。
よれば、ダミー栓が不要となるため、その分部品点数を
削減することができて低コスト化をより一段と図ること
ができると共に、アウタハウジングの電線挿通孔の外側
に一体成形された薄膜で外部からの水の浸入を防ぐた
め、ゴム栓に電線挿通孔があっても防水性を確実に確保
することができる。また、アウタハウジングに対する電
線の配索経路に変更があっても該アウタハウジングの電
線挿通孔の外側を閉塞する薄膜を破って開口することで
部品を交換することなく簡単に電線を貫通させて対処す
ることができ、防水コネクタの用途等の多様化をより一
段と図ることができる。
【0042】請求項2の発明によれば、ダミー栓が不要
となるため、その分部品点数を削減して低コスト化を図
ることができ、また、電線が配索されないゴム栓の電線
挿通孔をスペーサの軸により閉塞するため、ゴム栓の防
水性を容易かつ確実に確保することができる。
となるため、その分部品点数を削減して低コスト化を図
ることができ、また、電線が配索されないゴム栓の電線
挿通孔をスペーサの軸により閉塞するため、ゴム栓の防
水性を容易かつ確実に確保することができる。
【0043】請求項3の発明によれば、電線の配索経路
に変更があってもスペーサの軸の基端側を切断すること
で部品を交換することなく電線挿通孔を簡単に形成する
ことができ、防水コネクタの用途等の多様化をより一段
と図ることができる。
に変更があってもスペーサの軸の基端側を切断すること
で部品を交換することなく電線挿通孔を簡単に形成する
ことができ、防水コネクタの用途等の多様化をより一段
と図ることができる。
【0044】請求項4の発明によれば、電線が配索され
ないゴム栓の電線挿通孔を閉塞する軸をスペーサに簡単
に突設することができ、また、コネクタハウジングに対
する電線の配索経路に変更があってもスペーサの軸の位
置を簡単に変更することができる。
ないゴム栓の電線挿通孔を閉塞する軸をスペーサに簡単
に突設することができ、また、コネクタハウジングに対
する電線の配索経路に変更があってもスペーサの軸の位
置を簡単に変更することができる。
【図1】本発明の実施形態の防水コネクタを示す断面図
である。
である。
【図2】(a)は上記防水コネクタに用いられるアウタ
ハウジングの薄膜部分の拡大断面図、(b)は同薄膜部
分を孔開け治具等で突き破って電線挿通孔とした状態を
示す拡大断面図、(c)は同電線挿通孔に電線を貫通さ
せる前の状態を示す拡大断面図である。
ハウジングの薄膜部分の拡大断面図、(b)は同薄膜部
分を孔開け治具等で突き破って電線挿通孔とした状態を
示す拡大断面図、(c)は同電線挿通孔に電線を貫通さ
せる前の状態を示す拡大断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態の防水コネクタを示す断
面図である。
面図である。
【図4】上記他の実施形態の防水コネクタに用いられる
スペーサの他の態様を示す断面図である。
スペーサの他の態様を示す断面図である。
【図5】上記他の実施形態の防水コネクタに用いられる
スペーサの別の態様を示す断面図である。
スペーサの別の態様を示す断面図である。
【図6】従来例の防水コネクタ用のダミー栓の斜視図で
ある。
ある。
【図7】上記従来例のダミー栓を用いた防水コネクタの
断面図である。
断面図である。
【図8】他の従来例の防水コネクタ用のダミー栓の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図9】上記他の従来例のダミー栓を用いた防水コネク
タを一部断面で示す側面図である。
タを一部断面で示す側面図である。
10,10′ 防水コネクタ 11 コネクタハウジング 12 インナハウジング 13 端子収容室 14 雌端子(端子) 15 アウタハウジング 15c 底壁部(一壁部) 15d 薄膜 16 ゴム栓 16a 電線挿通孔 17 ゴム栓収容凹部 18 電線挿通孔 21 スペーサ 21c 底壁部(一壁部) 23 電線挿通孔 24 軸 24a 基端 25 ピン(軸) 30 電線
Claims (4)
- 【請求項1】 コネクタハウジングに複数の端子収容室
を形成し、この各端子収容室に電線を接続した端子を収
容自在にすると共に、該各端子収容室と前記電線とを電
線挿通孔を有したゴム栓でシール自在にした防水コネク
タにおいて、 前記コネクタハウジングを、前記各端子収容室を形成し
たインナハウジングと、このインナハウジングを内部に
嵌め込むアウタハウジングと、これらインナハウジング
とアウタハウジングとの間に介在され、少なくとも前記
ゴム栓を抜け止め自在に保持するスペーサとで構成し、
前記アウタハウジングの前記各端子収容室に対向する一
壁部に電線挿通孔を形成すると共に、該一壁部の内側の
該各電線挿通孔に対向する位置に前記ゴム栓が収容され
るゴム栓収容凹部を形成し、かつこの各ゴム栓収容凹部
に連通する前記アウタハウジングの所定位置の電線挿通
孔の外側に該電線挿通孔を閉塞する薄膜を一体成形する
一方、前記スペーサの前記アウタハウジングの各電線挿
通孔に対向する位置に電線挿通孔を形成し、前記アウタ
ハウジングと前記ゴム栓及び前記スペーサの各電線挿通
孔をそれぞれ貫通した前記電線を前記インナハウジング
の各端子収容室に収容された前記端子に接続する際に前
記薄膜を破断自在にしたことを特徴とする防水コネク
タ。 - 【請求項2】 コネクタハウジングに複数の端子収容室
を形成し、この各端子収容室に電線を接続した端子を収
容自在にすると共に、該各端子収容室と前記電線とを電
線挿通孔を有したゴム栓でシール自在にした防水コネク
タにおいて、 前記コネクタハウジングを、前記各端子収容室を形成し
たインナハウジングと、このインナハウジングを内部に
嵌め込むアウタハウジングと、これらインナハウジング
とアウタハウジングとの間に介在され、少なくとも前記
ゴム栓を抜け止め自在に保持するスペーサとで構成し、
前記アウタハウジングの前記各端子収容室に対向する一
壁部に電線挿通孔を形成すると共に、該一壁部の内側の
該各電線挿通孔に対向する位置に前記ゴム栓が収容され
るゴム栓収容凹部を形成する一方、前記スペーサの前記
電線が貫通する前記アウタハウジングの各電線挿通孔に
対向する位置に電線挿通孔を形成すると共に、前記電線
が貫通しない前記アウタハウジングの各電線挿通孔に対
向する位置に前記電線の径に相当するピン状の軸を突設
し、前記アウタハウジングと前記ゴム栓及び前記スペー
サの各電線挿通孔をそれぞれ貫通した前記電線を前記イ
ンナハウジングの各端子収容室に収容された前記端子に
接続自在にし、かつ前記電線が貫通しない前記ゴム栓の
電線挿通孔に前記スペーサの軸を嵌合自在にしたことを
特徴とする防水コネクタ。 - 【請求項3】 請求項2記載の防水コネクタであって、 前記スペーサの軸を該スペーサの一壁部の前記電線挿通
孔となる位置に一体突出形成し、前記軸の基端側を切断
して前記一壁部に電線挿通孔を形成するようにしたこと
を特徴とする防水コネクタ。 - 【請求項4】 請求項2記載の防水コネクタであって、 前記スペーサの前記電線が貫通しない電線挿通孔に該電
線の径に相当するピンを嵌合して前記軸としたことを特
徴とする防水コネクタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10162570A JPH11354201A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 防水コネクタ |
US09/327,454 US6196873B1 (en) | 1998-06-10 | 1999-06-08 | Waterproof connector |
EP99110978A EP0964482A1 (en) | 1998-06-10 | 1999-06-09 | Waterproof connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10162570A JPH11354201A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 防水コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11354201A true JPH11354201A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15757108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10162570A Pending JPH11354201A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 防水コネクタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6196873B1 (ja) |
EP (1) | EP0964482A1 (ja) |
JP (1) | JPH11354201A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6595800B2 (en) | 2000-07-13 | 2003-07-22 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | Waterproof connector |
JP2005538520A (ja) * | 2002-09-12 | 2005-12-15 | エフシーアイ | 多端子電気コネクタ用シールシステム |
JP2007522626A (ja) * | 2004-02-12 | 2007-08-09 | エフシーアイ | 気密型電気コネクタ部品 |
JP2013037876A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Yazaki Corp | コネクタ |
JP2017195185A (ja) * | 2016-04-22 | 2017-10-26 | ヤザキ ノース アメリカ,インコーポレイテッド | 使用されていないキャビティのための打ち抜き機能を有するケーブルシールコネクタ |
WO2019159553A1 (ja) * | 2018-02-13 | 2019-08-22 | オムロン株式会社 | 端子台装置及び端子台部品 |
WO2023243441A1 (ja) * | 2022-06-13 | 2023-12-21 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタユニット |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3691300B2 (ja) * | 1999-08-26 | 2005-09-07 | 矢崎総業株式会社 | 防水コネクタ |
US6497589B1 (en) | 2000-11-17 | 2002-12-24 | General Electric Company | Methods and apparatus for electrical connections |
FR2843491B1 (fr) * | 2002-08-09 | 2006-09-08 | Amphenol Air Lb | Connecteur pour des conducteurs electriques comportant un embout de contact et de verrouillage a leur extremite a connecter |
JP4200930B2 (ja) * | 2004-04-02 | 2008-12-24 | 住友電装株式会社 | 防水コネクタ用シール部材 |
FR2886475B1 (fr) * | 2005-05-27 | 2011-10-28 | Amphenol Air Lb | Connecteur blinde pour conducteurs electriques. |
ATE537583T1 (de) * | 2006-01-19 | 2011-12-15 | Fci Automotive Holding | Elektrischer verbinder mit einem stopfen |
DE202008004565U1 (de) * | 2008-04-03 | 2008-07-24 | Coninvers Elektrotechnische Bauelemente Gmbh | Steckverbinder mit Anschlussbuchsen zur Aufnahme von Anschlussadern |
DE102008018757A1 (de) * | 2008-04-14 | 2009-10-15 | Kmi-Holding Gmbh | Steckverbindervorrichtung |
JP5654379B2 (ja) | 2010-03-03 | 2015-01-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気配線を備えた電子機器 |
JP5605156B2 (ja) * | 2010-10-18 | 2014-10-15 | 住友電装株式会社 | ケース一体型コネクタ |
TW201232947A (en) * | 2011-01-19 | 2012-08-01 | Vigatec Co Ltd | Water proof cover and connector using the same |
DE102016206833B4 (de) * | 2015-04-22 | 2022-09-29 | Yazaki Corporation | Mattendichtungsabdeckung eines wasserdichten Verbindungsstücks |
CN105742885B (zh) * | 2015-12-09 | 2019-07-30 | 厦门唯恩电气有限公司 | 开孔面板密封防护的连接器 |
JP2019220251A (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | 住友電装株式会社 | 多芯電線の防水構造 |
Family Cites Families (68)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2116354A1 (de) | 1971-04-03 | 1972-10-19 | Kabel Metallwerke Ghh | Verfahren zur Herstellung eines mittels Ultraschalls verschweißbaren Materials aus Polyvinylchlorid |
FR2243022B1 (ja) | 1973-09-10 | 1977-09-23 | Rhone Progil | |
US4083902A (en) | 1977-01-10 | 1978-04-11 | Raychem Corporation | Method of sealing a connector |
JPS5498987A (en) | 1978-01-20 | 1979-08-04 | Nissan Motor | Waterproof connector |
JPS6112621A (ja) | 1984-06-27 | 1986-01-21 | Lion Corp | パツプ剤 |
DE3566853D1 (en) | 1984-06-29 | 1989-01-19 | Amp Inc | Retention article for electrical contacts |
US4662629A (en) | 1984-09-19 | 1987-05-05 | Bartholomew Plovie | Exercise device |
GB8431301D0 (en) | 1984-12-12 | 1985-01-23 | Amp Great Britain | Lead sealing assembly |
US4640567A (en) * | 1985-01-30 | 1987-02-03 | Amp Incorporated | Detachable sealed multicontact electrical connector |
US4662692A (en) * | 1985-05-02 | 1987-05-05 | Raychem Corp. | Sealing member |
US4643506A (en) | 1985-05-17 | 1987-02-17 | Amp Incorporated | Wire seal |
US4713021A (en) * | 1985-05-17 | 1987-12-15 | Amp Incorporated | Sealed electrical connector and method of using same |
JPS62188069A (ja) | 1986-02-14 | 1987-08-17 | Hitachi Ltd | イメ−ジデ−タの記録方式 |
US4708662A (en) | 1986-06-20 | 1987-11-24 | Amp Incorporated | Connector assembly with pre-staged terminal retainer |
ES2067473T3 (es) | 1987-07-16 | 1995-04-01 | Raychem Ltd | Articulo para proteger un conector multiconductor. |
US4776813A (en) | 1987-12-08 | 1988-10-11 | Molex Incorporated | Sealed connector assembly |
JPH0773063B2 (ja) | 1988-05-31 | 1995-08-02 | 矢崎総業株式会社 | 圧着端子の導電体結合構造およびその形成法 |
US4976634A (en) | 1989-08-31 | 1990-12-11 | Amp Incorporated | Means and method of securing an insert in a shell |
US4944688A (en) * | 1989-09-25 | 1990-07-31 | Amp Incorporated | Programmable sealed connector |
EP0691710B1 (en) | 1989-10-24 | 2001-01-03 | The Whitaker Corporation | Sealed electrical connector assembly |
US4979913A (en) | 1989-10-26 | 1990-12-25 | Amp Incorporated | Electrical connector with hinged secondary lock |
JPH0449480A (ja) | 1990-06-19 | 1992-02-18 | Fujitsu Ltd | バーコード読取方式 |
JPH0495369A (ja) | 1990-08-01 | 1992-03-27 | Yazaki Corp | 端子係止具付電気コネクタ |
JP2533679B2 (ja) | 1990-08-17 | 1996-09-11 | 日本碍子株式会社 | 盤状セラミックスヒ―タ―及びその製造方法 |
US5116236A (en) * | 1990-11-05 | 1992-05-26 | Molex Incorporated | Electrical connector with terminal position assurance component |
EP0525171B1 (fr) | 1991-02-15 | 1995-10-18 | Framatome Connectors Connectral | Connecteur electrique a passe-fils d'etancheite |
JP2524946Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1997-02-05 | 矢崎総業株式会社 | 防水雌型コネクタハウジングの構造 |
US5266045A (en) * | 1991-10-28 | 1993-11-30 | Yazaki Corporation | Waterproof connector |
JP3062545B2 (ja) | 1991-11-29 | 2000-07-10 | タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 | 圧接型防水コネクタ組立体 |
US5215635A (en) | 1991-12-13 | 1993-06-01 | General Electric Company | Method for making silicone gels using ultrasonic energy |
JP2901110B2 (ja) | 1992-05-25 | 1999-06-07 | 矢崎総業株式会社 | リヤホルダ付き電気コネクタ |
JPH06151107A (ja) | 1992-11-10 | 1994-05-31 | Murata Mfg Co Ltd | 正特性サーミスタ装置 |
JP2575393Y2 (ja) | 1992-11-11 | 1998-06-25 | 住友電装株式会社 | 防水コネクタ |
JP2567133Y2 (ja) | 1992-12-16 | 1998-03-30 | 矢崎総業株式会社 | シールドコネクタ |
GB9313281D0 (en) | 1993-06-28 | 1993-08-11 | Amp Gmbh | Sealed insulation displacement connector |
JP2725758B2 (ja) | 1993-10-27 | 1998-03-11 | 矢崎総業株式会社 | 防水コネクタ用ダミー栓および防水コネクタ |
JP2896737B2 (ja) | 1993-12-28 | 1999-05-31 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
JP3009122B2 (ja) | 1994-03-03 | 2000-02-14 | 矢崎総業株式会社 | 防水コネクタの防水栓 |
JP2863083B2 (ja) | 1994-04-01 | 1999-03-03 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ用防水栓 |
US5529508A (en) | 1994-04-01 | 1996-06-25 | Raychem Corporation | Sealing member |
JP3060359B2 (ja) | 1994-04-06 | 2000-07-10 | 矢崎総業株式会社 | 電気コネクタ |
JPH07298450A (ja) | 1994-04-19 | 1995-11-10 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | ハーネス用ハウジングカバーの取付け構造 |
JP2921641B2 (ja) | 1994-05-23 | 1999-07-19 | 矢崎総業株式会社 | 防水コネクタ |
US5580264A (en) | 1994-08-09 | 1996-12-03 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Waterproofed connector |
US5554055A (en) | 1994-08-31 | 1996-09-10 | Thomas & Betts Corporation | Electrical connector employing dual locking contact retention |
US5562477A (en) | 1994-11-02 | 1996-10-08 | Caterpillar Inc. | High vibration electrical connector |
US5569050A (en) | 1994-12-02 | 1996-10-29 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Low-profile, pierce-through connector backshell |
JPH08250304A (ja) | 1995-03-09 | 1996-09-27 | Nichicon Corp | 過電圧・過電流保護装置 |
US5782657A (en) | 1995-04-13 | 1998-07-21 | The Whitaker Corporation | Electrical connector with secondary lock |
JPH097676A (ja) | 1995-06-23 | 1997-01-10 | Yazaki Corp | コネクタの端子係止構造 |
JP3083070B2 (ja) | 1995-08-29 | 2000-09-04 | 矢崎総業株式会社 | 二重係止コネクタ |
JP3230956B2 (ja) | 1995-09-05 | 2001-11-19 | 矢崎総業株式会社 | 防水圧接コネクタ |
JPH0973848A (ja) | 1995-09-05 | 1997-03-18 | Nichicon Corp | 過電圧・過電流保護装置 |
JP3140343B2 (ja) | 1995-09-14 | 2001-03-05 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ装置 |
JPH09106851A (ja) | 1995-10-09 | 1997-04-22 | Yazaki Corp | 防水コネクタ |
JP3168396B2 (ja) | 1995-11-29 | 2001-05-21 | 矢崎総業株式会社 | リヤホルダ付コネクタ |
US5647775A (en) | 1995-12-07 | 1997-07-15 | Molex Incorporated | Electrical connector with terminal locking means |
JP2001502464A (ja) | 1996-03-27 | 2001-02-20 | ザ ウィタカー コーポレーション | 封止された電気コネクタ |
JP3511431B2 (ja) | 1996-04-01 | 2004-03-29 | カルソニックカンセイ株式会社 | 端子係止具付コネクタ |
JPH09289057A (ja) | 1996-04-19 | 1997-11-04 | Yazaki Corp | 防水コネクタ |
JPH1060096A (ja) | 1996-08-20 | 1998-03-03 | Toshiba Chem Corp | 難燃性エポキシ樹脂組成物 |
FR2753008B1 (fr) | 1996-09-05 | 1998-10-30 | Cinch Connecteurs Sa | Obturateur de canaux de connecteurs electriques |
US5947774A (en) | 1996-09-13 | 1999-09-07 | Yazaki Corporation | Press-connecting connector |
JP3593425B2 (ja) | 1996-09-13 | 2004-11-24 | 矢崎総業株式会社 | 圧接コネクタ |
JP3311619B2 (ja) | 1996-12-24 | 2002-08-05 | 矢崎総業株式会社 | 電線導出部の防水構造および製造方法 |
JP3394146B2 (ja) | 1996-12-26 | 2003-04-07 | 矢崎総業株式会社 | コネクタの電線接続構造 |
JP3295329B2 (ja) | 1997-01-09 | 2002-06-24 | 矢崎総業株式会社 | 超音波接続用端子及び超音波接続構造 |
JP3529972B2 (ja) | 1997-03-28 | 2004-05-24 | 矢崎総業株式会社 | コネクタハウジングのリアホルダ浮き上がり防止構造 |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP10162570A patent/JPH11354201A/ja active Pending
-
1999
- 1999-06-08 US US09/327,454 patent/US6196873B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-09 EP EP99110978A patent/EP0964482A1/en not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6595800B2 (en) | 2000-07-13 | 2003-07-22 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | Waterproof connector |
JP2005538520A (ja) * | 2002-09-12 | 2005-12-15 | エフシーアイ | 多端子電気コネクタ用シールシステム |
JP2009117389A (ja) * | 2002-09-12 | 2009-05-28 | Fci | 防水コネクタ |
JP2007522626A (ja) * | 2004-02-12 | 2007-08-09 | エフシーアイ | 気密型電気コネクタ部品 |
KR101143456B1 (ko) * | 2004-02-12 | 2012-05-22 | 에프씨아이 오토모티브 홀딩 | 밀봉식 전기 커넥터부, 상기 커넥터부의 차단 부재 관통 도구, 및 전기 커넥터부 배선 방법 |
JP2013037876A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Yazaki Corp | コネクタ |
US9112297B2 (en) | 2011-08-08 | 2015-08-18 | Yazaki Corporation | Connector having terminal accommodating chambers |
JP2017195185A (ja) * | 2016-04-22 | 2017-10-26 | ヤザキ ノース アメリカ,インコーポレイテッド | 使用されていないキャビティのための打ち抜き機能を有するケーブルシールコネクタ |
WO2019159553A1 (ja) * | 2018-02-13 | 2019-08-22 | オムロン株式会社 | 端子台装置及び端子台部品 |
WO2023243441A1 (ja) * | 2022-06-13 | 2023-12-21 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0964482A1 (en) | 1999-12-15 |
US6196873B1 (en) | 2001-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11354201A (ja) | 防水コネクタ | |
JP3540164B2 (ja) | 防水コネクタ | |
KR910004169B1 (ko) | 커 넥 터 | |
US6494731B1 (en) | Waterproof connector | |
JP2000133367A (ja) | 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法 | |
JP3691300B2 (ja) | 防水コネクタ | |
JP2000133368A (ja) | 防水コネクタとダミー栓の係止構造 | |
JP2000133369A (ja) | 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法 | |
JP2861661B2 (ja) | ジョイントコネクタ | |
JP2000268908A (ja) | コネクタ | |
US6102740A (en) | Waterproof connector and assembling method of waterproof connector | |
JP2000003754A (ja) | 防水コネクタ | |
JP3540197B2 (ja) | 防水コネクタ | |
JP2000012149A (ja) | 防水コネクタ | |
US6186829B1 (en) | Waterproof connector and method of assembling the same | |
JP3530024B2 (ja) | 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法 | |
JP3535034B2 (ja) | 防水コネクタ | |
US5224876A (en) | Electrical connector | |
JPH06181078A (ja) | コネクタの連結構造 | |
JPH10255918A (ja) | コネクタ | |
JPH11126644A (ja) | 合体コネクタ | |
JPH10233254A (ja) | コネクタ | |
JP3362103B2 (ja) | ジョイントコネクタ | |
WO2023248796A1 (ja) | コネクタ及びコネクタ構成体 | |
KR100370646B1 (ko) | 전기커넥터 |