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JPH10262526A - 釣り用リール - Google Patents

釣り用リール

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Publication number
JPH10262526A
JPH10262526A JP9248398A JP9248398A JPH10262526A JP H10262526 A JPH10262526 A JP H10262526A JP 9248398 A JP9248398 A JP 9248398A JP 9248398 A JP9248398 A JP 9248398A JP H10262526 A JPH10262526 A JP H10262526A
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JP
Japan
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shaft
braking force
handle
spool
reel
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JP9248398A
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Takeshi Ikuta
剛 生田
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作が軽く、組立・分解ができて掃除も容易な
ハンドル機構である。 【構成】ハンドル4の端部には、軸15の一端が固定さ
れ、軸15にはこれに外嵌される2個のベアリング16
aとベアリング16bとで筒部材17が隙間を有して回
動自在に支持されている。軸15の雄ネジ15aには、
ナット16cがねじ込まれて、ナット16cを雄ネジ1
5aにねじ込むことにより、ベアリング16bの内輪を
軸15の端面に固定する。筒部材17の端部にはグリッ
プ14が一体に固定されており、筒部材17とグリップ
14とでハンドルニギリを構成し、ハンドル4の回転に
よる円滑な巻き取り操作を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釣り用リールに関し、詳
しくは釣り用リールのハンドル機構の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】スプールに連係する伝動系に制動部材の
接触圧の調節により、スプールの釣り糸繰り出し方向へ
の回転に制動力を作用させるように構成された釣り用リ
ールは知られている。このように構成されるりールとし
てトローリングリールを例に挙げると、従来、この種の
りールでは、スプール軸に対してスプールを回転自在に
支承すると共に、このスプールの側面にステンレス等の
摩擦部材を取り付け、この摩擦部材と対向する位置に制
動部材を配置してドラグ機構を構成し、更に、この制動
部材とハンドルとを連係することにより、釣り糸を巻き
取る際には、摩擦部材と制動部材とを所定の圧力で接触
させることにより、夫々の接触面(摩擦面)を介してス
プールに動力を伝えるよう構成され、又、摩擦部材と制
動部材との接触圧を調節するため、レバー型、ダイヤル
型等の調節具を備えいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前述した構造
のトローリングリールを用いた釣りを考えるに、この種
のりールでは大型の魚を対象とすることから、魚とのや
り取りの際に釣り糸に切断を生じないよう、釣り糸に所
定値以上の張力が作用した場合にはドラグ機構を滑らせ
て釣り糸の繰り出しを許すよう、このドラグ機構の制動
力の値を設定している。
【0004】又、このように大型の魚を対象にした場合
にはドラグ機構の制動力も比較的大きい値に設定するこ
とから、ドラグ機構に滑りを生じた際には、摩擦面で熱
が発生し、この熱によってドラグ機構の摩擦面が滑りを
生じ易い状態に達する、あるいは、滑り難い状態に達す
ることがあり、制動力の低下、あるいは、増大に繋がる
ことも多く改善の余地がある。
【0005】尚、従来からのドラグ機構では、ドラグ機
構の滑りを全周において均一させるため、摩擦面にグリ
ス等を塗布しているものと、グリス等の潤滑材を全く塗
布しないものとが存在し、グリス等を塗布しているもの
では、前述のように熱が発生するとグリスの粘性が低下
して、制動力を低下させるものとなり、又、グリスを塗
布していないものでは、前述のように熱が発生すると、
ドラグ機構を構成する部材の熱膨張で摩擦面の接触圧が
増大して、制動力を増大させるものとなる。
【0006】尚、このように魚とのやり取りを行ってい
る際にドラグ機構の制動力が変化した場合には、この制
動力の値を適正に再設定することが望ましいが、制動力
を適正にするための操作量の把握が困難であり、制動力
が低下するものでは、釣り糸の巻き取り操作時の能率が
低下し、又、制動力が上昇するものでは、釣り糸の切断
に繋がることもあり改善の余地がある。
【0007】因みに、大型の魚を長時間掛けて釣る場合
にはドラグ機構の温度が150度に達することもあり適
切な制動力を得る面から改善が望まれている。
【0008】本発明の目的は温度が上昇しても制動力が
変化することのないドラグ機構を合理的に構成する点に
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の釣り用リール
は、回転によって釣糸をスプールに巻取るためのハンド
ル(4)を備えた釣り用リールにおいて、前記ハンドル
(4)に一端が固定され、他端にネジ(15a)が形成
された軸(15)と、前記軸(15)の外周に、2位置
に配置されたベアリング(16)とで回転自在に支持さ
れたハンドルニギリ(14,17)と、前記ネジ(15
a)にねじ込まれ、一方の前記ベアリング(16)の内
輪を前記軸(15)に固定するためのネジ部材(16
c)と、前記ハンドルニギリ(14,17)の一端に設
けられたグリップ(14a)と、前記グリップ(14)
の一端に固定され、一方の前記ベアリング(16)と前
記ネジ部材(16c)が収納された空間を閉塞するため
の蓋(14a)とを有する。
【0010】前記ハンドルニギリ(14,17)は、前
記軸(15)の外周に位置された筒部材(17)と前記
グリップ(14)とから構成されている。又、前記ネジ
(15a)が雄ネジであり、前記ネジ部材(16c)が
ナットで構成すると良い。更に、前記蓋(14a)は、
前記筒部材(17)の前記グリップ(14)側の一方に
ねじ込んで固定されていると良い。
【0011】
【作用】上記特徴を例えば図1に示すように構成すると
(この図ではスプールの熱上昇により制動力が低下す
る)、ドラグ機構Dが発熱した場合には、その熱が上昇
するほど制動力補正手段Cが制動部材29とスプール3
との間の距離が縮小する方向に向けて、より大きい圧力
を作用させるので、温度上昇と共にドラグ機構Dの摩擦
面の圧接力の増大も可能になる。
【0012】尚、図1では制動力補正手段Cがオイル3
9の熱膨張を利用し、この制動力補正手段Cがスプール
3と規制部Sとの間に配置されているので、ドラグ機構
Dからの熱がこの制動力補正手段Cに伝わった場合に
は、この熱膨張力がスプール3を制動部材29の側に変
位させて制動力の減少を補うことになる。
【0013】上記特徴を例えば図10に示すように構成
すると(この図ではスプール2の熱上昇により制動力が
上昇する)、ドラグ機構Dが発熱した場合には、その熱
が上昇するほど制動力補正手段Cが制動部材29が摩擦
部材30から離間する方向に向けて変位することによ
り、ドラグ機構Dの摩擦面の制動力の低下が可能にな
る。
【0014】尚、この構造では制動部材29にバイメタ
ル等熱により変形する素材を用いて制動力補正手段Cに
兼用している。つまり、この構成では温度上昇に伴って
自動的に摩擦面の圧接力の増大、あるいは、低減を図る
ので、釣り人がドラグ機構Dの制動力を人為的に調節し
なくとも、熱による制動力の変化を制動力補正手段Cが
相殺して適正な制動力が得られるのである。
【0015】
【発明の効果】従って、大型の魚を対象とした場合のよ
うに、その摩擦面の発熱で温度が大きく上昇した場合
に、人為的に特別の操作を行わずとも制動力を変化させ
ず適正な値に維持できるドラグ機構が合理的に構成され
たのである。また、本発明の釣り用リールのハンドル機
構は、操作が軽く、組立・分解ができて掃除も容易であ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1乃至図9に示すように、リール本体1
に横向き姿勢に配置したスプール軸2に対し釣り糸を巻
き取るスプール3を遊転支承すると共に、ハンドル4と
連結する筒軸5からの動力をギヤ変速機構A、及び、ド
ラグ機構Dを介してスプール3に伝える巻取り用の伝動
系を備えてトローリング用の両軸受リールを構成する。
【0018】前記ギヤ変速機構Aは、筒軸5に遊転支承
した高速巻き取り用の第1ギヤ6と、低速巻き上げ用の
第2ギヤ7と、これらのギヤと咬合する状態で前記スプ
ール軸2にー体回転可能に支持された第3ギヤ8と第4
ギヤ9と、筒軸5からの動力を第1、第2ギヤ6,7の
いずれかー方に伝えるため、第1、第2ギヤ6,7の係
合孔6A、7Aに係入可能、かつ、筒軸5にスライド自
在に支持された係合片10と、この係合片10の位置を
決める2つの圧縮バネ11A,11Bと、係合片10の
位置を設定する操作軸12とを有して成り、このギヤ変
速機構Aでは操作軸12が引き出された状態では内端側
の圧縮バネ11Aの付勢力で係合片10が第1ギヤ6の
係合孔6Aに係入し、操作軸12を押込み操作した状態
では、内端側の圧縮バネ11Aを圧縮することで、外端
側の圧縮バネ11Bの付勢力で係合片10が第2ギヤ7
の係合孔7Aに係入する。
【0019】尚、操作軸12の外端部には環状の溝が形
成され、この溝に係合する、スライド型のストッパ13
がハンドル4に設けられているため、操作軸12を押込
み操作した際には、ストッパ13との係合により操作軸
12が押込み状態を保持するよう構成される。又、図6
に示すように、ハンドル4の端部には、軸15の一端が
固定されている。
【0020】軸15にはこれに外嵌される2個のベアリ
ング16aとベアリング16bとで筒部材17が隙間を
有して回動自在に支持されている。軸15の他端には、
雄ネジ15aが形成されている。雄ネジ15aには、ナ
ット16cがねじ込まれている。ナット16cを雄ネジ
15aにねじ込むことにより、ベアリング16bの内輪
を軸15の端面に固定する。
【0021】筒部材17の端部にはグリップ14が一体
に固定されており、ハンドル4の回転による円滑な巻き
取り操作を行えるよう構成されている。筒部材17とグ
リップ14とでハンドルニギリを構成する。グリップ1
4の中心に形成され区画された空間には、雄ネジ15
a、ベアリング16b、ナット16cが位置しているこ
とになる。この空間の周面には雌ネジが形成され、雌ネ
ジには蓋14aがねじ込まれ固定されている。
【0022】更に、筒軸5はリール本体1にナット材1
Nで締めつけ固定される筒状のフレーム1Fに支持され
ている。又、このりールではハンドル4が配置された側
のスプール3の側面に対して、図2、図7、図8に示す
ように、スプール3の周方向に対して傾斜する姿勢の溝
18Aが複数条形成されたディスク18を取り付けてあ
り、このディスク18の溝18Aに接触する接触部19
をその端部に形成した音出片20がリール本体1の内部
に設けられている。
【0023】この音出片20は軸状材21に設けられ、
この軸状材21の端部に前記接触部19を形成してあ
り、この軸状材21は端部のピン22と接触するカム面
23Aを有する回動型の切換具23の回動操作で、その
接触部19がディスク18の溝18Aに接触する位置と
接触しない位置とに切換自在に構成され、溝18Aに接
触する状態でスプール3が回転した場合には音出片20
が軸状材21の軸芯周りで往復揺動することにより、共
鳴材24と接触してクリック音を発生させるように構成
されている。
【0024】尚、この切換具23は、図5に示すよう
に、レバー25により切換自在に構成されると共に、ト
ッグルバネ26でクリック音を発生させる姿勢と発生さ
せない姿勢とに保持可能に構成されている。
【0025】又、このりールではりール本体1の左側の
ケース内部に、釣り糸に作用する張力によりスプール3
が繰り出し方向へ回転する際に制動力を作用させる摩擦
式の制動部を配置し、リール本体1の右側の外部に,こ
の制動部の制動力を設定する制動力調節機構Bを配置
し、更に、実釣時に発熱による制動力の低下を抑制し、
制動力の変動を阻止する制動力補正手段Cを備えて前記
ドラグ機構Dを構成している。
【0026】即ち、前記制動部はスプール軸2に対して
ピン27を介してトルク伝動自在に外嵌されたディスク
状の支持部材28と、この支持部材28に固設されたカ
ーボン繊維を含んだ樹脂製のディスク29(制動部材の
ー例)と、スプール3の側面に固設されたステンレス製
のディスク30(摩擦部材のー例)とで成り、前記制動
力調節機構Bは、スプール軸2に対してスプール3を支
持するためのベアリング31、制動力補正手段C、皿バ
ネ32を介して、このスプール3を支持部材28の側に
変位させるよう、レバー型のドラグ操作具33、回動型
の調節具34、ドラグ操作具33と連結するカム体3
5、調節具34と連結する回動部材36夫々を有すると
共に、ドラグ操作具33、あるいは、調節具34のスプ
ール軸芯周りでの揺動操作時には、回動部材36に固設
したピン36Aとカム体35との相対姿勢の変化に起因
する回動部材36の移動力を前記第3、第4ギヤ8、
9、皿バネ32、ベアリング31、及び、制動力補正手
段Cに伝える圧力伝達系を有して成っている。
【0027】尚、前記調節具34とりール本体1との間
には複数の凹部51A・・を有したリング材51と、こ
の凹部51A・・と係脱するー対のデテント52,52
で成るクリック機構を配置してあり、この機構では凹部
51A・・の形成間隔より小さいストークでの調節を行
い得るようデテント52,52を非対称位置に配置して
ある。
【0028】又、制動力補正手段Cは夫々スプール軸2
の軸芯方向にスライド自在なシリンダ材37、このシリ
ンダ材37の密嵌合するピストン材38、これらの内部
に封入されたオイル39で成りこの制動力補正手段Cで
は温度上昇によるオイル39の熱膨張によってシリンダ
材37とピストン材38とを互いに離間する方向に変位
させてドラグ機構Dの制動力の増大を図るようになって
いる。
【0029】尚、前記ベアリング31、制動力補正手段
C、皿バネ32夫々がスプール3の軸芯方向への変位を
抑制する規制部Sに兼用され、又、前記調節具34は制
動力の初期設定を行うものであり、ドラグ操作具33は
実釣時にドラグ機構Dの制動力を任意に設定するために
用い、このドラグ操作具33は図5に示すように、レバ
ーガイド40で案内され、ストッパー41との接当でス
トライクポジションに設定可能であり、ドラグ操作具3
3が乗り越え可能に構成されたデテント42を境にして
ドラグ機構Dの制動力を解除し得るようになっている。
【0030】又、制動力補正手段Cではシリンダ材37
とピストン材38との間にシール43を介装し、シリン
グ材37にはオイル封入用、及び、抜気用の開口にプラ
グ44を設けている。
【0031】そして、このリールではドラグ機構Dの制
動力を適切に設定してハンドル4を回動操作した場合に
は、このドラグ機構Dを介して、スプール3の側面に駆
動力を伝えて釣り糸の巻き取り操作を行い、又、実釣時
に魚の引きで釣り糸の張力が増大した場合にはドラグ機
構Dの摩擦面で滑りを生じて釣り糸の切断を防止し、更
に、ドラグ機構Dの滑りに起因して発熱した場合には、
この熱が金属製のスプール3を介して制動力補正手段C
に伝わってオイル39を膨張させ、シリンダ材37とピ
ストン材38とが伸長することによりスプール3に対し
支持部材28の側に向かう圧力を作用させて、ドラグ機
構Dの制動力を維持するように構成されている。
【0032】図3及び図4に示すように、スプール軸2
に外嵌したラチェットホイール45を前記支持部材28
とトルク伝動自在に連結してあり、このラチェットホイ
ール45の歯部45Aに係合する爪体46を支軸47周
りに揺動自在に支持してあり、この爪体46の支軸47
はバネ48を受けるバネ掛け部49Aを有したプレート
49によってその端部が支持されている。
【0033】因みに、このリールでは、リール本体1の
左右の部材を連結するボルト53,53にOーリング5
4,54を外嵌した状態でホルダ55,55を挟み込む
状態で形成してガタツキの発生を抑制してある。
【0034】〔別実施例〕本発明は上記実施例以外に、
以下のように構成しても良い。
【0035】(イ)図10に示すように、ドラグ機構D
の温度上昇により制動力が上昇する構造のものでは、制
動部材29にバイメタル、形状記憶合金等の素材を温度
上昇に伴って摩擦部材30から離間する方向に変形する
よう特性を設定して用いることにより、この制動部材2
9を制動力補正手段こに兼用する。
【0036】(ロ)図11に示すように、摩擦部材30
とスプール3の側面との間に、ドラグ機構Dの温度上昇
により、この摩擦部材30をスプール3の側面から押し
出す特性、あるいは、スプール3の側面との近接を許す
特性のバイメタル、形状記憶合金等の素材で成る制動力
補正手段Cを介装する。
【0037】尚、この構造ではドラグ機構Dの温度上昇
により制動力が上昇する構造のリール、及び、制動力が
低下する構造のリールのいずれにも適用できる。
【0038】(ハ)図12に示すように、スプール3の
側面にシリンダ状の凹部を形成し、この凹部に嵌入する
ピストン30Aを摩擦部材30とー体的に形成し凹部と
ピストン30Aとの間にオイル39を封入することによ
り制動力補正手段Cを構成し、ドラグ機構Dの温度上昇
により制動力が上昇する構造のものでの制動力の補正を
行う。
【0039】(ニ)前述した実施例の図1のおける皿バ
ネ32をバイメタル等、温度上昇に伴って変形する素材
を用いることにより、この皿バネ32を制動力補正手段
Cに兼用する。
【0040】(ホ)前記実施例ではスプールの移動によ
りドラグ機構の制動力の調節を行っていたが、制動部材
の移動によりドラグ機構の制動力の調節を行う構造のも
のに適用して実施する。
【0041】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、制動力補正手段の構造を表す断面図で
ある。
【図2】図2は、リール右側部の断面図である。
【図3】図3は、リール左側部の断面図である。
【図4】図4は、爪体の支持構造を表す側面図である。
【図5】図5は、リールの右側面の概略図である。
【図6】図6は、ハンドルのグリップ部の断面図であ
る。
【図7】図7は、共鳴材の断面図である。
【図8】図8は、ディスクの側面図である。
【図9】図9は、リング材の皿部位置を表す側面図であ
る。
【図10】図10は、別実施例(イ)の構造を表す断面
図である。
【図11】図11は、別実施例(ロ)の構造を表す断面
図である。
【図12】図12は、別実施例(ハ)の構造を表す断面
図である。
【符号の説明】
3…スプール 4…ハンドル 14…グリップ 14a…蓋 15…軸 15a…雄ネジ 16a,16b…ベアリング 16c…ナット 17…筒部材 29…制動部材 30…摩擦部材 C…制動力補正手段 D…ドラグ機構 15…軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転によって釣糸をスプールに巻取るため
    のハンドル(4)を備えた釣り用リールにおいて、 前記ハンドル(4)に一端が固定され、他端にネジ(1
    5a)が形成された軸(15)と、 前記軸(15)の外周に、2位置に配置されたベアリン
    グ(16)とで回転自在に支持されたハンドルニギリ
    (14,17)と、 前記ネジ(15a)にねじ込まれ、一方の前記ベアリン
    グ(16)の内輪を前記軸(15)に固定するためのネ
    ジ部材(16c)と、 前記ハンドルニギリ(14,17)の一端に設けられた
    グリップ(14a)と、 前記グリップ(14)の一端に固定され、一方の前記ベ
    アリング(16)と前記ネジ部材(16c)が収納され
    た空間を閉塞するための蓋(14a)とを有することを
    特徴とする釣り用リール。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された釣り用リールにおい
    て、 前記ハンドルニギリ(14,17)は、前記軸(15)
    の外周に位置された筒部材(17)と前記グリップ(1
    4)とから構成されていることを特徴とする釣り用リー
    ル。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載された釣り用リール
    において、 前記ネジ(15a)が雄ネジであり、前記ネジ部材(1
    6c)がナットであることを特徴とする釣り用リール。
  4. 【請求項4】請求項2に記載された釣り用リールにおい
    て、 前記蓋(14a)は、前記筒部材(17)の前記グリッ
    プ(14)側の一方にねじ込んで固定されていることを
    特徴とする釣り用リール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010017100A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Shimano Inc 両軸受リールのドラグ機構
CN102754630A (zh) * 2012-07-18 2012-10-31 宁波中源欧佳渔具股份有限公司 渔线轮刹车扳手滴答机构

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