JPH0331601B2 - - Google Patents
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- JPH0331601B2 JPH0331601B2 JP62290676A JP29067687A JPH0331601B2 JP H0331601 B2 JPH0331601 B2 JP H0331601B2 JP 62290676 A JP62290676 A JP 62290676A JP 29067687 A JP29067687 A JP 29067687A JP H0331601 B2 JPH0331601 B2 JP H0331601B2
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- tire
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/0007—Reinforcements made of metallic elements, e.g. cords, yarns, filaments or fibres made from metal
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
- B60C9/2003—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords
- B60C9/2006—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords consisting of steel cord plies only
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
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- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
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- D07B2201/2023—Strands with core
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S57/00—Textiles: spinning, twisting, and twining
- Y10S57/902—Reinforcing or tire cords
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は耐久性を向上した重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤに関する。 〔従来の技術〕 重荷重用ラジアルタイヤのトレツドのカーカス
層上に配置される少なくとも2層のスチールコー
ドからなるベルト層には、走行中に受ける強い衝
撃により破断しないだけの靭性やタイヤが受ける
重荷を負担する、所謂タガとしての機能と発揮す
る強度的性質が要求される。しかしながら、重荷
重用ラジアルタイヤのトレツドは、著しく大きな
衝撃力を受けるため、カツト傷等の損傷を生じ易
く、この損傷を通して外部の水分が内部に浸透す
る。この水分が内部に浸入しベルト層に到達して
スチールコードと接触すると、スチールコードは
容易に錆びて腐食し、コートゴムとの間の接着力
が劣化し、トレツドとベルト層とのセパレーシヨ
ンが発生し、タイヤの耐久性を低下させるという
問題があつた。 このような重荷重用ラジアルタイヤのベルト層
に使用されているスチールコードとしては、例え
ば、第2図Aのような6本の太径の素線3で3本
の細径お素線2の周りを取り囲むように撚り合わ
せた3+6のコード構造を有するものがある。し
かし、このスチールコードは、外側の素線3が殆
ど隙間なく撚り合わされ、かつ内側の素線2が密
着しているので、コートゴムがこれらの内側の素
線の周囲を被覆することができないから、水分お
浸透による錆の発生を避けることができなかつ
た。また、上述の第2図Aに示したようなスチー
ルコードは、構造的に伸びが小さいため衝撃力
(荷重)を受けると折れ易く、耐衝撃性が充分で
あるとは言えなかつた。また、第2図Bに示すよ
うに、4本の素線2を撚り合わせて中間コード4
とし、この中間コード4を4本撚り合わせた、4
×4のコード構造を有するスチールコードがある
が、このスチールコードは高伸度を有し、耐衝撃
性には優れているものの、第2図Aのスチールコ
ードと同様に、耐錆性に劣り、耐久性を満足する
ものではなかつた。しかも、撚り構造上、強度分
担率が極めて低く、ベルト層に要求される強度特
性を満足させようとしると、素線の太さを大きく
したり、使用コード本数を多くしなければなら
ず、タイヤ重量を増大し、燃費性を悪化させると
いう欠点があつた。 さらに、特開昭62−21641号公報には、1×4
又は1×5のコード構造を有し、コードの長さ方
向に素線が互いに密着するように撚り合わされた
撚りの部分と素線が密着しないように撚り合わさ
れた撚りの部分とを有するスチールコードをベル
ト層に使用した重荷重用ラジアルタイヤが提案さ
れている。しかしながら、このような撚り構造を
有するスチールコードは、その内部に浸透したコ
ートゴムが不均一になり易く、しかも上述の素線
が密着しないように撚り合わされた撚りの部分が
張力によつて容易に密着構造をとるので、必ずず
しもコートゴムが内部に浸透し易いものではなか
つた。 〔発明が解消しようとする課題〕 本発明の目的は、ベルト層に要求される強度的
性質を損なうことなく、ベルト層の耐錆性を向上
し、耐久性を向上した重荷重用ラジアルタイヤを
提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 このような本発明の目的は、トレツドにおける
カーカス層の上にスチールコードが互いに交差す
る少なくとも2層のベルト層を配置したラジアル
タイヤにおいて、前記ベルト層のうちトレツドに
最も近接して配置される最外ベルト層を、炭素含
有量が0.77〜0.90重量%で、直径dが0.28〜0.40
mmの範囲内で、かつ実質的に同一である素線から
2+7のコード構造にし、かつ破断強力が(1700
〜2050)d1.827(Kgf/コード)であるスチールコ
ードと、50%モジユラスが10〜40Kg/cm2のコート
ゴムとから構成することにより達成することがで
きる。 このようにトレツドに最も近接する最外ベルト
層を、ゴムの浸透性がよく、各素線の周囲を被覆
することができる2+7のコード構造とすること
により最外ベルト層の耐錆性を向上し、タイヤの
耐久性を向上すると共に、炭素含有量、直径d及
び破断強力が上述の通りであるスチールコードと
上記のモジユラスのコートゴムとから構造するこ
とにより、ベルト層に必要な耐衝撃性や重荷重を
負担するタガ機能等の強度的性質を付与し、タイ
重量を増大させることなく、重荷重用ラジアルタ
イヤに要求されるタイヤ性能を満足させることが
できる。 以下、図面を参照して本発明を説明する。 本発明タイヤは、第3図に示すように、左右両
側のビードコアの間に装架され、その端末部がビ
ードコアの廻りにタイヤ内側から外側に折り返さ
れたカーカス層10と、トレツド11におけるカ
ーカス層10の上に配置された4枚のスチールコ
ードからなるベルト層12から構成されている。
これら4枚のベルト層12のうち、トレツド11
に最も近接する最外ベルト層12aは、第1図に
示した2+7のコード構造を有するスチールコー
ドから構成されている。即ち、内側に2本の素線
2とこの素線2を取り囲むように、素線2の直径
dと実質的に同一の直径dを有する7本の素線3
から構成され、外側の素線3,3相互間に存在す
る隙間を通つて浸透したコートゴムが外側の素線
3の周囲のみならず、内部の素線2の周囲も完全
に被覆し、スチールコードに優れた耐錆性を付与
している。 さらに上記2+7構造のスチールコードは、素
線の直径dの大きさに対応して(1700〜2050)
d1.827(Kgf/コード)の破断強力を有している。
このようにスチールコードの破断強力を非常に高
水準のものにすることにより、タイヤ重量を増加
させることなく、最外ベルト層の耐衝撃性を大き
く向上させることができる。2+7構造のスチー
ルコードが、上記(1700〜2050)d1.827(Kgf/コ
ード)の破断強力を満足するためには、炭素含有
量が0.77〜0.90重量%で、直径dが0.28〜0.40mm
で、かつ実質的に同一である素線を使用すること
が必要である。炭素含有量が0.77%未満の素線か
らは上述の高水準の破断強力を有するスチールコ
ードを得ることができない。また、炭素含有量が
0.90%を越えると、素線が脆くなり、伸線加工性
が化して高強力のスチールコードを工業的に製造
することが難しい。また、素線の直径dが0.28mm
よりも細くなると、重荷重用ラジアルタイヤが受
ける急激な衝撃に対して破損しないだけの充分な
強力が得られない。一方、素線の直径dが0.40mm
を越えると伸線加工性が悪化し、耐屈曲疲労性に
優れたスチールコードが得られなくなり、タイヤ
の耐久性が低下する。コートゴムの浸透をよくす
る隙間を形成するためには、このスチールコード
を構成する素線2と3とは、実質的に同一の直径
dを有するものが使用される。また、撚りピツチ
は素線の直径dにより相違するが、例えば素線の
直径dが0.30mmのときは、内側の素線2の撚りピ
ツチを5〜10mm、外側の素線3に撚りピツチを10
〜20mmにすることが望ましい。また、素線の表面
は、NiやCo等を含有する合金またはCu,Zn等の
金属で鍍金し、コートゴムに対する接着性を向上
するのがよい。 一方、上述の最外ベルト層を構成するコートゴ
ムは、その50%モジユラスが10〜40Kg/cm2の範囲
内であることが必要である。このコートゴムの50
%モジユラスが10Kg/cm2未満では最外ベルト層の
端末部における歪みが増大し、ベルトエツジセパ
レーシヨンが生じ易くなり、耐久性が低下する。
また、コートゴムの50%モジユラスが余りに大き
すぎて40Kg/cm2を越えると、走行時に最外ベルト
層に圧縮力が作用した場合にスチールコードに座
屈が生じて折れ易くなるためタイヤの耐久性が低
下する。 また、最外ベルト層を構造するコートゴムの厚
さは、楕円形の断面形状を有するスチールコード
の長径と短径との比が1.1〜1.4の場合、短径の
1.67倍以上で、長径の1.89倍以下にするのがよ
い。最外ベルト層の厚さを短径の1.67倍以上にす
ることにより、最外ベルト層とその内側の隣接ベ
ルト層のコートゴム中に埋設されたスチールコー
ド相互間の距離を大きくすることができ、内側ベ
ルト層に対する保護機能を増大し、耐久性を向上
することができる。他方、直径の1.89倍以下にす
ることにより、最外ベルト層の剛性を保持して操
縦安定性の悪化を防止することができる。 〔実施例〕 第1表に示す通り、素線の直径d(mm)と炭素
含有量(重量%)、コード構造および破断強力
(Kgf/コード)が、それぞれ相違する6種類の
スチールコードを作成した。これらのスチールコ
ードのうち2+7のコード構造のスチールコード
の短径は0.9mm、長径は1.17mm、その比は1.3とし
た。 これらのスチールコードと50%モジユラスが30
Kg/cm2のコートゴムをそれぞれ使用して、スチー
ルコードのエンド数を50mm幅当たり21本とした6
種類の最外ベルト層を作製した。 なお、破断強力はJIS−G−3510に規定されて
いる方法に準じて測定した値である。
ジアルタイヤに関する。 〔従来の技術〕 重荷重用ラジアルタイヤのトレツドのカーカス
層上に配置される少なくとも2層のスチールコー
ドからなるベルト層には、走行中に受ける強い衝
撃により破断しないだけの靭性やタイヤが受ける
重荷を負担する、所謂タガとしての機能と発揮す
る強度的性質が要求される。しかしながら、重荷
重用ラジアルタイヤのトレツドは、著しく大きな
衝撃力を受けるため、カツト傷等の損傷を生じ易
く、この損傷を通して外部の水分が内部に浸透す
る。この水分が内部に浸入しベルト層に到達して
スチールコードと接触すると、スチールコードは
容易に錆びて腐食し、コートゴムとの間の接着力
が劣化し、トレツドとベルト層とのセパレーシヨ
ンが発生し、タイヤの耐久性を低下させるという
問題があつた。 このような重荷重用ラジアルタイヤのベルト層
に使用されているスチールコードとしては、例え
ば、第2図Aのような6本の太径の素線3で3本
の細径お素線2の周りを取り囲むように撚り合わ
せた3+6のコード構造を有するものがある。し
かし、このスチールコードは、外側の素線3が殆
ど隙間なく撚り合わされ、かつ内側の素線2が密
着しているので、コートゴムがこれらの内側の素
線の周囲を被覆することができないから、水分お
浸透による錆の発生を避けることができなかつ
た。また、上述の第2図Aに示したようなスチー
ルコードは、構造的に伸びが小さいため衝撃力
(荷重)を受けると折れ易く、耐衝撃性が充分で
あるとは言えなかつた。また、第2図Bに示すよ
うに、4本の素線2を撚り合わせて中間コード4
とし、この中間コード4を4本撚り合わせた、4
×4のコード構造を有するスチールコードがある
が、このスチールコードは高伸度を有し、耐衝撃
性には優れているものの、第2図Aのスチールコ
ードと同様に、耐錆性に劣り、耐久性を満足する
ものではなかつた。しかも、撚り構造上、強度分
担率が極めて低く、ベルト層に要求される強度特
性を満足させようとしると、素線の太さを大きく
したり、使用コード本数を多くしなければなら
ず、タイヤ重量を増大し、燃費性を悪化させると
いう欠点があつた。 さらに、特開昭62−21641号公報には、1×4
又は1×5のコード構造を有し、コードの長さ方
向に素線が互いに密着するように撚り合わされた
撚りの部分と素線が密着しないように撚り合わさ
れた撚りの部分とを有するスチールコードをベル
ト層に使用した重荷重用ラジアルタイヤが提案さ
れている。しかしながら、このような撚り構造を
有するスチールコードは、その内部に浸透したコ
ートゴムが不均一になり易く、しかも上述の素線
が密着しないように撚り合わされた撚りの部分が
張力によつて容易に密着構造をとるので、必ずず
しもコートゴムが内部に浸透し易いものではなか
つた。 〔発明が解消しようとする課題〕 本発明の目的は、ベルト層に要求される強度的
性質を損なうことなく、ベルト層の耐錆性を向上
し、耐久性を向上した重荷重用ラジアルタイヤを
提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 このような本発明の目的は、トレツドにおける
カーカス層の上にスチールコードが互いに交差す
る少なくとも2層のベルト層を配置したラジアル
タイヤにおいて、前記ベルト層のうちトレツドに
最も近接して配置される最外ベルト層を、炭素含
有量が0.77〜0.90重量%で、直径dが0.28〜0.40
mmの範囲内で、かつ実質的に同一である素線から
2+7のコード構造にし、かつ破断強力が(1700
〜2050)d1.827(Kgf/コード)であるスチールコ
ードと、50%モジユラスが10〜40Kg/cm2のコート
ゴムとから構成することにより達成することがで
きる。 このようにトレツドに最も近接する最外ベルト
層を、ゴムの浸透性がよく、各素線の周囲を被覆
することができる2+7のコード構造とすること
により最外ベルト層の耐錆性を向上し、タイヤの
耐久性を向上すると共に、炭素含有量、直径d及
び破断強力が上述の通りであるスチールコードと
上記のモジユラスのコートゴムとから構造するこ
とにより、ベルト層に必要な耐衝撃性や重荷重を
負担するタガ機能等の強度的性質を付与し、タイ
重量を増大させることなく、重荷重用ラジアルタ
イヤに要求されるタイヤ性能を満足させることが
できる。 以下、図面を参照して本発明を説明する。 本発明タイヤは、第3図に示すように、左右両
側のビードコアの間に装架され、その端末部がビ
ードコアの廻りにタイヤ内側から外側に折り返さ
れたカーカス層10と、トレツド11におけるカ
ーカス層10の上に配置された4枚のスチールコ
ードからなるベルト層12から構成されている。
これら4枚のベルト層12のうち、トレツド11
に最も近接する最外ベルト層12aは、第1図に
示した2+7のコード構造を有するスチールコー
ドから構成されている。即ち、内側に2本の素線
2とこの素線2を取り囲むように、素線2の直径
dと実質的に同一の直径dを有する7本の素線3
から構成され、外側の素線3,3相互間に存在す
る隙間を通つて浸透したコートゴムが外側の素線
3の周囲のみならず、内部の素線2の周囲も完全
に被覆し、スチールコードに優れた耐錆性を付与
している。 さらに上記2+7構造のスチールコードは、素
線の直径dの大きさに対応して(1700〜2050)
d1.827(Kgf/コード)の破断強力を有している。
このようにスチールコードの破断強力を非常に高
水準のものにすることにより、タイヤ重量を増加
させることなく、最外ベルト層の耐衝撃性を大き
く向上させることができる。2+7構造のスチー
ルコードが、上記(1700〜2050)d1.827(Kgf/コ
ード)の破断強力を満足するためには、炭素含有
量が0.77〜0.90重量%で、直径dが0.28〜0.40mm
で、かつ実質的に同一である素線を使用すること
が必要である。炭素含有量が0.77%未満の素線か
らは上述の高水準の破断強力を有するスチールコ
ードを得ることができない。また、炭素含有量が
0.90%を越えると、素線が脆くなり、伸線加工性
が化して高強力のスチールコードを工業的に製造
することが難しい。また、素線の直径dが0.28mm
よりも細くなると、重荷重用ラジアルタイヤが受
ける急激な衝撃に対して破損しないだけの充分な
強力が得られない。一方、素線の直径dが0.40mm
を越えると伸線加工性が悪化し、耐屈曲疲労性に
優れたスチールコードが得られなくなり、タイヤ
の耐久性が低下する。コートゴムの浸透をよくす
る隙間を形成するためには、このスチールコード
を構成する素線2と3とは、実質的に同一の直径
dを有するものが使用される。また、撚りピツチ
は素線の直径dにより相違するが、例えば素線の
直径dが0.30mmのときは、内側の素線2の撚りピ
ツチを5〜10mm、外側の素線3に撚りピツチを10
〜20mmにすることが望ましい。また、素線の表面
は、NiやCo等を含有する合金またはCu,Zn等の
金属で鍍金し、コートゴムに対する接着性を向上
するのがよい。 一方、上述の最外ベルト層を構成するコートゴ
ムは、その50%モジユラスが10〜40Kg/cm2の範囲
内であることが必要である。このコートゴムの50
%モジユラスが10Kg/cm2未満では最外ベルト層の
端末部における歪みが増大し、ベルトエツジセパ
レーシヨンが生じ易くなり、耐久性が低下する。
また、コートゴムの50%モジユラスが余りに大き
すぎて40Kg/cm2を越えると、走行時に最外ベルト
層に圧縮力が作用した場合にスチールコードに座
屈が生じて折れ易くなるためタイヤの耐久性が低
下する。 また、最外ベルト層を構造するコートゴムの厚
さは、楕円形の断面形状を有するスチールコード
の長径と短径との比が1.1〜1.4の場合、短径の
1.67倍以上で、長径の1.89倍以下にするのがよ
い。最外ベルト層の厚さを短径の1.67倍以上にす
ることにより、最外ベルト層とその内側の隣接ベ
ルト層のコートゴム中に埋設されたスチールコー
ド相互間の距離を大きくすることができ、内側ベ
ルト層に対する保護機能を増大し、耐久性を向上
することができる。他方、直径の1.89倍以下にす
ることにより、最外ベルト層の剛性を保持して操
縦安定性の悪化を防止することができる。 〔実施例〕 第1表に示す通り、素線の直径d(mm)と炭素
含有量(重量%)、コード構造および破断強力
(Kgf/コード)が、それぞれ相違する6種類の
スチールコードを作成した。これらのスチールコ
ードのうち2+7のコード構造のスチールコード
の短径は0.9mm、長径は1.17mm、その比は1.3とし
た。 これらのスチールコードと50%モジユラスが30
Kg/cm2のコートゴムをそれぞれ使用して、スチー
ルコードのエンド数を50mm幅当たり21本とした6
種類の最外ベルト層を作製した。 なお、破断強力はJIS−G−3510に規定されて
いる方法に準じて測定した値である。
【表】
次いで、これらの最外ベルト層に、全て共通の
第2表に示す仕様を有するカーカス層、第1ベル
ト層、第2ベルト層及び第3ベルト層を、それぞ
れ積層し金型を用いて、本発明タイヤ、比較タイ
ヤ〜、従来タイヤ〜のグリーンタイヤを
製作した。また、従来タイヤにおいて第2ベル
ト層及び第3ベルト層を、それぞれ3+9+15×
0.23+1×0.15のコード構造を有するスチールコ
ードを50mm幅当たり20本打ち込んだものに変更し
た従来タイヤのグリーンタイヤを作製した。 これら7種類のグリーンタイヤを常法にしたが
つて加硫し、サイズがいずれも同一の1000R20
14PRのタイヤを製作した。
第2表に示す仕様を有するカーカス層、第1ベル
ト層、第2ベルト層及び第3ベルト層を、それぞ
れ積層し金型を用いて、本発明タイヤ、比較タイ
ヤ〜、従来タイヤ〜のグリーンタイヤを
製作した。また、従来タイヤにおいて第2ベル
ト層及び第3ベルト層を、それぞれ3+9+15×
0.23+1×0.15のコード構造を有するスチールコ
ードを50mm幅当たり20本打ち込んだものに変更し
た従来タイヤのグリーンタイヤを作製した。 これら7種類のグリーンタイヤを常法にしたが
つて加硫し、サイズがいずれも同一の1000R20
14PRのタイヤを製作した。
【表】
【表】
上表中に、カーカス層、第1〜3ベルト層にお
けるスチールコードの打込み本数は50mm幅当たり
の本数である。 これら7種数のタイヤについて、以下に述べる
プランジヤー破壊試験、耐錆性及び耐衝撃性をそ
れぞれ評価し、その結果を第3表に示した。 プランジヤー破壊試験: JIS−D−4230に規定されている測定方法に準
じて測定した。測定値は従来タイヤIの測定値と
100とする指数で表示した。この指数値が大きい
ほど耐プランジヤー破壊性に優れていることを示
す。 耐錆性及び耐衝撃性: トレツドから最外ベルト層に達するドリル穴を
トレツド周上20cm間隔で開けたタイヤを悪路10万
Km走行させた後の錆の発生状況およびワイヤ折れ
状況(耐衝撃性)を調べた。
けるスチールコードの打込み本数は50mm幅当たり
の本数である。 これら7種数のタイヤについて、以下に述べる
プランジヤー破壊試験、耐錆性及び耐衝撃性をそ
れぞれ評価し、その結果を第3表に示した。 プランジヤー破壊試験: JIS−D−4230に規定されている測定方法に準
じて測定した。測定値は従来タイヤIの測定値と
100とする指数で表示した。この指数値が大きい
ほど耐プランジヤー破壊性に優れていることを示
す。 耐錆性及び耐衝撃性: トレツドから最外ベルト層に達するドリル穴を
トレツド周上20cm間隔で開けたタイヤを悪路10万
Km走行させた後の錆の発生状況およびワイヤ折れ
状況(耐衝撃性)を調べた。
本発明によれば、トレツド部に最も近接する最
外ベルト層を、ゴムの浸透性がよく、各素線の周
囲を被覆することができる2+7のコード構造に
することによりベルト層の耐錆性を向上し、耐久
性を向上すると共に、炭素含有量が0.77〜0.90重
量%で直径dが0.28〜0.40mmの範囲内で、かつ実
質的に同一である素線からなり、かつ破断強力が
(1700〜2050)d1.827(Kgf/コード)であるスチ
ールコードと、50%モジユラスが10〜40Kg/cm2の
コートゴムとから構成することにより、耐衝撃性
やタガ機構等の強度的性質を付与し、重荷重用ラ
ジアルタイヤに要求されるタイヤ性能を付与する
ことができる。
外ベルト層を、ゴムの浸透性がよく、各素線の周
囲を被覆することができる2+7のコード構造に
することによりベルト層の耐錆性を向上し、耐久
性を向上すると共に、炭素含有量が0.77〜0.90重
量%で直径dが0.28〜0.40mmの範囲内で、かつ実
質的に同一である素線からなり、かつ破断強力が
(1700〜2050)d1.827(Kgf/コード)であるスチ
ールコードと、50%モジユラスが10〜40Kg/cm2の
コートゴムとから構成することにより、耐衝撃性
やタガ機構等の強度的性質を付与し、重荷重用ラ
ジアルタイヤに要求されるタイヤ性能を付与する
ことができる。
第1図は、本発明の重荷重用空気入りラジアル
タイヤの最外ベルト層を構成するスチールコード
の1例を示す断面図、第2図AおよびBはそれぞ
れ、従来の重荷重用空気入りラジアルタイヤの最
外ベルト層を構成するスチールコードの断面図、
第3図は、本発明の重荷重用空気入りラジアルタ
イヤの1実施例を示す半断面図である。 1…スチールコード、2,3…素線、10…カ
ーカス層、11…トレツド、12…ベルト層、1
2a…最外ベルト層。
タイヤの最外ベルト層を構成するスチールコード
の1例を示す断面図、第2図AおよびBはそれぞ
れ、従来の重荷重用空気入りラジアルタイヤの最
外ベルト層を構成するスチールコードの断面図、
第3図は、本発明の重荷重用空気入りラジアルタ
イヤの1実施例を示す半断面図である。 1…スチールコード、2,3…素線、10…カ
ーカス層、11…トレツド、12…ベルト層、1
2a…最外ベルト層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トレツドにおけるカーカス層上にスチールコ
ードが互いに交差する少なくとも2層のベルト層
を配置したラジアルタイヤにおいて、前記ベルト
層のうちトレツドに最も近接して配置される最外
ベルト層を、炭素含有量が0.77〜0.90重量%で、
直径dが0.28〜0.40mmの範囲内で、かつ実質的に
同一である素線から2+7のコード構造にし、か
つ破断強力が (1700〜2050)d1.827(Kgf/コード) であるスチールコードと、50%モジユラスが10〜
40Kg/cm2のコートゴムとから構成した重荷重用空
気入りラジアルタイヤ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61-278805 | 1986-11-25 | ||
JP27880586 | 1986-11-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63235587A JPS63235587A (ja) | 1988-09-30 |
JPH0331601B2 true JPH0331601B2 (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=17602417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62290676A Granted JPS63235587A (ja) | 1986-11-25 | 1987-11-19 | 重荷重用空気入りタイヤ |
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---|---|
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EP (1) | EP0269036B1 (ja) |
JP (1) | JPS63235587A (ja) |
AU (1) | AU602176B2 (ja) |
CA (1) | CA1307449C (ja) |
DE (1) | DE3776091D1 (ja) |
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- 1987-11-19 JP JP62290676A patent/JPS63235587A/ja active Granted
- 1987-11-21 EP EP87117185A patent/EP0269036B1/en not_active Expired
- 1987-11-21 DE DE8787117185T patent/DE3776091D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-11-24 CA CA000552618A patent/CA1307449C/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-11-24 AU AU81638/87A patent/AU602176B2/en not_active Ceased
-
1989
- 1989-11-01 US US07/430,026 patent/US5024261A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
US5024261A (en) | 1991-06-18 |
EP0269036A3 (en) | 1989-02-08 |
JPS63235587A (ja) | 1988-09-30 |
DE3776091D1 (de) | 1992-02-27 |
AU8163887A (en) | 1988-05-26 |
EP0269036A2 (en) | 1988-06-01 |
EP0269036B1 (en) | 1992-01-15 |
AU602176B2 (en) | 1990-10-04 |
CA1307449C (en) | 1992-09-15 |
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