JPH02235728A - ロッドの製造方法 - Google Patents
ロッドの製造方法Info
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- JPH02235728A JPH02235728A JP1059250A JP5925089A JPH02235728A JP H02235728 A JPH02235728 A JP H02235728A JP 1059250 A JP1059250 A JP 1059250A JP 5925089 A JP5925089 A JP 5925089A JP H02235728 A JPH02235728 A JP H02235728A
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フィラメントワインディング成型法を用いて
、強化繊維樹脂からなる口・ツドを製造する方法に関す
る． 〔従来の技術〕 フィラメントワインディング成型法（以下、ＦＷ法と略
称する）は、高強度の成型品が得られることから、自動
車部品等の成型手段として従来から実用されている． 第９図に示すように、このＦＷ法では、繊維ロービング
１中から導出した強化繊維２に樹脂槽３内の熱硬化性樹
脂４を含浸させる工程と、この工程を得た繊維をデリバ
リアイ５で左右に配向しながらマンドレル６に巻付ける
工程と、巻付けられたｌａ鱈に含浸された上記樹脂を加
熱硬化させる工程とが実施され、これにより、上記繊維
２をレインフォースメント（強化材）とし、上記樹脂４
をマトリックス《母材》とするＦＲＰの成型物が形成さ
れる． ところで、上記ＦＷ法によって自動車等に使用するロッ
ドを成型した場合、このロッドの両端に組付け用の継手
を設ける必要がある． そこで従来においては、以下に示す方法Ａ， Ｂを用い
て、上記継手を設けるようにしている．（方法Ａ） ＦＷ法によって第１０図に示すような円筒状のロツド７
を形成し、このロッド７の一端部および他端部に接着材
を介して継手金具８および９をそれぞれ嵌合接着する． （方法Ｂ） 第１１図（ａ）に示すパイプ状のマンドレル１０の一端
部および他端部に継手金具１１および１２を嵌合し、そ
ののち同図（ｂ）に示す如く継手金具１１．１２および
マンドレル１０の周面に樹脂含浸繊維１３を巻着してＦ
Ｗ法に基づく継手付きのＦＲＰロッドを成型する。
、強化繊維樹脂からなる口・ツドを製造する方法に関す
る． 〔従来の技術〕 フィラメントワインディング成型法（以下、ＦＷ法と略
称する）は、高強度の成型品が得られることから、自動
車部品等の成型手段として従来から実用されている． 第９図に示すように、このＦＷ法では、繊維ロービング
１中から導出した強化繊維２に樹脂槽３内の熱硬化性樹
脂４を含浸させる工程と、この工程を得た繊維をデリバ
リアイ５で左右に配向しながらマンドレル６に巻付ける
工程と、巻付けられたｌａ鱈に含浸された上記樹脂を加
熱硬化させる工程とが実施され、これにより、上記繊維
２をレインフォースメント（強化材）とし、上記樹脂４
をマトリックス《母材》とするＦＲＰの成型物が形成さ
れる． ところで、上記ＦＷ法によって自動車等に使用するロッ
ドを成型した場合、このロッドの両端に組付け用の継手
を設ける必要がある． そこで従来においては、以下に示す方法Ａ， Ｂを用い
て、上記継手を設けるようにしている．（方法Ａ） ＦＷ法によって第１０図に示すような円筒状のロツド７
を形成し、このロッド７の一端部および他端部に接着材
を介して継手金具８および９をそれぞれ嵌合接着する． （方法Ｂ） 第１１図（ａ）に示すパイプ状のマンドレル１０の一端
部および他端部に継手金具１１および１２を嵌合し、そ
ののち同図（ｂ）に示す如く継手金具１１．１２および
マンドレル１０の周面に樹脂含浸繊維１３を巻着してＦ
Ｗ法に基づく継手付きのＦＲＰロッドを成型する。
〔発明が解決しようとする課題］
上記方法Ａの場合、ロツド７に対する金具８，９の接着
強度が高くとれないので、金具８．９がロツド７から離
脱する虞れがある。
強度が高くとれないので、金具８．９がロツド７から離
脱する虞れがある。
一方、上記方法Ｂは、複雑な形状を有する継手金具１１
．１２の周面にも樹脂含浸ｍ＃Ｉ１５を巻くことになる
ので、該繊維を巻く技術に高度性を要し、結果として製
品コストが高くなる。
．１２の周面にも樹脂含浸ｍ＃Ｉ１５を巻くことになる
ので、該繊維を巻く技術に高度性を要し、結果として製
品コストが高くなる。
本発明の目的は、かかる状況に鑑み、継手金具を螺着す
ることが可能なＯツドの製造方法を提供することにある
。
ることが可能なＯツドの製造方法を提供することにある
。
（課題を解決するための手段〕
第１発明では、マンドレルの周面に樹脂含浸繊維を巻看
し、そののち該繊維に含まれた樹脂を硬化させてｌｌｉ
維強化樹脂からなるロッドを製造する方法において、上
記マンドレルの端部に予めネジ山を形成する工程と、上
記樹脂の硬化後に上記マンドレルを取去る工程とが実施
される．また第２発明では、上記マンドレルに所定の厚
みの層が形成されるように上記樹脂含浸繊維を巻着する
工程と、上記マレンドルの端部に位置する上記層上に、
上記樹脂含浸繊維を巻着してネジ山を形成する工程とが
実施される． 〔作用〕 本発明によれば、端部にネジ山を備えたＦＲＰ製ロッド
が形成される． 〔実施例〕 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する． 第１図は、本発明の実施例で使用されるマンドレル２０
を示し、このマンドレル２０は一端部および他端部の周
面にそれぞれネジ山２１および２２が形成されている．
なお、マンドレル２０は石こう、せともの等の破砕可能
な材料で形成されている． この実施例では、このマンドレル２０を用いてＦＷ法が
実行される． すなわち、マンドレル２０を回転させて、予め熱硬化性
樹脂を含浸させた繊維２３（たとえばカーボン繊維）を
このマンドレル２０に巻付ける．このときマンドレル２
０に対する繊雑２３の配向は、デリバリアイ２４によっ
て行なわれる。
し、そののち該繊維に含まれた樹脂を硬化させてｌｌｉ
維強化樹脂からなるロッドを製造する方法において、上
記マンドレルの端部に予めネジ山を形成する工程と、上
記樹脂の硬化後に上記マンドレルを取去る工程とが実施
される．また第２発明では、上記マンドレルに所定の厚
みの層が形成されるように上記樹脂含浸繊維を巻着する
工程と、上記マレンドルの端部に位置する上記層上に、
上記樹脂含浸繊維を巻着してネジ山を形成する工程とが
実施される． 〔作用〕 本発明によれば、端部にネジ山を備えたＦＲＰ製ロッド
が形成される． 〔実施例〕 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する． 第１図は、本発明の実施例で使用されるマンドレル２０
を示し、このマンドレル２０は一端部および他端部の周
面にそれぞれネジ山２１および２２が形成されている．
なお、マンドレル２０は石こう、せともの等の破砕可能
な材料で形成されている． この実施例では、このマンドレル２０を用いてＦＷ法が
実行される． すなわち、マンドレル２０を回転させて、予め熱硬化性
樹脂を含浸させた繊維２３（たとえばカーボン繊維）を
このマンドレル２０に巻付ける．このときマンドレル２
０に対する繊雑２３の配向は、デリバリアイ２４によっ
て行なわれる。
第２図は、マンドレル２０の周面に繊維２３による一様
な厚みの層が形成された状態を示している． この繊維２３の層が形成されたのち、図示されていない
回転加熱炉等で該層が加熱され、これによりこの繊維２
３に含浸されている熱硬化性樹脂が硬化される． なお、上記加熱炉等の加熱温度は、繊維２３としてカー
ボン繊維を使用し、樹脂としてエボキシ樹脂を使用した
場合、１５０℃前後である．上記樹脂の硬化後にマンド
レル２０が破砕除去され、その結果、繊維２３をレイフ
ォースメント《強化材》とし、樹脂をマトリックス（母
材）とする第３図に示すような円筒状のＦＲＰ製ロッド
２４が成型される． このロッド２４の両端部内周面には、第１図に示すネジ
山２１および２２に基づくネジ山２５および２６が形成
される．そこで、継手金具２７の雄ネジ２８および継手
金具２９の雄ネジ３０をそれぞれ上記ネジ山２５および
２６に螺合することによって、継手付のロツドが完成す
る．第４図はマンドレルの他の例を示している．同図に
示すマンドレル２０′は、ネジ山２１．２２の部分が分
割された３分割構造を有しているので、破砕することな
く成型物から取外すことができ、したがって再使用が可
能である． 上記実繕例のロツド２４は、ネジ山２５．２６によって
構成された雌ネジを有しているが、ＦＷ法を用いて雄ネ
ジを有するロッドを成型することも可能である． この場合には、第５図に示すような円柱状のマンドレル
３１が使用され、このマンドレル３１の周面に予め熱硬
化性樹脂を含浸させた繊鱈３２が巻着される． そして、第６図に示すようにａａ３２による一様な厚み
の層が形成された段階で、この層の両端部周面にネジ山
が形成される． すなわち、上記繊維３２をデリバリアイ３３で適宜配向
することによって、第７図に示すように該繊維３２をネ
ジ山状に重ね巻きし、第８図に示すようなネジ山３４お
よび３５を形成する．上記ネジ山３４．３５の形成後、
上記繊維３２に含浸された樹脂が加熱硬化され、その結
果、両端部に雄ネジを有する第８図に示すようなＦＲＰ
製のロッド３６が成型される． そこで，継手金具３７の雌ネジ３８および継手金具３９
の雌ネジ４０をそれぞれネジ山３４および３５に螺合す
ることによって継手付きのＦＲＰ製ロッドが完成する． なお、この実施例の場合、マンドレル３１は取除かなく
てもよい． 〔発明の効果〕 本発明によれば、端部にネジ山を有するＦＲＰ製ロッド
が形成される．したがって、ネジ部を有する継手金具を
使用することにより、この継手を簡易かつ強固に取付け
ることができる．なお、第１０図に示した従来のＦＲＰ
製のロッド７の端部内周面に切削等の手段でネジ山を加
工した場合、強化繊維が破断されるためにロッドの強度
が著しく低下する．本発明によれば、かかる不都合は全
く生じない．
な厚みの層が形成された状態を示している． この繊維２３の層が形成されたのち、図示されていない
回転加熱炉等で該層が加熱され、これによりこの繊維２
３に含浸されている熱硬化性樹脂が硬化される． なお、上記加熱炉等の加熱温度は、繊維２３としてカー
ボン繊維を使用し、樹脂としてエボキシ樹脂を使用した
場合、１５０℃前後である．上記樹脂の硬化後にマンド
レル２０が破砕除去され、その結果、繊維２３をレイフ
ォースメント《強化材》とし、樹脂をマトリックス（母
材）とする第３図に示すような円筒状のＦＲＰ製ロッド
２４が成型される． このロッド２４の両端部内周面には、第１図に示すネジ
山２１および２２に基づくネジ山２５および２６が形成
される．そこで、継手金具２７の雄ネジ２８および継手
金具２９の雄ネジ３０をそれぞれ上記ネジ山２５および
２６に螺合することによって、継手付のロツドが完成す
る．第４図はマンドレルの他の例を示している．同図に
示すマンドレル２０′は、ネジ山２１．２２の部分が分
割された３分割構造を有しているので、破砕することな
く成型物から取外すことができ、したがって再使用が可
能である． 上記実繕例のロツド２４は、ネジ山２５．２６によって
構成された雌ネジを有しているが、ＦＷ法を用いて雄ネ
ジを有するロッドを成型することも可能である． この場合には、第５図に示すような円柱状のマンドレル
３１が使用され、このマンドレル３１の周面に予め熱硬
化性樹脂を含浸させた繊鱈３２が巻着される． そして、第６図に示すようにａａ３２による一様な厚み
の層が形成された段階で、この層の両端部周面にネジ山
が形成される． すなわち、上記繊維３２をデリバリアイ３３で適宜配向
することによって、第７図に示すように該繊維３２をネ
ジ山状に重ね巻きし、第８図に示すようなネジ山３４お
よび３５を形成する．上記ネジ山３４．３５の形成後、
上記繊維３２に含浸された樹脂が加熱硬化され、その結
果、両端部に雄ネジを有する第８図に示すようなＦＲＰ
製のロッド３６が成型される． そこで，継手金具３７の雌ネジ３８および継手金具３９
の雌ネジ４０をそれぞれネジ山３４および３５に螺合す
ることによって継手付きのＦＲＰ製ロッドが完成する． なお、この実施例の場合、マンドレル３１は取除かなく
てもよい． 〔発明の効果〕 本発明によれば、端部にネジ山を有するＦＲＰ製ロッド
が形成される．したがって、ネジ部を有する継手金具を
使用することにより、この継手を簡易かつ強固に取付け
ることができる．なお、第１０図に示した従来のＦＲＰ
製のロッド７の端部内周面に切削等の手段でネジ山を加
工した場合、強化繊維が破断されるためにロッドの強度
が著しく低下する．本発明によれば、かかる不都合は全
く生じない．
第１図は本発明の方法に適用されるマンドレルの一例を
示した概念図、第２図はマンドレルに巻着された繊維の
層を概念的に示した斜視図、第３図は成型されたロッド
と継手金具を示した概念図、第４図はマンドレルの他の
例を示した概念図、第５図は本発明の池の実施例におい
て使用されるマンドレルを示した斜視図、第６図は繊維
の巻着状態を概念的に示した斜視図、第７図はネジ山の
形成態様を例示した概念図、第８図は成型されたロッド
と継手金具を示した概念図、第９図は．フィラメントワ
インディング成型法の実施態様を示した概念図、第１０
図および第１１図はそれぞれ従来の継手付ロッドの形成
手順を概念的に示した斜視図である． ２０．２０’ ．３１・・・マンドレル、２１，２２，
２５．２６．３４．３５・・・ネジ山、２３．３２・・
・樹脂含浸繊維、２４．３６・・・ロッド、２７．２９
．３７．３９・・・継手金具、２８．３０・・・雄ネジ
、３８．４０・・・雌ネジ．出願人 鈴木自動車工業株
式会社 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第４図 第 図 第６図 第！Ｏ図 第１１図
示した概念図、第２図はマンドレルに巻着された繊維の
層を概念的に示した斜視図、第３図は成型されたロッド
と継手金具を示した概念図、第４図はマンドレルの他の
例を示した概念図、第５図は本発明の池の実施例におい
て使用されるマンドレルを示した斜視図、第６図は繊維
の巻着状態を概念的に示した斜視図、第７図はネジ山の
形成態様を例示した概念図、第８図は成型されたロッド
と継手金具を示した概念図、第９図は．フィラメントワ
インディング成型法の実施態様を示した概念図、第１０
図および第１１図はそれぞれ従来の継手付ロッドの形成
手順を概念的に示した斜視図である． ２０．２０’ ．３１・・・マンドレル、２１，２２，
２５．２６．３４．３５・・・ネジ山、２３．３２・・
・樹脂含浸繊維、２４．３６・・・ロッド、２７．２９
．３７．３９・・・継手金具、２８．３０・・・雄ネジ
、３８．４０・・・雌ネジ．出願人 鈴木自動車工業株
式会社 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第４図 第 図 第６図 第！Ｏ図 第１１図
Claims (2)
- （１）マンドレルの周面に樹脂含浸繊維を巻着し、その
のち該繊維に含まれた樹脂を硬化させて繊維強化樹脂か
らなるロッドを製造する方法において、 上記マンドレルの端部に予めネジ山を形成する工程と、 上記樹脂の硬化後に上記マンドレルを取去る工程と、 を含むことを特徴とするロッドの製造方法。 - （２）マンドレルの周面に樹脂含浸繊維を巻着し、その
のち該繊維に含まれた樹脂を硬化させて繊維強化樹脂か
らなるロッドを製造する方法において、 上記マンドレルに所定の厚みの層が形成されるように上
記樹脂含浸繊維を巻着する工程と、上記マンドレル端部
に位置する上記層上に、上記樹脂含浸繊維を巻着してネ
ジ山を形成する工程と、 を含むことを特徴とするロッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1059250A JPH02235728A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | ロッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1059250A JPH02235728A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | ロッドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02235728A true JPH02235728A (ja) | 1990-09-18 |
Family
ID=13107949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1059250A Pending JPH02235728A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | ロッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02235728A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010527900A (ja) * | 2007-05-29 | 2010-08-19 | エスゲーエル カーボン ソシエタス ヨーロピア | セラミックス部材のための複合固定具 |
| JP2015536257A (ja) * | 2012-10-11 | 2015-12-21 | ベデ・アンヴァン・エスア | ワンピース連結ロッド及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP1059250A patent/JPH02235728A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010527900A (ja) * | 2007-05-29 | 2010-08-19 | エスゲーエル カーボン ソシエタス ヨーロピア | セラミックス部材のための複合固定具 |
| JP2015536257A (ja) * | 2012-10-11 | 2015-12-21 | ベデ・アンヴァン・エスア | ワンピース連結ロッド及びその製造方法 |
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