JPH0415731B2 - - Google Patents
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- JPH0415731B2 JPH0415731B2 JP59123785A JP12378584A JPH0415731B2 JP H0415731 B2 JPH0415731 B2 JP H0415731B2 JP 59123785 A JP59123785 A JP 59123785A JP 12378584 A JP12378584 A JP 12378584A JP H0415731 B2 JPH0415731 B2 JP H0415731B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D23/00—Producing tubular articles
- B29D23/001—Pipes; Pipe joints
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C53/00—Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
- B29C53/80—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C53/8008—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations specially adapted for winding and joining
- B29C53/805—Applying axial reinforcements
- B29C53/8058—Applying axial reinforcements continuously
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C53/82—Cores or mandrels
- B29C53/821—Mandrels especially adapted for winding and joining
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、パイプの製造に有利なフイラメント
ワインデイング成形方法に関する。
ワインデイング成形方法に関する。
従来、円筒あるいは角筒等のパイプをフイラメ
ントワインデイング成形すると、パイプの両端で
は樹脂含浸繊維の巻角度がパイプ軸に対し90゜に
近づくため、パイプ端が盛上がる欠点(ドツグボ
ーン効果)がある。このドツクボーン効果による
欠点をパイプに反映させないために、パイプの端
部の盛上り部分を切断しており、したがつて、材
料の無駄が生ずると共に繊維が端部でとぎれてし
まうので端部の強度が低下するという問題があつ
た。また、端部を切断せずにパイプを製造しよう
とすれば、端部での巻角度を90゜よりも小さくし
なければならず、(ヘリカル巻きの場合)、これで
は繊維の糸ずれが発生してしまう。
ントワインデイング成形すると、パイプの両端で
は樹脂含浸繊維の巻角度がパイプ軸に対し90゜に
近づくため、パイプ端が盛上がる欠点(ドツグボ
ーン効果)がある。このドツクボーン効果による
欠点をパイプに反映させないために、パイプの端
部の盛上り部分を切断しており、したがつて、材
料の無駄が生ずると共に繊維が端部でとぎれてし
まうので端部の強度が低下するという問題があつ
た。また、端部を切断せずにパイプを製造しよう
とすれば、端部での巻角度を90゜よりも小さくし
なければならず、(ヘリカル巻きの場合)、これで
は繊維の糸ずれが発生してしまう。
本発明は、このような従来の種々の問題点を解
消するためになされたものであつて、端部を切断
することなく、機械的強度がどの部位でも均一な
パイプを得ることができる前述したドツグボーン
効果の生じないフイラメントワインデイング成形
方法を提供することを目的とする。
消するためになされたものであつて、端部を切断
することなく、機械的強度がどの部位でも均一な
パイプを得ることができる前述したドツグボーン
効果の生じないフイラメントワインデイング成形
方法を提供することを目的とする。
このため、本発明は、外周面に複数のピンを植
設した繊維強化プラスチツクからなるリングをマ
ンドレルの両端にそれぞれ嵌着させ、前記リング
と同質の樹脂含浸繊維を前記リングのピンで折り
返しながら前記マンドレルに所定の巻角度で巻き
つけることを特徴とするフイラメントワインデイ
ング成形方法を要旨とするものである。ここで、
巻角度とは、マンドレルに樹脂含浸繊維を巻きつ
けるときのマンドレルの軸に対する樹脂含浸繊維
の傾斜角度をいう。
設した繊維強化プラスチツクからなるリングをマ
ンドレルの両端にそれぞれ嵌着させ、前記リング
と同質の樹脂含浸繊維を前記リングのピンで折り
返しながら前記マンドレルに所定の巻角度で巻き
つけることを特徴とするフイラメントワインデイ
ング成形方法を要旨とするものである。ここで、
巻角度とは、マンドレルに樹脂含浸繊維を巻きつ
けるときのマンドレルの軸に対する樹脂含浸繊維
の傾斜角度をいう。
以下、図面に基づいて本発明を詳しく説明す
る。
る。
第1図において、1はフイラメントワインデイ
ング成形を行うに際して使用するマンドレルであ
る。このマンドレル1の両端には、外周面に複数
のピン3を植設したリング2を矢示するようにそ
れぞれ嵌着させる。
ング成形を行うに際して使用するマンドレルであ
る。このマンドレル1の両端には、外周面に複数
のピン3を植設したリング2を矢示するようにそ
れぞれ嵌着させる。
このリング2は、繊維強化プラスチツクからな
るもので、第2図に示すように、表面にピン3を
植設した長方形平板4を矢示方向に屈曲させ、両
端を互いに接触させることによつて得られる。リ
ング2の大きさは、マンドレル1の大きさに合わ
せて適宜きめればよい。なお、マンドレル1は、
円筒、角筒いずれの形状でもよい。第2図に示す
表面にピン3を植設した長方形平板4は、例え
ば、ガラスクロスに液状樹脂を含浸させた長方形
平板4の形状のプリプレグシートの表面に、ピン
3の外径に見合う内径を有する孔を適当に複数個
穿設した厚さがピン3の高さに等しい鉄板を配置
し、この孔に上記プリプレグシートと同質の液状
樹脂含浸ガラス繊維を充填し、硬化させた後、鉄
板を除去することによつて得ることができる。
るもので、第2図に示すように、表面にピン3を
植設した長方形平板4を矢示方向に屈曲させ、両
端を互いに接触させることによつて得られる。リ
ング2の大きさは、マンドレル1の大きさに合わ
せて適宜きめればよい。なお、マンドレル1は、
円筒、角筒いずれの形状でもよい。第2図に示す
表面にピン3を植設した長方形平板4は、例え
ば、ガラスクロスに液状樹脂を含浸させた長方形
平板4の形状のプリプレグシートの表面に、ピン
3の外径に見合う内径を有する孔を適当に複数個
穿設した厚さがピン3の高さに等しい鉄板を配置
し、この孔に上記プリプレグシートと同質の液状
樹脂含浸ガラス繊維を充填し、硬化させた後、鉄
板を除去することによつて得ることができる。
マンドレル1の両端にリング2を嵌着させるに
際しては、第3図に示すように、マンドレル1の
表面に前以つてリング2と同質のプリプレグシー
トを積層させてパイプの最内層5を形成せしめ、
この最内層5と相溶性を有する接着剤層6を介し
てリング2を嵌め込むとよい。これにより、リン
グ2が最内層5と強固に接着することができる。
際しては、第3図に示すように、マンドレル1の
表面に前以つてリング2と同質のプリプレグシー
トを積層させてパイプの最内層5を形成せしめ、
この最内層5と相溶性を有する接着剤層6を介し
てリング2を嵌め込むとよい。これにより、リン
グ2が最内層5と強固に接着することができる。
このように、マンドレル1の両端にリング2を
嵌着させた後、樹脂含浸繊維をリング2のピン3
で折り返しながら常法によりマンドレル1に所定
の巻角度で巻きつける。この巻角度は、通常、±
45゜程度である。この場合、樹脂含浸繊維はリン
グ2と同質のものを使用する。繊維としては、ガ
ラス繊維、炭素繊維等が挙げられる。また、樹脂
としては、例えば、エポキシ樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂等の常温で液状で加熱により硬化する
ものである。
嵌着させた後、樹脂含浸繊維をリング2のピン3
で折り返しながら常法によりマンドレル1に所定
の巻角度で巻きつける。この巻角度は、通常、±
45゜程度である。この場合、樹脂含浸繊維はリン
グ2と同質のものを使用する。繊維としては、ガ
ラス繊維、炭素繊維等が挙げられる。また、樹脂
としては、例えば、エポキシ樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂等の常温で液状で加熱により硬化する
ものである。
この樹脂含浸繊維をマンドレル1に巻きつけた
後、常法により硬化させ、ついでマンドレル1か
ら引抜くことにより、補強繊維を切断することな
くパイプを製造することができる。
後、常法により硬化させ、ついでマンドレル1か
ら引抜くことにより、補強繊維を切断することな
くパイプを製造することができる。
以上説明したように本発明によれば、リング2
をマンドレル1の両端にそれぞれ嵌着させ、リン
グ2と同質の樹脂含浸繊維をリング2のピン3で
折り返しながらマンドレル1に所定の巻角度で巻
きつけるために、下記の効果を奏することができ
る。
をマンドレル1の両端にそれぞれ嵌着させ、リン
グ2と同質の樹脂含浸繊維をリング2のピン3で
折り返しながらマンドレル1に所定の巻角度で巻
きつけるために、下記の効果を奏することができ
る。
(1) リング2およびピン3が得られるパイプと一
体化してしまうので、パイプ端部の機械的強度
が向上する。
体化してしまうので、パイプ端部の機械的強度
が向上する。
(2) 樹脂含浸繊維をマンドレル1に巻きつけるに
際してピン3で折り返すため、補強繊維のずれ
や巻角度のずれが減少し、どの部位でも機械的
強度の均一なパイプを得ることができる。
際してピン3で折り返すため、補強繊維のずれ
や巻角度のずれが減少し、どの部位でも機械的
強度の均一なパイプを得ることができる。
(3) 補強繊維およびマトリツクス樹脂を切断せず
にパイプを製造できるので、材料の無駄がなく
なり、材料費を節約できる。
にパイプを製造できるので、材料の無駄がなく
なり、材料費を節約できる。
以下、実施例を示す。
実施例 1
ガラスクロスに液状樹脂を含浸させた長方形平
板状のプリプレグシート(G120/F6986SO3−
S920NM、横浜ゴム)の表面に、孔を適当に複数
個穿設した鉄板を配置し、この孔に、エピコート
828(エポキシ樹脂、油化シエルエポキシ)と無水
メチルハイミツク酸(酸無水物、日立化成)とを
等量的に等しくなるように混合した組成物をガラ
スロービング(Tex575、旭フアイバーグラス)
に含浸させたものを充填し、120℃×90分、3.0Kg
f/cm2Gで硬化させた後、鉄板を除去し、リング
2を得た。
板状のプリプレグシート(G120/F6986SO3−
S920NM、横浜ゴム)の表面に、孔を適当に複数
個穿設した鉄板を配置し、この孔に、エピコート
828(エポキシ樹脂、油化シエルエポキシ)と無水
メチルハイミツク酸(酸無水物、日立化成)とを
等量的に等しくなるように混合した組成物をガラ
スロービング(Tex575、旭フアイバーグラス)
に含浸させたものを充填し、120℃×90分、3.0Kg
f/cm2Gで硬化させた後、鉄板を除去し、リング
2を得た。
つぎに、マンドレル1の表面にダイフリー(フ
ツ素系離型剤、ダイキン)を塗布し、このマンド
レル1の全周にリング2と同質のプリプレグシー
トを積層させ、パイプの最内層5を形成せしめ
た。マンドレル1の両端でこの最内層5の表面
に、エポキシ系フイルム接着剤(FM123−5、
アメリカンシアナミド)を塗布して接着剤層6を
形成させ、この接着剤層6を介して上記リング2
をマンドレル1の両端にそれぞれ嵌め込んだ。
ツ素系離型剤、ダイキン)を塗布し、このマンド
レル1の全周にリング2と同質のプリプレグシー
トを積層させ、パイプの最内層5を形成せしめ
た。マンドレル1の両端でこの最内層5の表面
に、エポキシ系フイルム接着剤(FM123−5、
アメリカンシアナミド)を塗布して接着剤層6を
形成させ、この接着剤層6を介して上記リング2
をマンドレル1の両端にそれぞれ嵌め込んだ。
ついで、エピコート828と無水メチルハイミツ
ク酸との等量混合物からなる組成物をガラスロー
ビング(Tex575)に含浸させながら、巻角度±
45゜でリング2のピン3で折り返しつつフイラメ
ントワインデイングを行つた。得られるワインデ
イング物を120℃×3時間硬化させた後、120℃×
7時間+160℃×3時間放置し、マンドレル1か
ら引抜いた。ガラスロービングずれのない機械的
強度の均一の円筒状パイプが得られた。
ク酸との等量混合物からなる組成物をガラスロー
ビング(Tex575)に含浸させながら、巻角度±
45゜でリング2のピン3で折り返しつつフイラメ
ントワインデイングを行つた。得られるワインデ
イング物を120℃×3時間硬化させた後、120℃×
7時間+160℃×3時間放置し、マンドレル1か
ら引抜いた。ガラスロービングずれのない機械的
強度の均一の円筒状パイプが得られた。
実施例 2
カーボンロービング(T300B,3K、東レ)を
使用し、かつ巻角度±30゜である以外は、実施例
1と同様に行つた。
使用し、かつ巻角度±30゜である以外は、実施例
1と同様に行つた。
カーボンロービングずれのない機械的強度が均
一の角筒状パイプが得られた。
一の角筒状パイプが得られた。
実施例 3
芳香族ポリアミド繊維(ケブラー49,1420d、
デユポン)を使用する以外は、実施例1と同様に
行つた。
デユポン)を使用する以外は、実施例1と同様に
行つた。
繊維ずれのない機械的強度が均一の円筒状パイ
プが得られた。
プが得られた。
第1図はマンドレルの両端にリングを嵌着させ
る様子を示す説明図、第2図はリングの作成法の
一例を示す説明図、第3図はマンドレルの両端に
リングを嵌着させる方法の一例を示す説明図であ
る。 1…マンドレル、2…リング、3…ピン、4…
長方形平板、5…パイプの最内層、6…接着剤
層。
る様子を示す説明図、第2図はリングの作成法の
一例を示す説明図、第3図はマンドレルの両端に
リングを嵌着させる方法の一例を示す説明図であ
る。 1…マンドレル、2…リング、3…ピン、4…
長方形平板、5…パイプの最内層、6…接着剤
層。
Claims (1)
- 1 外周面に複数のピンを植設した繊維強化プラ
スチツクからなるリングをマンドレルの両端にそ
れぞれ嵌着させ、前記リングと同質の樹脂含浸繊
維を前記リングのピンで折り返しながら前記マン
ドレルに所定の巻角度で巻きつけることを特徴と
するフイラメントワインデイング成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59123785A JPS613732A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | フイラメントワインデイング成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59123785A JPS613732A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | フイラメントワインデイング成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS613732A JPS613732A (ja) | 1986-01-09 |
JPH0415731B2 true JPH0415731B2 (ja) | 1992-03-18 |
Family
ID=14869235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59123785A Granted JPS613732A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | フイラメントワインデイング成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS613732A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01286822A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-11-17 | Nkk Corp | Frp製積層曲り管の成形方法 |
JP5029134B2 (ja) | 2007-05-15 | 2012-09-19 | 株式会社豊田自動織機 | 繊維束配列装置 |
AT514081B1 (de) | 2013-03-28 | 2014-10-15 | Mark Hydraulik Gmbh | Zylindergehäuse in Leichtbau-Mischbauweise sowie Verfahren zur Herstellung desselben |
GB2620903A (en) * | 2022-03-29 | 2024-01-31 | Graphene Innovations Manchester Ltd | Pressure vessel |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4918749A (ja) * | 1972-06-13 | 1974-02-19 |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP59123785A patent/JPS613732A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4918749A (ja) * | 1972-06-13 | 1974-02-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS613732A (ja) | 1986-01-09 |
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