JPS5845925A - ねじつきfrpパイプの製造方法 - Google Patents
ねじつきfrpパイプの製造方法Info
- Publication number
- JPS5845925A JPS5845925A JP56146941A JP14694181A JPS5845925A JP S5845925 A JPS5845925 A JP S5845925A JP 56146941 A JP56146941 A JP 56146941A JP 14694181 A JP14694181 A JP 14694181A JP S5845925 A JPS5845925 A JP S5845925A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- molds
- wound
- resin
- mold
- Prior art date
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- Pending
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパイプに機械加工をあと加工として追加するこ
となく成型時にねじ山を設けることを特徴とするFRP
製パイプを製造する際にネジ強度の強い製品を得るため
に必要な製造方法に関するものである。
となく成型時にねじ山を設けることを特徴とするFRP
製パイプを製造する際にネジ強度の強い製品を得るため
に必要な製造方法に関するものである。
FRPで作られたパイプは重量当りの強度が大きく耐食
性に優れており必要欠くべからざる用途も多い。
性に優れており必要欠くべからざる用途も多い。
ただこのFRP製パイプは金属パイプに比較して接続が
難しい欠点をもつ。通常金属ノくイブ等のパイプはパイ
プに機械加工を施しねじ山を形成して、ねじによる接合
をとる場合が多い。しかじながらFRP製パイプはパイ
プ成形後機械加工を施せば この機械加工が金属はど容
易ではない上に葛 繊維を切断することになり、その強度が低下することは
否めない。
難しい欠点をもつ。通常金属ノくイブ等のパイプはパイ
プに機械加工を施しねじ山を形成して、ねじによる接合
をとる場合が多い。しかじながらFRP製パイプはパイ
プ成形後機械加工を施せば この機械加工が金属はど容
易ではない上に葛 繊維を切断することになり、その強度が低下することは
否めない。
従ってFRP製パイプを接続する場合ノ櫂イブの断面同
士を合わせ接着し更にその外周に、(イブ等の被覆層を
設けて接続する方法がとられることが多い。しかしこの
方法では外周被覆層゛を必要とする上に接続する側のパ
イプ断面の精度も要求され簡便さに欠ける欠点をもつ。
士を合わせ接着し更にその外周に、(イブ等の被覆層を
設けて接続する方法がとられることが多い。しかしこの
方法では外周被覆層゛を必要とする上に接続する側のパ
イプ断面の精度も要求され簡便さに欠ける欠点をもつ。
本発明はかかる欠点を改良する′ためにパイプに機械加
工することなく成型時にねじ山を設ける方法においてね
じ強度の大きなパイプを得る方法に関するものである。
工することなく成型時にねじ山を設ける方法においてね
じ強度の大きなパイプを得る方法に関するものである。
以下本発、明を例示図面を引用し、つつ詳細に説明する
。
。
FRP製パイプを製作する方法として、通常ロービング
状の繊維(例えばガラス、カーボン又はケブラー等)に
樹脂フェス(例えばエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、
又はフェノール樹脂等)を含浸させつつ円柱状又は円−
状金型に巻きつけて硬化後説型するいわゆる湿式フィラ
メントワインディング法とロービング又はりpスに樹脂
を含浸させシート状にしたいわゆるプリプレグを金型に
巻きつけ硬化後説型する乾式フィラメントワインディン
グ法がある。
状の繊維(例えばガラス、カーボン又はケブラー等)に
樹脂フェス(例えばエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、
又はフェノール樹脂等)を含浸させつつ円柱状又は円−
状金型に巻きつけて硬化後説型するいわゆる湿式フィラ
メントワインディング法とロービング又はりpスに樹脂
を含浸させシート状にしたいわゆるプリプレグを金型に
巻きつけ硬化後説型する乾式フィラメントワインディン
グ法がある。
金型に予め必要な形状のねじ山を刻み込んでおきその外
周に先にのべた湿式又は乾式フィラメントワインディン
グ法にて材料を巻きつけてパイプにねじ形をうつしとれ
ばねじつきパイプを作成することがで、きる。
周に先にのべた湿式又は乾式フィラメントワインディン
グ法にて材料を巻きつけてパイプにねじ形をうつしとれ
ばねじつきパイプを作成することがで、きる。
” このねじつきパイプの強度(引張及び圧縮)を大き
くしようとすればこの材料の巻きつけ方法を考慮する必
要がある。、即ちFRPパイプはそのパイプを構成する
素材(繊維)に方向性があるのでヘリカル巻FRPのパ
イプの引張及び圧縮強度はその巻き角度が変ることによ
り大きく変る。
くしようとすればこの材料の巻きつけ方法を考慮する必
要がある。、即ちFRPパイプはそのパイプを構成する
素材(繊維)に方向性があるのでヘリカル巻FRPのパ
イプの引張及び圧縮強度はその巻き角度が変ることによ
り大きく変る。
フィラメントワインデングCFRPパイプの巻き角と引
張及び巻き角と圧縮強度の関係を図1.2に示す。図1
,2かられかるように引張及び圧縮強度の大きいパイプ
を作るためにはおおむね軸に対し。
張及び巻き角と圧縮強度の関係を図1.2に示す。図1
,2かられかるように引張及び圧縮強度の大きいパイプ
を作るためにはおおむね軸に対し。
ての巻き角度が小さいほど良い。更に細く見れば引張り
強度については巻き角30°を越えると急激に低下する
。圧縮強度についても引張り強度と若干パターンは変る
ものの傾向的には80°を越えると低い値になる。
強度については巻き角30°を越えると急激に低下する
。圧縮強度についても引張り強度と若干パターンは変る
ものの傾向的には80°を越えると低い値になる。
従って金型に設けたねじ形を写しとることによりねじ山
を形成するFRPパイプの製作方法においてもその金型
に巻きつける繊維の軸に対する巻き角は80°以下の巻
き角度にすることが効果的である。パイプの用途によっ
ては80°以下の低角のみではその仕様に対して不十分
な場合もありえるが、そのときは30’よりも大きな巻
き角をもう層と組みあわせた層構成にすることも必要か
もしれない。ねじ強度を大きくする上で30°以下の巻
き角層は最内層(金型に最も近い)とすることがよい。
を形成するFRPパイプの製作方法においてもその金型
に巻きつける繊維の軸に対する巻き角は80°以下の巻
き角度にすることが効果的である。パイプの用途によっ
ては80°以下の低角のみではその仕様に対して不十分
な場合もありえるが、そのときは30’よりも大きな巻
き角をもう層と組みあわせた層構成にすることも必要か
もしれない。ねじ強度を大きくする上で30°以下の巻
き角層は最内層(金型に最も近い)とすることがよい。
いずれの場合においてもこの金型に巻きつける80°以
下の層を構成する繊維はパイプの一方の端よりもう一方
の端まで連続していることが必要である。
下の層を構成する繊維はパイプの一方の端よりもう一方
の端まで連続していることが必要である。
以下第3図、第4図に基き実施例を説明する。
実施例
両端ねじ部のついた金型(1)にエポキシ樹脂を含浸さ
せたカフボン繊維を湿式フィラメントワインディング法
にて15°ヘリカル巻きを1プライ(2)実施する。こ
のときねじ部の上に巻かれた繊維は一連のねじ山の”頂
点上に浮いた状態で巻かれるのでこの繊維をねじ形に添
わす必要がある。
せたカフボン繊維を湿式フィラメントワインディング法
にて15°ヘリカル巻きを1プライ(2)実施する。こ
のときねじ部の上に巻かれた繊維は一連のねじ山の”頂
点上に浮いた状態で巻かれるのでこの繊維をねじ形に添
わす必要がある。
方法としてはねじ山上に巻かれた繊維の上から丈夫なひ
も状物質をねじ溝に添ってパイプ中央から端に向ってら
せん巻きをして繊維をねじ底におとし込む。
も状物質をねじ溝に添ってパイプ中央から端に向ってら
せん巻きをして繊維をねじ底におとし込む。
実施例ではねじ部の上から樹脂含浸した繊維を張力大に
してねじ溝に沿わしながら巻きつけ、そしてヘリカル巻
きの繊維をねじ形に添わせたあともねじ一部周辺の補強
の意味で更に必要厚フープ巻(8)をする。
してねじ溝に沿わしながら巻きつけ、そしてヘリカル巻
きの繊維をねじ形に添わせたあともねじ一部周辺の補強
の意味で更に必要厚フープ巻(8)をする。
巻き終ったならば硬化して脱型を行う。巻きつけ金型は
中央部で2分割できるのでパイプを固定して金型を回転
させることにより両端部より容易にとり除くことができ
る。外周には過剰樹脂層が生ずるのでこれを切削除去す
る。
中央部で2分割できるのでパイプを固定して金型を回転
させることにより両端部より容易にとり除くことができ
る。外周には過剰樹脂層が生ずるのでこれを切削除去す
る。
以上の方法により作られたパイプはねじ端部から端部ま
で低角に巻かれた長繊維がねじ加工することな(ねじの
形を形成している。よって軽量で゛かつ引張り、圧縮に
強いねじつきFRPパイプを得ることができ・る。
で低角に巻かれた長繊維がねじ加工することな(ねじの
形を形成している。よって軽量で゛かつ引張り、圧縮に
強いねじつきFRPパイプを得ることができ・る。
かくして得られたねじつきCFRP製パイプ(4)を第
4図に示すような治具(5)にて引張り試験を行った結
果を表1に示す。
4図に示すような治具(5)にて引張り試験を行った結
果を表1に示す。
30°以下の巻角のもの(実験では15°、25°)は
引張剪断強度として8 K17m2以上の値が得られ8
0°を越えるもの(実験では85°、66°)は2にg
乃−程度であり′巻き角により強度・の差があり低角の
ものが良い値を示すことが確認された。
引張剪断強度として8 K17m2以上の値が得られ8
0°を越えるもの(実験では85°、66°)は2にg
乃−程度であり′巻き角により強度・の差があり低角の
ものが良い値を示すことが確認された。
表 1゜
第1図はフィラメントワインディング法にて作成したC
FRP円筒の引張り強度が巻き角を変えたときどのよう
に変るかを示したもので、一点鎖線が理論値、プロット
が実験値である。 第2図は、フィラメントワインディング法にて作成した
CFRP円筒の圧縮強度が巻き角を変えたときどのよう
に変るかを示したもので一点鎖線力;理論値、プロット
が実験値である。 治具と試験試゛料のCFRP製パイプが組み合わされた
ときの断面概略図を例示している。 (1)ねじ部を有する金型 (2) 15°ヘリ力ル巻フィラメントワインデングF
RP (3)フープ巻きフィラメントワインディングFRP (4)ねじつきCFRPゲイプ (5)引張治具 善々角& 農 大1図 巻き角良 度 卑2図
FRP円筒の引張り強度が巻き角を変えたときどのよう
に変るかを示したもので、一点鎖線が理論値、プロット
が実験値である。 第2図は、フィラメントワインディング法にて作成した
CFRP円筒の圧縮強度が巻き角を変えたときどのよう
に変るかを示したもので一点鎖線力;理論値、プロット
が実験値である。 治具と試験試゛料のCFRP製パイプが組み合わされた
ときの断面概略図を例示している。 (1)ねじ部を有する金型 (2) 15°ヘリ力ル巻フィラメントワインデングF
RP (3)フープ巻きフィラメントワインディングFRP (4)ねじつきCFRPゲイプ (5)引張治具 善々角& 農 大1図 巻き角良 度 卑2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)繊維状物質に樹脂を含浸させたのち、金型に巻き
つけて又は貼りつけて硬化し脱型してパイプを成形する
際に、予め金型にねじ部を設けておき成形と同時にねじ
を作る方法において金型に巻きつける繊維の巻き角を軸
に対してOuから80°の間の角度にすることを特徴と
するねじつきFRPパイプの製造方法 (2)巻き角が軸に対してθ°から80’の間の角度で
金型に巻かれ人層がパイプの層構成のうち最内層である
ことを特徴とする特許請求範囲第(1)項記載のねじつ
きパイプの製造方法。 (8)巻きつけ角度が軸に対して0°から80°の間の
角度をもって金型に巻きつけられた繊維がパイプの一方
の端からもう一方の端まで連続していることを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項記載のねじつきパイプの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56146941A JPS5845925A (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | ねじつきfrpパイプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56146941A JPS5845925A (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | ねじつきfrpパイプの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5845925A true JPS5845925A (ja) | 1983-03-17 |
Family
ID=15419031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56146941A Pending JPS5845925A (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | ねじつきfrpパイプの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845925A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6277928A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-10 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 繊維強化複合材製の筒状部材の製造方法 |
JPH0516107A (ja) * | 1991-02-15 | 1993-01-26 | Suzuki Mokuzai Sangyo Kk | 被覆材及び同被覆材を利用した板材 |
-
1981
- 1981-09-16 JP JP56146941A patent/JPS5845925A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6277928A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-10 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 繊維強化複合材製の筒状部材の製造方法 |
JPH0347180B2 (ja) * | 1985-09-30 | 1991-07-18 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | |
JPH0516107A (ja) * | 1991-02-15 | 1993-01-26 | Suzuki Mokuzai Sangyo Kk | 被覆材及び同被覆材を利用した板材 |
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