JPH09317134A - 床化粧材の敷設方法 - Google Patents
床化粧材の敷設方法Info
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- JPH09317134A JPH09317134A JP13512196A JP13512196A JPH09317134A JP H09317134 A JPH09317134 A JP H09317134A JP 13512196 A JP13512196 A JP 13512196A JP 13512196 A JP13512196 A JP 13512196A JP H09317134 A JPH09317134 A JP H09317134A
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Abstract
にあたり、その床化粧材が受ける風の影響(床化粧材の
捲れあがり)を防ぐことのできる敷設方法を提供する。 【解決手段】 床化粧材1・・1を敷きつめて床を構成す
る際に、その床の端の部分に並ぶ床化粧材1・・1の端部
に、縦断面形が略コ字形の横長の床部材11を挟み込ん
で、その床化粧材1の端部を塞ぐことで、床化粧材1の
下面側への風の吹き込みを防止している。
Description
の下地上に矩形状の床化粧材を敷きつめて床を構成する
際の敷設方法に関する。
観などの向上を目的として床面に人工芝を敷設してい
る。
感のある床を構築することを目的として、ベランダや屋
上等の下地上に、複数枚の床化粧材を敷きつめるという
工法も採られるようになってきている。その床化粧材と
しては、硬質合成樹脂を矩形状に成形した床材本体(マ
ット)の上面に、合成樹脂、ラバー、木質またはタイル
等の化粧面材を一体的に形成したものが使用されている
(例えば実開平5−85929号公報)。
化粧材のうち、実開平5−85929号公報のように、
化粧面材がタイル等の比較的重たい材質である場合はそ
れほどではないが、化粧面材が合成樹脂等で床化粧材全
体が軽量である場合には屋外の風の影響が問題となる。
ランダVに軽量の床化粧材1を敷きつめた場合、ベラン
ダ端部の手すりPを通り抜けた風が、床化粧材1の下面
側に入り込んで床化粧材の全体が捲れあがり吹き飛んで
しまう虞れがある。また、このような問題は、低いパラ
ペットのついた屋上あるいは屋上等の広い面積の下地上
に床化粧材を部分的に敷設する場合にも起こる。
たもので、ベランダや屋上等の床を床化粧材で構成する
にあたり、その床化粧材が受ける風の影響(床化粧材の
捲れあがり)を防ぐことのできる敷設方法を提供するこ
とを目的とする。
め、第1の発明の床化粧材の敷設方法は、図2に例示す
るように、矩形状の床化粧材1・・1を敷きつめて床を構
成する際に、その床の端の部分に配置する床化粧材1・・
1の端部に、縦断面形が略コ字形の横長の床部材11を
挟み込むことによって特徴づけられる。
嵌め込んでおくことで、その床部材11の垂直部(コの
字の縦辺)によって床化粧材1の端部が塞がれるので、
床化粧材1の下面に風が吹きこむことがなくなり、床化
粧材1の捲れあがりを防止できる。
明の敷設方法は、図3(A),(B) に例示するように、矩形
状の床化粧材1・・1を敷きつめて床を構成する際に、そ
の床の端の部分に配置する床化粧材1・・1の端部に、所
定長さの断面略L字形の床部材21を被せ、次いで縦断
面形が略コ字形の横長の床部材11を、その端部を断面
略L字形の床部材21の端部上に重ね合わせた状態で、
床化粧材1の端部に嵌め込むことによって特徴づけられ
る。
の床部材11の垂直部、及び断面略L字形の床部材21
の垂直部(L字の短辺)が風防壁として機能するので、
床化粧材1の下面に風が吹き込むことがなくなる。
部には、断面略コ字形の床部材11の肉厚に相当する大
きさの隙間Cが空き、この隙間Cを通じて雨水等が外部
に流れ出るので、十分な排水性を確保できるといった利
点もある。
は、良好な排水性を確保する点のみを考えると大きいほ
ど良いが、床化粧材1の下面側への風の吹き込みを阻止
するといった目的を考え合わせると、隙間Cの幅寸法は
床化粧材1の一辺よりも短い寸法、例えば10cm〜20
cmが適当で、また隙間Cの高さ寸法は1mm〜5mmが適当
である。
床部材としては、例えば図5(A) 〜(F) に示すように、
コの字の2辺が等しい形状の床部材11、コの字の上辺
または下辺を長くした形状の床部材12または13、コ
の字の縦辺をアール状に加工した床部材14、コの字の
縦辺を斜めに加工した床部材15、あるいはコの字の上
下辺の端部に45°カットを施した床部材16などが挙
げられる。
状の床部材15を用いると、風防壁となる部分が傾斜面
となるので、床化粧材1の下面側の風が入り込むことを
更に確実に阻止できる。
しては、図6(A) 〜(C) に示すように、防風壁となるL
字の短辺が垂直な形状の床部材21、また図5(E) の床
部材15に合わせてL字の短辺を斜めに加工した床部材
22、あるいは図5(D) の床部材14に合わせてL字の
短辺をアール状に加工した床部材23などが挙げられ
る。
に限定されないが、敷設時の作業性や床化粧材との調和
などを考慮すると、床化粧材と同じ程度の強度をもつ硬
質合成樹脂が好ましい。
化粧材1は、図4(A),(B) に示すように、硬質合成樹脂
を正方形(30cm角)に成形した成形品で上面に化粧面
材2が一体成形されており、裏面には、四辺に沿って一
定ピッチで並ぶ複数本の垂直脚1a・・1aと、その内方
の位置に所定の間隔で並ぶ複数本の補助脚1b・・1bが
一体成形されている。さらに、この床化粧材1には、図
4(B) の裏面図に示すように、互いに隣合う二辺の縁部
に、それぞれ連結孔3を有する複数個の連結片4が一定
のピッチで設けられており、その各対辺側には連結脚5
・・5がそれぞれ連結孔3に対応する位置関係で設けられ
ている。
形の床部材11は、図5(A) に示すように、硬質合成樹
脂を横長状に成形した部材で、そのコの字の上辺と下辺
との間の距離(内寸)が、床化粧材1の高さと略等しい
寸法に加工されている。
字形の床部材21は、図6(A) に示すように、同じく硬
質合成樹脂を成形した部材で、そのL字の短辺の長さ
が、床化粧材1の高さと略等しい寸法に加工されてい
る。なお、この床部材21の長さは床化粧材1の一辺よ
りも短い寸法、例えば20cm〜25cm程度である。
の例を、以下、図面に基づいて説明する。図2は第1の
発明の実施の形態を示す図で、(A) は床の側面図、(B)
は床全体を上方から見た図である。
と、断面略コ字形の床部材11をそれぞれ所要数づつ用
意しておき、その床化粧材1・・1をベランダ等の下地床
面F上に配列して、その隣合う床化粧材同士を相互に連
結し、次いで床の端となる部分に並ぶ床化粧材1・・1の
端部に床部材11を挟み込むというような施工法を採る
ことで、風が床化粧材1の下面側に入り込むことを防止
した構造の床を構築している。
のうち、一端が床のコーナ部に位置する床部材11につ
いては、その端部に45°カットの加工を行っておく。
図3は第2の発明の実施の形態を示す図で、(A) 要部斜
視図、(B) は床全体を上方から見た図である。
略コ字形の床部材11(両端45°カット)に加えて、
断面略L字形の床部材21を所要数づつ用意しておく。
そして、先と同様にして、床化粧材1・・1を、ベランダ
等の下地床面上に敷きつめておき、次いで床の端の部分
に並ぶ床化粧材1・・1のうち、中央に位置する床化粧材
1の端部に、断面略L字形の床部材21を被せた後、そ
の両側に断面略コ字形の床部材11を、この部材11の
端部を断面略L字形の床部材21の端部上に重ね合わせ
た状態で、床化粧材1の端部に挟み込むというような施
工法を採ることにより、風が床化粧材1の下面側に入り
込むことを防止した構造で、断面略L字形の床部材21
の下端部に隙間Cつまり排水口を設けた床を構築してい
る。
略コ字形の床部材11の下面は、ベランダ等の下地床面
に密着するような平面であることが好ましい。また、断
面略コ字形の床部材11は下地床面に固定しておくこと
が好ましく、その固着手段としてはビスまたは釘などが
挙げられるが、下地防水面保護つまり防水面からの階下
への漏水防止を考慮すると、防水面に傷がつかないよう
な方法、例えば接着剤または両面テープ等を用いた固着
法を採る方がよい。
ベランダ等に床化粧材を敷きつめて床を構成するにあた
り、その床の端となる部分に配置する床化粧材に、断面
略コ字形の床部材を嵌め込むので、その床部材の風防効
果により、床化粧材の下面側への風の吹きこみを阻止で
きる。これにより、強風が吹いても床化粧材が吹き飛ぶ
といった虞れがなく、安全な敷設状態を実現できる。
明する図
(B) は裏面図
Claims (3)
- 【請求項1】 ベランダや屋上等の下地上に矩形状の床
化粧材を敷きつめて床を構成するにあたり、その床の端
の部分に配置する床化粧材の端部に、縦断面形が略コ字
形の横長の床部材を挟み込むことを特徴とする床化粧材
の敷設方法。 - 【請求項2】 ベランダや屋上等の下地上に矩形状の床
化粧材を敷きつめて床を構成するにあたり、その床の端
の部分に配置する床化粧材の端部に所定長さの断面略L
字形の床部材を被せ、次いで縦断面形が略コ字形の横長
の床部材を、その端部を上記断面略L字形の床部材の端
部上に重ね合わせた状態で、床化粧材の端部に嵌め込む
ことを特徴とする床化粧材の敷設方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の敷設方法において、断
面略L字形の床部材の下端部に形成される隙間の高さ寸
法が1mm〜5mmであることを特徴とする床化粧材の敷設
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13512196A JP3201953B2 (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 床化粧材の敷設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13512196A JP3201953B2 (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 床化粧材の敷設構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09317134A true JPH09317134A (ja) | 1997-12-09 |
JP3201953B2 JP3201953B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=15144321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13512196A Expired - Lifetime JP3201953B2 (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 床化粧材の敷設構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3201953B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190313A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-08-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 床化粧材 |
JP2008285894A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Sekisui Chem Co Ltd | 床化粧材およびこの床化粧材の敷設構造 |
JP2008291551A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 床化粧材およびこの床化粧材の敷設構造 |
JP2014169558A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Kumagai Gumi Co Ltd | 床材の捲れ上がり防止装置 |
-
1996
- 1996-05-29 JP JP13512196A patent/JP3201953B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190313A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-08-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 床化粧材 |
JP2012047039A (ja) * | 2007-01-11 | 2012-03-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 床化粧材 |
JP2008285894A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Sekisui Chem Co Ltd | 床化粧材およびこの床化粧材の敷設構造 |
JP2008291551A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 床化粧材およびこの床化粧材の敷設構造 |
JP2014169558A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Kumagai Gumi Co Ltd | 床材の捲れ上がり防止装置 |
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Publication number | Publication date |
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JP3201953B2 (ja) | 2001-08-27 |
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