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JPH09152191A - 風呂用の循環式浄化装置 - Google Patents

風呂用の循環式浄化装置

Info

Publication number
JPH09152191A
JPH09152191A JP8150130A JP15013096A JPH09152191A JP H09152191 A JPH09152191 A JP H09152191A JP 8150130 A JP8150130 A JP 8150130A JP 15013096 A JP15013096 A JP 15013096A JP H09152191 A JPH09152191 A JP H09152191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
valve
pipe
supply port
circulation pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8150130A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Kojima
広三 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP8150130A priority Critical patent/JPH09152191A/ja
Publication of JPH09152191A publication Critical patent/JPH09152191A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾過器が浴槽の水面の上下何れにある場合に
も、その濾過器の位置に関係なく循環ポンプ及び吸水管
に呼び水を容易且つ確実に給水できる風呂用の循環式浄
化装置を提供する。 【解決手段】 浴槽1 側への水の逆流を阻止する第1逆
止弁9 を吸水管7 に設け、循環ポンプ5 と吐出管8 を接
続する吐出側流路34を循環ポンプ5 及び吸水管7よりも
高く構成し、この吐出側流路34の最上部よりも循環ポン
プ5 側に、循環ポンプ5 及び吸水管7 に呼び水を給水す
る給水口49を呼び水管48を介して接続し、呼び水の給水
時に給水口49から循環ポンプ5 への呼び水の給水を可能
にし且つ循環ポンプ5 から給水口49側への吐出水の流れ
を阻止する第2逆止弁51を呼び水管48に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中濾過方式又は
汲み上げ濾過方式等を採用する風呂用の循環式浄化装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】風呂用の循環式浄化装置として、例えば
実開平2−109968号公報に記載のように、循環ポ
ンプにより浴槽内の水を吸水管及び吐出管を経て循環さ
せながら、濾過器により浴槽の水を浄化するようにした
ものが種々提案されている。
【0003】この循環式浄化装置は、循環ポンプと吸水
管との間に濾過器を介在すると共に、濾過器と循環ポン
プとを浴槽の水面よりも上側に設置する装置本体内に上
下に収容し、装置本体の上蓋を着脱自在に設け、この上
蓋を取り外した時に濾過器の蓋部を開閉できるようにし
ている。
【0004】そして、濾過器内の濾過材等の洗浄後に循
環ポンプを運転する場合には、吐出管の先端部を濾過器
の開口側よりも上側に上げた状態で、濾過器の開口側か
ら濾過器内に呼び水を給水して、循環ポンプ、濾過器及
び吸水管の全体にわたって呼び水を給水させる方式を採
用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の呼び水給水方式
では、循環ポンプを運転する際には、装置本体の上蓋及
び濾過器の蓋部を開けて、その濾過器の開口側から循環
ポンプ及び吸水管に呼び水を給水するようにしているた
め、呼び水を給水する都度、装置本体の上蓋及び濾過器
の蓋部を着脱して開閉する必要があり、呼び水の給水時
の作業が煩わしくなる欠点がある。
【0006】また装置本体内に循環ポンプ及び濾過器を
設けて、浴槽内の水を循環ポンプにより濾過器内に汲み
上げて濾過する汲み上げ濾過方式を採用する場合には、
装置本体の上蓋を開ければ、装置本体内に濾過器がある
ので、その濾過器の開口側から呼び水を給水することが
可能であるが、濾過器を装置本体から分離して吸水管の
下端に接続し、浴槽の水中に濾過器を配置して濾過する
水中濾過方式を採用した場合には、従来の呼び水の給水
構造のままでは、循環ポンプ側への呼び水の給水が不可
能である。本発明は、このような従来の課題に鑑み、濾
過器が浴槽の水面の上下何れにある場合にも、その濾過
器の位置に関係なく循環ポンプ及び吸水管に呼び水を容
易且つ確実に給水できる風呂用の循環式浄化装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、循環ポンプ5 により浴槽1 内の水を吸水管7 及び吐
出管8 を経て循環させながら、濾過器10により浴槽1 の
水を浄化するようにした風呂用の循環式浄化装置におい
て、浴槽1 側への水の逆流を阻止する第1逆止弁9 を吸
水管7 に設け、循環ポンプ5 と吐出管8 を接続する吐出
側流路34を循環ポンプ5 及び吸水管7 よりも高く構成
し、この吐出側流路34の最上部よりも循環ポンプ5 側
に、循環ポンプ5 及び吸水管7 に呼び水を給水する給水
口49を呼び水管48を介して接続し、呼び水の給水時に給
水口49から循環ポンプ5 への呼び水の給水を可能にし且
つ循環ポンプ5 から給水口49側への吐出水の流れを阻止
する第2逆止弁51を呼び水管48に設けたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、給水口49を密閉するための密閉栓63
を設けたものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、循環ポンプ5 及び呼び水管48
を装置本体2 内に収容すると共に、装置本体2 の上面側
に開口するように給水口49を設け、給水口49に対して密
閉栓63を装置本体2 の上側から挿脱自在に挿入したもの
である。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至
3の何れかに記載の発明において、給水口49から漏斗61
を挿入可能に構成し、給水口49に漏斗61を挿入した時に
第2逆止弁51が開くように、第2逆止弁51を給水口49の
近傍に設けたものである。
【0011】請求項5に記載の本発明は、請求項1乃至
4の何れかに記載の発明において、嵌合する一対の弁本
体52,66 、53,67 間に、弾性材からなる弁体55,69 を介
在して各逆止弁9,51を構成し、弁体55,69 には一対の弁
本体52,66 、53,67 間に挟持される環状部58,73 と、開
閉方向に屈曲自在な接続部59,78 を介して環状部58,73
内に一体に形成され且つ一方の弁本体52,67 の弁座54,6
8 に対して接離可能な弁蓋部60,79 とを備えたものであ
る。
【0012】請求項6に記載の本発明は、請求項1乃至
5の何れかに記載の発明において、装置本体2 の上蓋14
に給水口49を設けると共に、この上蓋14から下方に突出
する弁接続部50を給水口49を取り囲むように一体に形成
し、この弁接続部50に第2逆止弁51を下側から接続した
ものである。
【0013】請求項7に記載の本発明は、請求項1乃至
6の何れかに記載の発明において、吸水管7 の下端部に
濾過器10を接続し、この濾過器10を浴槽1 の水中に配置
したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1において、1 は浴
槽、2 は装置本体で、この装置本体2 は取り付けベース
3 を介して浴槽1 の隅部等に装着されている。装置本体
2 内にはモータ4 付きの循環ポンプ5 とヒーター6 とが
組み込まれている。装置本体2 には、装置本体2の底面
から下方に延びる吸水管7 と吐出管8 とが下側から接続
され、その吸水管7 の下端部に第1逆止弁9 と濾過器10
とが、また吐出管8 の下端に噴射ノズル11が夫々接続さ
れている。吸水管7 、吐出管8 、第1逆止弁9 、濾過器
10及び噴射ノズル11は浴槽1 内の隅部に配置されてお
り、また第1逆止弁9 、濾過器10及び噴射ノズル11は浴
槽1 の水中に浸漬されている。
【0015】装置本体2 は中空状であって、図2乃至図
4に示すように、コ字形の前胴部12a と後胴部12b とを
前後に結合して矩形角筒状に構成された胴部12と、この
胴部12の下側に装着された底板13と、胴部12の上側に着
脱自在に装着された上蓋14とを備えている。
【0016】底板13は、図5に示すように、底板13に固
定されたナット15と、取り付けベース3 に下方から挿通
されてナット15に螺合するねじ16とによって、取り付け
ベース3 に着脱自在に固定されている。底板13には、図
2乃至図4に示すように、筒状の吸水管接続部17と吐出
管接続部18とが前部側の左右に一体に形成されている。
そして、吸水管接続部17には吸水管7 が、吐出管接続部
18には吐出管8 が夫々下側から着脱自在に接続されてい
る。なお、吸水管7 及び吐出管8 は、ウレタンゴム等の
可撓性を有する材料により構成されている。
【0017】また底板13の吸水管接続部17と吐出管接続
部18との間の前側には、図5に示す如く、前後に離間し
て第1吸引管接続部19と第2吸引管接続部20とが上側に
突出するように一体に形成されると共に、その第1吸引
管接続部19と連通する空気管接続部21が下側に突出する
ように一体に形成されている。
【0018】第1吸引管接続部19及び第2吸引管接続部
20には、図5に示すように、吸引管22が上側から着脱自
在に接続されている。なお、取り付けベース3 には、第
2吸引管接続部20と対応して空隙23が形成されており、
この空隙23内の空気を第2吸引管接続部20の開口端側か
ら吸引すると共に、その吸引時には取り付けベース3で
遮蔽して浴槽1 内の水を入り難くしている。
【0019】空気管接続部21には、中途部に開閉コック
24を有するコック管25が下側から着脱自在に接続されて
いる。開閉コック24は、コック管25の中途部に一体に形
成され且つ横方向に開放したコック嵌合部26と、このコ
ック嵌合部26内に横軸心回りに回動自在に嵌め込まれた
コック本体27と、このコック本体27の側部に一体に形成
された回動操作用の摘まみ28とから構成されている。コ
ック本体27は筒状であって、コック管25内と略同径の開
口が開けられており、このコック本体27の回動操作によ
り開閉コック24が開閉するようになっている。なお、コ
ック管25には、噴射ノズル11に接続される空気管29が下
側から接続されている。
【0020】循環ポンプ5 は、図2に示すように、装置
本体2 内で一対の取り付けステー30を介して底板13上に
固定されている。この循環ポンプ5 は下側の中心部に吸
込口31が、側面に吐出口32が夫々設けられている。循環
ポンプ5 の吸込口31は、吸込側流路33を介して吸水管接
続部17に、吐出口32は吐出側流路34を介して吐出管接続
部18に夫々接続されている。
【0021】吸込側流路33は、入口側が吸水管接続部17
に接続された略L字状の管継ぎ手35と、この管継ぎ手35
の出口側と循環ポンプ5 の吸込口31側との間に介装され
た接続ホース36とから構成されている。
【0022】吐出側流路34は、入口側が略L字状の接続
ホース37を介して循環ポンプ5 の吐出口32側に接続され
た立ち上がり管38と、接続ホース39を介して立ち上がり
管38の上端側に接続された逆U字状の接続管40と、接続
ホース41を介して接続管40の下側に接続されたヒーター
保持筒42と、ヒーター保持筒42の下部側に一体に形成さ
れ且つ吐出管接続部18に接続ホース43を介して接続され
た逆L字状の立ち下がり管44とから構成されている。
【0023】立ち上がり管38には、その内部を流れる水
の圧力を検出するように圧力スイッチ45が設けられてお
り、ヒーター保持筒42には、循環ポンプ5 により浴槽1
から汲み上げられた水を加熱し保温するためのヒーター
6 、水の温度を測定するためのサーミスタ46、及び水温
制御用のサーモスタット47が設けられている。
【0024】吐出側流路34の接続管40は、呼び水の給水
時に、循環ポンプ5 から吸込側流路33を経て吸水管7 側
の全体にわたって呼び水を充満させ得るように、その一
部の高さが循環ポンプ5 、吸込側流路33及び吸水管7 の
最上部以上の高さよりも高い位置に配置されており、そ
の接続管40の最上部よりも循環ポンプ5 側にL字状の呼
び水管48が一体に形成されている。
【0025】上蓋14の中央部には、図2及び図6に示す
如く、循環ポンプ5 から吸水管7 にわたって呼び水を給
水するための給水口49と、この給水口49を取り囲み且つ
下方に一体に突出する筒状の弁接続部50とが形成されて
いる。即ち、給水口49は装置本体2 の最上位の上蓋14に
形成され、また弁接続部50は上蓋14から下方に突出し且
つ給水口49を取り囲むように上蓋14に一体に形成されて
いる。
【0026】弁接続部50には第2逆止弁51を介して呼び
水管48が下側から接続されている。第2逆止弁51は、呼
び水の給水時に給水口49から循環ポンプ5 への呼び水の
給水を可能にし且つ循環ポンプ5 から給水口49側への吐
出水の流れを阻止するためのものである。
【0027】第2逆止弁51は、図6及び図7に示すよう
に、上弁本体52と、この上弁本体52の下側に嵌合し接着
された下弁本体53と、上弁本体52の弁座54の下側で両弁
本体間に介在された弁体55とにより構成されている。上
弁本体52の上側と下弁本体53の下側には環状溝の嵌合凹
部52a,53a が夫々形成され、その上弁本体52の嵌合凹部
52a に弁接続部50が、下弁本体53の嵌合凹部53a に呼び
水管48が夫々スペーサ56,57 を介して嵌合されされてい
る。
【0028】弁体55は、図6及び図7に示すように、上
弁本体52の弁座54の外周部分と下弁本体53の上端との間
で挟持される環状部58と、開閉方向の上下に屈曲自在な
接続部59を介して環状部58内に一体に形成され且つ外周
部分が弁座54の下面に接離可能な弁蓋部60とを備えてい
る。給水口49は、呼び水の給水時に漏斗61の注入口部62
を上側から挿入し得るようになっており、この給水口49
に漏斗61の注入口部62を挿入した時に、その下端部で第
2逆止弁51の弁蓋部60を下方に押し広げるようになって
いる。
【0029】給水口49内には、図6に示すように、呼び
水の給水後に給水口49を密閉するための密閉栓63が上蓋
14の上側から挿脱自在に挿入されている。密閉栓63はウ
レタン、その他の軟質合成樹脂材料等の弾性材により構
成されると共に、上端側に大径部64が一体に形成されて
おり、この大径部64の状面側の中央に、その直径方向に
摘まみ65が設けられている。
【0030】噴射ノズル11は濾過後の水を浴槽1 内に噴
射するためのもので、濾過器10の上側近傍に配置されて
いる。噴射ノズル11は空気管29が接続されており、開閉
コック24を開放した時に、エジェクター作用により空気
管29を経て空隙23側の空気を吸引して浴槽1 の水の中に
気泡を噴射するようになっている。
【0031】第1逆止弁9 は、浴槽1 内への水の逆流を
阻止するためのものであって、吸水管7 はこの第1逆止
弁9 を介して濾過器10に接続されている。第1逆止弁9
は、第2逆止弁51とは上下が逆になるように構成されて
いる。即ち、第1逆止弁9 は、図8及び図9に示すよう
に、上弁本体66と、この上弁本体66の下側に嵌合し接着
された下弁本体67と、下弁本体67の弁座68の上側で両弁
本体間に介在された弁体69とにより構成されている。上
弁本体66の上側と下弁本体67の下側には環状溝の嵌合凹
部66a,67a が夫々形成され、その上弁本体66の嵌合凹部
66a に吸水管7 が、下弁本体67の嵌合凹部67a に濾過器
10の出口接続部70が夫々スペーサ71,72 を介して嵌合さ
れされている。
【0032】弁体69は、図9に示すように、下弁本体67
の弁座68の外周部と上弁本体66の下端との間で挟持され
る環状部73と、開閉方向の上下に屈曲自在な接続部78を
介して環状部73内に一体に形成され且つ外周部分が弁座
68の上面に接離可能な弁蓋部79とを備えている。なお、
各逆止弁9,51の弁体55,69 は、ウレタン、その他の軟質
合成樹脂材料等の弾性材により構成されており、また弁
蓋部60,79 は、中央部の肉厚が最大となるように、弁座
54,68 側が平坦状で、反対側が球面状に盛り上がってい
る。
【0033】濾過器10は、図1に示すように、装置本体
2 の下方で浴槽1 の隅部に配置されると共に、水中で吸
水管7 の下端部の第1逆止弁9 に対して下側から着脱自
在に接続されている。濾過器10は、中空状の濾過ケース
80内の上下に流出室81と流入室82とが設けられ、その流
出室81と流入室82との間に3個の簀の子83,84,85を介し
て繊維濾過層86と粒状濾過層87とが着脱自在に上下に装
填されている。
【0034】濾過ケース80には上端に出口接続部70が、
下端に濾過入口88が夫々形成されている。濾過入口88に
は、水中の毛髪、ゴミ等を除去するヘアーキャッチャー
89が着脱自在に装着されている。なお、濾過器10は、吸
着盤90を介して浴槽1 の内壁に着脱自在に装着されてい
る。
【0035】粒状濾過層87は、通水性及び可撓性を有す
る収納袋に多数の粒状の濾過材を充填したものである。
濾過材には、麦飯石、天然ゼオライト、アルミナ、砂等
をパウダー状にして混合し、3〜5mm程度の球状とし
たものを焼結して多孔質状に形成した遠赤外線放射性の
セラミックボール等が用いられており、水が粒状濾過層
87を通過するときに、水中の微細なゴミや有機物、臭気
等を分解及び吸収して除去すると共に、ミネラル分を溶
出して水を弱アルカリ性にするようになっている。
【0036】繊維濾過層86は、粒状濾過層87を通過した
微細なゴミ、有機物等を最終的に除去し濾過するための
もので、通水性及び可撓性を有する収納袋に細長い長繊
維を方向が揃わないようにランダムに纏めて充填してい
る。即ち、繊維濾過層86は、例えば数十本数から百本程
の多数本の長繊維を撚らずに紐状に束ねて無撚り紐を構
成し、この無撚り紐を所定長さだけ綛状に巻いた後、無
撚り紐の方向が揃わないようにランダムにほぐして纏め
た状態で収納袋に装填している。
【0037】長繊維は、纏めた時に嵩張るように縮れた
状態になっており、この長繊維には比重が軽く、疎水
性、伸縮性を有する細長い化学繊維が用いられている。
なお、長繊維としては、例えば、比重が最も軽く、疎水
性、伸縮性に優れ、しかも耐磨耗性、耐薬品性、耐酸・
アルカリ性、耐腐食性、耐かび性に優れたポリプロピレ
ン繊維が適当である。
【0038】次にこの循環式浄化装置の使用状態につい
て説明する。循環ポンプ5 及びヒーター6 等を内蔵した
装置本体2 は、取り付けベース3 を介して浴槽1 の隅部
上に固定する。そして、装置本体2 の下側に吸水管7 及
び吐出管8 を接続し、この吸水管7 と吐出管8 とを浴槽
1 内の隅部に位置させると共に、吸水管7 の下端側に第
1逆止弁9 を介して濾過器10を接続した後、濾過器10及
び第1逆止弁9 が十分に浸かるレベルまで浴槽1 内に水
を入れる。なお、濾過器10は吸着盤90を介して浴槽1 の
内壁に固定しておく。
【0039】循環ポンプ5 を起動する前には、循環ポン
プ5 から吸水管7 にわたって呼び水を給水する。この給
水に際しては、先ず装置本体2 の上蓋14の密閉栓63を抜
いて給水口49を開け、予め用意しておいた給水用漏斗61
の注入口部62を給水口49に挿入する。すると漏斗61の下
端部が第2逆止弁51の弁蓋部60を下側に押し下げるの
で、弁蓋部60と弁座54との間に隙間ができて第2逆止弁
51が開状態になる。
【0040】次に漏斗61を介して給水口49から呼び水を
給水する。すると呼び水は、給水口49から第2逆止弁5
1、呼び水管48、立ち上がり管38を経て循環ポンプ5 側
に入り、この循環ポンプ5 から吸込側流路33及び吸水管
7 の全体にわたって充満する。つまり、吸水管7 の下部
には第1逆止弁9 があり、また逆U字状の接続管40が循
環ポンプ5 を含む上手側の全てよりも高くなっているた
め、給水口49から呼び水を給水すれば、第1逆止弁9 と
接続管40との間で循環ポンプ5 、吸込側流路33及び吸水
管7 の全体にわたって呼び水が充満する。
【0041】この時、漏斗61の注入口部62が第2逆止弁
51の弁蓋部60を下側に押し広げており、第2逆止弁51が
開状態になっているため、漏斗61からの水によって呼び
水管48が水封されることもなく、循環ポンプ5 、吸込側
流路33及び吸水管7 内の空気は、呼び水管48及び第2逆
止弁51を経て給水口49から外部へと速やかに抜けて行
く。
【0042】呼び水が所定レベルまで充満すれば、給水
口49から漏斗61を抜き取る。第2逆止弁51の弁蓋部60が
接続部59の弾性により復元して弁座54の下側に接触し、
第2逆止弁51が閉状態に戻るので、給水口49に密閉栓63
を挿入して密閉した後、循環ポンプ5 を起動させて運転
状態に入る。
【0043】循環ポンプ5 を運転すると、循環ポンプ5
が浴槽1 内の水を濾過器10、第1逆止弁9 、吸水管7 、
吸込側流路33を経て装置本体2 側に汲み上げた後、その
水を吐出側流路34、吐出管8 を経て噴射ノズル11から浴
槽1 の水中に戻して、浴槽1内の水を順次循環させる。
この時、給水口49側の第2逆止弁51は、循環ポンプ5か
らの吐出圧により加圧されて閉状態を維持しているた
め、循環水が給水口49から外部に流出することもない。
【0044】濾過器10側では、浴槽1 内の水が濾過入口
88から流入室82に入り、濾過ケース80内の粒状濾過層8
7、繊維濾過層86、流出室81を経て第1逆止弁9 側へと
流れ、粒状濾過層87及び繊維濾過層86の濾過作用によっ
て水中のゴミ、有機物等を除去又は分解し吸収して濾過
する。
【0045】濾過器10を通過した水は、第1逆止弁9 、
吸水管7 を経て装置本体2 内側へと汲み上げられた後、
循環ポンプ5 から吐出側流路34中のヒーター保持筒42、
吐出管8 を経て噴射ノズル11から再び浴槽1 の水中に吐
出される。なお、ヒーター6に通電しておけば、このヒ
ーター6 により水を加熱し設定温度に保温できる。
【0046】このように構成すれば、循環ポンプ5 の運
転前における呼び水の給水作業を容易に行うことができ
る。即ち、呼び水の給水に際しては、装置本体2 の上蓋
14の密閉栓63を抜いて給水口49に漏斗61を挿入し、この
漏斗61を介して給水口49から循環ポンプ5 側へと呼び水
を給水し、その後、給水口49を密閉栓63で塞げば良いの
で、濾過器10を浴槽1 の水中に配置した水中濾過方式を
採用するにも拘わらず、循環ポンプ5 から吸水管7 側に
わたって呼び水を給水でき、しかもその給水作業が従来
に比較して非常に容易である。
【0047】特に吸水管7 の下端部に第1逆止弁9 があ
り、吐出側流路34の接続管40が循環ポンプ5 、吸込側流
路33及び吸水管7 よりも上側にあって、その接続管40の
最上部よりも循環ポンプ5 側に呼び水管48を接続してい
るため、循環ポンプ5 から吸水管7 側の全体にわたって
呼び水を確実に充満させることができる。
【0048】また漏斗61を給水口49に挿入して呼び水を
給水できるので、漏斗61を挿入し得る程度の給水口49を
装置本体2 の上蓋14に設ける程度で、呼び水を零すこと
なく容易に給水でき、しかも給水口49を密閉栓63で塞ぐ
ようにしているため、装置本体2 側の外観を損なうこと
もない。
【0049】更に呼び水管48の途中に第2逆止弁51があ
り、呼び水の給水後に循環ポンプ5を運転すれば、この
第2逆止弁51が循環水の吐出圧によって閉じるため、呼
び水の給水後に給水口49に密閉栓63を挿入しなくても、
給水口49からの循環水の漏れを防止でき、呼び水の給水
後に直ちに循環ポンプ5 を起動できる。
【0050】更に第2逆止弁51は給水口49の近傍にあ
り、給水口49に漏斗61を挿入した時に、第2逆止弁51の
弁蓋部60を漏斗61で押し下げ得るようになっているた
め、第2逆止弁51から循環ポンプ5 側の空気を抜きなが
ら呼び水を円滑に給水できる。
【0051】また一対の弁本体52,66 、53,67 間に、弾
性材からなる弁体55,69 を介在して各逆止弁9,51を構成
し、弁体55,69 には一対の弁本体52,66 、53,67 間に挟
持される環状部58,73 と、開閉方向に屈曲自在な接続部
59,78 を介して環状部58,73内に一体に形成され且つ一
方の弁本体52,67 の弁座54,68 に対して接離可能な弁蓋
部60,79 とを設けているので、2個の逆止弁9,51を用い
ているにも拘わらず、各逆止弁9,51の構造が簡単であ
り、安価に実施できる。
【0052】装置本体2 の上蓋14の給水口49には密閉栓
63を挿入し、この密閉栓63で給水口49を密閉するように
しているため、循環ポンプ5 を止めた状態で長時間放置
した場合でも、循環ポンプ5 から吸水管7 側の水が第1
逆止弁9 側から浴槽1 内に流出することがない。
【0053】即ち、呼び水の給水時には第1逆止弁9 が
閉じるし、循環ポンプ5 を短時間停止させた場合にも、
第2逆止弁51が閉状態にある限り、装置本体2 側に汲み
上げられた水が吸水管7 側と吐出管8 側とで平衡するの
で、循環ポンプ5 から吸水管7 側の水が吸水管7 、第1
逆止弁9 を経て浴槽1 に逆流することはない。
【0054】しかし、循環ポンプ5 を止めた時には、第
1逆止弁9 の弁蓋部79が接続部78の弾性力でゆっくりと
閉じるので、吸水管7 内の水の重力が下方に働き、また
吐出管8 内の水の重力も下方に作用する。このため、第
2逆止弁51の下側の圧力が低下し、給水口49側に密閉栓
63がなければ、その圧力低下によって第2逆止弁51の弁
蓋部60がその接続部59の弾性力に抗して下側に僅かに開
放し、給水口49から呼び水管48側に空気が徐々に入るた
め、循環ポンプ5 を止めた状態で長時間放置しておけ
ば、循環ポンプ5 等の内部の水が吸水管7 及び吐出管8
から浴槽1 内に徐々に流出することになる。
【0055】このような場合にも給水口49を密閉栓63に
より密閉しておけば、第2逆止弁51の弁蓋部60の下側の
圧力が低下しても、給水口49から空気が入らないので、
第2逆止弁51を開いて循環ポンプ5 内の水が吸水管7 か
ら浴槽1 内に流出することもなく、直ちに循環ポンプ5
を運転することができる。
【0056】また密閉栓63を用いることにより循環ポン
プ5 内の水の流出を防止できるので、各逆止弁9,51に簡
単な構造のものを用いることが可能になると共に、各逆
止弁9,51の閉方向への復帰力を大にする必要がない。こ
のため呼び水の給水時に、給水口49に漏斗61を挿入する
程度で第2逆止弁51を簡単に開けることができ、また循
環ポンプ5 の運転時に、第1逆止弁9 が循環ポンプ5 の
大きな負荷となることもない。
【0057】しかも、給水口49を装置本体2 の上蓋14に
設け、この給水口49に上側から密閉栓63を挿脱自在に挿
入しているため、給水口49の密閉構造が簡単であり、密
閉栓63を容易に挿脱できる。更に密閉栓63の下側に第2
逆止弁51があり、この第2逆止弁51が循環ポンプ5の運
転時に閉じて、循環ポンプ5 の吐出圧が密閉栓63側に作
用しないようにしているため、密閉栓63は第2逆止弁51
の下側の圧力が低下時にも給水口49から空気が入らない
程度に密閉できれば十分である。このため、密閉栓63を
給水口49に強力に押し込む必要がなく、この点でも密閉
栓63を容易に挿脱できる。
【0058】また濾過器10を浴槽1 の水中に浸漬した水
中濾過方式を採用しているため、装置本体2 側を小型化
できると共に、設置等に際しての工事も容易である。な
お、本発明は、この実施形態に限定されるものではな
く、例えば濾過器10を装置本体2 内に収容する汲み上げ
濾過方式の循環式浄化装置に適用しても、本発明の目的
は十分に達成し得る。
【0059】また実施形態では呼び水管48と上蓋14の弁
接続部50との間に第2逆止弁51を介在しているが、第2
逆止弁51は呼び水管48の中途部に介在しても良い。その
他、本発明の請求の範囲内での種々の設計変更及び修正
を加え得ることは勿論である。
【0060】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、循環
ポンプ5 により浴槽1 内の水を吸水管7 及び吐出管8 を
経て循環させながら、濾過器10により浴槽1 の水を浄化
するようにした風呂用の循環式浄化装置において、浴槽
1 側への水の逆流を阻止する第1逆止弁9 を吸水管7 に
設け、循環ポンプ5 と吐出管8 を接続する吐出側流路34
を循環ポンプ5 及び吸水管7 よりも高く構成し、この吐
出側流路34の最上部よりも循環ポンプ5 側に、循環ポン
プ5 及び吸水管7 に呼び水を給水する給水口49を呼び水
管48を介して接続し、呼び水の給水時に給水口49から循
環ポンプ5 への呼び水の給水を可能にし且つ循環ポンプ
5 から給水口49側への吐出水の流れを阻止する第2逆止
弁51を呼び水管48に設けているので、濾過器10が浴槽1
の水面の上下何れにある場合にも、その濾過器10の位置
に関係なく循環ポンプ5 及び吸水管7 に呼び水を容易且
つ確実に給水でき、呼び水の給水作業を従来に比較して
簡単にでき、しかも呼び水の給水後直ちに循環ポンプ5
の運転が可能である。
【0061】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の本発明において、給水口49を密閉するための
密閉栓63を設けているので、循環ポンプ5 を長時間止め
た場合にも、循環ポンプ5 内の水の流出を防止できると
共に、各逆止弁9,51に簡単な構造のものを用いることが
できる。また密閉栓63と第2逆止弁51とを組み合わせて
いるため、密閉栓63は給水口49を密閉できる程度で良
い。
【0062】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の本発明において、循環ポンプ5 及び呼
び水管48を装置本体2 内に収容すると共に、装置本体2
の上面側に開口するように給水口49を設け、給水口49に
対して密閉栓63を装置本体2の上側から挿脱自在に挿入
しているので、装置本体2 側の外観を良好にできると同
時に、密閉栓63を容易に挿脱できる。
【0063】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1乃至3の何れかに記載の本発明において、給水口49か
ら漏斗61を挿入可能に構成し、給水口49に漏斗61を挿入
した時に第2逆止弁51が開くように、第2逆止弁51を給
水口49の近傍に設けているので、給水口49を小さくした
場合にも循環ポンプ5 側に容易に呼び水を給水でき、し
かも循環ポンプ5 側の空気を第2逆止弁51から抜きなが
ら円滑に呼び水を給水できる。
【0064】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1乃至4の何れかに記載の本発明において、嵌合する一
対の弁本体52,66 、53,67 間に、弾性材からなる弁体5
5,69を介在して各逆止弁9,51を構成し、弁体55,69 には
一対の弁本体52,66 、53,67間に挟持される環状部58,73
と、開閉方向に屈曲自在な接続部59,78 を介して環状
部58,73 内に一体に形成され且つ一方の弁本体52,67 の
弁座54,68 に対して接離可能な弁蓋部60,79 とを備えて
いるので、各逆止弁9,51の構造を簡単にでき、安価に実
施できる。
【0065】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
1乃至5の何れかに記載の本発明において、装置本体2
の上蓋14に給水口49を設けると共に、この上蓋14から下
方に突出する弁接続部50を給水口49を取り囲むように一
体に形成し、この弁接続部50に第2逆止弁51を下側から
接続しているので、第2逆止弁51を簡単な構造で確実に
固定でき、組み立て等の作業が容易であると共に、給水
口49に漏斗61を挿入して第2逆止弁51を確実に開閉でき
る。
【0066】請求項7に記載の本発明によれば、請求項
1乃至6の何れかに記載の本発明において、吸水管7 の
下端部に濾過器10を接続し、この濾過器10を浴槽1 の水
中に配置しているので、装置本体2 側を簡単且つ小型化
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す風呂用の循環式浄化
装置の概略図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す装置本体内部の断面
図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図4のC−C線断面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す第2逆止弁部分の拡
大縦断面図である。
【図7】図6のD−D線断面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示す第1逆止弁部分の拡
大縦断面図である。
【図9】図8のE−E線断面図である。
【符号の説明】
1 浴槽 2 装置本体 5 循環ポンプ 7 吸水管 8 吐出管 9 第1逆止弁 10 濾過器 14 上蓋 34 吐出側流路 48 呼び水管 49 吸水口 50 弁接続部 51 第2逆止弁 52,66 上弁本体 53,67 下弁本体 54,68 弁座 55,69 弁体 58,73 環状部 59,78 接続部 60,79 弁蓋部 61 漏斗 63 密閉栓

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環ポンプ(5) により浴槽(1) 内の水を
    吸水管(7) 及び吐出管(8) を経て循環させながら、濾過
    器(10)により浴槽(1) の水を浄化するようにした風呂用
    の循環式浄化装置において、浴槽(1) 側への水の逆流を
    阻止する第1逆止弁(9) を吸水管(7) に設け、循環ポン
    プ(5) と吐出管(8) を接続する吐出側流路(34)を循環ポ
    ンプ(5) 及び吸水管(7) よりも高く構成し、この吐出側
    流路(34)の最上部よりも循環ポンプ(5) 側に、循環ポン
    プ(5) 及び吸水管(7) に呼び水を給水する給水口(49)を
    呼び水管(48)を介して接続し、呼び水の給水時に給水口
    (49)から循環ポンプ(5) への呼び水の給水を可能にし且
    つ循環ポンプ(5) から給水口(49)側への吐出水の流れを
    阻止する第2逆止弁(51)を呼び水管(48)に設けたことを
    特徴とする風呂用の循環式浄化装置。
  2. 【請求項2】 給水口(49)を密閉するための密閉栓(63)
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の風呂用の循
    環式浄化装置。
  3. 【請求項3】 循環ポンプ(5) 及び呼び水管(48)を装置
    本体(2) 内に収容すると共に、装置本体(2) の上面側に
    開口するように給水口(49)を設け、給水口(49)に対して
    密閉栓(63)を装置本体(2) の上側から挿脱自在に挿入し
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の風呂用の循
    環式浄化装置。
  4. 【請求項4】 給水口(49)から漏斗(61)を挿入可能に構
    成し、給水口(49)に漏斗(61)を挿入した時に第2逆止弁
    (51)が開くように、第2逆止弁(51)を給水口(49)の近傍
    に設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記
    載の風呂用の循環式浄化装置。
  5. 【請求項5】 嵌合する一対の弁本体(52)(66)、(53)(6
    7)間に、弾性材からなる弁体(55)(69)を介在して各逆止
    弁(9)(51) を構成し、弁体(55)(69)には一対の弁本体(5
    2)(66)、(53)(67)間に挟持される環状部(58)(73)と、開
    閉方向に屈曲自在な接続部(59)(78)を介して環状部(58)
    (73)内に一体に形成され且つ一方の弁本体(52)(67)の弁
    座(54)(68)に対して接離可能な弁蓋部(60)(79)とを備え
    たことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の風
    呂用の循環式浄化装置。
  6. 【請求項6】 装置本体(2) の上蓋(14)に給水口(49)を
    設けると共に、この上蓋(14)から下方に突出する弁接続
    部(50)を給水口(49)を取り囲むように一体に形成し、こ
    の弁接続部(50)に第2逆止弁(51)を下側から接続したこ
    とを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の風呂用
    の循環式浄化装置。
  7. 【請求項7】 吸水管(7) の下端部に濾過器(10)を接続
    し、この濾過器(10)を浴槽(1) の水中に配置したことを
    特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の風呂用の循
    環式浄化装置。
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