JPH081249U - フアスナー・アセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 迅速に固定できるようにする。 【構成】 拡大頭を有するナットであり、一方の端部
は、パネルの一方の側面におけるさら穴において配置さ
れ、その頭は、回転防止のために構成され、そして他方
の端部における一体的ねじ部分又は一体的浮動ねじ付き
インサートが、パネルを通って延びている。スリーブ
は、ナットの本体にロックされ、スリーブをパネルの下
側に保持し、かつパネル厚における変動を許容する。ナ
ットは、パネルに取り付けられたねじ部材にねじにより
係合する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ナットに関し、そしてさらに詳細には、パネル厚における変動を許 容しながら、パネルにナットを保持するために適合されたスリーブ・ロックを有 するナットに関する。

【０００２】

【従来の技術及びその課題】

急速作用ファスナーが、技術において非常に公知である。これらのファスナー は、幾つかの直径の穴を有する航空機パネルにおいて使用される。先行技術にお けるそのようなファスナーと多くのさら頭形ボルトは、アレン形式工具を収容す るための六角穴の如く、工具に構成された頭においてさら穴を有し、これにより 工具は、穴に挿入され、そしてボルトは設置又は除去のために回転される。

【０００３】 通常の航空機設備、特に複合材料のパネルを含む設備において、そのようなフ ァスナーが設置されるプリセットされた穴直径がある。そのようなパネルにおい て設置されるファスナー・アセンブリは、穴を取り囲むさら穴において配置され た拡大頭を有するナットを含み、ナットは、穴を通ってパネルの他方の側面に延 びている伸長シャンクを有する。そのようなナットを非回転のためにパネルに確 実に固定するために、そのようなナットは、シャンクのすえ込みによる如く、パ ネルの下側にロックされる必要がある。膨張又は崩壊により設置されるナットは 、設置作業がパネルにおいてき裂又は裂け目を生ずるために、複合パネルにおけ る使用のために適さない。こうして、そのようなすえ込みは、特に複合材料のパ ネルにおいてき裂を生じ、そして所定シャンク長のナットを使用して可変厚のパ ネルを補償することが、困難である。

【０００４】 こうして、ファスナー・アセンブリに対する必要性があり、この場合アセンブ リは、ナットが非回転式に設置される可変厚のパネルに収容され、そしてファス ナー・アセンブリのナットが設置される穴を取り囲むパネルの応力を軽減する。 パネルに取り付けられるファスナー・アセンブリを設けることが、この考案の 目的であり、この場合ナットは、パネルにおける応力を軽減する方法において、 パネルにロックされる。

【０００５】 可変厚のパネルにスリーブ・ロックを介して収容されるナットを含むファスナ ー・アセンブリを設けることが、この考案のいっそうの目的である。

【０００６】 前述の目的におけるファスナー・アセンブリが、非回転式にパネルに固定され るナットを含むことが、この考案のさらに別の目的である。

【０００７】 ナットが突合せパネルに取り付けられたねじ付きボルトへの固定のためのねじ 付きインサートを有する前述の目的における如くファスナー・アセンブリを設け ることが、この考案のいっそうの目的である。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

これらと他の目的は、好ましくは、パネルの一方の側面におけるさら穴に配置 される、一方の端部において拡大頭を備えたナットを有するファスナー・アセン ブリを設けることにより達成され、その頭は、回転防止のために構成され、そし て他方の端部における一体的ねじ部分又は一体的浮動ねじ付きインサートが、パ ネルを通って延びている。スリーブは、スリーブをパネルの下側に保持するナッ トの本体にロックされ、かつパネル厚における変動を許容する。ナットは、突合 せパネルに取り付けられた部材にねじ込められ、そして戻り止め手段が、ナット とねじ込められた部材の間に設けられる。

【０００９】

【実施例】

図面の図１を参照すると、ボルト１２と嵌合するために適合されたナット１１ を具備するファスナー・アセンブリ１０が示される。ボルト１２は、拡大頭１３ と雄ねじシャンク１４を有する。

【００１０】 ナット１１は、円筒形シャンク部分２６と、シャンク部分２６の上方端部にお いて拡大頭２８を含み、頭２８は、シャンク部分２６につながる下面におけるテ ーパ部分２９においてテーパする。頭２８は、議論される如く、ボルト１２にね じ込められた時、パネル２２におけるさら穴３０（図２）に対して突き当たる又 は保持されるために適合される。パネル２２におけるさら穴３０は、図２に示さ れた如く、突合せパネル２０のさら穴３１と整列される。六角頭受け口１５は、 ボルト１２の頭１３において設けられる。

【００１１】 ナット１１は、通り穴２５、２６’の交差部分において肩を形成し通り穴２６ の内径よりも小さな内径の下方一般円形内部通り穴２６’と同軸に整列された第 １の上方一般円形内部通り穴２５を有する。ナット１１は、通り穴２６’に沿っ てねじ山２３における如く雌ねじを切られる。

【００１２】 本考案において特に考えられた如く、複数の間隔付き環状溝又はセレーション ２７が、上方通り穴２５を取り囲むナット１１の部分の外側において、ナット１ １の外部に設けられる。

【００１３】 また、本考案において特に考えられた如く、ロック・スリーブ２００（図１） が、設けられ、下方に延びている環状スカート２０２を備えた環状の一般に平た んな座金部分２０１を有する。通り穴２０３は、スリーブ２００を通って延びて おり、そして図１に見られた如く、スカート２０２は、座金部分２０１から下方 にテーパする。

【００１４】 図１の要素のアセンブリが、今記載される。図２のそれぞれパネル２２とパネ ル２０の穴３０と３１の形成の後、ボルト１２は、パネル２０における穴３１に おいて配置される。

【００１５】 ナット１１は、さら穴３０を通ってロック・スリーブ２００に挿入される。ス リーブ２００は、スリーブ２００の座金部分２０１が、図２におけるゆがみ領域 ２０４において見られた如く、スカート部分２０２がセレーション２７に順応し て、パネル２２の下側３３に対して突き当たるまで、ナット１１の外部をセレー ション２７を超えて、押し込められる。こうして、ナット１１は、パネル２２に おける穴３０においてトラップされる。 パネル２０は、図２に見られた如く、 パネル２２に隣接する位置に置かれ、ボルト１２のねじ付きシャフト１４はナッ ト１１のねじ部分２３にねじ込められる。

【００１６】 ナット１１は、穴３０に取り付けられた時、縦軸の回りでボルト１１の回転を 防止するために、回転防止構成を設けられる。こうして、図１〜２のアセンブリ の部品と同様の参照番号が付せられた図３と図４に見られた如く、図１のナット １１と同様のナット１００（図３）は、だ円構成の拡大頭１０１（図５）を有し 、パネル２２’において同様に構成されたさら穴１０２がある。こうして、ナッ ト１００は、縦軸の回りで回転しない。さらに、適切な非円形頭が、ナット１１ と１００に対して使用される。すなわち、ボルト頭は、方形形状又は他の不規則 構成であり、回転を防止するために同様に構成された穴に配置される。

【００１７】 アセンブリ１０はまた、ナット１１をボルト１２にロックするための戻り止め 手段を有する。こうして、図１と図２の実施態様と同様の参照番号が付せられた 図５と図６に見られた如く、ファスナー・アセンブリ２１０は、外側テーパ部分 ２１３と内側に延びているテーパ部分２１４を有する変形ノーズ２１２を備えた ナット１１に同様のナット２１１を具備する。ボルト１２がナット２１１にねじ 込められた時、変形端部２１２は、図６に見られた如く、回転を防止するために 、ナット２１１をボルト１２にロックするために役立つ。

【００１８】 本考案のさらに別の実施態様が、図７と図８に示され、この場合再び図１と図 ２の実施態様と同様の参照番号が付せられる。別のロック手段が、アセンブリ４ ００によって設けられ、この場合ナット１１に同様のナット４０１は、ノーズ４ ０３に隣接した内側円形室４０２を有する。プラスチック環状リング又はインサ ート４０４は、室４０２内に取り付けられる。図８に見られた如く、ナット４０ １とボルト１２が、図１と図２の実施態様に関して前述された如く、パネル２０ と２２において設置された時、インサート４０４は、ねじ付きシャンク１４に係 合し、そして図１と図２の実施態様に関して前述された如く、ボルト１２をナッ ト４０１にロックするために役立つ。インサート４０４は、弾性材料の如く任意 の適切な材料であり、例えば、ポリイミド樹脂が使用される。ナットのノーズ部 分をクリンプ又は変形するか、又はプラスチック材料のインサートの使用により 、図１と図２のナットとボルトに付加された戻り止め機構が開示されることが見 られる。米国特許第４、７４７、７３８号の欄６、行２〜８と５１〜５８におい て、ポリイミド樹脂の如くプラスチック・インサートの使用が記載され、戻り止 め機構を達成するために、筒５５の変形と共に摩擦ロックを設ける。

【００１９】 一体的ねじ部分２３が図１のナット１１において示されたが、図１〜３のアセ ンブリと同様の参照番号が付せられた図９〜１１に見られた如く、ナット１１に 同様のナット３００は、内部において内部浮動ねじ付きナット３０１を有し、ナ ット１１のねじ部分２３に置き換わる。こうして、ナット３００の下方端部３０ ２は、一対の間隔のあいた内部スロット３０３、３０７（図１０）を有し、内側 にトラップする環状座金３０５ですえ込み又は変形された薄壁の通常下方に延び ている環状スカート３０４を備える。座金３０５は、スカート３０４がすえ込ま れた外側テーパ表面３０６を有する。ナット３０１は、内部３０９においてねじ を切られた主要円筒形部分３０８を有し、内部３０９につながるテーパ部分３１ ０を有する。一対の耳３１１、３１２が、主要部分３０８の底部において設けら れ、動きばめにおいて、それぞれスロット３０７、３０３に延びており、かつ収 容される。耳３１１、３１２の厚さは、スロット３０３、３０７の高さよりも小 さく、そのような動きばめをさらに設けることが注目される。インサート３１３ は、ナット３０１の内部における環状アンダーカット領域３１４内に配置され、 かつナット３０１の薄壁すえ込み部分３１６によって保持される。図９に見られ た如く、通り穴が、ナット３０１を完全に通って延びており、そして座金３０５ における穴３１５と整列され、その結果図１と図２のボルト１２のねじ付きシャ フト１４は、ナット３０１内にねじにより収容され、かつ図１１に見られた如く 、ねじ部分３０９に固定される。インサート３１３は、前述のポリイミド樹脂の 如く、適切なプラスチック材料である。

【００２０】 ナット３０１とナット３００の残部の間の作用は、パネルと穴の心のずれを補 償する。また、ナット３００は、図３と図４に関して議論された如く、だ円頭と 嵌合さら穴（又はナット３００の回転防止を設けるための他の非円形構成）を設 けられる。

【００２１】 図９〜１１に示された実施態様における如く、部材１２を浮動ナットに自動ロ ックするための別の手段が、図１２と図１３に示され、この場合図９〜１１の実 施態様と同様の参照番号が付せられる。こうして、ナット５００は、内部におい て内部浮動ナット５０１を有し、ナット５００の下方端部は、図９〜１１のナッ トの端部３０２に同一である。しかし、浮動ナット５０１は、インサート３１３ を有さない。代わりに、雌ねじ部分３０９の下方端部５０２は、示された如く、 変形部分５０３において内側に変形され、前述の如く、かつ図１３に示された如 く、部材１２の嵌合するねじ付きシャフト１４により戻り止めを設ける。

【００２２】 こうして、ナットのセレーション又は溝に押し込められるスリーブ・ナットを 有するナットが議論され、ナットをパネルにロックする。それからナットは、パ ネルに配置されたねじ付きボルトにねじ込められ、そして心のずれを許容するた めに、内部浮動ナット部分を設けられる。座金は、（複合材料の）パネル２２の 材料と両立する比較的軟らかい材料である３０４ステンレス鋼から作製される。 ナット１１は、３０４ステンレス鋼よりも堅い材料であるＡ２８６ステンレス鋼 である。セレーション２７は、ナット・シャンクの外側に沿ってどこかに配置さ れ、そしてこうして、パネル、特に複合パネルの厚さにおける変動を許容する。 戻り止め手段が、ナットを変形するか、又は内部に取り付けられた浮動ナットを 設けることにより、あるいはプラスチック・インサートを用いて設けられる。ナ ットは、そのような戻り止め機構を備えて又は備えずに最終使用者に供給される 。

【００２３】 本考案の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。

【００２４】 １．パネルにおける穴にナットを固定するためのファスナー・アセンブリにお いて、 一方の端部の拡大頭とねじ付きシャンク部分とを有するボルトと、 該パネルに一方の側における該穴に配置される一方の端部の拡大頭を有し、該 穴を通って該パネルの他方の側に延びているシャンク部分を有し、該シャンク部 分にねじ部分を有し、該ボルトの該ねじ付きシヤンク部分がナットの該ねじ部分 に螺合するようになっており、更に該パネルの他方の側の該シヤンク部分の外側 面の回りに配置された第１のロック手段を有するナットと、 該シャンク部分を取り囲む該第１のロック手段と嵌合するようになっている変 形可能なロック手段であり、該穴内に確実に該ナットを保持するロック関係で、 該第１のロック手段に係合する変形可能なロック手段とを具備し、 該変形可能なロック手段が、該パネルの下側に対接して配置される平坦で変形 可能でない環状頭を有する略平坦で開口を有する座金部分と、該第１のロック手 段を締め付ける一体の変形可能なスカート部分とを有し、 該座金部分の外径が、該ボルトの拡大頭の直径よりも若干大きな径を有し、 該第１のロック手段が、該シャンク部分の外部の回りの複数の環状セレーショ ンを含む ことを特徴とするファスナー・アセンブリ。

【００２５】 ２．該座金のスカート部分が、該シャンク部分よりも軟らかい材料から作製さ れる上記１に記載のアセンブリ。

【００２６】 ３．該座金の該スカート部分が、該パネルの材料と両立する材料から作製され る上記２に記載のアセンブリ。

【００２７】 ４．該パネルが、複合材料である上記３に記載のアセンブリ。

【００２８】 ５．該スカート部分が、３０４ステンレス鋼から作製され、そして該シャンク 部分が、Ａ２８６ステンレス鋼から作製される上記２に記載のアセンブリ。

【００２９】 ６．さら穴が、該穴につながり、そして該ボルトの拡大頭が、該穴に順応する 上記１に記載のアセンブリ。

【００３０】 ７．縦軸の回りの該ナットの回転を防止するために、該穴と該ナットの該拡大 頭の両方に関連した非回転手段を含む上記１に記載のアセンブリ。

【００３１】 ８．該非回転手段が、該穴につながる不規則形状のさら穴を含み、該拡大頭が 、該穴に類似して構成される上記７に記載のアセンブリ。

【００３２】 ９．該穴と該頭が、だ円形状である上記８に記載のアセンブリ。

【００３３】 １０．該ナットのねじ部分が、該シャンク部分の内部においてねじ山を含む上 記１に記載のアセンブリ。

【００３４】 １１．該ねじ付きナット部分にねじ込められる嵌合するねじ付き部材を含み、 この場合該ナットのシャンク部分が、該シャンク部分の中央縦軸の方に内側に変 形されたノーズ部分において終端し、該変形ノーズ部分が、該ナットを該ねじ付 き部材にロックするために該嵌合ねじ付き部材に係合する上記１に記載のアセン ブリ。

【００３５】 １２．該ねじ付きナット部分にねじ込められる嵌合ねじ付き部材を含み、この 場合該ナットのシャンク部分が、該ナットを該ねじ付き部材にロックするために 、該ねじ付き部材に係合する弾性インサートを有する上記１に記載のアセンブリ 。

【００３６】 １３．該ナットのねじ部分が、主本体部分を有する該シャンク部分と、内部に おいてねじ山を有する該主本体部分に緩く配置された浮動ナットとを含む上記１ に記載のアセンブリ。

【００３７】 １４．該浮動ナットと該主本体部分に関連した浮動ナット回転防止手段を含む 上記１３に記載のアセンブリ。

【００３８】 １５．該浮動ナット回転防止手段が、穴付き環状リングを有するノーズにおい て終端する該主本体部分を含み、該主本体部分の終端部が、薄壁であり、かつ該 リングに対してすえ込まれ、該シャンク部分のノーズにおいて該リングを保持し 、一対の間隔をあけたスロットが、該リングと該拡大頭の間の内部において該主 本体部分の正反対の側にあり、該ナットが、ねじ付き通り穴を備えた一般円筒形 主本体部分を有し、そして一対の正反対の間隔のあいた耳が、対向する側から外 側に延びており、該耳が、該スロットに延びており、かつ該スロットにおいて緩 く配置され、該領域の全厚が、該スロットの高さよりも実質的に小さい上記１５ に記載のアセンブリ。

【００３９】 １６．該浮動ナットの該ねじ付き通り穴にねじ込められる嵌合ねじ付き部材を 含み、この場合弾性インサートが、該通り穴において取り付けられ、該嵌合ねじ 付き部材に係合し、同部材を該浮動ナットにロックする上記１５に記載のアセン ブリ。

【００４０】 １７．該浮動ナットの該ねじ付き通り穴にねじ込められる嵌合ねじ付き部材を 含み、中央縦軸の方に内側に変形されたノーズ部分を有する該浮動ナットが、該 ねじ付き部材に係合する該浮動ナットであり、同部材を該浮動ナットにロックす る上記１６に記載のアセンブリ。

【００４１】 １８．一方の端に拡大頭を有し他方の端にねじ付きシャンク部分を有するボル トと、 一方の端部において拡大頭と、他方の端部においてナットねじ部分を備えた通 り穴を有するナットであり、該頭と該ナットねじ部分の間の該シャンク部分の外 部に沿って複数の間隔のあいたセレーションを有し、該ボルトが、そのねじ付き シャンク部分が該ナットねじ部分に螺合するように収容されるナットと、 拡大した形状で、平坦で環状の変形可能でないリングと、該リングから該ナッ トのねじ部分の方に延びている、該リングと一体の薄壁スカート部分とを有する 、該ナットのシャンク部分を取り囲む平坦な座金であって、該スカート部分が変 形可能な材料で構成されており、該ボルトの該拡大頭の外径よりも実質的に大き な外径を有する座金と を具備することを特徴とするナット及び座金アセンブリ。

【００４２】 １９．該スカート部分の厚さが、該座金の中心軸に向かって該リングから下方 かつ内側にテーパする上記１８に記載のアセンブリ。

【００４３】 ２０．該座金が、該シャンク部分の材料よりも軟らかい材料である上記１８に 記載のアセンブリ。

【００４４】 ２１．該材料が、３０４ステンレス鋼であり、そして該シャンク部分が、Ａ２ ８６ステンレス鋼である上記２０に記載のアセンブリ。

【００４５】 ２２．該拡大頭が、だ円形状である上記１８に記載のアセンブリ。

【００４６】 ２３．該ナットが、中央縦軸の方に内側に変形されたノーズ部分において終端 する上記１８に記載のアセンブリ。

【００４７】 ２４．該ナットが、穴付き弾性インサートを取り付けたノーズ部分において終 端する上記１８に記載のアセンブリ。

【００４８】 ２５．該ねじ部分が、主本体部分を有する該シャンク部分と、該主本体部分に おいて緩く取り付けられたねじ付きナットとを具備する上記１８に記載のアセン ブリ。

【００４９】 ２６．該浮動ナットと、該主本体部分に関する該浮動ナットの回転を防止する ための該主本体部分とに関連した浮動ナット回転防止手段を含む上記２５に記載 のアセンブリ。

【００５０】 ２７．該浮動ナット回転防止手段が、穴付き環状リングを有するノーズにおい て終端する該主本体部分を含み、該主本体部分の終端部が、薄壁であり、かつ該 環状リングに対してすえ込まれ、該環状リングを該主本体部分のノーズにおいて 保持し、一対の間隔をあけたスロットが、該環状リングと該拡大頭の間の内部に おいて該主本体部分の正反対の側にあり、該ナットが、ねじ付き通り穴を有する 一般円筒形主本体部分を有し、そして一対の正反対の間隔のあいた耳が、対向側 から外側に延びており、該耳が、該スロットに延びており、かつ該スロットおい て緩く配置され、該領域の全厚が、該スロットの高さよりも実質的に小さい上記 ２６に記載のアセンブリ。

【００５１】 ２８．該浮動ナットが、該浮動ナットの中央縦軸の方に内側に変形されたノー ズ部分において終端する上記２７に記載のアセンブリ。

【００５２】 ２９．該浮動ナットが、穴付き弾性インサートを取り付けたノーズ部分におい て終端する上記２７に記載のアセンブリ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案によるファスナー・アセンブリの分解
図。

【図２】図１のファスナー・アセンブリと、パネルにお
いて配置された嵌合ボルトの組み立て垂直図。

【図３】本考案によるナットとパネルの修正の部分の垂
直図。

【第４】図３の線IV−IVに沿って取られた図。

【図５】本考案によるナット及びボルト・アセンブリの
修正の部分的に断面の分解図。

【図６】図５のアセンブリの垂直組み立て断面図。

【図７】本考案によるナット及びボルト・アセンブリの
別の修正の部分的に断面の分解図。

【図８】図７のアセンブリの組み立て断面図。

【図９】本考案によるナットの修正の図２に類似する垂
直図。

【第１０】図９の線X−Xに沿って取られた図。

【図１１】図９のナットと図２のボルトとパネルの図２
に類似する組み立て図。

【図１２】本考案によるナットの別の修正の図２に類似
する垂直図。

【図１３】図１２のナットの図１１に類似する組み立て
図。

【符号の説明】

１１ ナツト １２ ボルト １４ シヤンク １３ 拡大頭 ２６ シヤンク部分 ２９ テーパ部分 ３０ 穴 ２００ ロツク・スリーブ ２０１ 座金部分 ２０２ 環状スカート ２０３ 穴 ３００ ナツト ３０４ 環状スカート ３０５ 座金 ４０１ ナツト ４０４ インサート

【手続補正書】

【提出日】平成８年２月２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案によるファスナー・アセンブリの分解
図。

【図２】図１のファスナー・アセンブリと、パネルにお
いて配置された嵌合ボルトの組み立て垂直図。

【図３】本考案によるナットとパネルの修正の部分の垂
直図。

【図４】図３の線ＩＶ−ＩＶに沿って取られた図。

【図５】本考案によるナット及びボルト・アセンブリの
修正の部分的に断面の分解図。

【図６】図５のアセンブリの垂直組み立て断面図。

【図７】本考案によるナット及びボルト・アセンブリの
別の修正の部分的に断面の分解図。

【図８】図７のアセンブリの組み立て断面図。

【図９】本考案によるナットの修正の図２に類似する垂
直図。

【図１０】図９の線Ｘ−Ｘに沿って取られた図。

【図１１】図９のナットと図２のボルトとパネルの図２
に類似する組み立て図。

【図１２】本考案によるナットの別の修正の図２に類似
する垂直図。

【図１３】図１２のナットの図１１に類似する組み立て
図。

【符号の説明】 １１ ナツト １２ ボルト １４ シヤンク １３ 拡大頭 ２６ シヤンク部分 ２９ テーパ部分 ３０ 穴 ２００ ロツク・スリーブ ２０１ 座金部分 ２０２ 環状スカート ２０３ 穴 ３００ ナツト ３０４ 環状スカート ３０５ 座金 ４０１ ナツト ４０４ インサート

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ゴードン・バサード アメリカ合衆国カリフオルニア州91505バ ーバンク・ダイモンドストリート2140 (72)考案者 ピーター・チヤン アメリカ合衆国カリフオルニア州91601ノ ースハリウツド・カートライトアベニユー 5421

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 パネルにおける穴にナットを固定するた
   めのファスナー・アセンブリにおいて、 一方の端部の拡大頭とねじ付きシャンク部分とを有する
   ボルトと、 該パネルに一方の側における該穴に配置される一方の端
   部の拡大頭を有し、該穴を通って該パネルの他方の側に
   延びているシャンク部分を有し、該シャンク部分にねじ
   部分を有し、該ボルトの該ねじ付きシヤンク部分がナッ
   トの該ねじ部分に螺合するようになっており、更に該パ
   ネルの他方の側の該シヤンク部分の外側面の回りに配置
   された第１のロック手段を有するナットと、 該シャンク部分を取り囲む該第１のロック手段と嵌合す
   るようになっている変形可能なロック手段であり、該穴
   内に確実に該ナットを保持するロック関係で、該第１の
   ロック手段に係合する変形可能なロック手段とを具備
   し、 該変形可能なロック手段が、該パネルの下側に対接して
   配置される平坦で変形可能でない環状頭を有する略平坦
   で開口を有する座金部分と、該第１のロック手段を締め
   付ける一体の変形可能なスカート部分とを有し、 該座金部分の外径が、該ボルトの拡大頭の直径よりも若
   干大きな径を有し、 該第１のロック手段が、該シャンク部分の外部の回りの
   複数の環状セレーションを含むことを特徴とするファス
   ナー・アセンブリ。
2. 【請求項２】 一方の端に拡大頭を有し他方の端にねじ
   付きシャンク部分を有するボルトと、 一方の端部において拡大頭と、他方の端部においてナッ
   トねじ部分を備えた通り穴を有するナットであり、該頭
   と該ナットねじ部分の間の該シャンク部分の外部に沿っ
   て複数の間隔のあいたセレーションを有し、該ボルト
   が、そのねじ付きシャンク部分が該ナットねじ部分に螺
   合するように収容されるナットと、 拡大した形状で、平坦で環状の変形可能でないリング
   と、該リングから該ナットのねじ部分の方に延びてい
   る、該リングと一体の薄壁スカート部分とを有する、該
   ナットのシャンク部分を取り囲む平坦な座金であって、
   該スカート部分が変形可能な材料で構成されており、該
   ボルトの該拡大頭の外径よりも実質的に大きな外径を有
   する座金とを具備することを特徴とするナット及び座金
   アセンブリ。