JPH0626559A - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH0626559A JPH0626559A JP4202916A JP20291692A JPH0626559A JP H0626559 A JPH0626559 A JP H0626559A JP 4202916 A JP4202916 A JP 4202916A JP 20291692 A JP20291692 A JP 20291692A JP H0626559 A JPH0626559 A JP H0626559A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- shaft
- input
- speed
- output shaft
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H3/087—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
- F16H3/093—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts
- F16H3/097—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts the input and output shafts being aligned on the same axis
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/06—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with chains
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】速度に応じて減速比を変化させるための入力軸
と出力軸の長さを極力抑えて多段変速を可能とする動力
伝達装置を提供する。 【構成】エンジン1の動力を駆動軸4へ伝達し、この駆
動軸4の動力を動力伝達手段を介して複数の平行に配置
された入力軸5〜7に伝達し、この入力軸5〜7と平行
に出力軸13を配置し、このそれぞれの入力軸5〜7と
出力軸13との間には複数の変速ギヤが噛み合せて設け
られ、この複数の変速ギヤの噛み合せの中から必要な変
速ギヤの噛み合せを選択して入力軸5〜7から出力軸1
3に動力を伝達する回転力転換機構を備えている。
と出力軸の長さを極力抑えて多段変速を可能とする動力
伝達装置を提供する。 【構成】エンジン1の動力を駆動軸4へ伝達し、この駆
動軸4の動力を動力伝達手段を介して複数の平行に配置
された入力軸5〜7に伝達し、この入力軸5〜7と平行
に出力軸13を配置し、このそれぞれの入力軸5〜7と
出力軸13との間には複数の変速ギヤが噛み合せて設け
られ、この複数の変速ギヤの噛み合せの中から必要な変
速ギヤの噛み合せを選択して入力軸5〜7から出力軸1
3に動力を伝達する回転力転換機構を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車両に搭載さ
れるエンジンの動力伝達装置に関する。
れるエンジンの動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載されるエンジンの動力伝達装
置には、トランスミッションが備えられ、このトランス
ミッションで速度に応じて減速比を変化させ、どの速度
でもエンジンが有効な回転数で使用できるようになって
いる。このトランスミッションの基本的な構成は、小ギ
ヤ、大ギヤあるいは同じ程度の歯数の変速ギヤを入力軸
と出力軸との間に何組も噛み合わせてあり、この数組の
変速ギヤの組み合わせの中から必要なものを選択し、車
両の駆動力と速度とをコントロールするようになってい
る。
置には、トランスミッションが備えられ、このトランス
ミッションで速度に応じて減速比を変化させ、どの速度
でもエンジンが有効な回転数で使用できるようになって
いる。このトランスミッションの基本的な構成は、小ギ
ヤ、大ギヤあるいは同じ程度の歯数の変速ギヤを入力軸
と出力軸との間に何組も噛み合わせてあり、この数組の
変速ギヤの組み合わせの中から必要なものを選択し、車
両の駆動力と速度とをコントロールするようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
入力軸と出力軸の2本の軸に、小ギヤ、大ギヤあるいは
同じ程度の歯数の変速ギヤを何組も噛み合わせて配置し
ているため、入力軸と出力軸が長くなっている。特に、
多段変速が要求されるエンジンでは、その分変速ギヤの
組み合わせを増加させる必要があるが、これに応じて入
力軸と出力軸が長くなり、 動力伝達装置が大型化する
一要因となっている。
入力軸と出力軸の2本の軸に、小ギヤ、大ギヤあるいは
同じ程度の歯数の変速ギヤを何組も噛み合わせて配置し
ているため、入力軸と出力軸が長くなっている。特に、
多段変速が要求されるエンジンでは、その分変速ギヤの
組み合わせを増加させる必要があるが、これに応じて入
力軸と出力軸が長くなり、 動力伝達装置が大型化する
一要因となっている。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、速度に応じて減速比を変化させるための入力軸と
出力軸の長さを極力抑えて多段変速を可能とする動力伝
達装置を提供することを目的としている。
ので、速度に応じて減速比を変化させるための入力軸と
出力軸の長さを極力抑えて多段変速を可能とする動力伝
達装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明の動力伝達装置は、エンジンの動力を駆動
軸へ伝達し、この駆動軸の動力を動力伝達手段を介して
複数の平行に配置された入力軸に伝達し、この入力軸と
平行に出力軸を配置し、このそれぞれの入力軸と出力軸
との間には複数の変速ギヤが噛み合せて設けられ、この
複数の変速ギヤの噛み合せの中から必要な変速ギヤの噛
み合せを選択して前記入力軸から前記出力軸に動力を伝
達する回転力転換機構を備えたことを特徴としている。
に、この発明の動力伝達装置は、エンジンの動力を駆動
軸へ伝達し、この駆動軸の動力を動力伝達手段を介して
複数の平行に配置された入力軸に伝達し、この入力軸と
平行に出力軸を配置し、このそれぞれの入力軸と出力軸
との間には複数の変速ギヤが噛み合せて設けられ、この
複数の変速ギヤの噛み合せの中から必要な変速ギヤの噛
み合せを選択して前記入力軸から前記出力軸に動力を伝
達する回転力転換機構を備えたことを特徴としている。
【0006】
【作用】この発明の動力伝達装置では、エンジンの動力
を駆動軸へ伝達し、この駆動軸の動力を複数の平行に配
置された入力軸に伝達し、この入力軸から回転力転換機
構により、それぞれの入力軸と出力軸との間の複数の変
速ギヤが噛み合せの中から必要な変速ギヤの噛み合せを
選択して、その選択された入力軸から出力軸に動力を伝
達する。
を駆動軸へ伝達し、この駆動軸の動力を複数の平行に配
置された入力軸に伝達し、この入力軸から回転力転換機
構により、それぞれの入力軸と出力軸との間の複数の変
速ギヤが噛み合せの中から必要な変速ギヤの噛み合せを
選択して、その選択された入力軸から出力軸に動力を伝
達する。
【0007】
【実施例】以下、この発明の動力伝達装置の実施例を詳
細に説明する。図1は動力伝達装置の概略構成図、図2
は動力伝達装置の軸配置を示す図である。
細に説明する。図1は動力伝達装置の概略構成図、図2
は動力伝達装置の軸配置を示す図である。
【0008】このエンジン1は4気筒エンジンが用いら
れ、そのクランク軸2にはクラッチ3を介して駆動軸4
が接続され、エンジン1の動力を駆動軸4へ伝達するよ
うになっている。この駆動軸4と平行に3本の入力軸5
〜7が配置され、この駆動軸4のギヤ8と入力軸5〜7
のギヤ9〜11との間には、チェーン12が掛け渡され
ており、駆動軸4に連動してそれぞれの入力軸5〜7を
回転させるようになっている。この実施例では、駆動軸
4のギヤ8と入力軸5〜7のギヤ9〜11との間にチェ
ーン12を掛け渡しているが、タイミングベルト等の無
端巻き掛け手段でも良く、さらにギヤ等の動力伝達手段
を用いることもできる。
れ、そのクランク軸2にはクラッチ3を介して駆動軸4
が接続され、エンジン1の動力を駆動軸4へ伝達するよ
うになっている。この駆動軸4と平行に3本の入力軸5
〜7が配置され、この駆動軸4のギヤ8と入力軸5〜7
のギヤ9〜11との間には、チェーン12が掛け渡され
ており、駆動軸4に連動してそれぞれの入力軸5〜7を
回転させるようになっている。この実施例では、駆動軸
4のギヤ8と入力軸5〜7のギヤ9〜11との間にチェ
ーン12を掛け渡しているが、タイミングベルト等の無
端巻き掛け手段でも良く、さらにギヤ等の動力伝達手段
を用いることもできる。
【0009】この入力軸5〜7と平行に出力軸13が配
置され、この出力軸13には変速ギヤ14〜20が一体
回転可能に設けられ、入力軸5〜7には同期噛合機構2
1〜23が備えられている。同期噛合機構21の変速ギ
ヤ211は変速ギヤ17と、変速ギヤ212は変速ギヤ
20と噛み合せて設けられ、同期噛合機構22の変速ギ
ヤ221は変速ギヤ16と、変速ギヤ222は変速ギヤ
19と噛み合せて設けられ、同期噛合機構23の変速ギ
ヤ231は変速ギヤ15と、変速ギヤ232は変速ギヤ
18と噛み合せて設けられている。このように入力軸5
〜7上には回転力転換機構として同期噛合機構21〜2
3が備えられ、この同期噛合機構21〜23で複数の変
速ギヤの噛み合せの中から必要な変速ギヤの噛み合せを
選択し、この選択された入力軸5〜7から出力軸13に
動力を伝達して変速するようになっている。
置され、この出力軸13には変速ギヤ14〜20が一体
回転可能に設けられ、入力軸5〜7には同期噛合機構2
1〜23が備えられている。同期噛合機構21の変速ギ
ヤ211は変速ギヤ17と、変速ギヤ212は変速ギヤ
20と噛み合せて設けられ、同期噛合機構22の変速ギ
ヤ221は変速ギヤ16と、変速ギヤ222は変速ギヤ
19と噛み合せて設けられ、同期噛合機構23の変速ギ
ヤ231は変速ギヤ15と、変速ギヤ232は変速ギヤ
18と噛み合せて設けられている。このように入力軸5
〜7上には回転力転換機構として同期噛合機構21〜2
3が備えられ、この同期噛合機構21〜23で複数の変
速ギヤの噛み合せの中から必要な変速ギヤの噛み合せを
選択し、この選択された入力軸5〜7から出力軸13に
動力を伝達して変速するようになっている。
【0010】また、入力軸6と出力軸13との端部間に
はリバース軸24が配置され、このリバース軸24にリ
バースギヤ25が入力軸6の変速ギヤ26と出力軸13
の変速ギヤ14との間に進退可能に設けられている。
はリバース軸24が配置され、このリバース軸24にリ
バースギヤ25が入力軸6の変速ギヤ26と出力軸13
の変速ギヤ14との間に進退可能に設けられている。
【0011】この図1の状態では、同期噛合機構21〜
23が作動しないで中立位置にあり、またリバースギヤ
25の作動しない位置にあるため、トランスミッション
Tは中立状態ある。次に、このトランスミッションTの
変速状態を説明する。
23が作動しないで中立位置にあり、またリバースギヤ
25の作動しない位置にあるため、トランスミッション
Tは中立状態ある。次に、このトランスミッションTの
変速状態を説明する。
【0012】図3は動力伝達装置を1速または4速に変
速する状態を示す図である。1速に変速する場合には、
入力軸7上に位置する同期噛合機構23を矢印a方向へ
移動すると、入力軸7上の変速ギヤ231と出力軸13
上の変速ギヤ15との噛み合いが選択され、出力軸13
に動力を伝達する。また、4速に変速する場合には、入
力軸7上に位置する同期噛合機構23を矢印b方向へ移
動すると、変速ギヤ232と出力軸13上の変速ギヤ1
8との噛み合いが選択され、、出力軸13に動力を伝達
する。
速する状態を示す図である。1速に変速する場合には、
入力軸7上に位置する同期噛合機構23を矢印a方向へ
移動すると、入力軸7上の変速ギヤ231と出力軸13
上の変速ギヤ15との噛み合いが選択され、出力軸13
に動力を伝達する。また、4速に変速する場合には、入
力軸7上に位置する同期噛合機構23を矢印b方向へ移
動すると、変速ギヤ232と出力軸13上の変速ギヤ1
8との噛み合いが選択され、、出力軸13に動力を伝達
する。
【0013】図4は動力伝達装置を2速または5速に変
速する状態を示す図である。2速に変速する場合には、
入力軸6上に位置する同期噛合機構22を矢印c方向へ
移動すると、変速ギヤ221と出力軸13上の変速ギヤ
16との噛み合いが選択され、出力軸13に動力を伝達
する。また、5速に変速する場合には、入力軸6上に位
置する同期噛合機構22を矢印d方向へ移動すると、変
速ギヤ222と出力軸13上の変速ギヤ19との噛み合
いが選択され、出力軸13に動力を伝達する。
速する状態を示す図である。2速に変速する場合には、
入力軸6上に位置する同期噛合機構22を矢印c方向へ
移動すると、変速ギヤ221と出力軸13上の変速ギヤ
16との噛み合いが選択され、出力軸13に動力を伝達
する。また、5速に変速する場合には、入力軸6上に位
置する同期噛合機構22を矢印d方向へ移動すると、変
速ギヤ222と出力軸13上の変速ギヤ19との噛み合
いが選択され、出力軸13に動力を伝達する。
【0014】図5は動力伝達装置を3速または6速に変
速する状態を示す図である。3速に変速する場合には、
入力軸5上に位置する同期噛合機構21を矢印e方向へ
移動すると、変速ギヤ211と出力軸13上の変速ギヤ
17との噛み合いが選択され、出力軸13に動力を伝達
する。また、6速に変速する場合には、入力軸5上に位
置する同期噛合機構21を矢印f方向へ移動すると、変
速ギヤ212と出力軸13上の変速ギヤ20との噛み合
いが選択され、出力軸13に動力を伝達する。
速する状態を示す図である。3速に変速する場合には、
入力軸5上に位置する同期噛合機構21を矢印e方向へ
移動すると、変速ギヤ211と出力軸13上の変速ギヤ
17との噛み合いが選択され、出力軸13に動力を伝達
する。また、6速に変速する場合には、入力軸5上に位
置する同期噛合機構21を矢印f方向へ移動すると、変
速ギヤ212と出力軸13上の変速ギヤ20との噛み合
いが選択され、出力軸13に動力を伝達する。
【0015】図6は動力伝達装置をリバースに変速する
状態を示す図である。後進する場合には、リバース軸2
4に配置されたリバースギヤ25を矢印g方向へ移動
し、リバースギヤ24を入力軸6の変速ギヤ26と出力
軸13の変速ギヤ14との間に噛み合せ、出力軸13に
後進方向の動力を伝達する。
状態を示す図である。後進する場合には、リバース軸2
4に配置されたリバースギヤ25を矢印g方向へ移動
し、リバースギヤ24を入力軸6の変速ギヤ26と出力
軸13の変速ギヤ14との間に噛み合せ、出力軸13に
後進方向の動力を伝達する。
【0016】このように、エンジン1の動力をクラッチ
3を介して駆動軸4へ伝達し、この駆動軸4の動力を複
数の平行に配置された入力軸5〜7に伝達し、この入力
軸5〜7から同期噛合機構21〜23により、それぞれ
の入力軸5〜7と出力軸13との間の複数の変速ギヤが
噛み合せの中から必要な変速ギヤの噛み合せを選択し
て、その選択された入力軸5〜7から出力軸13に動力
を伝達するようになっており、出力軸13上には変速に
応じた変速ギヤ14〜20のみが配置され、さらに同期
噛合機構21〜23はそれぞれの入力軸5〜7上に配置
されているから、速度に応じて減速比を変化させるため
の入力軸5〜7と出力軸13の長さを極力抑えて多段変
速が可能である。
3を介して駆動軸4へ伝達し、この駆動軸4の動力を複
数の平行に配置された入力軸5〜7に伝達し、この入力
軸5〜7から同期噛合機構21〜23により、それぞれ
の入力軸5〜7と出力軸13との間の複数の変速ギヤが
噛み合せの中から必要な変速ギヤの噛み合せを選択し
て、その選択された入力軸5〜7から出力軸13に動力
を伝達するようになっており、出力軸13上には変速に
応じた変速ギヤ14〜20のみが配置され、さらに同期
噛合機構21〜23はそれぞれの入力軸5〜7上に配置
されているから、速度に応じて減速比を変化させるため
の入力軸5〜7と出力軸13の長さを極力抑えて多段変
速が可能である。
【0017】この動力伝達装置を車両に搭載したエンジ
ンに適用した実施例を図7及び図8に示し、図7はエン
ジンの制御の概略構成図、図8はシフトペダルの作動を
示す側面図である。
ンに適用した実施例を図7及び図8に示し、図7はエン
ジンの制御の概略構成図、図8はシフトペダルの作動を
示す側面図である。
【0018】車両の運転室には、ステアリング50、ア
クセルペダル51、ブレーキペダル52、シフトペダル
53、フットレスト54及びニュートラルスイッチ55
が備えられている。このアクセルペダル51の操作でエ
ンジン1のスロットル56が作動し、またこのアクセル
ペダル51の操作情報はエンジンコントロールユニット
57に入力される。エンジンコントロールユニット57
では、エンジン1からエンジン回転数情報及びスロット
ル開度情報が入力される。
クセルペダル51、ブレーキペダル52、シフトペダル
53、フットレスト54及びニュートラルスイッチ55
が備えられている。このアクセルペダル51の操作でエ
ンジン1のスロットル56が作動し、またこのアクセル
ペダル51の操作情報はエンジンコントロールユニット
57に入力される。エンジンコントロールユニット57
では、エンジン1からエンジン回転数情報及びスロット
ル開度情報が入力される。
【0019】エンジン1の動力はクラッチ3を介してト
ランスミッションTへ伝達され、このトランスミッショ
ンTで変速される。クラッチ3の断続は油圧シリンダ5
8で行なわれ、またトランスミッションTではシフトフ
ォーク59〜62で前記した同期噛合機構を作動して変
速が行なわれる。このときのシフト位置情報は、ポジシ
ョンセンサ63でトランスミッションコントロールユニ
ット64へ送られる。シフトフォーク59〜62は油圧
シリンダ65〜68で駆動され、この油圧シリンダ65
〜68は電磁バルブ69〜72を介して油圧ポンプ73
に接続され、また油圧シリンダ58は電磁バルブ74を
介して油圧ポンプ73に接続され、この油圧回路にはア
キュームレータ75が接続されている。
ランスミッションTへ伝達され、このトランスミッショ
ンTで変速される。クラッチ3の断続は油圧シリンダ5
8で行なわれ、またトランスミッションTではシフトフ
ォーク59〜62で前記した同期噛合機構を作動して変
速が行なわれる。このときのシフト位置情報は、ポジシ
ョンセンサ63でトランスミッションコントロールユニ
ット64へ送られる。シフトフォーク59〜62は油圧
シリンダ65〜68で駆動され、この油圧シリンダ65
〜68は電磁バルブ69〜72を介して油圧ポンプ73
に接続され、また油圧シリンダ58は電磁バルブ74を
介して油圧ポンプ73に接続され、この油圧回路にはア
キュームレータ75が接続されている。
【0020】この電磁バルブ69〜72,74の制御は
トランスミッションコントロールユニット64で行なわ
れ、例えば1速または4速に変速する制御は電磁バルブ
69の駆動で行なわれ、また2速または5速に変速する
制御は電磁バルブ70の駆動で行なわれ、また3速また
は6速に変速する制御は電磁バルブ71の駆動で行なわ
れ、リバースに変速する制御は電磁バルブ72の駆動で
行なわれ、さらにクラッチ制御は電磁バルブ74の駆動
で行なわれる。
トランスミッションコントロールユニット64で行なわ
れ、例えば1速または4速に変速する制御は電磁バルブ
69の駆動で行なわれ、また2速または5速に変速する
制御は電磁バルブ70の駆動で行なわれ、また3速また
は6速に変速する制御は電磁バルブ71の駆動で行なわ
れ、リバースに変速する制御は電磁バルブ72の駆動で
行なわれ、さらにクラッチ制御は電磁バルブ74の駆動
で行なわれる。
【0021】トランスミッションコントロールユニット
64には、ニュートラルスイッチ55及びシフトペダル
53からの操作情報が入力され、このシフトペダル53
の操作は図8に示すように、フットレスト54に乗せた
足でダウンまたはアップさせて行なう。このトランスミ
ッションコントロールユニット64とエンジンコントロ
ールユニット57との間では、情報の授受を行なうよう
になっており、シフト操作時にはエンジンコントロール
ユニット64でスロットル開度を小さくして円滑なシフ
ト操作を行なう。
64には、ニュートラルスイッチ55及びシフトペダル
53からの操作情報が入力され、このシフトペダル53
の操作は図8に示すように、フットレスト54に乗せた
足でダウンまたはアップさせて行なう。このトランスミ
ッションコントロールユニット64とエンジンコントロ
ールユニット57との間では、情報の授受を行なうよう
になっており、シフト操作時にはエンジンコントロール
ユニット64でスロットル開度を小さくして円滑なシフ
ト操作を行なう。
【0022】このように、シフトペダル53の操作で、
自動変速操作を行なうようになっており、これによりコ
ーナリング中等でステアリング50から手を離さずにシ
フト操作を行なうことができ、ドライバーの運転負荷を
軽減することができる。
自動変速操作を行なうようになっており、これによりコ
ーナリング中等でステアリング50から手を離さずにシ
フト操作を行なうことができ、ドライバーの運転負荷を
軽減することができる。
【0023】
【発明の効果】前記したように、この発明は、エンジン
の動力を駆動軸へ伝達し、この駆動軸の動力を複数の平
行に配置された入力軸に伝達し、この入力軸から回転力
転換機構により、それぞれの入力軸と出力軸との間の複
数の変速ギヤが噛み合せの中から必要な変速ギヤの噛み
合せを選択して、その選択された入力軸から出力軸に動
力を伝達するようになしたから、出力軸上には変速に応
じた変速ギヤのみを配置し、回転力転換機構はそれぞれ
の入力軸上に配置することができるから、速度に応じて
減速比を変化させるための入力軸と出力軸の長さを極力
抑えて多段変速が可能となる。
の動力を駆動軸へ伝達し、この駆動軸の動力を複数の平
行に配置された入力軸に伝達し、この入力軸から回転力
転換機構により、それぞれの入力軸と出力軸との間の複
数の変速ギヤが噛み合せの中から必要な変速ギヤの噛み
合せを選択して、その選択された入力軸から出力軸に動
力を伝達するようになしたから、出力軸上には変速に応
じた変速ギヤのみを配置し、回転力転換機構はそれぞれ
の入力軸上に配置することができるから、速度に応じて
減速比を変化させるための入力軸と出力軸の長さを極力
抑えて多段変速が可能となる。
【図1】動力伝達装置の概略構成図である。
【図2】動力伝達装置の軸配置を示す図である。
【図3】動力伝達装置を1速または4速に変速する状態
を示す図である。
を示す図である。
【図4】動力伝達装置を2速または5速に変速する状態
を示す図である。
を示す図である。
【図5】動力伝達装置を3速または6速に変速する状態
を示す図である。
を示す図である。
【図6】動力伝達装置をリバースに変速する状態を示す
図である。
図である。
【図7】エンジンの制御の概略構成図である。
【図8】シフトペダルの作動を示す側面図である。
1 エンジン 4 駆動軸 5〜7 入力軸 13 出力軸 21〜23 同期噛合機構
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンの動力を駆動軸へ伝達し、この駆
動軸の動力を動力伝達手段を介して複数の平行に配置さ
れた入力軸に伝達し、この入力軸と平行に出力軸を配置
し、このそれぞれの入力軸と出力軸との間には複数の変
速ギヤが噛み合せて設けられ、この複数の変速ギヤの噛
み合せの中から必要な変速ギヤの噛み合せを選択して前
記入力軸から前記出力軸に動力を伝達する回転力転換機
構を備えたことを特徴とする動力伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4202916A JPH0626559A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4202916A JPH0626559A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 動力伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626559A true JPH0626559A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16465293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4202916A Pending JPH0626559A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626559A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009050208A2 (de) * | 2007-10-15 | 2009-04-23 | Helmut Ristl | Getriebe |
JP4330080B2 (ja) * | 2004-07-26 | 2009-09-09 | ヤマハ発動機株式会社 | 鞍乗り型車両の変速制御装置 |
US8485111B2 (en) | 2010-12-03 | 2013-07-16 | The Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj, Ltd. | Table and table system |
WO2017162221A1 (de) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Kraftfahrzeuggetriebe |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP4202916A patent/JPH0626559A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4330080B2 (ja) * | 2004-07-26 | 2009-09-09 | ヤマハ発動機株式会社 | 鞍乗り型車両の変速制御装置 |
US8403093B2 (en) | 2004-07-26 | 2013-03-26 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Speed change controller for saddle-ride type vehicles |
WO2009050208A2 (de) * | 2007-10-15 | 2009-04-23 | Helmut Ristl | Getriebe |
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US8485111B2 (en) | 2010-12-03 | 2013-07-16 | The Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj, Ltd. | Table and table system |
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