JPH0532153A - モジユラ型ワイパ装置 - Google Patents
モジユラ型ワイパ装置Info
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- JPH0532153A JPH0532153A JP3212702A JP21270291A JPH0532153A JP H0532153 A JPH0532153 A JP H0532153A JP 3212702 A JP3212702 A JP 3212702A JP 21270291 A JP21270291 A JP 21270291A JP H0532153 A JPH0532153 A JP H0532153A
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- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000011701 zinc Substances 0.000 claims description 5
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 238000004512 die casting Methods 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/06—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
- B60S1/16—Means for transmitting drive
- B60S1/18—Means for transmitting drive mechanically
- B60S1/24—Means for transmitting drive mechanically by rotary cranks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/043—Attachment of the wiper assembly to the vehicle
- B60S1/0433—Attachement of a wiper modular assembly to the vehicle
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/18—Mechanical movements
- Y10T74/18056—Rotary to or from reciprocating or oscillating
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-
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラケツト同志をフレーム材を介して連結す
るにあたり、直線状のフレーム材を用いて強度を確保で
きるものでありながら、ブラケツトを、ピボツト軸用ス
リーブの軸線方向に合わせた汎用の金型によつてダイキ
ヤスト成形できるものとする。 【構成】 フレーム材7の軸線Aを、第一、第二のピボ
ツト軸3、6の軸線B、Cをそれぞれ含むように想定さ
れる第一、第二の仮想平面のうち、これらが互いに平行
になる第一、第二の仮想平面に対してさらに平行となる
第三の仮想平面上にあるように設定した。
るにあたり、直線状のフレーム材を用いて強度を確保で
きるものでありながら、ブラケツトを、ピボツト軸用ス
リーブの軸線方向に合わせた汎用の金型によつてダイキ
ヤスト成形できるものとする。 【構成】 フレーム材7の軸線Aを、第一、第二のピボ
ツト軸3、6の軸線B、Cをそれぞれ含むように想定さ
れる第一、第二の仮想平面のうち、これらが互いに平行
になる第一、第二の仮想平面に対してさらに平行となる
第三の仮想平面上にあるように設定した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車、バス、トラツ
ク等の車両に搭載されるモジユラ型ワイパ装置に関する
ものである。
ク等の車両に搭載されるモジユラ型ワイパ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種ワイパ装置のなかには、左右一対のピボツト軸、
ワイパモータ、ワイパリンク機構等の各種部材装置が一
体的に組込まれる所謂モジユラ式のものがある。そして
この様なモジユラ式のものは、これら各種部材装置が一
体化されたものを躯体(ボデイ)に組込むものであるた
め、これら部材装置が別部材となつたものを躯体に組込
むものに比べて、組込み作業が簡単になる許りでなく、
強度についても、これを躯体側にいちいち求めることな
く、必要において適宜強度アツプを計ることができると
いう利点が有る等の理由から、近時、盛んに用いられて
いる。
この種ワイパ装置のなかには、左右一対のピボツト軸、
ワイパモータ、ワイパリンク機構等の各種部材装置が一
体的に組込まれる所謂モジユラ式のものがある。そして
この様なモジユラ式のものは、これら各種部材装置が一
体化されたものを躯体(ボデイ)に組込むものであるた
め、これら部材装置が別部材となつたものを躯体に組込
むものに比べて、組込み作業が簡単になる許りでなく、
強度についても、これを躯体側にいちいち求めることな
く、必要において適宜強度アツプを計ることができると
いう利点が有る等の理由から、近時、盛んに用いられて
いる。
【0003】ところが従来、これらモジユラ式のもの
は、ワイパモータおよびワイパリンク機構が取付けられ
るブラケツト全体をアルミニウムや亜鉛のダイキヤスト
によつて一体型成形していたため、ブラケツト自体がど
うしても大型になるうえに重くなつてしまう許りでな
く、ブラケツトを形成するための金型についても大型で
価格的にも高価なものになつてしまうという問題が有
る。そこでブラケツトを二分割型にし、しかもこれら第
一、第二の各ブラケツトをフレーム材によつて連結する
構成にして、ブラケツト自体の小型化および軽量化を計
ることが提唱される。
は、ワイパモータおよびワイパリンク機構が取付けられ
るブラケツト全体をアルミニウムや亜鉛のダイキヤスト
によつて一体型成形していたため、ブラケツト自体がど
うしても大型になるうえに重くなつてしまう許りでな
く、ブラケツトを形成するための金型についても大型で
価格的にも高価なものになつてしまうという問題が有
る。そこでブラケツトを二分割型にし、しかもこれら第
一、第二の各ブラケツトをフレーム材によつて連結する
構成にして、ブラケツト自体の小型化および軽量化を計
ることが提唱される。
【0004】ところで、ワイパ装置に設けられる左右一
対のピボツト軸は、躯体形状の変化に追随させるため、
殆どのものについて、軸芯同志が互いに同方向に平行な
設定にはなつてはいない。この様なものにおいて、第
一、第二のブラケツト同志をフレーム材を介して一体的
に連結する場合、フレーム材は、曲げたり捻つたりする
ことなく、直線であることが製作の面からも、強度の面
からも好ましいことになる。さらにフレーム材と各ブラ
ケツトとの連結はボルトやリベツトを用いて行うことに
なるが、このとき、ボルト等の挿通方向が同方向に統一
されていることが組付け性の点から要求される。一方、
ブラケツトは、ピボツト軸を回動自在に軸支するスリー
ブの軸線方向(ピボツト軸の軸線方向)を基準として型
合わせされた金型を用いてダイキヤスト成形されること
になるが、フレーム材との連結部を、スリーブと共にダ
イキヤスト成形したとき、前述したように、両スリーブ
の軸線方向が異なつているため、第一および第二のブラ
ケツトに形成される両連結部の連結面は、両ブラケツト
をフレーム材を介して組込んだ状態では一致しないこと
になり、そうすると、フレーム材は曲げたり捻つたりし
たものを用いなければならないと共に、ボルト等の挿通
方向も統一できないという問題が有る。そこで両連結部
の連結面を、ブラケツト組込み状態で一致するようにす
るには、金型同志の複雑な組合せが必要になり、場合に
よつては、スライド金型等の特殊な金型を用いざるを得
ない場合があつて、金型管理が面倒かつ煩雑で生産性も
悪く、コストアツプにつながるという問題がある。
対のピボツト軸は、躯体形状の変化に追随させるため、
殆どのものについて、軸芯同志が互いに同方向に平行な
設定にはなつてはいない。この様なものにおいて、第
一、第二のブラケツト同志をフレーム材を介して一体的
に連結する場合、フレーム材は、曲げたり捻つたりする
ことなく、直線であることが製作の面からも、強度の面
からも好ましいことになる。さらにフレーム材と各ブラ
ケツトとの連結はボルトやリベツトを用いて行うことに
なるが、このとき、ボルト等の挿通方向が同方向に統一
されていることが組付け性の点から要求される。一方、
ブラケツトは、ピボツト軸を回動自在に軸支するスリー
ブの軸線方向(ピボツト軸の軸線方向)を基準として型
合わせされた金型を用いてダイキヤスト成形されること
になるが、フレーム材との連結部を、スリーブと共にダ
イキヤスト成形したとき、前述したように、両スリーブ
の軸線方向が異なつているため、第一および第二のブラ
ケツトに形成される両連結部の連結面は、両ブラケツト
をフレーム材を介して組込んだ状態では一致しないこと
になり、そうすると、フレーム材は曲げたり捻つたりし
たものを用いなければならないと共に、ボルト等の挿通
方向も統一できないという問題が有る。そこで両連結部
の連結面を、ブラケツト組込み状態で一致するようにす
るには、金型同志の複雑な組合せが必要になり、場合に
よつては、スライド金型等の特殊な金型を用いざるを得
ない場合があつて、金型管理が面倒かつ煩雑で生産性も
悪く、コストアツプにつながるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるモジユラ
型ワイパ装置を提供することを目的として創案されたも
のであつて、第一のピボツト軸を受けるスリーブ、躯体
への取付け部、並びにワイパモータの取付け部を備えた
第一ブラケツトと、第二のピボツト軸を受けるスリー
ブ、並びに躯体への取付け部を備えた第二ブラケツトと
を、アルミニウムまたは亜鉛のダイキヤストでそれぞれ
一体成形すると共に、これら第一、第二の両ブラケツト
を、各ブラケツトに形成される連結部に直線状のフレー
ム材の端部を一体的に連結してユニツト化してなるモジ
ユラ型ワイパ装置において、前記フレーム材の軸線を、
上記第一、第二のピボツト軸の軸線をそれぞれ含むよう
に想定される第一、第二の仮想平面のうち、これらが互
いに平行になる第一、第二の仮想平面に対してさらに平
行となる第三の仮想平面上にあるように設定したことを
特徴とするものである。
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるモジユラ
型ワイパ装置を提供することを目的として創案されたも
のであつて、第一のピボツト軸を受けるスリーブ、躯体
への取付け部、並びにワイパモータの取付け部を備えた
第一ブラケツトと、第二のピボツト軸を受けるスリー
ブ、並びに躯体への取付け部を備えた第二ブラケツトと
を、アルミニウムまたは亜鉛のダイキヤストでそれぞれ
一体成形すると共に、これら第一、第二の両ブラケツト
を、各ブラケツトに形成される連結部に直線状のフレー
ム材の端部を一体的に連結してユニツト化してなるモジ
ユラ型ワイパ装置において、前記フレーム材の軸線を、
上記第一、第二のピボツト軸の軸線をそれぞれ含むよう
に想定される第一、第二の仮想平面のうち、これらが互
いに平行になる第一、第二の仮想平面に対してさらに平
行となる第三の仮想平面上にあるように設定したことを
特徴とするものである。
【0006】そして本発明は、この構成によつて、フレ
ーム材を介して一体的に連結される第一、第二のブラケ
ツトを、スリーブの軸線方向に合わせた汎用の金型によ
つてダイキヤスト成形するものでありながら、各ブラケ
ツトに形成されるフレーム材の連結部の連結面同志を一
致できるようにしたものである。
ーム材を介して一体的に連結される第一、第二のブラケ
ツトを、スリーブの軸線方向に合わせた汎用の金型によ
つてダイキヤスト成形するものでありながら、各ブラケ
ツトに形成されるフレーム材の連結部の連結面同志を一
致できるようにしたものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1はモジユラ型のワイパ装置で
あつて、該ワイパ装置1を構成する第一ブラケツト2に
は、一方の第一ピボツト軸3が回動自在に軸支される第
一スリーブ2a、躯体側に一体的に取付けるための躯体
取付け部2b、ワイパモータ3が取付けられるモータ取
付け部2cが形成され、また第二ブラケツト5には、他
方の第二ピボツト軸6が回動自在に受けられる第二スリ
ーブ5a、躯体側に一体的に取付けるための躯体取付け
部5bが形成されるが、これら第一ブラケツト2と第二
ブラケツト5とは、何れもアルミニウムダイキヤスト
(亜鉛ダイキヤストであつても良いことは勿論である)
によつてそれぞれ一体的に型成形されたものである。さ
らにこれら第一、第二ブラケツト2、5には、断面略冂
形状をした連結部2d、5cが形成されている。そして
この連結部2d、5cの内面に、矢張り断面略冂字形を
した直線状のフレーム材7の端部を嵌合し、ボルト−ナ
ツト8によつて一体的に連結することでブラケツト2、
5同志が一つにモジユラ化されたワイパ装置1を構成す
るように設定されている。さらに、ワイパモータ4のモ
ータ軸に止着されたモータアーム(図示せず)と第二ブ
ラケツト5側のピボツト軸6に設けたリンクアーム20
との間には第一ワイパリンク21が介装されており、ま
たリンクアーム20と第一ブラケツト2側のピボツト軸
3に設けたリンクアーム22との間には第二ワイパリン
ク23が介装されている。尚、図中、19はピボツト軸
3、6に嵌着されるピボツトキヤツプである。
明する。図面において、1はモジユラ型のワイパ装置で
あつて、該ワイパ装置1を構成する第一ブラケツト2に
は、一方の第一ピボツト軸3が回動自在に軸支される第
一スリーブ2a、躯体側に一体的に取付けるための躯体
取付け部2b、ワイパモータ3が取付けられるモータ取
付け部2cが形成され、また第二ブラケツト5には、他
方の第二ピボツト軸6が回動自在に受けられる第二スリ
ーブ5a、躯体側に一体的に取付けるための躯体取付け
部5bが形成されるが、これら第一ブラケツト2と第二
ブラケツト5とは、何れもアルミニウムダイキヤスト
(亜鉛ダイキヤストであつても良いことは勿論である)
によつてそれぞれ一体的に型成形されたものである。さ
らにこれら第一、第二ブラケツト2、5には、断面略冂
形状をした連結部2d、5cが形成されている。そして
この連結部2d、5cの内面に、矢張り断面略冂字形を
した直線状のフレーム材7の端部を嵌合し、ボルト−ナ
ツト8によつて一体的に連結することでブラケツト2、
5同志が一つにモジユラ化されたワイパ装置1を構成す
るように設定されている。さらに、ワイパモータ4のモ
ータ軸に止着されたモータアーム(図示せず)と第二ブ
ラケツト5側のピボツト軸6に設けたリンクアーム20
との間には第一ワイパリンク21が介装されており、ま
たリンクアーム20と第一ブラケツト2側のピボツト軸
3に設けたリンクアーム22との間には第二ワイパリン
ク23が介装されている。尚、図中、19はピボツト軸
3、6に嵌着されるピボツトキヤツプである。
【0008】このものにおいて、フレーム材7の軸線A
と、両ピボツト軸3、6との軸線、即ち、第一、第二の
各スリーブ2a、5aの軸線B,Cは次のように設定さ
れている。ここでピボツト軸3、6の軸線B,Cは、車
体形状やガラス面形状に対応させるため、三次元的にず
れた状態になつている。つまり車体に実際に取付けられ
た状態のワイパ装置1を、上方から見た平面図が図1、
前方から見た正面図が図2に、そして左側方から見た側
面図が図3に示されているが、これにてわかるように、
ピボツト軸3、6の軸線B,Cは、前後上下左右方向に
対して何れも異なつた角度(α1とα2、β1とβ2、γ1
とγ2はそれぞれ全て異なつた角度)となつていて、両
軸線B,Cの方向は三次元的にずれており、このものに
おいて、フレーム材7の軸線Aの方向は次のようにして
設定されている。
と、両ピボツト軸3、6との軸線、即ち、第一、第二の
各スリーブ2a、5aの軸線B,Cは次のように設定さ
れている。ここでピボツト軸3、6の軸線B,Cは、車
体形状やガラス面形状に対応させるため、三次元的にず
れた状態になつている。つまり車体に実際に取付けられ
た状態のワイパ装置1を、上方から見た平面図が図1、
前方から見た正面図が図2に、そして左側方から見た側
面図が図3に示されているが、これにてわかるように、
ピボツト軸3、6の軸線B,Cは、前後上下左右方向に
対して何れも異なつた角度(α1とα2、β1とβ2、γ1
とγ2はそれぞれ全て異なつた角度)となつていて、両
軸線B,Cの方向は三次元的にずれており、このものに
おいて、フレーム材7の軸線Aの方向は次のようにして
設定されている。
【0009】つまり、図6(X)には、前記ワイパ装置
1を第一ピボツト軸3を真上から見た状態のものが図示
され、また図7には、第一ピボツト軸3が上下方向を向
くよう真横から見た状態のものが図示されており、これ
らの図面を用いて本発明をさらに詳しく説明する。前述
したように、第一ピボツト軸3を真上から見たとき、図
6(Y)に示すように、その軸線Bは点として描かれ、
一方、第二ピボツト軸6の軸線Cは直線として描かれる
ことになる。そして軸線Bを含むように想定される仮想
平面は軸線Bを回るようにして、また軸線Cを含むよう
に想定される仮想平面も軸線Cを回るようにしてそれぞ
れ無限に描けるが、これら仮想平面において、互いに平
行の関係になる仮想平面が存在する。それは、図6
(Y)において、軸線Bを含む仮想平面は紙面を表裏に
直角状に突き抜ける平面となるが、そのうち、軸線Cと
して描かれた線方向と同方向を向く平面を第一仮想平面
P1として設定する。一方、この第一仮想平面P1と平行
な関係となる軸線Cを含む第二仮想平面P2は、図6
(Y)において紙面を表裏に直角状に突き抜ける平面と
して設定される。この様にして形成された第一、第二の
仮想平面P1、P2に対して平行な第三の仮想平面P3が
任意に設定され、この第三の仮想平面P3を通るように
前記フレーム材7の軸線Aが設定されている。
1を第一ピボツト軸3を真上から見た状態のものが図示
され、また図7には、第一ピボツト軸3が上下方向を向
くよう真横から見た状態のものが図示されており、これ
らの図面を用いて本発明をさらに詳しく説明する。前述
したように、第一ピボツト軸3を真上から見たとき、図
6(Y)に示すように、その軸線Bは点として描かれ、
一方、第二ピボツト軸6の軸線Cは直線として描かれる
ことになる。そして軸線Bを含むように想定される仮想
平面は軸線Bを回るようにして、また軸線Cを含むよう
に想定される仮想平面も軸線Cを回るようにしてそれぞ
れ無限に描けるが、これら仮想平面において、互いに平
行の関係になる仮想平面が存在する。それは、図6
(Y)において、軸線Bを含む仮想平面は紙面を表裏に
直角状に突き抜ける平面となるが、そのうち、軸線Cと
して描かれた線方向と同方向を向く平面を第一仮想平面
P1として設定する。一方、この第一仮想平面P1と平行
な関係となる軸線Cを含む第二仮想平面P2は、図6
(Y)において紙面を表裏に直角状に突き抜ける平面と
して設定される。この様にして形成された第一、第二の
仮想平面P1、P2に対して平行な第三の仮想平面P3が
任意に設定され、この第三の仮想平面P3を通るように
前記フレーム材7の軸線Aが設定されている。
【0010】叙述のごとく構成された本考案の実施例に
おいて、ワイパ装置1は、第一、第二ブラケツト2、5
をフレーム材7によつて一体的に連結して形成されるモ
ジユラ型のものであるため、中間部分までをもダイキヤ
ストにしたもののように大型で重くなつてしまうことが
なく、軽量コンパクト化できるものであるが、さらにこ
の場合に、フレーム材7の軸線Aは、第一、第二のピボ
ツト軸3、6の軸線B,Cをそれぞれ含むように想定さ
れる第一、第二の仮想平面のうち、これらが互いに平行
になる第一、第二の仮想平面P1、P2に対してさらに平
行となる第三の仮想平面P3上にあるように設定されて
いる。これを換言すると、上記第一、第二のピボツト軸
3、6のうち、便宜的に第一ピボツト軸3の軸線Bを点
となるよう真上から見たとき、直線となつて描かれる第
二ピボツト軸6の軸線Cの方向と平行となるように設定
されている。
おいて、ワイパ装置1は、第一、第二ブラケツト2、5
をフレーム材7によつて一体的に連結して形成されるモ
ジユラ型のものであるため、中間部分までをもダイキヤ
ストにしたもののように大型で重くなつてしまうことが
なく、軽量コンパクト化できるものであるが、さらにこ
の場合に、フレーム材7の軸線Aは、第一、第二のピボ
ツト軸3、6の軸線B,Cをそれぞれ含むように想定さ
れる第一、第二の仮想平面のうち、これらが互いに平行
になる第一、第二の仮想平面P1、P2に対してさらに平
行となる第三の仮想平面P3上にあるように設定されて
いる。これを換言すると、上記第一、第二のピボツト軸
3、6のうち、便宜的に第一ピボツト軸3の軸線Bを点
となるよう真上から見たとき、直線となつて描かれる第
二ピボツト軸6の軸線Cの方向と平行となるように設定
されている。
【0011】この結果、各ブラケツト2、5にそれぞれ
形成される連結部2d、5cは、互いに延長上に有り、
しかも、連結部2d、5cの両側壁面2f,5fは第一
および第二のピボツト軸3、6の軸線B,Cに対して平
行な面として設定できることになる。従つて、フレーム
材7を直線状にできるうえ、フレーム材7とブラケツト
2、5とを固定するためのボルト8の挿通方向も全て統
一することができる。さらに、第一および第二のブラケ
ツト2、5をフレーム材7の軸線A方向から見たとき、
図8(X)および(Y)に示すように、第一および第二
のピボツト軸3、6の軸線B,Cに対して連結部2d、
5cの両側壁面2f,5fは平行となり、断面略冂形状
をした逆凹溝状の連結部2c、5cであつても、各ブラ
ケツト2、5を形成すべく、第一および第二のピボツト
軸3、6の軸線B,C、つまりスリーブ2a、5aの軸
線方向を基準として型合わせされた簡単な金型を用いて
連結部2d、5cも同時成形できることになつて、金型
が複雑になつたり、特殊なスライド金型を用いたりする
必要がない。
形成される連結部2d、5cは、互いに延長上に有り、
しかも、連結部2d、5cの両側壁面2f,5fは第一
および第二のピボツト軸3、6の軸線B,Cに対して平
行な面として設定できることになる。従つて、フレーム
材7を直線状にできるうえ、フレーム材7とブラケツト
2、5とを固定するためのボルト8の挿通方向も全て統
一することができる。さらに、第一および第二のブラケ
ツト2、5をフレーム材7の軸線A方向から見たとき、
図8(X)および(Y)に示すように、第一および第二
のピボツト軸3、6の軸線B,Cに対して連結部2d、
5cの両側壁面2f,5fは平行となり、断面略冂形状
をした逆凹溝状の連結部2c、5cであつても、各ブラ
ケツト2、5を形成すべく、第一および第二のピボツト
軸3、6の軸線B,C、つまりスリーブ2a、5aの軸
線方向を基準として型合わせされた簡単な金型を用いて
連結部2d、5cも同時成形できることになつて、金型
が複雑になつたり、特殊なスライド金型を用いたりする
必要がない。
【0012】因みにこのものでは、フレーム材7の軸線
Aを含む第三仮想平面P3とスリーブ2a、5aの軸線
B,Cを含む第一、第二仮想平面P1、P2とは互いに面
平行の関係に有るものの、スリーブ2a、5aの軸線
B,Cは、上記軸線Bを基準とする図7で見たとき両者
は互いに平行線とはならず、図面上では上側ほど拡開す
る状態になる。このため、ボルト8の挿通方向は、図7
においてはスリーブ2a、5aの軸線B,C方向とは一
致しない。従つて、各ブラケツト2、5に形成されるボ
ルト挿通孔2e、5dが、前記軸線B,Cの方向を向か
なくないのではという疑問が生じるが、これについて
は、ボルト挿通孔2e、5dを、図10に示す如く、ボ
ルト8は挿通する大きさになるようにして軸線B,Cに
沿う方向に設けるようにすれば何ら問題はない。
Aを含む第三仮想平面P3とスリーブ2a、5aの軸線
B,Cを含む第一、第二仮想平面P1、P2とは互いに面
平行の関係に有るものの、スリーブ2a、5aの軸線
B,Cは、上記軸線Bを基準とする図7で見たとき両者
は互いに平行線とはならず、図面上では上側ほど拡開す
る状態になる。このため、ボルト8の挿通方向は、図7
においてはスリーブ2a、5aの軸線B,C方向とは一
致しない。従つて、各ブラケツト2、5に形成されるボ
ルト挿通孔2e、5dが、前記軸線B,Cの方向を向か
なくないのではという疑問が生じるが、これについて
は、ボルト挿通孔2e、5dを、図10に示す如く、ボ
ルト8は挿通する大きさになるようにして軸線B,Cに
沿う方向に設けるようにすれば何ら問題はない。
【0013】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、ワイパ装置は、第一、第二ブラケ
ツトをフレーム材によつて一体的に連結して形成される
モジユラ型にしたものであるため、中間部分までをも全
てダイキヤストにしたもののように大型で重くなつてし
まうことがなく、軽量コンパクト化できるものである
が、フレーム材の軸線が、第一、第二のピボツト軸の軸
線をそれぞれ含むように想定される仮想平面のうち、こ
れらが互いに平行になる第一、第二の仮想平面に対して
さらに平行となる第三の仮想平面上にある結果、フレー
ム材は直線にできるうえ、フレーム材とブラケツトとを
固定するためのボルト等の挿通方向も全て統一でき、強
度的に強く、組付け性も優れたものになる。
れたものであるから、ワイパ装置は、第一、第二ブラケ
ツトをフレーム材によつて一体的に連結して形成される
モジユラ型にしたものであるため、中間部分までをも全
てダイキヤストにしたもののように大型で重くなつてし
まうことがなく、軽量コンパクト化できるものである
が、フレーム材の軸線が、第一、第二のピボツト軸の軸
線をそれぞれ含むように想定される仮想平面のうち、こ
れらが互いに平行になる第一、第二の仮想平面に対して
さらに平行となる第三の仮想平面上にある結果、フレー
ム材は直線にできるうえ、フレーム材とブラケツトとを
固定するためのボルト等の挿通方向も全て統一でき、強
度的に強く、組付け性も優れたものになる。
【0014】しかも、各ブラケツトに形成されるフレー
ム材との連結部は、第一および第二のピボツト軸の軸線
に対して平行もしくは直交する面として設定できること
になつて、各ブラケツトを成形するにあたり、第一およ
び第二のピボツト軸の軸線方向を基準として型合わせさ
れた簡単な金型を用いて連結部も同時成形できることに
なつて、金型が複雑になつたり、特殊なスライド金型を
用いたりする必要がない。
ム材との連結部は、第一および第二のピボツト軸の軸線
に対して平行もしくは直交する面として設定できること
になつて、各ブラケツトを成形するにあたり、第一およ
び第二のピボツト軸の軸線方向を基準として型合わせさ
れた簡単な金型を用いて連結部も同時成形できることに
なつて、金型が複雑になつたり、特殊なスライド金型を
用いたりする必要がない。
【図1】ワイパ装置の平面図である。
【図2】ワイパモータおよびリンク装置を省略したワイ
パ装置の正面図である。
パ装置の正面図である。
【図3】同上左側面図である。
【図4】図2のX−X断面拡大図である。
【図5】(X)はフレーム材の平面図、(Y)は同前一
部断面正面図、(Z)は同前側面図である。
部断面正面図、(Z)は同前側面図である。
【図6】(X)は第一ピボツト軸を真上から見た状態の
ワイパ装置を示す図、(Y)はその説明図である。
ワイパ装置を示す図、(Y)はその説明図である。
【図7】第一ピボツト軸が上下方向を向くよう真横から
見た状態のワイパ装置の図である。
見た状態のワイパ装置の図である。
【図8】(X)は図7のX矢視図、(Y)は図7のY矢
視図である。
視図である。
【図9】第一ブラケツトの背面図である。
【図10】図2のY−Y断面拡大図である。
2 第一ブラケツト
3 第一ピボツト軸
5 第二ブラケツト
6 第二ピボツト軸
7 フレーム材
A〜C 軸線
P1〜P3 仮想平面
Claims (2)
- 【請求項1】 第一のピボツト軸を受けるスリーブ、躯
体への取付け部、並びにワイパモータの取付け部を備え
た第一ブラケツトと、第二のピボツト軸を受けるスリー
ブ、並びに躯体への取付け部を備えた第二ブラケツトと
を、アルミニウムまたは亜鉛のダイキヤストでそれぞれ
一体成形すると共に、これら第一、第二の両ブラケツト
を、各ブラケツトに形成される連結部に直線状のフレー
ム材の端部を一体的に連結してユニツト化してなるモジ
ユラ型ワイパ装置において、前記フレーム材の軸線を、
上記第一、第二のピボツト軸の軸線をそれぞれ含むよう
に想定される第一、第二の仮想平面のうち、これらが互
いに平行になる第一、第二の仮想平面に対してさらに平
行となる第三の仮想平面上にあるように設定したことを
特徴とするモジユラ型ワイパ装置。 - 【請求項2】 第一のピボツト軸を受けるスリーブ、躯
体への取付け部、並びにワイパモータの取付け部を備え
た第一ブラケツトと、第二のピボツト軸を受けるスリー
ブ、並びに躯体への取付け部を備えた第二ブラケツトと
を、アルミニウムまたは亜鉛のダイキヤストでそれぞれ
一体成形すると共に、これら第一、第二の両ブラケツト
を、各ブラケツトに形成される連結部に直線状のフレー
ム材の端部を一体的に連結してユニツト化してなるモジ
ユラ型ワイパ装置において、前記フレーム材の軸線を、
上記第一、第二のピボツト軸の何れか一方のピボツト軸
の軸線を点となるようにして見たとき、直線となつて見
える他方のピボツト軸の軸線方向に平行となるように設
定したことを特徴とするモジユラ型ワイパ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US07/915,307 US5261286A (en) | 1991-07-30 | 1992-07-20 | Modular-type wiper device |
GB9215956A GB2258146B (en) | 1991-07-30 | 1992-07-27 | A modular-type wiper device |
FR9209359A FR2679850B1 (fr) | 1991-07-30 | 1992-07-29 | Dispositif d'essuyage de type modulaire. |
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---|---|---|---|
JP3212702A JP2707375B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | モジユラ型ワイパ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2707375B2 JP2707375B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=16627018
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FR (1) | FR2679850B1 (ja) |
GB (1) | GB2258146B (ja) |
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WO2001079045A1 (fr) | 2000-04-19 | 2001-10-25 | Asmo Co., Ltd. | Dispositif d'essuie-glace |
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- 1992-07-20 US US07/915,307 patent/US5261286A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-07-27 GB GB9215956A patent/GB2258146B/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-29 FR FR9209359A patent/FR2679850B1/fr not_active Expired - Fee Related
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