JPS5810269B2 - 小型移動農機用ミッションケ−ス - Google Patents
小型移動農機用ミッションケ−スInfo
- Publication number
- JPS5810269B2 JPS5810269B2 JP50069845A JP6984575A JPS5810269B2 JP S5810269 B2 JPS5810269 B2 JP S5810269B2 JP 50069845 A JP50069845 A JP 50069845A JP 6984575 A JP6984575 A JP 6984575A JP S5810269 B2 JPS5810269 B2 JP S5810269B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- case
- mission case
- small mobile
- mobile agricultural
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばテーラ型耕耘機等の小型の移動農機用
ミッションケースの改良に関する。
ミッションケースの改良に関する。
一般に、この種のミッションケースの前部もしくは後部
には、通常エンジンが装備され、このエンジンとミッシ
ョンケースとは伝動装置で連動連結されるとともに、下
部には車輪が軸支されている。
には、通常エンジンが装備され、このエンジンとミッシ
ョンケースとは伝動装置で連動連結されるとともに、下
部には車輪が軸支されている。
そして、このミッションケースに対して前記エンジン及
び車輪を設けるのに、従来においては、ミッションケー
スから側材としてのエンジン搭載用フレームを連設する
とか、また、ミッションケースに別形成の車軸を軸架し
た走行用ミッションケースを連設する等の様に、3者を
夫々別個に形成して夫々連設するとか、また、2者を一
体形成して残る一者を連設して設けていた。
び車輪を設けるのに、従来においては、ミッションケー
スから側材としてのエンジン搭載用フレームを連設する
とか、また、ミッションケースに別形成の車軸を軸架し
た走行用ミッションケースを連設する等の様に、3者を
夫々別個に形成して夫々連設するとか、また、2者を一
体形成して残る一者を連設して設けていた。
このため、3者を夫々別個に形成し、且つ、夫夫を組付
けることにより、高価な構造となるばかりでなく、組付
は工程がふえ、また、3苔には夫夫エンジン重量、接地
反力及び伝動反力等の大きな力が作用するために、3者
の連結を頑丈に行なわなければならず、この点からも高
価な構造となっていた。
けることにより、高価な構造となるばかりでなく、組付
は工程がふえ、また、3苔には夫夫エンジン重量、接地
反力及び伝動反力等の大きな力が作用するために、3者
の連結を頑丈に行なわなければならず、この点からも高
価な構造となっていた。
しかもこの種小型耕耘桟用のミッションケースはエンジ
ンの左右横幅に較べてその左右幅ははるかに小寸法であ
ることから、上述の如く、エンジン搭載部をミッション
ケースとは別体に構成にしておいてこれをミッションケ
ースに取付けるにはその取付は構造により一層充分な強
度をもたせる必要がある上に複雑な形状となり、組付は
加工が一層面倒になる欠点があった。
ンの左右横幅に較べてその左右幅ははるかに小寸法であ
ることから、上述の如く、エンジン搭載部をミッション
ケースとは別体に構成にしておいてこれをミッションケ
ースに取付けるにはその取付は構造により一層充分な強
度をもたせる必要がある上に複雑な形状となり、組付は
加工が一層面倒になる欠点があった。
そこで広幅なエンジン搭載フレームとこれよりも薄幅な
ミッションケースとを一体物として製造することを試み
てみたが、金型が複雑となって極めて高価となる上に、
ミッションケースとエンジン搭載部との境目には大きな
段差があるために、この部位の加工が現実には不可能に
近いことが判明した。
ミッションケースとを一体物として製造することを試み
てみたが、金型が複雑となって極めて高価となる上に、
ミッションケースとエンジン搭載部との境目には大きな
段差があるために、この部位の加工が現実には不可能に
近いことが判明した。
ただ、エンジン搭載フレームの基部をミッションケース
の側壁に対してほぼ90度の角度をもって横外方に延出
することなく緩い角度で除徐に横外方に張り出させるこ
とで両者の一体成形も可能とはなるが、この場合はエン
ジン搭載のための有効横揺はミッションより遠く離れた
位置に形成される故に、機体の前後長さが大となる上に
エンジン搭載フレームの前後方向の突出量が犬となって
、結果として一体成形する割には充分な支持強度が得ら
れない欠点を有するのである。
の側壁に対してほぼ90度の角度をもって横外方に延出
することなく緩い角度で除徐に横外方に張り出させるこ
とで両者の一体成形も可能とはなるが、この場合はエン
ジン搭載のための有効横揺はミッションより遠く離れた
位置に形成される故に、機体の前後長さが大となる上に
エンジン搭載フレームの前後方向の突出量が犬となって
、結果として一体成形する割には充分な支持強度が得ら
れない欠点を有するのである。
そこで、本発明は、安価に、組付は等の面倒なく
とが可能なミッションケースを提供しようとするもので
ある。
ある。
以下本発明の実施例を例示図について詳述する。
図は、車軸1に直接耕耘装置(図示せず)が連結されて
耕耘作業を行なう、いわゆるテーラー型耕耘機を示し、
前記車軸1はミッションケース2の下部に軸架され、こ
の車軸1に左右一対の車輪3、3が軸支されている。
耕耘作業を行なう、いわゆるテーラー型耕耘機を示し、
前記車軸1はミッションケース2の下部に軸架され、こ
の車軸1に左右一対の車輪3、3が軸支されている。
また、前記ミッションケース2は、第2図に示すように
、機体前後方向を通る面を介して左右2分割され、且つ
、対向連結部をボルト連結して構成されるとともに、機
体前部側に向ってエンジン4の搭載部Aとして、上下中
間部からケース突出部2′が一体突設され、この突出部
2′に該突出部2′の連結部外面に基部立上がり片を接
当させた状態で遊端を夫々機体横方向に延出してこの連
結するためのボルトを介して連結されたブラケット9・
・・及びこのブラケット9・・・に更にボルト連結され
た取付板10・・・を介してエンジン4が搭載され、こ
のエンジン4の出力を、第1図に示すようにベルト伝動
装置5を介してミッションケース2の上部に軸架される
入力軸6に伝動し、ミッションケース2内のギヤ変速機
構(図示せず)等を介して前記車軸1を1駆動するよう
に構成されている。
、機体前後方向を通る面を介して左右2分割され、且つ
、対向連結部をボルト連結して構成されるとともに、機
体前部側に向ってエンジン4の搭載部Aとして、上下中
間部からケース突出部2′が一体突設され、この突出部
2′に該突出部2′の連結部外面に基部立上がり片を接
当させた状態で遊端を夫々機体横方向に延出してこの連
結するためのボルトを介して連結されたブラケット9・
・・及びこのブラケット9・・・に更にボルト連結され
た取付板10・・・を介してエンジン4が搭載され、こ
のエンジン4の出力を、第1図に示すようにベルト伝動
装置5を介してミッションケース2の上部に軸架される
入力軸6に伝動し、ミッションケース2内のギヤ変速機
構(図示せず)等を介して前記車軸1を1駆動するよう
に構成されている。
更に第2図に示すように突出部2′は支え具の一例であ
る取付板10やエンジン4の左右横幅よりもはるかに狭
く形成されている。
る取付板10やエンジン4の左右横幅よりもはるかに狭
く形成されている。
また、前記ミッションケース2のケース突出部2の下側
には、バランスウェイト7の取付台8(第3図参照)が
、突出部2′に貫通連結された筒体11・・・を介して
ボルト連結され、この取付台8で突出部2′は、下方か
らの接当物が直接接当するのを阻止する保護作用を受け
ている。
には、バランスウェイト7の取付台8(第3図参照)が
、突出部2′に貫通連結された筒体11・・・を介して
ボルト連結され、この取付台8で突出部2′は、下方か
らの接当物が直接接当するのを阻止する保護作用を受け
ている。
尚、エンジン4の重量が大きい場合には、筒体11を用
いた取付台8の取付部と同様な構造でブラケット9,9
を突出部2’,2’に取付けるとよい。
いた取付台8の取付部と同様な構造でブラケット9,9
を突出部2’,2’に取付けるとよい。
以上要するに本発明による小型移動農機用ミッションケ
ースは、上部に入力軸6、下部に車軸1を軸架すると共
に、機体前後方向に沿う面を介して左右に2分割され、
且つ、対向連結部をボルト連結してあり、且つ、エンジ
ン搭載部Aを有して構成されている小型移動農機用の左
右薄幅なミッションケースであって、前記エンジン搭載
部Aをミッションケース2の上下中間部から機体進行方
向に向って一体に突出延設されたケース突出部2′と、
このケース突出部2′の左右横幅よりも長い横幅を有し
、且つ該突出部2′の上面にこの突出部2′の対向連続
部連結用のボルトを介して取付けられたエンジン搭載用
の支え部材とから形成してあることを特徴とするもので
あり、入力軸6、車軸1及びエンジン搭載部Aが、ミッ
ションケース2を介して一体連設状態に設けられるもの
であるから、冒記した様に入力軸6を軸架する部分、車
@1を軸架する部分及びエンジン搭載部Aを夫々別体に
形成して、夫々組付ける場合に較べると、組付は作業の
手間が省け、また、エンジン搭載部Aはミッションケー
ス2から一体に突出してある突出部2′に、この突出部
2′の連結用ボルトを利用して突出部2′よりも広幅な
支え具を連結して構成してある故に、このエンジン搭載
部への構造そのものの簡素化を図れる上に充分な強度を
有せしめることができ、且つこのエンジン搭載’MAの
エンジン搭載のための有効横幅を得るのに必要とされる
突出部2′の突出量も、実質的にエンジンの前後長さと
ほとんど同一寸法でその目的を達成できる故に、機体の
前後長さを必要最小限にとどめ得るばかりでなく、突出
部2′の支持強度も一層高くなる利点を有しているので
あり、しかもこの突出部2′を含めてミッションケース
は2つ割に構成されているので比較的容易に製作できる
等により、安価で実施製作上有利な構造となる。
ースは、上部に入力軸6、下部に車軸1を軸架すると共
に、機体前後方向に沿う面を介して左右に2分割され、
且つ、対向連結部をボルト連結してあり、且つ、エンジ
ン搭載部Aを有して構成されている小型移動農機用の左
右薄幅なミッションケースであって、前記エンジン搭載
部Aをミッションケース2の上下中間部から機体進行方
向に向って一体に突出延設されたケース突出部2′と、
このケース突出部2′の左右横幅よりも長い横幅を有し
、且つ該突出部2′の上面にこの突出部2′の対向連続
部連結用のボルトを介して取付けられたエンジン搭載用
の支え部材とから形成してあることを特徴とするもので
あり、入力軸6、車軸1及びエンジン搭載部Aが、ミッ
ションケース2を介して一体連設状態に設けられるもの
であるから、冒記した様に入力軸6を軸架する部分、車
@1を軸架する部分及びエンジン搭載部Aを夫々別体に
形成して、夫々組付ける場合に較べると、組付は作業の
手間が省け、また、エンジン搭載部Aはミッションケー
ス2から一体に突出してある突出部2′に、この突出部
2′の連結用ボルトを利用して突出部2′よりも広幅な
支え具を連結して構成してある故に、このエンジン搭載
部への構造そのものの簡素化を図れる上に充分な強度を
有せしめることができ、且つこのエンジン搭載’MAの
エンジン搭載のための有効横幅を得るのに必要とされる
突出部2′の突出量も、実質的にエンジンの前後長さと
ほとんど同一寸法でその目的を達成できる故に、機体の
前後長さを必要最小限にとどめ得るばかりでなく、突出
部2′の支持強度も一層高くなる利点を有しているので
あり、しかもこの突出部2′を含めてミッションケース
は2つ割に構成されているので比較的容易に製作できる
等により、安価で実施製作上有利な構造となる。
そして、ミッションケース2は、エンジン搭載部Aにお
けるエンジン4の重量、車軸1を介した接地反力、及び
入力軸6を介した伝動反力を各部において夫々受けるこ
とになるが、夫々の作用力は夫々各部に分担されること
になり、もって、応力集中によってミッションケース2
の破損を生じる等の問題も少なく、別体に形成された場
合に連結部分に応力集中が生じてこの部分が破損し易く
なる問題が全くない頑丈な構造となっている。
けるエンジン4の重量、車軸1を介した接地反力、及び
入力軸6を介した伝動反力を各部において夫々受けるこ
とになるが、夫々の作用力は夫々各部に分担されること
になり、もって、応力集中によってミッションケース2
の破損を生じる等の問題も少なく、別体に形成された場
合に連結部分に応力集中が生じてこの部分が破損し易く
なる問題が全くない頑丈な構造となっている。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る小型移動農機用ミッションケースの
実施例を示し、第1図は耕耘機の全体側面図、第2図は
第1図における■−■線断面図、第3図はバランスウェ
イト取付台の斜視図である。
実施例を示し、第1図は耕耘機の全体側面図、第2図は
第1図における■−■線断面図、第3図はバランスウェ
イト取付台の斜視図である。
Claims (1)
- 1 上部に入力軸6、下部に車軸1を軸架すると共に、
機体前後方向に沿う面を介して左右に2分割され、且つ
、対向連結部をボルト連結してあり且つ、エンジン搭載
部Aを有して構成されている小型移動農機用の左右薄幅
なミッションケースであって、前記エンジン搭載部Aを
ミッションケース2の上下中間部から機体進行方向に向
って一体に突出延設されたケース突出部2′と、このケ
ース突出部2′の左右横幅よりも長い横幅を有し、且つ
該突出部2′の上面にその突出部2′の対向連結部連結
用のボルトを介して取付けられたエンジン搭載用の支え
部材とから形成しであることを特徴とする小型移動農機
用ミッションケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50069845A JPS5810269B2 (ja) | 1975-06-09 | 1975-06-09 | 小型移動農機用ミッションケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50069845A JPS5810269B2 (ja) | 1975-06-09 | 1975-06-09 | 小型移動農機用ミッションケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51145706A JPS51145706A (en) | 1976-12-14 |
JPS5810269B2 true JPS5810269B2 (ja) | 1983-02-24 |
Family
ID=13414539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50069845A Expired JPS5810269B2 (ja) | 1975-06-09 | 1975-06-09 | 小型移動農機用ミッションケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810269B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0212726Y2 (ja) * | 1984-09-28 | 1990-04-10 | ||
JPH0335741B2 (ja) * | 1983-05-18 | 1991-05-29 | Victor Company Of Japan |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58115475U (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-06 | 株式会社クボタ | 歩行型トラクタ− |
-
1975
- 1975-06-09 JP JP50069845A patent/JPS5810269B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0335741B2 (ja) * | 1983-05-18 | 1991-05-29 | Victor Company Of Japan | |
JPH0212726Y2 (ja) * | 1984-09-28 | 1990-04-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51145706A (en) | 1976-12-14 |
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