JPH05268235A - 2重ループ型通信装置の伝送路制御方式 - Google Patents
2重ループ型通信装置の伝送路制御方式Info
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- JPH05268235A JPH05268235A JP4092337A JP9233792A JPH05268235A JP H05268235 A JPH05268235 A JP H05268235A JP 4092337 A JP4092337 A JP 4092337A JP 9233792 A JP9233792 A JP 9233792A JP H05268235 A JPH05268235 A JP H05268235A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 障害発生によってマスタ・ノード(MN)との
通信路を失ったノード間でも通信路確保の可能な2重ル
ープLANの伝送路制御方式を提供する。 【構成】 SN1とSN2間の伝送路10に障害が発生したと
き、障害を検出したノード装置(SN2)に、障害の発生
を知らせる障害情報を障害の発生した側の隣接ノード装
置(SN1)に送出する動作と、ループバック動作とを自
律的に行なわせる。また、この障害情報を受信したノー
ド装置(SN1)にも、ループバック動作を自律的に行な
わせる。こうすることにより、障害に隣接するノード
(SN1とSN2)のそれぞれが、自律的にループバック動作
を行なうので、障害を回避したリング状の伝送路が形成
される。また、このループ制御は、MNを介在させない
ため、短時間で完了する。
通信路を失ったノード間でも通信路確保の可能な2重ル
ープLANの伝送路制御方式を提供する。 【構成】 SN1とSN2間の伝送路10に障害が発生したと
き、障害を検出したノード装置(SN2)に、障害の発生
を知らせる障害情報を障害の発生した側の隣接ノード装
置(SN1)に送出する動作と、ループバック動作とを自
律的に行なわせる。また、この障害情報を受信したノー
ド装置(SN1)にも、ループバック動作を自律的に行な
わせる。こうすることにより、障害に隣接するノード
(SN1とSN2)のそれぞれが、自律的にループバック動作
を行なうので、障害を回避したリング状の伝送路が形成
される。また、このループ制御は、MNを介在させない
ため、短時間で完了する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローカル・エリア・ネ
ットワーク(LAN)、交換機等に利用されるループ型
通信装置の伝送路制御方式に関し、特に、伝送路上の障
害の発生に対して、迅速に対応できるように構成したも
のである。
ットワーク(LAN)、交換機等に利用されるループ型
通信装置の伝送路制御方式に関し、特に、伝送路上の障
害の発生に対して、迅速に対応できるように構成したも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のループ型LANは、図9に示すよ
うに、LANのループ制御機能を備えた中央ノード装置
(以下、MN;マスター・ノードと呼ぶ)と、ユーザ端
末91の接続する遠局ノード装置(以下、SN;スレーブ
・ノードと呼ぶ)とを備え、それらの間を0系伝送路10
と1系伝送路11との2重ループによって接続している。
また、MNには、通常の端末の他に、保守用端末90が接
続している。
うに、LANのループ制御機能を備えた中央ノード装置
(以下、MN;マスター・ノードと呼ぶ)と、ユーザ端
末91の接続する遠局ノード装置(以下、SN;スレーブ
・ノードと呼ぶ)とを備え、それらの間を0系伝送路10
と1系伝送路11との2重ループによって接続している。
また、MNには、通常の端末の他に、保守用端末90が接
続している。
【0003】各ノード装置(MN、SN共通)は、図1
0に示すように、2重ループのそれぞれとインタフェー
スをとる0系伝送路インタフェース50および1系伝送路
インタフェース51と、伝送路系を0系または1系に切り
替える伝送路系切替回路71と、信号の多重化または多重
分離を行なう多重化/多重分離回路72と、伝送路系切替
回路71および多重化/多重分離回路72の切替動作を制御
するノード制御回路6と、端末との間のインタフェース
をとる回線インタフェース8とを備えており、前記0系
伝送路インタフェース50および1系伝送路インタフェー
ス51は、送信回路52、54と、障害検出機能を持つ受信回
路53、55とを具備している。また、MNでは、ノード制
御回路6に対して保守用端末90が接続している。
0に示すように、2重ループのそれぞれとインタフェー
スをとる0系伝送路インタフェース50および1系伝送路
インタフェース51と、伝送路系を0系または1系に切り
替える伝送路系切替回路71と、信号の多重化または多重
分離を行なう多重化/多重分離回路72と、伝送路系切替
回路71および多重化/多重分離回路72の切替動作を制御
するノード制御回路6と、端末との間のインタフェース
をとる回線インタフェース8とを備えており、前記0系
伝送路インタフェース50および1系伝送路インタフェー
ス51は、送信回路52、54と、障害検出機能を持つ受信回
路53、55とを具備している。また、MNでは、ノード制
御回路6に対して保守用端末90が接続している。
【0004】図9に示すLANにおいて、各SNの制御
回路6とMNの制御回路6との間には、制御情報用の論
理通信路3がループ型伝送路上に確保され、また、通信
を行なうSN2の端末91とSN4の端末91との間には、
多重信号伝送用の論理通信路2がループ型伝送路上に確
保される。定常状態の通信では、2重ループの内の0系
伝送路10を運用系として使用し、他方の1系伝送路11
を、障害発生に備える待機系として利用している。
回路6とMNの制御回路6との間には、制御情報用の論
理通信路3がループ型伝送路上に確保され、また、通信
を行なうSN2の端末91とSN4の端末91との間には、
多重信号伝送用の論理通信路2がループ型伝送路上に確
保される。定常状態の通信では、2重ループの内の0系
伝送路10を運用系として使用し、他方の1系伝送路11
を、障害発生に備える待機系として利用している。
【0005】ここで、図11の(a)に示すように、0
系伝送路10に障害を起こし、その区間の通信が不可能に
なった場合には、1系伝送路11を運用系に、0系伝送路
10を待機系に変更する「系切り替え」と呼ぶループ制御
や、障害箇所を迂回するために、片方の系を他方の系の
バイパス用に使用して、リング状の伝送路を形成する
「ループバック」と呼ぶ伝送路の制御が行なわれる。
系伝送路10に障害を起こし、その区間の通信が不可能に
なった場合には、1系伝送路11を運用系に、0系伝送路
10を待機系に変更する「系切り替え」と呼ぶループ制御
や、障害箇所を迂回するために、片方の系を他方の系の
バイパス用に使用して、リング状の伝送路を形成する
「ループバック」と呼ぶ伝送路の制御が行なわれる。
【0006】このループバックは、次の手順で行なわれ
る。
る。
【0007】障害の発生は、SN2の0系伝送路インタ
フェース50の受信回路53により検出され、この伝送路イ
ンタフェース50からノード制御回路6に伝えられ、ノー
ド制御回路6から、論理通信路3を経由して、MNのノ
ード制御回路6に障害情報が伝達される(図11
(b))。
フェース50の受信回路53により検出され、この伝送路イ
ンタフェース50からノード制御回路6に伝えられ、ノー
ド制御回路6から、論理通信路3を経由して、MNのノ
ード制御回路6に障害情報が伝達される(図11
(b))。
【0008】障害情報を受信したMNのノード制御回路
6は、ループバック実施ノードを特定し、論理通信路3
を経由して、特定したSN1、2のノード制御回路6に
ループバック指示情報を送る(図11(c))。
6は、ループバック実施ノードを特定し、論理通信路3
を経由して、特定したSN1、2のノード制御回路6に
ループバック指示情報を送る(図11(c))。
【0009】ループバック指示情報を受信したSN1お
よび2では、ループバックを開始し、SN1では、0系
伝送路インタフェース50で受信した信号を1系伝送路イ
ンタフェース51から送信し、また、SN2では、1系伝
送路インタフェース51で受信した信号を0系伝送路イン
タフェース50から送信する。こうすることにより、端末
91間にリング状の通信路が確保される(図11
(d))。
よび2では、ループバックを開始し、SN1では、0系
伝送路インタフェース50で受信した信号を1系伝送路イ
ンタフェース51から送信し、また、SN2では、1系伝
送路インタフェース51で受信した信号を0系伝送路イン
タフェース50から送信する。こうすることにより、端末
91間にリング状の通信路が確保される(図11
(d))。
【0010】なお、障害が回復した場合は、SN2の0
系伝送路インタフェース50が伝送路の正常を検出し、S
N2のノード制御回路6から、論理通信路3を経由し
て、MNのノード制御回路6に障害回復情報が伝達さ
れ、MNのノード制御回路6からSN1およびSN2の
ノード制御回路6にループバック解除の指示が送られ、
初期状態に戻る。
系伝送路インタフェース50が伝送路の正常を検出し、S
N2のノード制御回路6から、論理通信路3を経由し
て、MNのノード制御回路6に障害回復情報が伝達さ
れ、MNのノード制御回路6からSN1およびSN2の
ノード制御回路6にループバック解除の指示が送られ、
初期状態に戻る。
【0011】また、図12の(a)に示すように、0系
伝送路10および1系伝送路11の両方に障害が発生した場
合には、障害の発生がSN2の0系伝送路インタフェー
ス50およびSN1の1系伝送路インタフェース51によっ
て検出され、障害情報がSN2およびSN1のノード制
御回路6から、論理通信路3を経由して、MNのノード
制御回路6に伝達され(図12(b))、次いで、図1
1の(c)および(d)と同様に、障害情報を受信した
MNのノード制御回路6からSN1およびSN2のノー
ド制御回路6にループバック指示情報が送られ、ループ
バックが行なわれる。
伝送路10および1系伝送路11の両方に障害が発生した場
合には、障害の発生がSN2の0系伝送路インタフェー
ス50およびSN1の1系伝送路インタフェース51によっ
て検出され、障害情報がSN2およびSN1のノード制
御回路6から、論理通信路3を経由して、MNのノード
制御回路6に伝達され(図12(b))、次いで、図1
1の(c)および(d)と同様に、障害情報を受信した
MNのノード制御回路6からSN1およびSN2のノー
ド制御回路6にループバック指示情報が送られ、ループ
バックが行なわれる。
【0012】また、いずれかのSNに障害が発生した場
合にも、その両隣のノード装置が異常を検出し、前述し
た手順でループバックが開始される。
合にも、その両隣のノード装置が異常を検出し、前述し
た手順でループバックが開始される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の2重ル
ープ型通信装置の伝送路制御方式では、図13に示すよ
うに、複数箇所での多重障害が発生した場合に、MNと
の制御用論理通信路3を失ったSN2、SN3およびS
N4は、ループ制御の対象から外され、伝送路上の通信
が全て切断されてしまう。そのため、それらSNに接続
する端末間の通信が不可能になるという欠点を備えてい
る。
ープ型通信装置の伝送路制御方式では、図13に示すよ
うに、複数箇所での多重障害が発生した場合に、MNと
の制御用論理通信路3を失ったSN2、SN3およびS
N4は、ループ制御の対象から外され、伝送路上の通信
が全て切断されてしまう。そのため、それらSNに接続
する端末間の通信が不可能になるという欠点を備えてい
る。
【0014】また、従来の方式では、MNを経由してル
ープ制御を行なうため、障害発生からループ制御完了ま
での時間が長く、その間、全通信路が長時間に渡って通
信不能の状態に置かれる。
ープ制御を行なうため、障害発生からループ制御完了ま
での時間が長く、その間、全通信路が長時間に渡って通
信不能の状態に置かれる。
【0015】さらに、MNに障害が発生したときには、
システム・ダウンを引き起こすという問題点も抱えてい
る。
システム・ダウンを引き起こすという問題点も抱えてい
る。
【0016】本発明は、従来の方式の持つこれらの問題
点を解決するものであり、MNとの通信路を失ったSN
に接続する端末間での通信路を確保することができ、ま
た、短時間でループ制御を完了することができる2重ル
ープ型通信装置の伝送路制御方式を提供することを目的
としている。
点を解決するものであり、MNとの通信路を失ったSN
に接続する端末間での通信路を確保することができ、ま
た、短時間でループ制御を完了することができる2重ル
ープ型通信装置の伝送路制御方式を提供することを目的
としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の2重ル
ープ型通信装置の伝送路制御方式では、通信装置に障害
が発生したとき、障害を検出したノード装置に、障害の
発生を知らせる障害情報を障害の発生した側の隣接ノー
ド装置に送出する動作と、ループバック動作とを自律的
に行なわせ、この障害情報を受信したノード装置に、ル
ープバック動作を自律的に行なわせるようにしている。
ープ型通信装置の伝送路制御方式では、通信装置に障害
が発生したとき、障害を検出したノード装置に、障害の
発生を知らせる障害情報を障害の発生した側の隣接ノー
ド装置に送出する動作と、ループバック動作とを自律的
に行なわせ、この障害情報を受信したノード装置に、ル
ープバック動作を自律的に行なわせるようにしている。
【0018】また、障害を検出したノード装置に、障害
の回復まで、障害情報の送出を継続させている。
の回復まで、障害情報の送出を継続させている。
【0019】また、障害情報の伝達のために、SDH
(同期デジタル・ハイアラーキ)のSOH(セクション
・オーバ・ヘッド)を用いている。
(同期デジタル・ハイアラーキ)のSOH(セクション
・オーバ・ヘッド)を用いている。
【0020】さらに、障害を検出したノード装置が、障
害の検出から、ループバック動作の開始までに、障害情
報を隣接ノード装置に伝達するために要する時間以上の
時間間隔を空けるようにしている。
害の検出から、ループバック動作の開始までに、障害情
報を隣接ノード装置に伝達するために要する時間以上の
時間間隔を空けるようにしている。
【0021】
【作用】そのため、障害に隣接するノード装置のそれぞ
れが、自律的にループバック動作を行なうので、障害を
回避したリング状の伝送路が形成される。
れが、自律的にループバック動作を行なうので、障害を
回避したリング状の伝送路が形成される。
【0022】また、このループ制御は、一々、MNを介
在させる必要がないため、短時間で通信路を確保するこ
とができる。
在させる必要がないため、短時間で通信路を確保するこ
とができる。
【0023】
【実施例】本発明の実施例の伝送路制御方式について、
図1に示すLANを用いて説明する。このLANは、M
NおよびSNが0系伝送路10と1系伝送路11とによって
ループ状に接続されている。また、SNおよびMNの各
々には、端末装置91が接続し、MNには、さらに、保守
用端末90が接続している。
図1に示すLANを用いて説明する。このLANは、M
NおよびSNが0系伝送路10と1系伝送路11とによって
ループ状に接続されている。また、SNおよびMNの各
々には、端末装置91が接続し、MNには、さらに、保守
用端末90が接続している。
【0024】各ノード装置(MN、SN共通)の構成
は、図2に示す通り、0系伝送路インタフェース50およ
び1系伝送路インタフェース51と、ループバックへの切
替を行なうループバック回路71と、信号の多重化または
多重分離を行なう多重化/多重分離回路72と、ループバ
ック回路71および多重化/多重分離回路72の切替動作を
制御するノード制御回路6と、端末91との間のインタフ
ェースをとる回線インタフェース8とからなる。
は、図2に示す通り、0系伝送路インタフェース50およ
び1系伝送路インタフェース51と、ループバックへの切
替を行なうループバック回路71と、信号の多重化または
多重分離を行なう多重化/多重分離回路72と、ループバ
ック回路71および多重化/多重分離回路72の切替動作を
制御するノード制御回路6と、端末91との間のインタフ
ェースをとる回線インタフェース8とからなる。
【0025】前記0系伝送路インタフェース50および1
系伝送路インタフェース51は、送信回路52、54と、障害
検出機能を持つ受信回路53、55とで構成され、また、ノ
ード制御回路6と0系伝送路インタフェース50の間は0
系伝送路制御バス30で、ノード制御回路6と1系伝送路
インタフェース51の間は1系伝送路制御バス31で、それ
ぞれ接続されている。
系伝送路インタフェース51は、送信回路52、54と、障害
検出機能を持つ受信回路53、55とで構成され、また、ノ
ード制御回路6と0系伝送路インタフェース50の間は0
系伝送路制御バス30で、ノード制御回路6と1系伝送路
インタフェース51の間は1系伝送路制御バス31で、それ
ぞれ接続されている。
【0026】このLANでは、全てのデータを、図3の
(a)に示すSDH(同期デジタル・ハイアラーキ)フ
レームに構成して伝送路上を伝送している。このフレー
ム(第1のフレーム)は、ノード間の制御情報を伝送す
るオーバヘッド部(SOH)と、ループを周回する情報
を第2のフレームに構成して伝送するペイロード部とで
構成され、125μ秒(8kHz)の周期で伝送され
る。
(a)に示すSDH(同期デジタル・ハイアラーキ)フ
レームに構成して伝送路上を伝送している。このフレー
ム(第1のフレーム)は、ノード間の制御情報を伝送す
るオーバヘッド部(SOH)と、ループを周回する情報
を第2のフレームに構成して伝送するペイロード部とで
構成され、125μ秒(8kHz)の周期で伝送され
る。
【0027】SOHは、隣接ノード装置間で終端され、
SOH内の情報は各ノード装置で更新・再生成される。
SOH内の情報は各ノード装置で更新・再生成される。
【0028】ペイロード部分には、図3の(b)に示す
ように、ヘッダ部と、フレーム内の巡回符号による誤り
検査情報FCSと、8ビット(Bch)のタイム・スロ
ットとを集めて第2のフレームが構成される。第1のフ
レームと第2のフレームとは、8kHzの周波数同期が
取れている。
ように、ヘッダ部と、フレーム内の巡回符号による誤り
検査情報FCSと、8ビット(Bch)のタイム・スロ
ットとを集めて第2のフレームが構成される。第1のフ
レームと第2のフレームとは、8kHzの周波数同期が
取れている。
【0029】この第1のフレームと第2のフレームとの
位相関係は、図3の(c)に示すように、SOH内部の
ポインタによって指示される。したがって、1つのタイ
ム・スロットで64kビット/秒の通信、つまり電話回
線1本に相当する通信が可能となる。
位相関係は、図3の(c)に示すように、SOH内部の
ポインタによって指示される。したがって、1つのタイ
ム・スロットで64kビット/秒の通信、つまり電話回
線1本に相当する通信が可能となる。
【0030】また、隣接区間の伝送路上の第1のフレー
ム同士は8kHzの周波数同期が取れている。
ム同士は8kHzの周波数同期が取れている。
【0031】第1のフレームのSOH部分は、前記の位
相情報を示すポインタの他に、同期確立のためのA1/
A2、データ通信チャネルD1〜D12、STM識別C
1、オーダワイヤE1/E2、ユーザチャネルF1、ビ
ット誤り監視B1/B2、自動切り替え信号チャネルK
1/K2、予備Z1/Z2から構成される。この内のユ
ーザチャネルF1を用いて、伝送路障害情報が隣接ノー
ドに伝送される。
相情報を示すポインタの他に、同期確立のためのA1/
A2、データ通信チャネルD1〜D12、STM識別C
1、オーダワイヤE1/E2、ユーザチャネルF1、ビ
ット誤り監視B1/B2、自動切り替え信号チャネルK
1/K2、予備Z1/Z2から構成される。この内のユ
ーザチャネルF1を用いて、伝送路障害情報が隣接ノー
ドに伝送される。
【0032】この障害情報は、図4に示す1バイトのフ
ォーマットで表示される。最上位ビットは、障害発生を
表わし、障害検出中のときは1、正常のときは0とな
る。下位7ビットは、障害を検出したノード装置のノー
ド番号を表わし、0〜127のノード番号を格納するこ
とが可能である。伝送路に異常がないときには、障害情
報バイトは00hを伝送する。障害が発生したときは、
それを検出したノード装置が、最上位ビットに1を、下
位7ビットに自己のノード番号を格納し、この障害情報
を、障害が回復するまで、障害の発生した側の隣接ノー
ド装置に向けて送信し続ける。
ォーマットで表示される。最上位ビットは、障害発生を
表わし、障害検出中のときは1、正常のときは0とな
る。下位7ビットは、障害を検出したノード装置のノー
ド番号を表わし、0〜127のノード番号を格納するこ
とが可能である。伝送路に異常がないときには、障害情
報バイトは00hを伝送する。障害が発生したときは、
それを検出したノード装置が、最上位ビットに1を、下
位7ビットに自己のノード番号を格納し、この障害情報
を、障害が回復するまで、障害の発生した側の隣接ノー
ド装置に向けて送信し続ける。
【0033】図5は、障害情報に対応して、各ノード装
置の採るべき動作(伝送路制御)を規定したアルゴリズ
ムについて示している。この同図では、障害情報を次の
2項目に分類し、各項目の障害情報の組み合わせによっ
て、ノード装置の動作を規定している。 (1)自ノードの伝送路受信回路53、55で障害を検出し
たかどうかの情報 自ノードの受信側伝送路で障害が発生したかどうかの情
報であり、障害を検出した状態を、図5では、「自受信
側伝送路」の「異常」として表示している。 (2)次ノード装置で受信障害を検出したかどうかの情
報 隣接ノードが自ノードの伝送路送信出力に対して障害を
検出したかどうかの情報であり、障害を検出した場合
は、自ノードの送信側伝送路において障害の発生したこ
とを示している。この状態を、図5では、「自送信側伝
送路」の「異常」として表示している。
置の採るべき動作(伝送路制御)を規定したアルゴリズ
ムについて示している。この同図では、障害情報を次の
2項目に分類し、各項目の障害情報の組み合わせによっ
て、ノード装置の動作を規定している。 (1)自ノードの伝送路受信回路53、55で障害を検出し
たかどうかの情報 自ノードの受信側伝送路で障害が発生したかどうかの情
報であり、障害を検出した状態を、図5では、「自受信
側伝送路」の「異常」として表示している。 (2)次ノード装置で受信障害を検出したかどうかの情
報 隣接ノードが自ノードの伝送路送信出力に対して障害を
検出したかどうかの情報であり、障害を検出した場合
は、自ノードの送信側伝送路において障害の発生したこ
とを示している。この状態を、図5では、「自送信側伝
送路」の「異常」として表示している。
【0034】まず、全伝送路が正常な場合は、0系伝送
路10を運用に使用し、各ノード装置は、0系伝送路10に
対してデータの多重化/多重分離を行なう。
路10を運用に使用し、各ノード装置は、0系伝送路10に
対してデータの多重化/多重分離を行なう。
【0035】0系伝送路10または1系伝送路11のいずれ
かの箇所で障害が発生している場合は、ループ・バック
動作により障害を回避したループ状の伝送路を形成す
る。このとき、データの多重化/多重分離は、0系伝送
路10に対して行なう。0系伝送路10の受信側または1系
伝送路11の送信側で障害が発生しているノード装置は、
1系伝送路11の受信から0系伝送路10の送信にループ・
バックを行ない、1系伝送路11の受信側または0系伝送
路10の送信側で障害が発生しているノード装置は、0系
伝送路10の受信から1系伝送路11の送信にループ・バッ
クを行なう。
かの箇所で障害が発生している場合は、ループ・バック
動作により障害を回避したループ状の伝送路を形成す
る。このとき、データの多重化/多重分離は、0系伝送
路10に対して行なう。0系伝送路10の受信側または1系
伝送路11の送信側で障害が発生しているノード装置は、
1系伝送路11の受信から0系伝送路10の送信にループ・
バックを行ない、1系伝送路11の受信側または0系伝送
路10の送信側で障害が発生しているノード装置は、0系
伝送路10の受信から1系伝送路11の送信にループ・バッ
クを行なう。
【0036】0系および1系伝送路10、11の送信側に障
害が発生した場合、または0系および1系伝送路10、11
の受信側に障害が発生した場合は、そのノード装置は、
孤立し、ノード間の通信はできない。
害が発生した場合、または0系および1系伝送路10、11
の受信側に障害が発生した場合は、そのノード装置は、
孤立し、ノード間の通信はできない。
【0037】障害が自ノードの送信側の0系伝送路10で
発生している場合は、このノード装置は、0系伝送路10
下流の隣接ノード装置から、1系伝送路11を通じて障害
情報を受信することになる。このとき、このノード装置
は、0系伝送路10の受信から1系伝送路11の送信にルー
プバックを行なう。
発生している場合は、このノード装置は、0系伝送路10
下流の隣接ノード装置から、1系伝送路11を通じて障害
情報を受信することになる。このとき、このノード装置
は、0系伝送路10の受信から1系伝送路11の送信にルー
プバックを行なう。
【0038】また、障害が自ノードの送信側の1系伝送
路11で発生している場合は、このノード装置は、1系伝
送路11下流の隣接ノード装置から、0系伝送路10を通じ
て障害情報を受信することになる。このとき、このノー
ド装置は、1系伝送路11の受信から0系伝送路10の送信
にループバックを行なう。
路11で発生している場合は、このノード装置は、1系伝
送路11下流の隣接ノード装置から、0系伝送路10を通じ
て障害情報を受信することになる。このとき、このノー
ド装置は、1系伝送路11の受信から0系伝送路10の送信
にループバックを行なう。
【0039】また、自ノードで障害を検出している場合
は、必ず自ノードで正常系から障害検出系へのループバ
ックを行なう。
は、必ず自ノードで正常系から障害検出系へのループバ
ックを行なう。
【0040】さて、図1に示すLANに、以下の各状況
が発生したとする。 (1)運用中の0系伝送路10の1箇所で障害が発生 (2)0系伝送路10および1系伝送路11の同一の一箇所
に同時に障害が発生 このときに、実施例の伝送路制御方式にしたがって、L
ANがどのような動作をするか、について説明する。
が発生したとする。 (1)運用中の0系伝送路10の1箇所で障害が発生 (2)0系伝送路10および1系伝送路11の同一の一箇所
に同時に障害が発生 このときに、実施例の伝送路制御方式にしたがって、L
ANがどのような動作をするか、について説明する。
【0041】[(1)に対応する動作](図6) 図6の(a)に示すように、SN1とSN2との間の0
系伝送路10に障害が発生すると、SN2の0系伝送路受
信回路53は、受信レベル異常等によって伝送路障害を検
出し、0系伝送路制御バス30を通してノード制御回路6
に通知する。ノード制御回路6は、1系伝送路制御バス
31を介して、1系伝送路インタフェース51に伝送路障害
情報の送出を指示する。また、SN2のノード制御回路
6は、隣接ノード装置(SN1)に障害情報が伝達され
るために必要と見込まれる時間(保護時間)が経過した
後、ループバック回路71に対し、1系伝送路11から0系
伝送路10へのループバックの指示を行なう。
系伝送路10に障害が発生すると、SN2の0系伝送路受
信回路53は、受信レベル異常等によって伝送路障害を検
出し、0系伝送路制御バス30を通してノード制御回路6
に通知する。ノード制御回路6は、1系伝送路制御バス
31を介して、1系伝送路インタフェース51に伝送路障害
情報の送出を指示する。また、SN2のノード制御回路
6は、隣接ノード装置(SN1)に障害情報が伝達され
るために必要と見込まれる時間(保護時間)が経過した
後、ループバック回路71に対し、1系伝送路11から0系
伝送路10へのループバックの指示を行なう。
【0042】障害情報の送出の指示を受けた1系伝送路
インタフェース51は、隣接ノードSN1に対して、SO
Hの中の伝送路障害情報領域を用いて、伝送路障害の発
生と検出ノード番号とを知らせる障害情報の送出を開始
する。この障害情報の送出は、ノード制御回路6からの
解除指示があるまで継続される。
インタフェース51は、隣接ノードSN1に対して、SO
Hの中の伝送路障害情報領域を用いて、伝送路障害の発
生と検出ノード番号とを知らせる障害情報の送出を開始
する。この障害情報の送出は、ノード制御回路6からの
解除指示があるまで継続される。
【0043】伝送路障害情報を1系伝送路11から受信し
たSN1では、次のように動作をする。
たSN1では、次のように動作をする。
【0044】伝送路障害情報を受信した1系伝送路イン
タフェース51は、ノード制御回路6に障害情報を通知す
る。
タフェース51は、ノード制御回路6に障害情報を通知す
る。
【0045】ノード制御回路6では、障害検出ノードが
0系伝送路10下流のSN2であることを識別し、自ノー
ドの0系伝送路10の送信側で障害が発生したことを認識
して、図5に基づき、ループバック回路71に0系伝送路
10から1系伝送路11へのループバックを指示する。ルー
プバック回路71では、この指示に基づき、ループバック
を開始する(図6(b))。
0系伝送路10下流のSN2であることを識別し、自ノー
ドの0系伝送路10の送信側で障害が発生したことを認識
して、図5に基づき、ループバック回路71に0系伝送路
10から1系伝送路11へのループバックを指示する。ルー
プバック回路71では、この指示に基づき、ループバック
を開始する(図6(b))。
【0046】その他のノード装置は、障害情報が伝達さ
れないので、何の変更も行なわず、0系伝送路10の運用
を継続する。
れないので、何の変更も行なわず、0系伝送路10の運用
を継続する。
【0047】障害検出からループバック完了までの必要
時間は、最大でも、障害情報を隣接ノードに伝えるため
の伝達遅延時間(約125μ秒)に、1ノードが障害情
報を受信してからループバック動作を行なうまでに要す
る時間と、保護時間とを加えた時間となる。
時間は、最大でも、障害情報を隣接ノードに伝えるため
の伝達遅延時間(約125μ秒)に、1ノードが障害情
報を受信してからループバック動作を行なうまでに要す
る時間と、保護時間とを加えた時間となる。
【0048】[(2)に対応する動作](図7) 図7の(a)に示すように、0系伝送路10および1系伝
送路11の両系にSN1とSN2との間で障害が発生する
と、SN1の1系伝送路受信回路55およびSN2の0系
伝送路受信回路53は、受信レベル異常等によって伝送路
障害を検出し、それぞれのノード制御回路6にその旨を
通知する。
送路11の両系にSN1とSN2との間で障害が発生する
と、SN1の1系伝送路受信回路55およびSN2の0系
伝送路受信回路53は、受信レベル異常等によって伝送路
障害を検出し、それぞれのノード制御回路6にその旨を
通知する。
【0049】通知を受けたSN1のノード制御回路6
は、0系伝送路インタフェース50に1系伝送路11の障害
情報の送出を指示し、また、SN2のノード制御回路6
は、1系伝送路インタフェース51に0系伝送路10の障害
情報の送出を指示する。さらに、保護時間の経過後、S
N2のノード制御回路6は、図5のアルゴリズムに基づ
いて、ループバック回路71に対し、1系伝送路11から0
系伝送路10へのループバックを指示し、また、SN1の
ノード制御回路6は、ループバック回路71に対し、0系
伝送路10から1系伝送路11へのループバックを指示す
る。
は、0系伝送路インタフェース50に1系伝送路11の障害
情報の送出を指示し、また、SN2のノード制御回路6
は、1系伝送路インタフェース51に0系伝送路10の障害
情報の送出を指示する。さらに、保護時間の経過後、S
N2のノード制御回路6は、図5のアルゴリズムに基づ
いて、ループバック回路71に対し、1系伝送路11から0
系伝送路10へのループバックを指示し、また、SN1の
ノード制御回路6は、ループバック回路71に対し、0系
伝送路10から1系伝送路11へのループバックを指示す
る。
【0050】障害情報の送出の指示を受けたSN1の0
系伝送路インタフェース50は、SN2に対して、SOH
の中の伝送路障害情報領域を用いて、伝送路障害の発生
と検出ノード番号とを知らせる障害情報の送出を開始す
る(但し、障害のためSN2には伝達されない)。
系伝送路インタフェース50は、SN2に対して、SOH
の中の伝送路障害情報領域を用いて、伝送路障害の発生
と検出ノード番号とを知らせる障害情報の送出を開始す
る(但し、障害のためSN2には伝達されない)。
【0051】また、SN2の1系伝送路インタフェース
51は、SN1に対して、同じように伝送路障害の発生と
検出ノード番号とを知らせる障害情報の送出を開始する
(但し、障害のためSN1には伝達されない)。これら
の障害情報の送出は、ノード制御回路6からの解除指示
があるまで継続される。
51は、SN1に対して、同じように伝送路障害の発生と
検出ノード番号とを知らせる障害情報の送出を開始する
(但し、障害のためSN1には伝達されない)。これら
の障害情報の送出は、ノード制御回路6からの解除指示
があるまで継続される。
【0052】また、ループバックの指示を受けたSN1
およびSN2のループバック回路71は、指示にしたがっ
てループバックを開始する(図7(b))。
およびSN2のループバック回路71は、指示にしたがっ
てループバックを開始する(図7(b))。
【0053】障害検出からループ・バック完了までの必
要時間は、「(1)に対応する動作」の場合と同じであ
る。
要時間は、「(1)に対応する動作」の場合と同じであ
る。
【0054】このように、障害を検出したノード装置
は、その障害の発生した側の隣接するノード装置に向け
て障害情報を送信し、それと共に、自らループバック動
作を開始する。また、ノード装置が障害情報を受信した
ときは、自ら障害を検出していなくとも、ループバック
動作を開始する。これらの一連の動作により、障害が、
一方の系の伝送路に発生した場合でも、両方の系の伝送
路に発生した場合でも、また、ノード装置に障害が発生
した場合でも、ループバックが行なわれ、障害を回避し
たリング状の伝送路が設定される。
は、その障害の発生した側の隣接するノード装置に向け
て障害情報を送信し、それと共に、自らループバック動
作を開始する。また、ノード装置が障害情報を受信した
ときは、自ら障害を検出していなくとも、ループバック
動作を開始する。これらの一連の動作により、障害が、
一方の系の伝送路に発生した場合でも、両方の系の伝送
路に発生した場合でも、また、ノード装置に障害が発生
した場合でも、ループバックが行なわれ、障害を回避し
たリング状の伝送路が設定される。
【0055】なお、発生した障害が回復した場合には、
それまで障害を検出していたノード装置の伝送路受信回
路が受信レベルの回復、同期確立等によって伝送路障害
の回復を検出し、その旨をノード制御回路6に通知す
る。ノード制御回路6は、伝送路インタフェースに伝送
路障害情報の送出停止を指示すると共に、保護時間を経
過した後、ループバック回路71に対し、ループバック解
除を行なわせる。
それまで障害を検出していたノード装置の伝送路受信回
路が受信レベルの回復、同期確立等によって伝送路障害
の回復を検出し、その旨をノード制御回路6に通知す
る。ノード制御回路6は、伝送路インタフェースに伝送
路障害情報の送出停止を指示すると共に、保護時間を経
過した後、ループバック回路71に対し、ループバック解
除を行なわせる。
【0056】障害情報の送出停止の指示を受けた伝送路
インタフェースは、隣接ノードに送出していた伝送路障
害情報を停止し、SOHの中の伝送路障害情報領域に0
0hを入れたSDHフレームを送出する。このフレーム
を受信した隣接ノードでは、ループバックを解除し、初
期状態に戻る。
インタフェースは、隣接ノードに送出していた伝送路障
害情報を停止し、SOHの中の伝送路障害情報領域に0
0hを入れたSDHフレームを送出する。このフレーム
を受信した隣接ノードでは、ループバックを解除し、初
期状態に戻る。
【0057】これらのループ制御は、SNの自律的動作
として行なわれるため、MNとの通信が障害のために途
絶えたSNでも、ループバックの形成に支障はない。
として行なわれるため、MNとの通信が障害のために途
絶えたSNでも、ループバックの形成に支障はない。
【0058】そのため、図8に示すように、複数の異な
る箇所で多重障害が発生した場合でも、各障害と隣り合
うノード装置(SN1とSN2、SN4とSN5)にお
いて、それぞれ、自律的にループバック制御が行なわ
れ、複数のリング状伝送路が確保される。この結果、M
Nとの通信路が絶たれたSN2、SN3、SN4におい
ても、それらの間を結ぶ通信路が形成され、これらの間
での通信が可能となる。
る箇所で多重障害が発生した場合でも、各障害と隣り合
うノード装置(SN1とSN2、SN4とSN5)にお
いて、それぞれ、自律的にループバック制御が行なわ
れ、複数のリング状伝送路が確保される。この結果、M
Nとの通信路が絶たれたSN2、SN3、SN4におい
ても、それらの間を結ぶ通信路が形成され、これらの間
での通信が可能となる。
【0059】また、障害情報の伝送は、いずれの場合で
も、隣接ノードに伝えられるだけであるから、ループバ
ック完了までに多くの時間を必要としない。
も、隣接ノードに伝えられるだけであるから、ループバ
ック完了までに多くの時間を必要としない。
【0060】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の2重ループ型通信装置の伝送路制御方式で
は、高速でのループ制御が可能である。
に、本発明の2重ループ型通信装置の伝送路制御方式で
は、高速でのループ制御が可能である。
【0061】また、障害の発生によりMNとの通信路が
途絶えたSN間においても、通信路を確保することがで
きる。
途絶えたSN間においても、通信路を確保することがで
きる。
【図1】本発明の実施例の伝送路制御方式を実施するL
ANの構成図、
ANの構成図、
【図2】同伝送路制御方式を実施するノード装置の構成
図、
図、
【図3】同伝送路制御方式において使用する隣接ノード
間フレーム(a)と、ループ周回フレーム(b)と、隣
接フレーム内の周回フレーム・マッピング(c)とを表
わす図、
間フレーム(a)と、ループ周回フレーム(b)と、隣
接フレーム内の周回フレーム・マッピング(c)とを表
わす図、
【図4】同伝送路制御方式において使用する障害情報フ
ォーマットを表わす図、
ォーマットを表わす図、
【図5】同伝送路制御方式におけるループ制御アルゴリ
ズムを表わす図、
ズムを表わす図、
【図6】同伝送路制御方式において、0系障害発生状態
(a)と、ループバック制御状態(b)とを表わす図、
(a)と、ループバック制御状態(b)とを表わす図、
【図7】同伝送路制御方式において、両系障害発生状態
(a)と、ループバック制御状態(b)とを表わす図、
(a)と、ループバック制御状態(b)とを表わす図、
【図8】同伝送路制御方式において、多重障害発生に対
するループバック制御状態を表わす図、
するループバック制御状態を表わす図、
【図9】従来の伝送路制御方式を実施するLANの構成
図、
図、
【図10】従来のノード装置の構成図、
【図11】従来の伝送路制御方式において、0系障害発
生状態(a)と、障害検出状態(b)と、ループバック
指示状態(c)と、ループバック制御状態(d)とを表
わす図、
生状態(a)と、障害検出状態(b)と、ループバック
指示状態(c)と、ループバック制御状態(d)とを表
わす図、
【図12】従来の伝送路制御方式において、両系障害発
生状態(a)と、障害検出状態(b)とを表わす図、
生状態(a)と、障害検出状態(b)とを表わす図、
【図13】従来の伝送路制御方式において、多重障害発
生状態を表わす図である。
生状態を表わす図である。
MN マスタ・ノード装置 SN1〜SN5 スレーブ・ノード装置 10 0系伝送路 11 1系伝送路 2 ユーザ情報用の論理通信路 3 制御情報用の論理通信路 30 0系伝送路制御バス 31 1系伝送路制御バス 4 多重化制御バス 50 0系伝送路インタフェース 51 1系伝送路インタフェース 52 0系伝送路送信回路 53 0系伝送路受信回路 54 1系伝送路送信回路 55 1系伝送路受信回路 6 ノード制御回路 71 ループバック回路 72 多重化/多重分離回路 8 回線インタフェース 90 保守用端末 91 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富岡 健 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 相互に逆方向にデータを伝送する2重伝
送路によって複数のノード装置を接続した2重ループ型
通信装置の伝送路制御方式において、 前記通信装置に障害が発生したとき、該障害を検出した
ノード装置に、障害の発生を知らせる障害情報を前記障
害の発生した側の隣接ノード装置に送出する動作と、ル
ープバック動作とを自律的に行なわせ、 前記障害情報を受信したノード装置に、ループバック動
作を自律的に行なわせることを特徴とする2重ループ型
通信装置の伝送路制御方式。 - 【請求項2】 前記障害を検出したノード装置に、障害
の回復まで、前記障害情報の送出を継続させることを特
徴とする請求項1に記載の2重ループ型通信装置の伝送
路制御方式。 - 【請求項3】 前記障害情報の伝達のために、SDH
(同期デジタル・ハイアラーキ)のSOH(セクション
・オーバ・ヘッド)を用いることを特徴とする請求項1
または2に記載の2重ループ型通信装置の伝送路制御方
式。 - 【請求項4】 前記障害を検出したノード装置が、前記
障害の検出から、ループバック動作の開始までに、前記
障害情報を隣接ノード装置に伝達するために要する時間
以上の時間間隔を空けることを特徴とする請求項1乃至
3に記載の2重ループ型通信装置の伝送路制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4092337A JPH05268235A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 2重ループ型通信装置の伝送路制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4092337A JPH05268235A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 2重ループ型通信装置の伝送路制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05268235A true JPH05268235A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=14051585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4092337A Pending JPH05268235A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 2重ループ型通信装置の伝送路制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05268235A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07212386A (ja) * | 1994-01-10 | 1995-08-11 | Fujitsu Ltd | 信号線切替え回路 |
US7385918B2 (en) | 2002-02-13 | 2008-06-10 | Nec Corporation | Packet protection method and transmission device in ring network, and program therefor |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP4092337A patent/JPH05268235A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07212386A (ja) * | 1994-01-10 | 1995-08-11 | Fujitsu Ltd | 信号線切替え回路 |
US7385918B2 (en) | 2002-02-13 | 2008-06-10 | Nec Corporation | Packet protection method and transmission device in ring network, and program therefor |
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