JP2001358736A - リング型ネットワークシステム - Google Patents
リング型ネットワークシステムInfo
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- JP2001358736A JP2001358736A JP2000179217A JP2000179217A JP2001358736A JP 2001358736 A JP2001358736 A JP 2001358736A JP 2000179217 A JP2000179217 A JP 2000179217A JP 2000179217 A JP2000179217 A JP 2000179217A JP 2001358736 A JP2001358736 A JP 2001358736A
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一方の通信経路やマスタノードに障害が発生
した場合でも、マスタノードを変更して通信を確保でき
るようにする。 【解決手段】 ノード110〜113の内から、次のよ
うにしてマスタノードを決定する。最初に、各ノード
は、予め設定された自ノードのノード優先順位を0系及
び1系伝送路を介して次ノードに送る。ノード優先順位
を受信した次ノードは、受信したノード優先順位よりも
自ノードのノード優先順位の方が高い場合自ノードのノ
ード優先順位を次ノードに送り、低い場合は受信したノ
ード優先順位をそのまま送る。自ノードのノード優先順
位の方が高い場合が所定回続けば自ノードを仮マスタノ
ードとし、0系、1系とも仮マスタノードのとき当該ノ
ードをマスタノードとする。通信経路やマスタノードに
障害が発生しても、健全なノード中のノード優先順位が
最も高いものがマスタノードとなり通信が確保される。
した場合でも、マスタノードを変更して通信を確保でき
るようにする。 【解決手段】 ノード110〜113の内から、次のよ
うにしてマスタノードを決定する。最初に、各ノード
は、予め設定された自ノードのノード優先順位を0系及
び1系伝送路を介して次ノードに送る。ノード優先順位
を受信した次ノードは、受信したノード優先順位よりも
自ノードのノード優先順位の方が高い場合自ノードのノ
ード優先順位を次ノードに送り、低い場合は受信したノ
ード優先順位をそのまま送る。自ノードのノード優先順
位の方が高い場合が所定回続けば自ノードを仮マスタノ
ードとし、0系、1系とも仮マスタノードのとき当該ノ
ードをマスタノードとする。通信経路やマスタノードに
障害が発生しても、健全なノード中のノード優先順位が
最も高いものがマスタノードとなり通信が確保される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リング型ネット
ワークシステムの改良に関する。
ワークシステムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】非同期型ディジタル通信方式のリング型
ネットワークシステムでは、上りの0系回線と下りの1
系回線が異なっているために、伝送路障害等によって入
力信号断となった場合にはもう一方の信号から抽出した
クロック信号を使用することができるので、特に問題が
生じることはなかった。
ネットワークシステムでは、上りの0系回線と下りの1
系回線が異なっているために、伝送路障害等によって入
力信号断となった場合にはもう一方の信号から抽出した
クロック信号を使用することができるので、特に問題が
生じることはなかった。
【0003】ところが、同期型ディジタル通信方式の場
合、1個のクロックマスタノード(以下、マスタノード
という)と複数のクロックスレーブノード(以下、スレ
ーブノードという)とが0系伝送路と1系伝送路との二
重化された伝送路を介してリング状に接続されており、
0系伝送路と1系伝送路とを同一のクロック信号で動作
させている。このような従来の技術は、例えば特開平5
−252180号公報に示されている。この公報では、
1箇所の障害に対するクロック切替方式が開示されてい
るが、2箇所の障害やリング分断には対応できなかっ
た。
合、1個のクロックマスタノード(以下、マスタノード
という)と複数のクロックスレーブノード(以下、スレ
ーブノードという)とが0系伝送路と1系伝送路との二
重化された伝送路を介してリング状に接続されており、
0系伝送路と1系伝送路とを同一のクロック信号で動作
させている。このような従来の技術は、例えば特開平5
−252180号公報に示されている。この公報では、
1箇所の障害に対するクロック切替方式が開示されてい
るが、2箇所の障害やリング分断には対応できなかっ
た。
【0004】以下、図17及び図18により、このよう
な従来の技術を説明する。図17はリング型ネットワー
クシステムのブロック構成図、図18はリング型ネット
ワークシステムを説明するためのブロック図である。図
17及び図18において、マスタノード1とスレーブノ
ード2〜4が、0系伝送路j10,j20,j30,j
40によって時計回りにリング状に接続され、1系伝送
路j11,j21,j31,j41によって反時計回り
にリング状に接続されている。なお、マスタノード1
は、マスタクロック発信器6と接続されており、このク
ロック信号に同期するようにされている。
な従来の技術を説明する。図17はリング型ネットワー
クシステムのブロック構成図、図18はリング型ネット
ワークシステムを説明するためのブロック図である。図
17及び図18において、マスタノード1とスレーブノ
ード2〜4が、0系伝送路j10,j20,j30,j
40によって時計回りにリング状に接続され、1系伝送
路j11,j21,j31,j41によって反時計回り
にリング状に接続されている。なお、マスタノード1
は、マスタクロック発信器6と接続されており、このク
ロック信号に同期するようにされている。
【0005】0系回線j20において伝送路障害Aが発
生すると、スレーブノード3では入力断情報Pを検出す
る。この入力断情報Pにて直ちにスレーブノード2へ送
出する1系回線j31の信号を止める。スレーブノード
2では下り回線j31の信号が止まるので入力断情報Q
を検出し、オーバヘッド信号等を使用してマスタノード
1に伝送路障害を通報する。
生すると、スレーブノード3では入力断情報Pを検出す
る。この入力断情報Pにて直ちにスレーブノード2へ送
出する1系回線j31の信号を止める。スレーブノード
2では下り回線j31の信号が止まるので入力断情報Q
を検出し、オーバヘッド信号等を使用してマスタノード
1に伝送路障害を通報する。
【0006】マスタノード1では、スレーブノード4に
向けて1系回線jllと通してクロック切替信号Rを送
出する。スレーブノード4では、切替信号Rを受信する
と、クロック信号を1系回線j11から抽出された信号
に切り替えて、スレーブノード4内部を動作させ、この
後にスレーブノード3に向けてクロック切替信号Sを送
出するとともに切り替え完了信号Uをマスタノード1に
向けて送る。
向けて1系回線jllと通してクロック切替信号Rを送
出する。スレーブノード4では、切替信号Rを受信する
と、クロック信号を1系回線j11から抽出された信号
に切り替えて、スレーブノード4内部を動作させ、この
後にスレーブノード3に向けてクロック切替信号Sを送
出するとともに切り替え完了信号Uをマスタノード1に
向けて送る。
【0007】マスタノード1では、スレーブノード4か
らの切替完了信号Uを受信すると、マスタノード1より
送出している切替信号Rを止める。スレーブノード4か
ら送信している切替信号Sはスレーブノード3からの切
替完了信号Vを受信後に送信が止められる。以上のよう
な順序で順次障害のあるスレーブノードまで切替信号の
送信が行われる。
らの切替完了信号Uを受信すると、マスタノード1より
送出している切替信号Rを止める。スレーブノード4か
ら送信している切替信号Sはスレーブノード3からの切
替完了信号Vを受信後に送信が止められる。以上のよう
な順序で順次障害のあるスレーブノードまで切替信号の
送信が行われる。
【0008】以上のように、伝送路障害が発生するとマ
スタノード1に通知され、マスタノード1は、反時計回
りに切替信号を発する。切替信号を受信したスレーブノ
ードはクロック信号を切替えた後に反時計回りで下流に
ある次のスレーブノードに向けて切替信号を送出すると
同時に、マスタノード1に向けて切替完了信号を送出す
る。マスタノード1は、この切替完了信号で切替信号を
送出するのを止める。また切り戻しの場合にはマスタ局
から時計回りに上記切替と同様の方法で行われる。
スタノード1に通知され、マスタノード1は、反時計回
りに切替信号を発する。切替信号を受信したスレーブノ
ードはクロック信号を切替えた後に反時計回りで下流に
ある次のスレーブノードに向けて切替信号を送出すると
同時に、マスタノード1に向けて切替完了信号を送出す
る。マスタノード1は、この切替完了信号で切替信号を
送出するのを止める。また切り戻しの場合にはマスタ局
から時計回りに上記切替と同様の方法で行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のクロック切替方
式では、マスタノード1が停電等で障害になった場合、
スレーブノード2〜4の通信は全て停止すると言う問題
点があった。また、伝送路障害Aにより、1系回線j3
1に障害が無い場合でも1系回線j31の通信を停止す
る。そのため、0系回線j20の障害に加え、0系回線
j30に障害が発生した場合などには、スレーブノード
3の通信は1系回線が正常であるにも拘わらず、遮断さ
れるという問題点があった。
式では、マスタノード1が停電等で障害になった場合、
スレーブノード2〜4の通信は全て停止すると言う問題
点があった。また、伝送路障害Aにより、1系回線j3
1に障害が無い場合でも1系回線j31の通信を停止す
る。そのため、0系回線j20の障害に加え、0系回線
j30に障害が発生した場合などには、スレーブノード
3の通信は1系回線が正常であるにも拘わらず、遮断さ
れるという問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、マスタノードの設定の変更が容
易で、2重の障害の場合でも健全な通信経路があれば通
信を確保できるとともに、マスタノードの障害の場合で
もマスタノードを変更することにより通信を確保できる
リング型ネットワークシステムを得ることを目的とす
る。
ためになされたもので、マスタノードの設定の変更が容
易で、2重の障害の場合でも健全な通信経路があれば通
信を確保できるとともに、マスタノードの障害の場合で
もマスタノードを変更することにより通信を確保できる
リング型ネットワークシステムを得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の、二重化された伝送路により複数のノード
がリング状に接続され複数のノードのうちの一つがクロ
ックマスタノードとして動作し他のノードがクロックス
レーブノードとして動作し伝送路に情報が伝送されるリ
ング型ネットワークシステムにおいて、各ノードに、自
ノードのノード優先順位を設定するノード優先順位設定
部とノード優先順位設定部により設定されたノード優先
順位の情報を情報に多重し各伝送路に送出する順位情報
生成部と、各伝送路から情報を受信しノード優先順位の
情報を抽出するノード優先順位抽出部と、ノード優先順
位設定部により設定された自ノードのノード優先順位と
ノード優先順位抽出部により抽出されたノード優先順位
の情報とを比較し両伝送路とも自ノードの優先順位が高
い場合に自ノードをクロックマスタノードとしその他の
ノードをクロックスレーブノードとするノード優先順位
決定部と、を設けたことを特徴とする。予めノード優先
順位設定部によりノード優先順位番号を設定することに
より、マスタノードをどのノードにするかを容易に設定
することができる。また、あるノードが、ノード優先順
位番号が最も高く設定されておりマスタノードとして動
作していたとき、このノードが故障した場合に残りの健
全なノードのうちのノード優先順位が最も高いノードが
マスタノードとして動作する。従って、マスタクロック
が供給されなくなって、全体が停止してしまうおそれが
ない。
に、本発明の、二重化された伝送路により複数のノード
がリング状に接続され複数のノードのうちの一つがクロ
ックマスタノードとして動作し他のノードがクロックス
レーブノードとして動作し伝送路に情報が伝送されるリ
ング型ネットワークシステムにおいて、各ノードに、自
ノードのノード優先順位を設定するノード優先順位設定
部とノード優先順位設定部により設定されたノード優先
順位の情報を情報に多重し各伝送路に送出する順位情報
生成部と、各伝送路から情報を受信しノード優先順位の
情報を抽出するノード優先順位抽出部と、ノード優先順
位設定部により設定された自ノードのノード優先順位と
ノード優先順位抽出部により抽出されたノード優先順位
の情報とを比較し両伝送路とも自ノードの優先順位が高
い場合に自ノードをクロックマスタノードとしその他の
ノードをクロックスレーブノードとするノード優先順位
決定部と、を設けたことを特徴とする。予めノード優先
順位設定部によりノード優先順位番号を設定することに
より、マスタノードをどのノードにするかを容易に設定
することができる。また、あるノードが、ノード優先順
位番号が最も高く設定されておりマスタノードとして動
作していたとき、このノードが故障した場合に残りの健
全なノードのうちのノード優先順位が最も高いノードが
マスタノードとして動作する。従って、マスタクロック
が供給されなくなって、全体が停止してしまうおそれが
ない。
【0012】そして、各ノードのノード優先順位をソフ
トウェア処理により設定するネットワーク管理手段が設
けられたものであって、各ノードのノード優先順位設定
部はネットワーク管理手段により設定された各ノードの
優先順位に従い自ノードの優先順位を設定するものであ
ることを特徴とする。管理装置によりノード優先順位番
号を設定でき、作業性が良くなる。
トウェア処理により設定するネットワーク管理手段が設
けられたものであって、各ノードのノード優先順位設定
部はネットワーク管理手段により設定された各ノードの
優先順位に従い自ノードの優先順位を設定するものであ
ることを特徴とする。管理装置によりノード優先順位番
号を設定でき、作業性が良くなる。
【0013】さらに、複数のノードのうちの一つにクロ
ック同期装置からのクロック信号が入力されるクロック
入力部が設けられたものであって、クロック入力部が設
けられたノードのノード優先順位が最も高く設定されク
ロック信号が正常な場合には当該クロック入力部が設け
られたノードがクロックマスタノードとして動作するも
のであることを特徴とする。その外部クロックを有する
ノードが優先的にクロックマスタノードに決定されるの
で、より高い精度の外部クロックをマスタクロックに使
用できる。
ック同期装置からのクロック信号が入力されるクロック
入力部が設けられたものであって、クロック入力部が設
けられたノードのノード優先順位が最も高く設定されク
ロック信号が正常な場合には当該クロック入力部が設け
られたノードがクロックマスタノードとして動作するも
のであることを特徴とする。その外部クロックを有する
ノードが優先的にクロックマスタノードに決定されるの
で、より高い精度の外部クロックをマスタクロックに使
用できる。
【0014】また、クロック入力部は二重化されたもの
であって、この二重化されたクロック信号の少なくとも
一方が正常な場合には当該クロック入力部が設けられた
ノードがクロックマスタノードとして動作するものであ
ることを特徴とする。クロック入力部を二重化すること
で、クロック入力の信頼性が一層高くなる。
であって、この二重化されたクロック信号の少なくとも
一方が正常な場合には当該クロック入力部が設けられた
ノードがクロックマスタノードとして動作するものであ
ることを特徴とする。クロック入力部を二重化すること
で、クロック入力の信頼性が一層高くなる。
【0015】そして、各ノードは、二重化された伝送路
の障害をそれぞれ検出するとともに検出した障害を上流
障害情報として次のノードに伝える障害情報送出手段
と、上流障害情報を受信した場合障害が検出されていな
い方の伝送路のクロックを使用するとともに上流障害情
報をさらにその次のノードに伝えるように処理する障害
処理手段とが設けられたものであることを特徴とする。
一方の系に多重の障害が発生しても、他方の系のリング
ネットワークに障害が無ければ、各ノードのクロック系
統が当該障害のない他方の系に変更され、全ノード間の
通信が確保される。
の障害をそれぞれ検出するとともに検出した障害を上流
障害情報として次のノードに伝える障害情報送出手段
と、上流障害情報を受信した場合障害が検出されていな
い方の伝送路のクロックを使用するとともに上流障害情
報をさらにその次のノードに伝えるように処理する障害
処理手段とが設けられたものであることを特徴とする。
一方の系に多重の障害が発生しても、他方の系のリング
ネットワークに障害が無ければ、各ノードのクロック系
統が当該障害のない他方の系に変更され、全ノード間の
通信が確保される。
【0016】さらに、各ノードは、自ノードがクロック
マスタノードとして動作しているときに二重化された伝
送路の一方の系の上流障害情報が自ノードを通過した場
合にこの上流障害信号を仮上流障害情報に変換し、自ノ
ードが障害を検出しているときに仮上流障害情報が自ノ
ードを通過した場合にこの仮上流障害情報を変換仮上流
障害情報に変える情報変換手段が設けられたものであっ
て、障害情報送出手段は変換された仮上流障害情報及び
変換仮上流障害情報を次のノードに伝えるものであり、
障害処理手段は変換仮上流障害情報を受信した場合は上
流のノードとの通信を遮断し上流障害情報を受信した場
合は当該障害を受信した系とは別の系のクロックを使用
し仮上流障害情報を受信した場合は当該障害を受信した
系のクロックを使用するように処理するものであること
を特徴とする。一方の系に多重の障害が発生しても、他
方の系のリングネットワークに障害が無ければ、各ノー
ドのクロック系統が当該障害のない他方の系に変更さ
れ、全ノード間の通信が確保される。また、異なる系に
多重の障害が発生してもリングを分断してそれぞれのリ
ングネットワークにクロックマスタノードが設定される
ので、各々のクロックマスタノードにつながるノード間
では通信を確保することができ、より障害による通信停
止を少なくすることができる。
マスタノードとして動作しているときに二重化された伝
送路の一方の系の上流障害情報が自ノードを通過した場
合にこの上流障害信号を仮上流障害情報に変換し、自ノ
ードが障害を検出しているときに仮上流障害情報が自ノ
ードを通過した場合にこの仮上流障害情報を変換仮上流
障害情報に変える情報変換手段が設けられたものであっ
て、障害情報送出手段は変換された仮上流障害情報及び
変換仮上流障害情報を次のノードに伝えるものであり、
障害処理手段は変換仮上流障害情報を受信した場合は上
流のノードとの通信を遮断し上流障害情報を受信した場
合は当該障害を受信した系とは別の系のクロックを使用
し仮上流障害情報を受信した場合は当該障害を受信した
系のクロックを使用するように処理するものであること
を特徴とする。一方の系に多重の障害が発生しても、他
方の系のリングネットワークに障害が無ければ、各ノー
ドのクロック系統が当該障害のない他方の系に変更さ
れ、全ノード間の通信が確保される。また、異なる系に
多重の障害が発生してもリングを分断してそれぞれのリ
ングネットワークにクロックマスタノードが設定される
ので、各々のクロックマスタノードにつながるノード間
では通信を確保することができ、より障害による通信停
止を少なくすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の一形態を、図1〜図5により説明する。図1は、
リング型ネットワークシステムを示すシステム構成図で
ある。図2は、リング内のデータ伝送に用いられるフレ
ームを示す概念図である。図3は、リング型ネットワー
クシステムの構成を示すブロック構成図である。図4
は、Z4バイト比較部の構成を示すブロック図である。
図5は、各ノードにおけるノード優先順位番号の比較手
順を示すフローチャートである。
実施の一形態を、図1〜図5により説明する。図1は、
リング型ネットワークシステムを示すシステム構成図で
ある。図2は、リング内のデータ伝送に用いられるフレ
ームを示す概念図である。図3は、リング型ネットワー
クシステムの構成を示すブロック構成図である。図4
は、Z4バイト比較部の構成を示すブロック図である。
図5は、各ノードにおけるノード優先順位番号の比較手
順を示すフローチャートである。
【0018】図1において、110,111,112,
113はノードであり、これらは0系伝送路1及び1系
伝送路2でリング状に結ばれている。なお、ノード11
0,111,112,113のうちの一つがマスタノー
ドとして動作し、残りの三つがスレーブノードとして動
作する。
113はノードであり、これらは0系伝送路1及び1系
伝送路2でリング状に結ばれている。なお、ノード11
0,111,112,113のうちの一つがマスタノー
ドとして動作し、残りの三つがスレーブノードとして動
作する。
【0019】20は、端末回線IF(端末回線インタフ
エース)であり、各ノード110,112にそれぞれ設
けられたITU−T(Internatinal Te
lcommunication Union:国際電気
通信連合)規格G−703等の基準に応じたものであ
る。21は回線伝送路、22はTDM(Time De
vision Multiplexer:多重化装置)
である。
エース)であり、各ノード110,112にそれぞれ設
けられたITU−T(Internatinal Te
lcommunication Union:国際電気
通信連合)規格G−703等の基準に応じたものであ
る。21は回線伝送路、22はTDM(Time De
vision Multiplexer:多重化装置)
である。
【0020】各ノード110,112の各端末回線IF
20は、それぞれ回線伝送路21を介してTDM22に
接続されている。32はZ4バイト受信比較部であり、
各ノード110,111,112,113に設けられて
いる。なお、図示していないが、ノード111,113
にも、端末回線IF20と同様の端末回線IFが設けら
れており、回線伝送路を介してTDMに接続されてい
る。
20は、それぞれ回線伝送路21を介してTDM22に
接続されている。32はZ4バイト受信比較部であり、
各ノード110,111,112,113に設けられて
いる。なお、図示していないが、ノード111,113
にも、端末回線IF20と同様の端末回線IFが設けら
れており、回線伝送路を介してTDMに接続されてい
る。
【0021】図2は、リング内のデータ伝送に用いられ
るフレームを示す概念図である。この図2全体でSTM
−1フレーム(Syncronized Trans
Mode−1フレーム)を示し、このSTM−1フレー
ムには端末回線IF20からのデータを直接多重可能な
1個のVC−4フレームが設けられている。また、ST
M−1フレームは、270バイト×9行のタイムスロッ
トから成る。SOHは、9バイト×9行のタイムスロッ
トから成るセクションオーバヘッド(SECTION
OVER HEAD)であり、同期及び制御等のための
固定した値が設定されるチャネルである。
るフレームを示す概念図である。この図2全体でSTM
−1フレーム(Syncronized Trans
Mode−1フレーム)を示し、このSTM−1フレー
ムには端末回線IF20からのデータを直接多重可能な
1個のVC−4フレームが設けられている。また、ST
M−1フレームは、270バイト×9行のタイムスロッ
トから成る。SOHは、9バイト×9行のタイムスロッ
トから成るセクションオーバヘッド(SECTION
OVER HEAD)であり、同期及び制御等のための
固定した値が設定されるチャネルである。
【0022】また、POHは、1バイト×9行のタイム
スロットから成るパスオーバヘッド(PASS OVE
R HEAD)であり、ユーザが自由に利用できるユー
ザチャネルを有する。この実施の形態では、このパスオ
ーバヘッドの第1のユーザチャネルであるZ4バイトに
基準に応じたフレーム番号を設定するものである。例え
ば、STM−1フレームのVC−4フレームのZ4バイ
トには、VC−4フレーム順に0〜7Fhのクロックマ
スタ優先順位番号を設定する。
スロットから成るパスオーバヘッド(PASS OVE
R HEAD)であり、ユーザが自由に利用できるユー
ザチャネルを有する。この実施の形態では、このパスオ
ーバヘッドの第1のユーザチャネルであるZ4バイトに
基準に応じたフレーム番号を設定するものである。例え
ば、STM−1フレームのVC−4フレームのZ4バイ
トには、VC−4フレーム順に0〜7Fhのクロックマ
スタ優先順位番号を設定する。
【0023】次に、図3において、50はノードに受信
されたデータのSTM−1フレームの同期を取るSTM
−1フレーム同期検出部である。51はSOHの解析を
行うSOH終端部、52はPOHの解析を行うPOH終
端部である。56,57は端末回線インタフエースであ
り、図1の端末回線IF20に相当するものである。
されたデータのSTM−1フレームの同期を取るSTM
−1フレーム同期検出部である。51はSOHの解析を
行うSOH終端部、52はPOHの解析を行うPOH終
端部である。56,57は端末回線インタフエースであ
り、図1の端末回線IF20に相当するものである。
【0024】59はPOHの生成を行うPOH生成部で
ある。62は、受信したVC−4フレームのZ4バイト
からノード優先順位番号を抽出するノード優先順位抽出
部としてのZ4バイト抽出部である。60はSOHの付
加を行うSOH付加部、61はSTM−1フレームを送
信するSTM−1フレーム同期パタン付加部である。な
お、POH生成部59、SOH付加部60、及びSTM
−1フレーム同期パタン付加部61により、フレーム生
成部を構成する。
ある。62は、受信したVC−4フレームのZ4バイト
からノード優先順位番号を抽出するノード優先順位抽出
部としてのZ4バイト抽出部である。60はSOHの付
加を行うSOH付加部、61はSTM−1フレームを送
信するSTM−1フレーム同期パタン付加部である。な
お、POH生成部59、SOH付加部60、及びSTM
−1フレーム同期パタン付加部61により、フレーム生
成部を構成する。
【0025】63は、自ノードのノード優先順位番号を
設定するノード優先順位設定部であり、例えばディップ
スイッチを用いる。64は、Z4バイトから抽出された
ノード優先順位番号と設定されたノード優先順位番号と
を比較するノード優先順位比較部としてのZ4バイト比
較部である。65はクロック選択部、66はマスタクロ
ック生成部、67はクロック再生部である。クロック選
択部65は、マスタクロック生成部66で生成されたク
ロックすなわち自ノードのクロックと、他のノードから
送られてきてクロック再生部66で再生された他のノー
ドのクロックと、のいずれか一方を選択する。
設定するノード優先順位設定部であり、例えばディップ
スイッチを用いる。64は、Z4バイトから抽出された
ノード優先順位番号と設定されたノード優先順位番号と
を比較するノード優先順位比較部としてのZ4バイト比
較部である。65はクロック選択部、66はマスタクロ
ック生成部、67はクロック再生部である。クロック選
択部65は、マスタクロック生成部66で生成されたク
ロックすなわち自ノードのクロックと、他のノードから
送られてきてクロック再生部66で再生された他のノー
ドのクロックと、のいずれか一方を選択する。
【0026】次に動作について説明する。図1におい
て、TDM22により時分割多重されたディジタルデー
タは、回線伝送路21を通り端末回線IF20で終端さ
れる。各ノード110〜113のうち、いずれか1つが
マスタノードとして動作し、残りはスレーブノードとし
て動作することになるが、立ち上げ直後は全てのノード
110〜113が自ノードのクロックで動作する。
て、TDM22により時分割多重されたディジタルデー
タは、回線伝送路21を通り端末回線IF20で終端さ
れる。各ノード110〜113のうち、いずれか1つが
マスタノードとして動作し、残りはスレーブノードとし
て動作することになるが、立ち上げ直後は全てのノード
110〜113が自ノードのクロックで動作する。
【0027】各ノード110〜113は、自らのタイミ
ングで0〜255のノード優先順位番号をPOHのZ4
バイト(図2参照)に多重する。ここで、ノード優先順
位番号は、小さい方が優先順位が高いものとする。各ノ
ードにおいては隣接するノードから受信したZ4バイト
のノード優先順位番号と予めノード優先順位設定部63
により設定された自ノードのノード優先順位番号とを比
較する。
ングで0〜255のノード優先順位番号をPOHのZ4
バイト(図2参照)に多重する。ここで、ノード優先順
位番号は、小さい方が優先順位が高いものとする。各ノ
ードにおいては隣接するノードから受信したZ4バイト
のノード優先順位番号と予めノード優先順位設定部63
により設定された自ノードのノード優先順位番号とを比
較する。
【0028】その比較手順のを図4のブロック構成図及
び図5のフローチャートを参照しながら説明する。ステ
ップS1において、Z4バイト抽出部62はPOHのZ
4バイトからノード優先順位番号Mを抽出する。ステッ
プS2において、Z4バイト比較部64は、その抽出さ
れたノード優先順位番号Mとノード優先順位設定部63
において予め設定されたノード優先順位番号Nとを比較
する。
び図5のフローチャートを参照しながら説明する。ステ
ップS1において、Z4バイト抽出部62はPOHのZ
4バイトからノード優先順位番号Mを抽出する。ステッ
プS2において、Z4バイト比較部64は、その抽出さ
れたノード優先順位番号Mとノード優先順位設定部63
において予め設定されたノード優先順位番号Nとを比較
する。
【0029】ステップS2において、Z4バイトから抽
出したノード優先順位番号Mの方が大きい場合は、ステ
ップS3においてノード優先順位設定部63により設定
されたノード優先順位番号NをPOH生成部59におい
てZ4バイトに多重し、ステップS4において、カウン
タの計数値nに1を加えステップS5へ行く。
出したノード優先順位番号Mの方が大きい場合は、ステ
ップS3においてノード優先順位設定部63により設定
されたノード優先順位番号NをPOH生成部59におい
てZ4バイトに多重し、ステップS4において、カウン
タの計数値nに1を加えステップS5へ行く。
【0030】ステップS5において、カウンタの計数値
nが所定値より大きいかどうか、すなわち抽出したノー
ド優先順位番号Mがノード優先順位設定部63に予め設
定されたノード優先順位番号Nがよりも大きい値である
ことが所定回数続けば、ステップS6においてそのノー
ドを仮マスタノードとし、ステップS7へ進む。ここ
で、指定回数はノードの総数にノイズ等に対する若干の
余裕を加えた値に設定しておく。例えば、ノードの総数
が256ならば、1.1倍の281回位にしておく。
nが所定値より大きいかどうか、すなわち抽出したノー
ド優先順位番号Mがノード優先順位設定部63に予め設
定されたノード優先順位番号Nがよりも大きい値である
ことが所定回数続けば、ステップS6においてそのノー
ドを仮マスタノードとし、ステップS7へ進む。ここ
で、指定回数はノードの総数にノイズ等に対する若干の
余裕を加えた値に設定しておく。例えば、ノードの総数
が256ならば、1.1倍の281回位にしておく。
【0031】ステップS2において、抽出したノード優
先順位番号Mがノード優先順位設定部63で設定された
ノード優先順位番号Nよりも小さいか等しい場合は、ス
テップS8において、抽出したノード優先順位番号Mを
そのままPOH生成部59において多重し、次ノードに
送信し、ステップS7へ行く。ステップS7において、
0系、1系両系が共に仮マスタノードであるかどうかを
判断し、仮マスタノードであるならばステップS9へ行
く。ステップS7において、0系、1系両系が共に仮マ
スタノードでなければ終了する。
先順位番号Mがノード優先順位設定部63で設定された
ノード優先順位番号Nよりも小さいか等しい場合は、ス
テップS8において、抽出したノード優先順位番号Mを
そのままPOH生成部59において多重し、次ノードに
送信し、ステップS7へ行く。ステップS7において、
0系、1系両系が共に仮マスタノードであるかどうかを
判断し、仮マスタノードであるならばステップS9へ行
く。ステップS7において、0系、1系両系が共に仮マ
スタノードでなければ終了する。
【0032】ステップS9において、当該ノードをマス
タノードとし、ステップS10においてクロック選択部
65によリクロック生成部66のクロックを使用し、ス
テップS11においてその他のノードはスレーブノード
とし、STM−1フレーム同期検出部50が抽出した受
信クロックを使用する。
タノードとし、ステップS10においてクロック選択部
65によリクロック生成部66のクロックを使用し、ス
テップS11においてその他のノードはスレーブノード
とし、STM−1フレーム同期検出部50が抽出した受
信クロックを使用する。
【0033】以上の動作を繰り返し、ノード優先順位の
最も高く設定されたノードがマスタノードとして動作す
ることになる。新しくノードが追加された場合も、同様
である。また、マスタノードとして動作させるノードを
変更したい場合は、ノード優先順位の設定を変更する。
最も高く設定されたノードがマスタノードとして動作す
ることになる。新しくノードが追加された場合も、同様
である。また、マスタノードとして動作させるノードを
変更したい場合は、ノード優先順位の設定を変更する。
【0034】また、マスタノード110に何らかの障害
が発生した場合は、隣接するスレーブノード111,1
13がその障害を検出するが、一時的に障害を検出した
ノードはマスタノードとなり、障害検出側からはノード
優先順位がもっとも低い順位を受け取ったものとし、以
降のノードに自ノード優先順位を設定する。このように
することにより、マスタノードに障害があった場合も図
5のフローチャートに従いマスタノードを決定すること
ができる。例えば、図1において、ノード110に障害
が発生した場合、残った健全なノード111〜113の
うちノード111の優先順位が最も高いとすると、ノー
ド111がマスタノードとなる。
が発生した場合は、隣接するスレーブノード111,1
13がその障害を検出するが、一時的に障害を検出した
ノードはマスタノードとなり、障害検出側からはノード
優先順位がもっとも低い順位を受け取ったものとし、以
降のノードに自ノード優先順位を設定する。このように
することにより、マスタノードに障害があった場合も図
5のフローチャートに従いマスタノードを決定すること
ができる。例えば、図1において、ノード110に障害
が発生した場合、残った健全なノード111〜113の
うちノード111の優先順位が最も高いとすると、ノー
ド111がマスタノードとなる。
【0035】以上のように、従来のものにおいてはマス
タノードとなるノードが予め固定的に設定されていた
が、この実施の形態によれば、ノード優先順位設定部6
3によりノード優先順位を設定することにより、どのノ
ードをマスタノードにするかを設定したり、マスタノー
ドを変更したりすることが容易にできる。
タノードとなるノードが予め固定的に設定されていた
が、この実施の形態によれば、ノード優先順位設定部6
3によりノード優先順位を設定することにより、どのノ
ードをマスタノードにするかを設定したり、マスタノー
ドを変更したりすることが容易にできる。
【0036】また、あるノードが、ノード優先順位が最
も高く設定されておりマスタノードとして動作していた
とき、このノードが故障した場合に残りの健全なノード
のうちのノード優先順位が最も高いノードがマスタノー
ドとして動作する。よって、マスタクロックが供給され
なくなって、全体が停止してしまうおそれがない。
も高く設定されておりマスタノードとして動作していた
とき、このノードが故障した場合に残りの健全なノード
のうちのノード優先順位が最も高いノードがマスタノー
ドとして動作する。よって、マスタクロックが供給され
なくなって、全体が停止してしまうおそれがない。
【0037】実施の形態2.図6〜図8は、この発明の
他の実施の形態を示すものであり、図6はリング型ネッ
トワークシステムを示すシステム構成図である。図7は
リング型ネットワークシステムの構成を示すブロック構
成図、図8はZ4バイト比較部の構成を示すブロック図
である。なお、図8に示したZ4バイト比較部は、実施
の形態1の図4におけるノード優先順位設定部63を変
更したものである。
他の実施の形態を示すものであり、図6はリング型ネッ
トワークシステムを示すシステム構成図である。図7は
リング型ネットワークシステムの構成を示すブロック構
成図、図8はZ4バイト比較部の構成を示すブロック図
である。なお、図8に示したZ4バイト比較部は、実施
の形態1の図4におけるノード優先順位設定部63を変
更したものである。
【0038】図6において、210〜213はノードで
あり、これらは0系伝送路1及び1系伝送路2でリング
状に結ばれている。なお、ノード210〜213のうち
の一つがマスタノードとして動作し、残りの三つがスレ
ーブノードとして動作する。33は、Z4バイト受信比
較部であり、各ノード210〜213に設けられてい
る。40はネットワーク管理手段としての管理装置であ
り、各ノード210〜213のノード優先順位番号を設
定する。
あり、これらは0系伝送路1及び1系伝送路2でリング
状に結ばれている。なお、ノード210〜213のうち
の一つがマスタノードとして動作し、残りの三つがスレ
ーブノードとして動作する。33は、Z4バイト受信比
較部であり、各ノード210〜213に設けられてい
る。40はネットワーク管理手段としての管理装置であ
り、各ノード210〜213のノード優先順位番号を設
定する。
【0039】また、41(図8)はノード優先順位番号
が設定されるレジスタ部、42(図7)はCPUバスで
ある。43は管理装置40の操作に応じてレジスタ部4
1にソフトウェアによりノード優先順位番号を設定可能
なCPU装置である。その他の構成については、図1に
示した実施の形態1と同様のものであるので、相当する
ものに同じ符号を付して説明を省略する。
が設定されるレジスタ部、42(図7)はCPUバスで
ある。43は管理装置40の操作に応じてレジスタ部4
1にソフトウェアによりノード優先順位番号を設定可能
なCPU装置である。その他の構成については、図1に
示した実施の形態1と同様のものであるので、相当する
ものに同じ符号を付して説明を省略する。
【0040】次に動作について説明する。管理装置40
は、管理装置40の接続されているCPU装置43とデ
ータ交換し、CPUバス42を通してノード内のレジス
タ部41に、図3のノード優先順位設定部63と同様に
ノード優先順位の設定を行うことができる。また、管理
装置40は、CPU装置43間通信を使用して他ノード
のレジスタ部41を変更することも可能であり、結果と
して管理装置40が全てのノードのノード優先順位番号
を設定することができる。
は、管理装置40の接続されているCPU装置43とデ
ータ交換し、CPUバス42を通してノード内のレジス
タ部41に、図3のノード優先順位設定部63と同様に
ノード優先順位の設定を行うことができる。また、管理
装置40は、CPU装置43間通信を使用して他ノード
のレジスタ部41を変更することも可能であり、結果と
して管理装置40が全てのノードのノード優先順位番号
を設定することができる。
【0041】以上のように、この実施の形態によれば、
管理装置40において、全てのノード優先順位番号を設
定できるので作業性が良い。また、管理装置40の設置
された場所から、すなわち1カ所からマスタノードを変
更できるので、メンテナンス性を良くすることができ
る。
管理装置40において、全てのノード優先順位番号を設
定できるので作業性が良い。また、管理装置40の設置
された場所から、すなわち1カ所からマスタノードを変
更できるので、メンテナンス性を良くすることができ
る。
【0042】実施の形態3.図9は、さらにこの発明の
他の実施の形態を示すリング型ネットワークシステムの
構成を示すブロック構成図である。図9において、68
は外部クロック入力部であり、図4に示したリング型ネ
ットワークシステムに外部クロック68を1個加えたも
のである。外部クロック68は、例えば図1におけるノ
ード110〜113のいずれか一つのノードに設ける。
すなわち、各ノード110〜113におのおの内部クロ
ックを設けるとともに、この内部クロックの他に、この
各ノード110〜113のいずれかにクロック同期装置
である外部クロックからのクロックが入力される外部ク
ロック入力部68を設ける。
他の実施の形態を示すリング型ネットワークシステムの
構成を示すブロック構成図である。図9において、68
は外部クロック入力部であり、図4に示したリング型ネ
ットワークシステムに外部クロック68を1個加えたも
のである。外部クロック68は、例えば図1におけるノ
ード110〜113のいずれか一つのノードに設ける。
すなわち、各ノード110〜113におのおの内部クロ
ックを設けるとともに、この内部クロックの他に、この
各ノード110〜113のいずれかにクロック同期装置
である外部クロックからのクロックが入力される外部ク
ロック入力部68を設ける。
【0043】次に動作について説明する。この場合、ノ
ード優先順位設定部63で、クロック入力部68が設け
られたノードのノード優先順位を最も高くしておく。そ
して、外部クロック入力部68から入力される外部クロ
ックが正常な場合には、当該ノードがマスタノードに決
定され、かつ当該ノードに設けられたクロック入力部6
8からの外部クロックがマスタクロックに選択されるよ
うにする。また、外部クロックが異常な場合には、内部
クロックが選択されるようにする。
ード優先順位設定部63で、クロック入力部68が設け
られたノードのノード優先順位を最も高くしておく。そ
して、外部クロック入力部68から入力される外部クロ
ックが正常な場合には、当該ノードがマスタノードに決
定され、かつ当該ノードに設けられたクロック入力部6
8からの外部クロックがマスタクロックに選択されるよ
うにする。また、外部クロックが異常な場合には、内部
クロックが選択されるようにする。
【0044】以上のように、この実施の形態によれば、
外部クロックが正常な場合には、その外部クロックを有
するノードがマスタノードに決定されるようにしたの
で、より高い精度の外部クロックをマスタクロックに使
用できる。
外部クロックが正常な場合には、その外部クロックを有
するノードがマスタノードに決定されるようにしたの
で、より高い精度の外部クロックをマスタクロックに使
用できる。
【0045】実施の形態4.図10は、さらにこの発明
の他の実施の形態であるリング型ネットワークシステム
の構成を示すブロック構成図である。図10のリング型
ネットワークシステムは、図4に示したリング型ネット
ワークシステムに外部クロック入力部68を二つ付加し
たものである。なお、外部クロック入力部68は、各ノ
ード、例えば図1におけるノード110〜113のいず
れか一つのノードに設ける。
の他の実施の形態であるリング型ネットワークシステム
の構成を示すブロック構成図である。図10のリング型
ネットワークシステムは、図4に示したリング型ネット
ワークシステムに外部クロック入力部68を二つ付加し
たものである。なお、外部クロック入力部68は、各ノ
ード、例えば図1におけるノード110〜113のいず
れか一つのノードに設ける。
【0046】次に動作について説明する。図10におい
て、各ノードに内部クロックを設けるとともに、これら
各ノードの一つに外部クロックからクロックが入力され
る外部クロック入力部68を二つ設けた場合に、ノード
優先順位設定部63では、そのクロック入力部68が二
つ設けられたノードのノード優先順位を高くする。そし
て、この外部クロックのいずれかが正常な場合には当該
ノードがマスタノードに選択されるようにし、外部クロ
ックが2つとも異常な場合には、内部クロックが選択さ
れるようにする。
て、各ノードに内部クロックを設けるとともに、これら
各ノードの一つに外部クロックからクロックが入力され
る外部クロック入力部68を二つ設けた場合に、ノード
優先順位設定部63では、そのクロック入力部68が二
つ設けられたノードのノード優先順位を高くする。そし
て、この外部クロックのいずれかが正常な場合には当該
ノードがマスタノードに選択されるようにし、外部クロ
ックが2つとも異常な場合には、内部クロックが選択さ
れるようにする。
【0047】以上のように、この実施の形態によれば、
外部クロックが正常な場合には、その外部クロックを有
するノードがマスタノードに決定されるようにしたの
で、より精度の高い外部クロックをマスタクロックに使
用できるとともに、クロック入力部を二重化すること
で、クロック入力の信頼性が一層高くなる。
外部クロックが正常な場合には、その外部クロックを有
するノードがマスタノードに決定されるようにしたの
で、より精度の高い外部クロックをマスタクロックに使
用できるとともに、クロック入力部を二重化すること
で、クロック入力の信頼性が一層高くなる。
【0048】実施の形態5.図11〜図13は、さらに
この発明の他の実施の形態を示すものであり、図11は
リング型ネットワークシステムの構成を示すシステム構
成図である。なお、図11は、8つのノード611〜6
18で構成されるリング型ネットワークシステムの例を
示している。図12は、リング型ネットワークシステム
を示すブロック構成図である。図13は、Z4バイト比
較部の構成を示すブロック図である。図14及び図15
は、障害が発生したときの動作を説明するための説明図
である。図16は、ノードの上流障害処理部にて上流障
害を処理する場合の状態遷移図である。
この発明の他の実施の形態を示すものであり、図11は
リング型ネットワークシステムの構成を示すシステム構
成図である。なお、図11は、8つのノード611〜6
18で構成されるリング型ネットワークシステムの例を
示している。図12は、リング型ネットワークシステム
を示すブロック構成図である。図13は、Z4バイト比
較部の構成を示すブロック図である。図14及び図15
は、障害が発生したときの動作を説明するための説明図
である。図16は、ノードの上流障害処理部にて上流障
害を処理する場合の状態遷移図である。
【0049】なお、図11、図14、図15において各
ノード611〜618の番号#1〜#8の下に記されて
いるMIDの番号、例えばMID=2とは各ノードに割
り当てられている図1の実施の形態におけるノード優先
順位番号が2であることを示す。また、図141は0系
及び1系のリング上に示されているMIDはリング上を
転送されるノード優先順位番号を示し、同一の系にてC
及びDの2箇所障害が発生している様子を示している。
図15は、異なる系にてE及びFの2箇所障害が発生し
ている様子を示している。
ノード611〜618の番号#1〜#8の下に記されて
いるMIDの番号、例えばMID=2とは各ノードに割
り当てられている図1の実施の形態におけるノード優先
順位番号が2であることを示す。また、図141は0系
及び1系のリング上に示されているMIDはリング上を
転送されるノード優先順位番号を示し、同一の系にてC
及びDの2箇所障害が発生している様子を示している。
図15は、異なる系にてE及びFの2箇所障害が発生し
ている様子を示している。
【0050】図13において、82はZ4バイト比較
部、69は障害が発生した場合に上流障害が多重されて
いるZ5バイト抽出部、70は上流障害処理部である。
部、69は障害が発生した場合に上流障害が多重されて
いるZ5バイト抽出部、70は上流障害処理部である。
【0051】次に動作について説明する。ネットワーク
に障害が発生していない場合は、図11のようになる
が、この場合は、各スレーブノード612〜618は全
てマスタノード611の0系に従属している。つまり、
0系1系ともに障害がない場合は、0系に従属するもの
とする。次に障害が同じ系の1箇所あるいは複数箇所に
発生した場合と、異なる系にそれぞれ障害が発生した場
合が考えられるが、まず同じ系に複数発生した場合につ
いて説明する。
に障害が発生していない場合は、図11のようになる
が、この場合は、各スレーブノード612〜618は全
てマスタノード611の0系に従属している。つまり、
0系1系ともに障害がない場合は、0系に従属するもの
とする。次に障害が同じ系の1箇所あるいは複数箇所に
発生した場合と、異なる系にそれぞれ障害が発生した場
合が考えられるが、まず同じ系に複数発生した場合につ
いて説明する。
【0052】図14において、初期状態では各ノード6
11〜618は、自ノードのノード優先順位番号を転送
し、実施の形態1に述べた方法と同様の方法によってノ
ード611がマスタノードに決定され、他のノードは1
系に従属同期するスレーブノードとして動作していると
する。その状態でノード617の1系出力(C点)と、
ノード614の1系出力(D点)に障害があった場合、
ノード616の1系入力とノード613の1系入力が上
流障害(図14に(黒星印)で示す)を検出することと
なる。
11〜618は、自ノードのノード優先順位番号を転送
し、実施の形態1に述べた方法と同様の方法によってノ
ード611がマスタノードに決定され、他のノードは1
系に従属同期するスレーブノードとして動作していると
する。その状態でノード617の1系出力(C点)と、
ノード614の1系出力(D点)に障害があった場合、
ノード616の1系入力とノード613の1系入力が上
流障害(図14に(黒星印)で示す)を検出することと
なる。
【0053】上流障害(黒星印)を検出したノード61
6は下流へ上流障害信号(図14に(黒三角)で示す)
を転送する。同時に、ノード優先順位番号を自ノードの
番号6に変更してMID=6とし次ノード615ヘ転送
する。上流障害信号(黒三角)を受信した次ノード61
5は、1系からはマスタノードのノード611のクロッ
クが転送されてこないことが分かるので、従属を1系か
ら0系に変更する。
6は下流へ上流障害信号(図14に(黒三角)で示す)
を転送する。同時に、ノード優先順位番号を自ノードの
番号6に変更してMID=6とし次ノード615ヘ転送
する。上流障害信号(黒三角)を受信した次ノード61
5は、1系からはマスタノードのノード611のクロッ
クが転送されてこないことが分かるので、従属を1系か
ら0系に変更する。
【0054】さらに、上流障害信号(黒三角)を受信し
たノード615は、上流障害信号(黒三角)を次のノー
ド614に転送するとともにノード優先順位番号をMI
D=6をそのまま、次ノード614ヘ転送する。上流障
害信号(黒三角)を受信した次ノード614は、1系か
らはマスタノードのノード611のクロックが転送され
てこないことが分かるので、従属を1系から0系に変更
する。
たノード615は、上流障害信号(黒三角)を次のノー
ド614に転送するとともにノード優先順位番号をMI
D=6をそのまま、次ノード614ヘ転送する。上流障
害信号(黒三角)を受信した次ノード614は、1系か
らはマスタノードのノード611のクロックが転送され
てこないことが分かるので、従属を1系から0系に変更
する。
【0055】また、上流障害(黒星印)を検出したノー
ド613は下流へ上流障害信号(黒三角)を転送すると
ともにノード優先順位番号を自ノードの番号3に変更し
てMID=3とし、次ノード612ヘ転送する。上流障
害信号(黒三角)を受信した次ノード612は1系から
はマスタノードのノード611のクロックが転送されて
こないことが分かるので、1系から0系に従属を変更す
る。
ド613は下流へ上流障害信号(黒三角)を転送すると
ともにノード優先順位番号を自ノードの番号3に変更し
てMID=3とし、次ノード612ヘ転送する。上流障
害信号(黒三角)を受信した次ノード612は1系から
はマスタノードのノード611のクロックが転送されて
こないことが分かるので、1系から0系に従属を変更す
る。
【0056】このようにして、1系上を時計回りに順次
上流障害信号(黒三角)が送られるが、マスタノードと
して動作しているノード611は上流障害信号(黒三
角)を受け取ると仮上流障害信号(白三角)に変更し
て、下流のノード618へ送る。仮上流障害信号(白三
角)を受け取ったノード618は、1系に障害があった
ことが分かるので1系から0系に従属を変更する。ノー
ド611において仮上流障害信号(白三角)に変更する
のは、1系ではノード618,617は上流でなく下流
であるからこれを区別するためである。
上流障害信号(黒三角)が送られるが、マスタノードと
して動作しているノード611は上流障害信号(黒三
角)を受け取ると仮上流障害信号(白三角)に変更し
て、下流のノード618へ送る。仮上流障害信号(白三
角)を受け取ったノード618は、1系に障害があった
ことが分かるので1系から0系に従属を変更する。ノー
ド611において仮上流障害信号(白三角)に変更する
のは、1系ではノード618,617は上流でなく下流
であるからこれを区別するためである。
【0057】以上のようにして、各ノードは障害発生前
の従属の状態に拘わらず健全な0系に従属し、全系が0
系で同期される。なお、図14中、各ノード611〜6
18の0系及び1系の各Z4バイト比較部のうちにハッ
チングで示したものは、当該系統に従属しておらず、他
方の系統に従属していることを示す。
の従属の状態に拘わらず健全な0系に従属し、全系が0
系で同期される。なお、図14中、各ノード611〜6
18の0系及び1系の各Z4バイト比較部のうちにハッ
チングで示したものは、当該系統に従属しておらず、他
方の系統に従属していることを示す。
【0058】上記した上流障害信号(黒三角)あるいは
(白三角)は、図2に示したVC−4フレームの第2の
ユーザチャネルであるZ5バイトの上位桁にて転送さ
れ、Z5バイト抽出回路69(図13)で抽出されたZ
5バイトは上流障害処理部70で処理され、上流から上
流障害信号(黒三角)が転送されてきているかを各ノー
ドで判定する。また、自ノードが上流障害(黒星印)を
検出した場合は上流障害処理部70が次ノードヘ上流障
害信号(黒三角)を転送する。
(白三角)は、図2に示したVC−4フレームの第2の
ユーザチャネルであるZ5バイトの上位桁にて転送さ
れ、Z5バイト抽出回路69(図13)で抽出されたZ
5バイトは上流障害処理部70で処理され、上流から上
流障害信号(黒三角)が転送されてきているかを各ノー
ドで判定する。また、自ノードが上流障害(黒星印)を
検出した場合は上流障害処理部70が次ノードヘ上流障
害信号(黒三角)を転送する。
【0059】以上のように、一方の系に多重の障害が発
生しても、他方の系のリングネットワークに障害が無け
れば、各ノードのクロック系統を当該障害のない他方の
系に変更され、通信が確保される。
生しても、他方の系のリングネットワークに障害が無け
れば、各ノードのクロック系統を当該障害のない他方の
系に変更され、通信が確保される。
【0060】次に、異なる系にそれぞれ障害が発生した
場合について、図15、図16によって動作を説明す
る。図15において、0系においてはE点において、1
系においてはF点において、障害が発生したとする。
場合について、図15、図16によって動作を説明す
る。図15において、0系においてはE点において、1
系においてはF点において、障害が発生したとする。
【0061】図15において、初期状態では各ノード
は、自ノードのノード優先順位番号を転送し、実施の形
態1に述べた方法と同様の方法により最も優先順位の高
いノード611がマスタノードとなる。その状態でノー
ド616の0系出力と、ノード614の1系出力に障害
があった場合、ノード617の0系入力とノード613
の1系入力が障害を検出することとなる。
は、自ノードのノード優先順位番号を転送し、実施の形
態1に述べた方法と同様の方法により最も優先順位の高
いノード611がマスタノードとなる。その状態でノー
ド616の0系出力と、ノード614の1系出力に障害
があった場合、ノード617の0系入力とノード613
の1系入力が障害を検出することとなる。
【0062】障害を検出したノードは、下流へ上流障害
信号(黒三角)を転送するとともに、ノード優先順位番
号を自ノードの番号とし次ノードヘ転送する。上流障害
信号を受信したノードは図16に示す状態遷移図に従っ
て、次ノードヘ上流障害信号(黒三角)または仮上流障
害信号(白三角)を転送する。上流障害信号(黒三角)
を受信したノードは当該系に従属しないようにし、仮上
流障害信号(白三角)を受信したノードは当該系に従属
可となる。
信号(黒三角)を転送するとともに、ノード優先順位番
号を自ノードの番号とし次ノードヘ転送する。上流障害
信号を受信したノードは図16に示す状態遷移図に従っ
て、次ノードヘ上流障害信号(黒三角)または仮上流障
害信号(白三角)を転送する。上流障害信号(黒三角)
を受信したノードは当該系に従属しないようにし、仮上
流障害信号(白三角)を受信したノードは当該系に従属
可となる。
【0063】また、上流障害を送出するノード613の
0系出力とノード617の1系出力では、上流障害(黒
三角)を送出すると共にMIDをもっとも優先順位の低
いものとする(図15の場合はMID=127としてい
る)。このようにすることにより、ノード614が実施
の形態1で述べた方法と同様の方法によりマスタノード
となり、障害が異なる系で2カ所発生しても、障害箇所
の両側で独立したネットワークとして運営を続けること
が可能となる。
0系出力とノード617の1系出力では、上流障害(黒
三角)を送出すると共にMIDをもっとも優先順位の低
いものとする(図15の場合はMID=127としてい
る)。このようにすることにより、ノード614が実施
の形態1で述べた方法と同様の方法によりマスタノード
となり、障害が異なる系で2カ所発生しても、障害箇所
の両側で独立したネットワークとして運営を続けること
が可能となる。
【0064】上述のような動作を、論理式で表すと次の
通りであり、障害の発生状態に応じて、図16に示すよ
うに状態が遷移する。 (ア)!受信障害&&!上流障害検出&&!仮上流障害
検出 → 状態P(障害なし、信号出力なし) ここに、!はNOT、&&はAND、||はOR、であ
る。以下の論理式についても同様である。
通りであり、障害の発生状態に応じて、図16に示すよ
うに状態が遷移する。 (ア)!受信障害&&!上流障害検出&&!仮上流障害
検出 → 状態P(障害なし、信号出力なし) ここに、!はNOT、&&はAND、||はOR、であ
る。以下の論理式についても同様である。
【0065】(イ)(!マスタノード&&(受信障害|
|上流障害検出||(上流仮障害検出&&他系障害検出
ノード)))||(マスタノード&&(上流障害検出&
&他系障害検出ノード))) → 状態Q(上流障害信
号(黒三角)出力状態) (ウ)(マスタノード&&(受信障害||(上流障害検
出&&!他系障害検出ノード)))||(!マスタノー
ド&&(!受信障害&&!上流障害検出&&仮上流障害
検出&&他系障害検出ノード)) → 状態R(仮上流
障害信号(白三角)出力状態)
|上流障害検出||(上流仮障害検出&&他系障害検出
ノード)))||(マスタノード&&(上流障害検出&
&他系障害検出ノード))) → 状態Q(上流障害信
号(黒三角)出力状態) (ウ)(マスタノード&&(受信障害||(上流障害検
出&&!他系障害検出ノード)))||(!マスタノー
ド&&(!受信障害&&!上流障害検出&&仮上流障害
検出&&他系障害検出ノード)) → 状態R(仮上流
障害信号(白三角)出力状態)
【0066】図16において、例えば上記(ア)の場合
は状態P(障害なし、信号の出力なし)にあり、上記条
件(イ)のような障害が発生すると状態Q(上流障害信
号(黒三角)出力状態)に遷移する。さらに、上記条件
(ウ)のような障害が発生すると状態R(仮上流障害信
号(白三角)出力状態)に遷移し、ここで上記条件
(ア)になると状態P(障害なし)に復帰する。
は状態P(障害なし、信号の出力なし)にあり、上記条
件(イ)のような障害が発生すると状態Q(上流障害信
号(黒三角)出力状態)に遷移する。さらに、上記条件
(ウ)のような障害が発生すると状態R(仮上流障害信
号(白三角)出力状態)に遷移し、ここで上記条件
(ア)になると状態P(障害なし)に復帰する。
【0067】このようにして、ノード613とノード6
14の間、及びノード616とノード617の間でリン
グを分断した形で、ノード611とノード614がそれ
ぞれマスタノードとなり、ノード611,612,61
3,617,618の間とノード614,615,61
6の間同士の通信を確保する。
14の間、及びノード616とノード617の間でリン
グを分断した形で、ノード611とノード614がそれ
ぞれマスタノードとなり、ノード611,612,61
3,617,618の間とノード614,615,61
6の間同士の通信を確保する。
【0068】以上のように、この実施の形態によれば、
異なる系に多重の障害が発生してもリングを分断してそ
れぞれのリングネットワークにマスタノードが設定され
るので、各々のマスタノードにつながるノード間では通
信を確保することができ、より障害による通信停止を少
なくすることができ、通信の信頼性を向上させることが
できる。
異なる系に多重の障害が発生してもリングを分断してそ
れぞれのリングネットワークにマスタノードが設定され
るので、各々のマスタノードにつながるノード間では通
信を確保することができ、より障害による通信停止を少
なくすることができ、通信の信頼性を向上させることが
できる。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0070】二重化された伝送路により複数のノードが
リング状に接続され複数のノードのうちの一つがクロッ
クマスタノードとして動作し他のノードがクロックスレ
ーブノードとして動作し伝送路に情報が伝送されるリン
グ型ネットワークシステムにおいて、各ノードに、自ノ
ードのノード優先順位を設定するノード優先順位設定部
とノード優先順位設定部により設定されたノード優先順
位の情報を情報に多重し各伝送路に送出する順位情報生
成部と、各伝送路から情報を受信しノード優先順位の情
報を抽出するノード優先順位抽出部と、ノード優先順位
設定部により設定された自ノードのノード優先順位とノ
ード優先順位抽出部により抽出されたノード優先順位の
情報とを比較し両伝送路とも自ノードの優先順位が高い
場合に自ノードをクロックマスタノードとしその他のノ
ードをクロックスレーブノードとするノード優先順位決
定部と、を設けたことを特徴とするので、予めノード優
先順位設定部によりノード優先順位番号を設定すること
により、マスタノードをどのノードにするかを容易に設
定することができる。また、あるノードが、ノード優先
順位番号が最も高く設定されておりマスタノードとして
動作していたとき、このノードが故障した場合に残りの
健全なノードのうちのノード優先順位が最も高いノード
がマスタノードとして動作する。従って、マスタクロッ
クが供給されなくなって、全体が停止してしまうおそれ
がなく、通信を確保できる。
リング状に接続され複数のノードのうちの一つがクロッ
クマスタノードとして動作し他のノードがクロックスレ
ーブノードとして動作し伝送路に情報が伝送されるリン
グ型ネットワークシステムにおいて、各ノードに、自ノ
ードのノード優先順位を設定するノード優先順位設定部
とノード優先順位設定部により設定されたノード優先順
位の情報を情報に多重し各伝送路に送出する順位情報生
成部と、各伝送路から情報を受信しノード優先順位の情
報を抽出するノード優先順位抽出部と、ノード優先順位
設定部により設定された自ノードのノード優先順位とノ
ード優先順位抽出部により抽出されたノード優先順位の
情報とを比較し両伝送路とも自ノードの優先順位が高い
場合に自ノードをクロックマスタノードとしその他のノ
ードをクロックスレーブノードとするノード優先順位決
定部と、を設けたことを特徴とするので、予めノード優
先順位設定部によりノード優先順位番号を設定すること
により、マスタノードをどのノードにするかを容易に設
定することができる。また、あるノードが、ノード優先
順位番号が最も高く設定されておりマスタノードとして
動作していたとき、このノードが故障した場合に残りの
健全なノードのうちのノード優先順位が最も高いノード
がマスタノードとして動作する。従って、マスタクロッ
クが供給されなくなって、全体が停止してしまうおそれ
がなく、通信を確保できる。
【0071】そして、各ノードのノード優先順位をソフ
トウェア処理により設定するネットワーク管理手段が設
けられたものであって、各ノードのノード優先順位設定
部はネットワーク管理手段により設定された各ノードの
優先順位に従い自ノードの優先順位を設定するものであ
ることを特徴とするので、管理装置によりノード優先順
位番号を設定でき、作業性が良くなる。
トウェア処理により設定するネットワーク管理手段が設
けられたものであって、各ノードのノード優先順位設定
部はネットワーク管理手段により設定された各ノードの
優先順位に従い自ノードの優先順位を設定するものであ
ることを特徴とするので、管理装置によりノード優先順
位番号を設定でき、作業性が良くなる。
【0072】さらに、複数のノードのうちの一つにクロ
ック同期装置からのクロック信号が入力されるクロック
入力部が設けられたものであって、クロック入力部が設
けられたノードのノード優先順位が最も高く設定されク
ロック信号が正常な場合には当該クロック入力部が設け
られたノードがクロックマスタノードとして動作するも
のであることを特徴とするので、その外部クロックを有
するノードが優先的にクロックマスタノードに決定され
るので、より高い精度の外部クロックをマスタクロック
に使用できる。
ック同期装置からのクロック信号が入力されるクロック
入力部が設けられたものであって、クロック入力部が設
けられたノードのノード優先順位が最も高く設定されク
ロック信号が正常な場合には当該クロック入力部が設け
られたノードがクロックマスタノードとして動作するも
のであることを特徴とするので、その外部クロックを有
するノードが優先的にクロックマスタノードに決定され
るので、より高い精度の外部クロックをマスタクロック
に使用できる。
【0073】また、クロック入力部は二重化されたもの
であって、この二重化されたクロック信号の少なくとも
一方が正常な場合には当該クロック入力部が設けられた
ノードがクロックマスタノードとして動作するものであ
ることを特徴とするので、二重化されたクロック入力部
により、クロック入力の信頼性が一層高くなる。
であって、この二重化されたクロック信号の少なくとも
一方が正常な場合には当該クロック入力部が設けられた
ノードがクロックマスタノードとして動作するものであ
ることを特徴とするので、二重化されたクロック入力部
により、クロック入力の信頼性が一層高くなる。
【0074】そして、各ノードは、二重化された伝送路
の障害をそれぞれ検出するとともに検出した障害を上流
障害情報として次のノードに伝える障害情報送出手段
と、上流障害情報を受信した場合障害が検出されていな
い方の伝送路のクロックを使用するとともに上流障害情
報をさらにその次のノードに伝えるように処理する障害
処理手段とが設けられたものであることを特徴とするの
で、一方の系に多重の障害が発生しても、他方の系のリ
ングネットワークに障害が無ければ、各ノードのクロッ
ク系統が当該障害のない他方の系に変更され、全ノード
間の通信が確保される。
の障害をそれぞれ検出するとともに検出した障害を上流
障害情報として次のノードに伝える障害情報送出手段
と、上流障害情報を受信した場合障害が検出されていな
い方の伝送路のクロックを使用するとともに上流障害情
報をさらにその次のノードに伝えるように処理する障害
処理手段とが設けられたものであることを特徴とするの
で、一方の系に多重の障害が発生しても、他方の系のリ
ングネットワークに障害が無ければ、各ノードのクロッ
ク系統が当該障害のない他方の系に変更され、全ノード
間の通信が確保される。
【0075】さらに、各ノードは、自ノードがクロック
マスタノードとして動作しているときに二重化された伝
送路の一方の系の上流障害情報が自ノードを通過した場
合にこの上流障害信号を仮上流障害情報に変換し、自ノ
ードが障害を検出しているときに仮上流障害情報が自ノ
ードを通過した場合にこの仮上流障害情報を変換仮上流
障害情報に変える情報変換手段が設けられたものであっ
て、障害情報送出手段は変換された仮上流障害情報及び
変換仮上流障害情報を次のノードに伝えるものであり、
障害処理手段は変換仮上流障害情報を受信した場合は上
流のノードとの通信を遮断し上流障害情報を受信した場
合は当該障害を受信した系とは別の系のクロックを使用
し仮上流障害情報を受信した場合は当該障害を受信した
系のクロックを使用するように処理するものであること
を特徴とするので、一方の系に多重の障害が発生して
も、他方の系のリングネットワークに障害が無ければ、
各ノードのクロック系統が当該障害のない他方の系に変
更され、全ノード間の通信が確保される。また、異なる
系に多重の障害が発生してもリングを分断してそれぞれ
のリングネットワークにクロックマスタノードが設定さ
れるので、各々のクロックマスタノードにつながるノー
ド間では通信を確保することができ、より障害による通
信停止を少なくし、通信の信頼性を向上させることがで
きる。
マスタノードとして動作しているときに二重化された伝
送路の一方の系の上流障害情報が自ノードを通過した場
合にこの上流障害信号を仮上流障害情報に変換し、自ノ
ードが障害を検出しているときに仮上流障害情報が自ノ
ードを通過した場合にこの仮上流障害情報を変換仮上流
障害情報に変える情報変換手段が設けられたものであっ
て、障害情報送出手段は変換された仮上流障害情報及び
変換仮上流障害情報を次のノードに伝えるものであり、
障害処理手段は変換仮上流障害情報を受信した場合は上
流のノードとの通信を遮断し上流障害情報を受信した場
合は当該障害を受信した系とは別の系のクロックを使用
し仮上流障害情報を受信した場合は当該障害を受信した
系のクロックを使用するように処理するものであること
を特徴とするので、一方の系に多重の障害が発生して
も、他方の系のリングネットワークに障害が無ければ、
各ノードのクロック系統が当該障害のない他方の系に変
更され、全ノード間の通信が確保される。また、異なる
系に多重の障害が発生してもリングを分断してそれぞれ
のリングネットワークにクロックマスタノードが設定さ
れるので、各々のクロックマスタノードにつながるノー
ド間では通信を確保することができ、より障害による通
信停止を少なくし、通信の信頼性を向上させることがで
きる。
【図1】 この発明の実施の一形態であるリング型ネッ
トワークシステムを示すシステム構成図である。
トワークシステムを示すシステム構成図である。
【図2】 図1のリング内のデータ伝送に用いられるフ
レームを示す概念図である。
レームを示す概念図である。
【図3】 図1のリング型ネットワークシステムの構成
を示すブロック構成図である。
を示すブロック構成図である。
【図4】 図3のZ4バイト比較部の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】 図1の各ノードにおけるノード優先順位番号
の比較手順を示すフローチャートである。
の比較手順を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の他の実施の形態であるリング型ネ
ットワークシステムを示すシステム構成図である。
ットワークシステムを示すシステム構成図である。
【図7】 図6のリング型ネットワークシステムの構成
を示すブロック構成図である。
を示すブロック構成図である。
【図8】 図7のZ4バイト比較部の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図9】 さらに、この発明の他の実施の形態を示すリ
ング型ネットワークシステムの構成を示すブロック構成
図である。
ング型ネットワークシステムの構成を示すブロック構成
図である。
【図10】 さらに、この発明の他の実施の形態を示す
リング型ネットワークシステムの構成を示すブロック構
成図である。
リング型ネットワークシステムの構成を示すブロック構
成図である。
【図11】 さらに、この発明の他の実施の形態である
リング型ネットワークシステムを示すシステム構成図で
ある。
リング型ネットワークシステムを示すシステム構成図で
ある。
【図12】 図11のリング型ネットワークシステムの
構成を示すブロック構成図である。
構成を示すブロック構成図である。
【図13】 図12のZ4バイト比較部の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図14】 図11のリング型ネットワークシステムに
障害が発生したときの動作を説明するための説明図であ
る。
障害が発生したときの動作を説明するための説明図であ
る。
【図15】 図11のリング型ネットワークシステムに
障害が発生したときの動作を説明するための説明図であ
る。
障害が発生したときの動作を説明するための説明図であ
る。
【図16】 図11のリング型ネットワークシステムに
おける障害を処理する場合の状態遷移図である。
おける障害を処理する場合の状態遷移図である。
【図17】 従来のリング型ネットワークシステムのブ
ロック構成図である。
ロック構成図である。
【図18】 図17のリング型ネットワークシステムを
説明するためのブロック図である。
説明するためのブロック図である。
1 0系伝送路、2 1系伝送路、110〜113 ノ
ード、32 Z4バイト受信比較部、40 管理装置、
41 レジスタ部、42 CPUバス、43 CPU装
置、59 POH生成部、60 SOH付加部、61
STM−1フレーム同期パタン付加部、62 Z4バイ
ト抽出部、63 ノード優先順位設定部、64 Z4バ
イト比較部、65 クロック選択部、66 マスタクロ
ック生成部、67 クロック再生部、68 外部クロッ
ク入力部、69 Z5バイト抽出部、70 上流障害処
理部。
ード、32 Z4バイト受信比較部、40 管理装置、
41 レジスタ部、42 CPUバス、43 CPU装
置、59 POH生成部、60 SOH付加部、61
STM−1フレーム同期パタン付加部、62 Z4バイ
ト抽出部、63 ノード優先順位設定部、64 Z4バ
イト比較部、65 クロック選択部、66 マスタクロ
ック生成部、67 クロック再生部、68 外部クロッ
ク入力部、69 Z5バイト抽出部、70 上流障害処
理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA31 HA06 HB19 JA35 KA12 KB03 5K028 AA14 CC06 NN01 NN31 5K031 AA08 AA14 CB03 CB19 DA03 DA12 DB07 EC02 5K047 AA11 BB13 CC02 GG02 GG07 KK05 KK17
Claims (6)
- 【請求項1】 二重化された伝送路により複数のノード
がリング状に接続され上記複数のノードのうちの一つが
クロックマスタノードとして動作し他のノードがクロッ
クスレーブノードとして動作し上記伝送路に情報が伝送
されるリング型ネットワークシステムにおいて、上記各
ノードに、自ノードのノード優先順位を設定するノード
優先順位設定部と上記ノード優先順位設定部により設定
されたノード優先順位の情報を上記情報に多重し上記各
伝送路に送出する順位情報生成部と、上記各伝送路から
上記情報を受信し上記ノード優先順位の情報を抽出する
ノード優先順位抽出部と、上記ノード優先順位設定部に
より設定された自ノードのノード優先順位と上記ノード
優先順位抽出部により抽出されたノード優先順位の情報
とを比較し両伝送路とも自ノードの優先順位が高い場合
に自ノードをクロックマスタノードとしその他のノード
をクロックスレーブノードとするノード優先順位決定部
と、を設けたことを特徴とするリング型ネットワークシ
ステム。 - 【請求項2】 各ノードのノード優先順位をソフトウェ
ア処理により設定するネットワーク管理手段が設けられ
たものであって、各ノードのノード優先順位設定部は上
記ネットワーク管理手段により設定された各ノードの優
先順位に従い自ノードの優先順位を設定するものである
ことを特徴とする請求項1に記載のリング型ネットワー
クシステム。 - 【請求項3】 複数のノードのうちの一つにクロック同
期装置からのクロック信号が入力されるクロック入力部
が設けられたものであって、上記クロック入力部が設け
られたノードのノード優先順位が最も高く設定され上記
クロック信号が正常な場合には当該クロック入力部が設
けられたノードがクロックマスタノードとして動作する
ものであることを特徴とする請求項1に記載のリング型
ネットワークシステム。 - 【請求項4】 クロック入力部は二重化されたものであ
って、この二重化されたクロック信号の少なくとも一方
が正常な場合には当該クロック入力部が設けられたノー
ドがクロックマスタノードとして動作するものであるこ
とを特徴とする請求項3に記載のリング型ネットワーク
システム。 - 【請求項5】 各ノードは、二重化された伝送路の障害
をそれぞれ検出するとともに検出した障害を上流障害情
報として次のノードに伝える障害情報送出手段と、上流
障害情報を受信した場合上記障害が検出されていない方
の伝送路のクロックを使用するとともに上記上流障害情
報をさらにその次のノードに伝えるように処理する障害
処理手段とが設けられたものであることを特徴とする請
求項1の記載のリング型ネットワークシステム。 - 【請求項6】 各ノードは、自ノードがクロックマスタ
ノードとして動作しているときに二重化された伝送路の
一方の系の上流障害情報が自ノードを通過した場合にこ
の上流障害信号を仮上流障害情報に変換し、自ノードが
障害を検出しているときに上記仮上流障害情報が自ノー
ドを通過した場合にこの仮上流障害情報を変換仮上流障
害情報に変える情報変換手段が設けられたものであっ
て、障害情報送出手段は上記変換された仮上流障害情報
及び変換仮上流障害情報を次のノードに伝えるものであ
り、障害処理手段は上記変換仮上流障害情報を受信した
場合は上流のノードとの通信を遮断し上流障害情報を受
信した場合は当該障害を受信した系とは別の系のクロッ
クを使用し上記仮上流障害情報を受信した場合は当該障
害を受信した系のクロックを使用するように処理するも
のであることを特徴とする請求項5に記載のリング型ネ
ットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000179217A JP2001358736A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | リング型ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000179217A JP2001358736A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | リング型ネットワークシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001358736A true JP2001358736A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18680525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000179217A Pending JP2001358736A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | リング型ネットワークシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001358736A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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