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JPH05186757A - ラミネート金属板用接着剤組成物 - Google Patents

ラミネート金属板用接着剤組成物

Info

Publication number
JPH05186757A
JPH05186757A JP4003392A JP339292A JPH05186757A JP H05186757 A JPH05186757 A JP H05186757A JP 4003392 A JP4003392 A JP 4003392A JP 339292 A JP339292 A JP 339292A JP H05186757 A JPH05186757 A JP H05186757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
adhesive
resin
fluororesin
laminating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4003392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ikishima
健司 壱岐島
Koji Nakada
弘司 中田
Akihiro Yanai
昭博 八内
Toshiaki Shioda
俊明 塩田
Hiroaki Tanabe
裕章 田部
Shingo Akagi
信五 赤木
Shoichi Hamashima
昭一 浜島
Nagaharu Tanaka
長治 田中
Akira Tanaka
明 田中
Minoru Tomohiro
実 友弘
Kazuhiro Kuroki
和博 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IGETA KOUBAN KK
DIC Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
IGETA KOUBAN KK
Sumitomo Metal Industries Ltd
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IGETA KOUBAN KK, Sumitomo Metal Industries Ltd, Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical IGETA KOUBAN KK
Priority to JP4003392A priority Critical patent/JPH05186757A/ja
Publication of JPH05186757A publication Critical patent/JPH05186757A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低融点のフッ素系フィルムを、その溶融温度
より低温で接着することのできる、フッ素系フィルムラ
ミネート用接着剤を提供する。 【構成】 少なくともエポキシ樹脂とその架橋剤、アク
リル樹脂、およびフッ素樹脂を含有する、フッ素系樹脂
フィルムラミネート用の接着剤組成物。エポキシ樹脂と
その架橋剤との架橋反応用触媒か、カップリング剤の一
方または両方、さらには顔料を添加してもよい。 【効果】 低温接着可能なため、フィルム外観の悪化、
フィルムの破断、皺、伸びのないフッ素系フィルムラミ
ネート金属板が製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、卓越した耐候性を示す
フッ素系樹脂フィルムをラミネートした金属板を製造す
るための接着剤組成物に関する。この接着剤を用いて製
造されるフッ素系ラミネート金属板は、その耐候性を生
かして屋外建材用途に適する。
【0002】
【従来の技術】近年、フッ素系樹脂フィルム (以下フッ
素系フィルムと略記する) をラミネートしたフッ素系ラ
ミネート金属板は、そのメンテナンスフリー性のため、
屋外建材用途や高速道路防音壁などに需要が増加してい
る。なお、フッ素系フィルムとは、フッ素樹脂のフィル
ムおよびフッ素樹脂と他の樹脂 (例、アクリル樹脂等)
との混合樹脂のフィルムの両方を包含する意味である。
【0003】このようなフッ素系ラミネート金属板に関
しては、特公昭60−51423 号および同6051424 号公報に
その技術が開示されており、また特開昭63−168333号公
報には、フッ素系フィルムのラミネート方法に関する技
術が述べられている。
【0004】特開昭63−168333号公報は、フッ素系フィ
ルムのラミネート方法に関するものであるが、公報3ペ
ージ目中段付近に「接着剤としては‥‥低温化が困難で
まだ実用可能なものはない」「現在は200 ℃前後の温度
を採用して接着を行っているのが実情である」と記載さ
れているように、低温で有効な適当な接着剤がないため
に、高温でラミネートせざるを得ないのが実情である。
このように接着温度がフィルム融点より大幅に高いよう
なフィルムと接着剤との組合わせでは、上記公報にも指
摘されているように、ラミネート時にフィルムの皺、破
断、伸びといった製造上の問題を抱え込むことになる。
【0005】フィルムの融点は、もちろんフィルムの組
成を変更することによって上下させることが可能である
が、その場合には耐候性などのフィルム物性も変化する
ため、フィルムの融点を上昇させることは実際上困難な
ことが多い。従って、低温接着可能な低温型接着剤の開
発が望まれていた。
【0006】また、特開昭63−168333号には具体的に述
べられてはいないが、建材用のフッ素系フィルムラミネ
ート金属板では、フィルム表面に微細な凹凸加工を施し
た、低光沢の落ち着いた高級感のあるものが嗜好され
る。しかし、ラミネート温度が上記のように高くなる
と、フィルム樹脂がレベリングしてフィルム表面の微細
凹凸が消失し、光沢の増加を招いてしまうので、商品価
値を著しく損ねることになる。このような現象も、低温
型接着剤の使用により回避することができる。
【0007】一方、フッ化ビニリデンを主成分とする耐
候性に優れた樹脂塗料を焼付塗装した塗装型の建材用樹
脂被覆鋼板が市販されており、この樹脂被覆鋼板の製造
に使用するために、トップコート塗料 (フッ化ビニリデ
ン樹脂とアクリル樹脂との混合物) との接着性が良好な
プライマーも既に市販されている。このプライマーはフ
ッ化ビニリデンとの接着性がよいわけであるが、これを
そのままフッ素系フィルムのラミネート用接着剤として
使用することはできない。なぜなら、上記塗料の焼付塗
装においては、プライマーコート上に液体状のトップコ
ート塗料が施される点、および高温長時間 (トップコー
トの焼付温度と時間は 200〜250 ℃で1分程度) の焼付
乾燥が行われる点において、本発明のようなラミネート
用接着剤とはその使用状況が大きく異なるからである。
米国特許第4,314,004 号にも、同様の目的に用いるプラ
イマー組成の開示があるが、同じ理由で低温型ラミネー
ト用接着剤としてそのまま使用することはできない。
【0008】更に、接着剤は2液型のものが多いが、1
液型であると作業性が改善され、有利である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、薄膜
でしかも融点の低いフッ素系フィルムを、皺、破断、伸
びなどの問題を伴わずに、しかもフィルム表面の凹凸を
消失させずに金属板上にラミネートすることができる、
低温型の1液型接着剤組成物を提供することである。
【0010】通常のラミネートラインでは、金属板の上
に接着剤が塗布された後、接着剤の焼付乾燥が行われ、
その直後にラミネーターによってフィルムと金属板が貼
合される。従って、フィルムとの貼合時の温度 (以下、
ラミネート温度と呼ぶ) は接着剤の焼付乾燥温度 (以
下、焼付温度と呼ぶ) よりやや低い程度にしかならず、
ラミネート温度を低下させるには焼付温度も低下させる
必要がある。従って、低温型接着剤は、低温焼付可能で
かつ低温ラミネート可能でなければならない。本発明に
より提供される低温型接着剤とは、このような接着剤を
意味している。
【0011】本発明の具体的目標は、接着剤の焼付温度
が180 ℃程度であって、フッ素系フィルムの融点近傍で
ある160 ℃程度以下のラミネート温度にて約0.1 秒の圧
着でラミネートが完了するような、フッ素系フィルムラ
ミネート用接着剤を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明により、エポキシ樹脂とその架橋剤、アクリ
ル樹脂、およびフッ素樹脂を含有することを特徴とす
る、フッ素系樹脂フィルムラミネート用の接着剤組成物
が提供される。この組成物にエポキシ樹脂とその架橋剤
との架橋反応用触媒か、カップリング剤の一方または両
方を添加すると、焼付温度およびラミネート温度につい
てさらに低温化を図ることができ、それにより上記の具
体的目標を確実に達成することができる。
【0013】
【作用】以下、本発明の構成をその作用と共に詳述す
る。本発明の接着剤は、母材金属板にフッ素系フィルム
をラミネートするのに使用される。即ち、本発明は接着
剤組成に関するものであり、母材金属板種やフッ素系フ
ィルム種には何ら限定を加えるものではない。
【0014】このように母材金属板の種類は特に限定さ
れないが、製造されるラミネート金属板は、耐候性に優
れていることから屋外で使用されることが多く、母材に
も耐食性に優れたものが適用されることが多い。適当な
母材金属板の例には、ステンレス鋼板、亜鉛系もしくは
アルミニウム系などのめっき鋼板 (例、溶融亜鉛または
亜鉛合金めっき鋼板、電気亜鉛または亜鉛合金めっき鋼
板、溶融アルミニウムめっき鋼板など) 、さらにはアル
ミニウム板、チタン板などの非鉄金属板が挙げられる。
金属板は、その耐食性またはフィルムとの接着性を高め
るために、適当な下地処理を施しておくことができる。
下地処理としては、クロメート処理、燐酸亜鉛処理等が
例示される。
【0015】フッ素系フィルムは、前述したように、フ
ッ素樹脂またはフッ素樹脂と他の樹脂との混合物のフィ
ルムであり、フィルム中には顔料、充填剤、強化剤、紫
外線吸収防止剤、酸化防止剤、その他の各種の添加剤が
1種もしくは2種以上含まれていてもよい。
【0016】低温型のラミネート用接着剤には、金属板
側 (金属面またはその表面に施された表面処理もしくは
下地処理皮膜) 、ならびにラミネートされるフィルムの
双方との良好な密着性を、低温でしかも短時間内に発現
することが要求される。
【0017】この要求を満たすために、本発明の接着剤
は、エポキシ樹脂、架橋剤、アクリル樹脂およびフッ素
樹脂を少なくとも含有し、好ましくはさらに低温化を図
るために、エポキシ樹脂と架橋剤との架橋反応触媒かシ
ランカップリング剤の一方または両方を配合する。
【0018】エポキシ樹脂は、金属面またはその下地処
理との密着性を確保するのに有効であり、架橋剤を併用
してエポキシ樹脂を硬化させることにより、一次密着性
(接着直後の密着性) および二次密着性 (経時後の密着
性) の両方の向上が期待される。
【0019】一方、フッ素系フィルムとの密着性を低温
短時間で確保するのは困難な場合が多いが、接着剤中に
もフッ素樹脂を添加することで、フッ素系フィルムとの
密着性を改善することができる。
【0020】アクリル樹脂は、フッ素樹脂と相溶しあう
ことから、エポキシ樹脂とフッ素樹脂との密着性を確保
するため添加される。架橋剤により硬化させたエポキシ
樹脂とフッ素樹脂のみからなる接着剤の皮膜は、そのま
までは焼付後に層分離して、密着性が劣るからである。
【0021】エポキシ樹脂とその架橋剤との架橋反応用
触媒やシランカップリング剤は、接着剤の焼付温度の低
温化や、無機物である母材下地処理との密着性向上に有
効であるので、必要に応じて添加される。
【0022】これらの性能を確保するためには、以上の
樹脂成分が、全樹脂分に基づく重量%で、エポキシ樹脂
5〜90%、架橋剤0.25〜30%、アクリル樹脂 5〜90%、
フッ素樹脂 5〜90%の量で組成物中に存在することが好
ましい。フッ素樹脂量は50重量%以上であることがより
望ましいが、過大な量のフッ素樹脂の添加はコスト増に
つながる。
【0023】エポキシ樹脂または架橋剤の量が少なすぎ
ると、下地処理などの母材表面との密着性、特に二次密
着性が低下し、フッ素樹脂量が過小であると、フッ素系
フィルムとの密着性が低下する。アクリル樹脂量が過小
であると、前述の如く、フッ素樹脂とエポキシ樹脂との
密着性が発現できない。
【0024】架橋反応触媒とシランカップリング剤の配
合量は、上記の添加の目的を達成できる量であればよ
く、樹脂組成に応じても変動するので限定しにくいが、
架橋反応触媒は0.05〜5%、シランカップリング剤は0.
01〜5% (いずれも全固形分に基づく重量%) の範囲内
の量で使用するのが通常は好ましい。
【0025】本発明で用いるのに適したエポキシ樹脂の
例としては、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビ
スフェノールAD等のビスフェノール類とエピハロヒド
リンあるいはβ−メチルエポハロヒドリンとの反応で得
られるエポキシ化合物、またはこれらの共重合物が挙げ
られる。さらに、これらのエポキシ化合物のモノカルボ
ン酸もしくはジカルボン酸変性物、モノ、ジもしくはポ
リアルコール変性物、モノもしくはジアミン変性物、モ
ノ、ジもしくはポリフェノール変性物もエポキシ樹脂と
して使用できる。
【0026】本発明で用いる架橋剤とは、エポキシ樹脂
の架橋剤のことであり、公知の各種のエポキシ樹脂用架
橋剤を使用することができる。好ましい架橋剤は、ポリ
イソシアネート樹脂およびアミノ樹脂であり、1種の
み、または2種以上の混合系として用いてもよい。架橋
剤は、エポキシ樹脂100 重量部に対して架橋剤5〜40重
量部となるように使用することが望ましい。
【0027】架橋剤として有用なポリイソシアネート樹
脂には、キシリレンジイソシアネート、トリレンジイソ
シアネート、4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート
のような芳香族ジイソシアネート類、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシア
ネートのような脂肪族ジイソシアネート類、イソホロン
ジイソシアネートのような脂環族ジイソシアネート類、
さらにはこれらのジイソシアネート類の多量体や多価ア
ルコールとの付加物などのポリイソシアネート化合物、
ならびにこれらのポリイソシアネート化合物をブロック
剤 (例、フェノール系、ラクタム系、アルコール系、活
性メチレン系、メルカプタン系、イミン系、アミン系、
イミダゾル系、オキシム系あるいは亜硫酸系ブロック
剤) と反応させてイソシアネート基をブロックしたブロ
ック化ポリイソシアネート樹脂がある。このようなブロ
ック化ポリイソシアネート樹脂を使用する場合には、そ
の解離触媒としてジブチルチンジラウレートのような有
機スズ化合物を一緒に配合することができる。
【0028】架橋剤として有用なアミノ樹脂の例には、
例えば炭素数1〜4のアルコールによりアルキルエーテ
ル化したホルムアルデヒドあるいはパラホルムアルデヒ
ドなどと尿素、N,N'−エチレン尿素、ジシアンジアミ
ド、アミノトリアジンなどとの縮合物があり、具体的に
はメトキシ化メチロール尿素、メトキシ化メチロール−
N,N'−エチレン尿素、メトキシ化メチロールジシアンジ
アミド、メトキシ化メチロールメラミン、メトキシ化メ
チロールベンゾグアナミン、ブトキシ化メチロールメラ
ミン、ブトキシ化メチロールベンゾグアナミン等が挙げ
られる。
【0029】エポキシ樹脂と架橋剤との架橋反応触媒
(即ち、硬化触媒) の例には、酸触媒、チタンキレート
剤、チタネート系カップリング剤がある。酸触媒として
は、燐酸、燐酸ブチルエステル、パラトルエンスルホン
酸、ジノニルナフタレンスルホン酸、シクロヘキシルス
ルファミン酸等が使用できる。チタンキレート剤として
は、チタンアセチルアセトネート、テトラノルマルブチ
ルチタネート等が使用できる。チタネート系カップリン
グ剤としては、イソプロピルトリイソステアロイルチタ
ネート、イソプロピルトリドデシルベンゼンスルホニル
チタネート、イソプロピルトリス (ジオクチルパイロホ
スフェート) チタネート、テトライソプロピルビス (ジ
オクチルホスファイト) チタネート、テトラオクチルビ
ス (ジトリデシルホスファイト) チタネート、テトラ
(2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブチル) ビス (ジ−
トリデシル) ホスファイトチタネート、ビス (ジオクチ
ルパイロホスフェート) オキシアセテートチタネート、
ビス (ジオクチルパイロホスフェート) エチレンチタネ
ート、イソプロピルトリオクタノイルチタネート、イソ
プロピルジメタクリルイソステアロイルチタネート、イ
ソプロピルイソステアロイルジアクリルチタネート、イ
ソプロピルトリ (ジオクチルホスフェート) チタネー
ト、イソプロピルトリクミルフェニルチタネート、イソ
プロピルトリ(N−アミノエチル−アミノエチル) チタネ
ート、ジクミルフェニルオキシアセテートチタネート、
ジイソステアロイルエチレンチタネート等が挙げられ
る。
【0030】シランカップリング剤としては、ビニルト
リクロロシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−クロ
ロプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルメ
チルジクロロシラン、γ−クロロプロピルメチルジメト
キシシラン、γ−クロロプロピルメチルジエトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N− (β
−アミノエチル) −γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、N− (β−アミノエチル) −γ−アミノプロピル
メチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリ
メトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラ
ン、ビニルトリス (β−メトキシ−エトキシ) シラン、
β−(3,4−エポキシシクロヘキシル) −エチルトリメト
キシシラン等が挙げられる。
【0031】フッ素樹脂としては、テトラフルオロエチ
レン、クロロトリフルオロエチレン、ヘキサフルオロプ
ロピレン、トリフルオロエチレン、フッ化ビニル、およ
びフッ化ビニリデン等の含フッ素モノマーの単独重合あ
るいは他のモノマーとの共重合によって得られる任意の
含フッ素ポリマーを使用することができ、熱可塑性、熱
硬化性のいずれの樹脂でもよい。具体的には、例えば、
ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデンなどが挙げら
れる。市販品の例としては、熱可塑性フッ素樹脂ではカ
イナー500(アトケムノースアメリカ製ポリフッ化ビニリ
デン) が、熱硬化性フッ素樹脂ではルミフロン200(旭ガ
ラス製) 等が挙げられる。
【0032】熱硬化性フッ素樹脂を使用するときには、
架橋剤として、メラミン樹脂、ポリイシアネートおよび
尿素樹脂の1種もしくは2種以上をフッ素樹脂に対し5
〜30重量%の量で含有させる。
【0033】アクリル樹脂としては、使用するフッ素樹
脂との相溶性の高いものが良く、これも熱可塑性、熱硬
化性のいずれでもよい。熱可塑性アクリル樹脂として
は、メチルメタクリレート、エチルアクリレートなどの
アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの重合
体および共重合体が挙げられる。この場合、エステル物
のエステル基は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、
イソブチル、n−ヘキシル、ラウリル、ステアリル等の
アルキル基でよい。共重合体の場合、エステル基は1種
でも2種以上でもよい。熱硬化性アクリル樹脂として
は、分子中に橋かけ構造を作るような官能基 (カルボキ
シル基、水酸基、アミノ基、メチロール基、エポキシ基
等) を持ったモノマー、例えばアクリル酸、メタクリル
酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロー
ルアクリルアミド、アリルグリシジルエーテル、グルシ
ジルメタクリレートなどの群と、このような官能基を持
たない、例えばスチレンならびに上記のアクリル酸もし
くはメタクリル酸エステルの群という2つの群から選ば
れた2種以上のモノマーを共重合して得られるポリマー
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0034】上述した接着剤成分を混合すると、本発明
の接着剤組成物が得られるが、このままでは固形または
高粘性の液状であって塗布が困難であるので、通常の接
着剤と同様にシンナーで希釈して、塗布に適した粘度を
持つ液状とする。本発明の接着剤は、架橋剤としてブロ
ック化ポリイソシアネートのように常温では架橋反応を
生じない成分を選択すれば、全部の成分を混合した1液
型接着剤組成物とすることができ、塗布作業前の接着剤
の調製作業が省略でき、取扱いが容易である。ただし、
必要であれば、架橋剤を他の樹脂から分離させた2液型
の接着剤としてもよい。
【0035】シンナーとしては、エポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂および架橋剤を溶解できる任意の有機溶剤を使用
できるが、汎用の一般シンナーで十分である。具体的に
は、トルエン、キシレン等の炭化水素系溶剤、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン
系溶剤等である。フッ素樹脂は、種類によってはこのよ
うなシンナーに不溶である。その場合には、フッ素樹脂
は樹脂液中に微粒状で分散させればよい。
【0036】本発明の接着剤中には、所望により、上記
成分に加えて各種顔料を添加してもよい。添加しうる顔
料の例としては、二酸化チタン、シリカ、酸化鉄、タル
ク、クレー、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の一般顔
料が挙げられる。また、ラミネート金属板の端面耐食性
を向上させるため、接着剤中に防錆顔料、例えば、スト
ロンチウムクロメート、ジンククロメート等を添加して
もよい。これらの顔料を添加する場合、添加量は接着剤
中の全樹脂分100 重量部に対して250 重量部以下がよ
く、それ以上の添加は接着剤皮膜の加工性を著しく低下
させる。
【0037】本発明の接着剤を用いてラミネート金属板
を製造する場合、母材金属板に接着剤をロールコーター
などの適当な塗布装置で塗布する。塗布量は、焼付乾燥
後の付着量で2〜30g/m2程度が好ましい。接着剤に顔料
を添加した場合には、無添加の場合に比べて塗布量が多
くなる。接着剤を塗布した金属板を次いで加熱して接着
剤を焼付乾燥する。本発明の接着剤は低温型であって、
焼付温度は 160〜200℃、通常は180 ℃程度と従来より
低温でよい。
【0038】塗布した接着剤を焼付乾燥した後、直ちに
フッ素系フィルムが金属板上に供給され、ラミネートさ
れる。このラミネートは、板温度 (ラミネート温度) 14
0 〜180 ℃、通常は160 ℃程度において約0.1 秒程度の
圧着時間 (ラミネートロールのニップ間に挟まれている
時間) で完了する。このラミネート温度は、貼合わせる
フッ素系フィルムの融点 (通常は 170〜190 ℃程度) よ
り低くできるので、ラミネート作業中にフィルムの皺や
破断、伸びが起こる危険がなく、ラミネートが容易とな
り、品質も安定する。また、ラミネート中のフィルムの
レベリングも避けられるので、フィルムが表面に微細凹
凸を有する低光沢型のものであっても、この表面構造が
ラミネート中も維持され、商品価値を減ずる恐れがな
い。
【0039】
【実施例】
(実施例1)母材金属板として燐酸亜鉛系下地処理 (付着
量1g/m2) を施した溶融亜鉛めっき鋼板 (めっき付着量
120 g/m2、板厚み0.6 mm) を、フッ素系ラミネートフィ
ルムとしては住友ベークライト製のフッ化ビニリデン/
アクリル混合樹脂フィルム(厚み0.040 mm) を使用し
て、ラミネート鋼板を製作した。
【0040】使用した接着剤は、表1−1に示す組成
(重量部) となるように各樹脂を採取し、架橋反応触媒
およびシランカップリング剤と共にシンナー (キシレン
/イソホロン(1/1) の混合溶媒) 中にペイントコンディ
ショナーにて溶解・分散させて調製した。得られた接着
剤の固形分濃度は20〜60重量%の範囲内であった。
【0041】使用した材料は、大日本インキ化学 (株)
製のエポキシ樹脂 (商品名エピクロン) 、架橋剤のアミ
ノ樹脂として大日本インキ化学 (株) 製のメラミン樹脂
(商品名スーパーベッカミン) 、三菱レーヨン (株) 製
のアクリル樹脂 (商品名ハイペット) 、フッ素樹脂とし
てアトケムノースアメリカ製のフッ化ビニリデン樹脂
(商品名カイナー) 、架橋反応用触媒として和光純薬
(株) 製のp−トルエンスルホン酸、シランカップリン
グ剤としてビニルトリクロロシランであった。
【0042】得られた接着剤をバーコータで乾燥後付着
量が10 g/m2 となるように上記溶融亜鉛めっき鋼板の片
面に塗装し、 250〜350 ℃のコンベア型熱風オーブンに
て約1分間焼付けして接着剤皮膜を乾燥した後、オーブ
ン出側に配置したラミネータにてフィルムと鋼板の貼合
わせを行った。ラミネート速度は20 m/minであり、この
速度でのラミネータのニップ間での圧着時間は約0.1 秒
であった。ラミネータに入る直前の温度を測定し、ラミ
ネート温度とした。ラミネート直後に、生成したラミネ
ート鋼板を水冷した。なお、オーブンの温度は上記のよ
うに高温であるが、短時間焼付のため、実際の板温度は
オーブン温度よりかなり低かった。
【0043】こうして製作したラミネート鋼板の一次密
着性を、サンプルに5mm幅の十字スリットを入れた後、
5mmのエリクセン張出しを行い、フィルムあるいは接着
剤の密着性を調査することにより評価した。二次密着性
は、沸騰水中にサンプルを2時間浸漬した後、同様のエ
リクセン張出しを行って調べた。一次密着性、二次密着
性ともに、全くフィルム剥離のないものを5点 (優秀)
、カット部エッジが少し剥離した場合を4点 (良好)
、剥離の大きいものを1点 (不良)として、フィルム
剥離の度合いに応じて5段階で評価した。実用上は、3
点以上、望ましくは4点以上であれば密着性良好である
と考えられる。
【0044】ラミネート鋼板の表面外観については、サ
ンプルの目視観察により、フィルムが全面均一な低光沢
を維持している場合を良好 (○) とし、部分的にでも光
沢の高い部分が生じた場合を外観不良 (×) とした。実
験結果を表1−2に示した。
【0045】(実施例2)母材金属板として塗布型クロメ
ート処理 (Cr付着量で50 mg/m2) の下地処理を施した溶
融亜鉛めっき鋼板 (めっき付着量120 g/m2、板厚み0.5
mm) を使用し、ラミネートフィルムとしては実施例1と
同じフッ素系フィルムを用いて、ラミネート鋼板を製作
した。使用した接着剤は、表2−1に示す組成 (重量
部) となるように、実施例1と同様に調製した。この接
着剤は顔料を含有し、架橋反応用触媒は添加しなかっ
た。
【0046】エポキシ樹脂として大日本インキ化学
(株) 製のエピクロン (商品名) 、架橋剤として同社製
のブロック化ポリイソシアネート(商品名バーノック)
を使用し、このブロック化ポリイソシアネートの添加量
の2重量%に相当する量のジブチルチンジラウレートを
ブロック剤の解離触媒として添加した。フッ素樹脂とし
て実施例1と同じカイナー(商品名)を、カップリング
剤としてγ−アミノプロピルトリエトキシシランを、ま
た顔料としては石原産業製の二酸化チタン顔料 (商品名
タイペーク) を使用した。
【0047】接着剤をバーコータで乾燥後付着量が25 g
/m2 となるように上記溶融亜鉛めっき鋼板の片面に塗装
し、 250〜300 ℃のコンベア型熱風オーブンにて約1分
間焼付けて接着剤を乾燥させ、オーブン出側に設けたラ
ミネータにてフィルムと鋼板の貼合わせを行った。ラミ
ネート速度は10 m/minであり、圧着時間は約0.2 秒であ
った。ラミネータに入る直前の温度をラミネート温度と
した。ラミネート直後に得られたラミネート鋼板を水冷
した。
【0048】このラミネート鋼板の一次密着性、二次密
着性および表面外観を実施例1と同様に評価した結果を
表2−2に示した。
【0049】(実施例3)母材金属板として、塗布型クロ
メート処理 (Cr付着量で50 mg/m2) を施したステンレス
鋼板 (SUS304、DF材、板厚0.5 mm) を使用し、ラミネー
トフィルムとしては、電気化学 (株) 製のポリフッ化ビ
ニリデンフィルム (厚み0.040 mm) を使用した。
【0050】接着剤は表3−1に示す組成のものを、実
施例1と同様に調製して使用した。表3−1には示して
いないが、接着剤は顔料を含有していた。顔料として
は、実施例2で用いたのと同じ二酸化チタン顔料を、樹
脂100 重量部に対して180 部の割合で添加し、接着剤中
に分散させた。
【0051】エポキシ樹脂として大日本インキ化学
(株) 製のエピクロン (商品名) 、架橋剤のアミノ樹脂
として大日本インキ化学 (株) 製のメラミン樹脂 (商品
名スーパーベッカミン) 、アクリル樹脂として三菱レー
ヨン製のハイペット (商品名) を用い、その他の架橋反
応触媒のp−トルエンスルホン酸、フッ素樹脂、および
シランカップリング剤は、いずれも実施例1で用いたも
のと同じであった。
【0052】ラミネート条件および評価方法は実施例1
および2と同様に行った (接着剤付着量5g/m2、ラミネ
ート速度20 m/min) 。試験結果を表3−2に示した。
【0053】(実施例4)母材金属板としてアルミニウム
合金板 (Al-Mg 系、A5052P、ミルフィニシュ)板厚0.8 m
mを使用した。下地処理としては燐酸クロメート (日本
ペイント、アロジン405 、30mg/m2)を施した。ラミネー
トしたフッ素系フィルムは、実施例1で用いたのと同じ
ものであった。接着剤は表4−1に示すものを実施例3
と同様に調製した。即ち、実施例3と同様に、二酸化チ
タン顔料を、樹脂100 重量部に対して180 部の割合で添
加し、接着剤中に分散させた。
【0054】フッ素樹脂として旭化成 (株) 製の熱硬化
性フッ素樹脂 (商品名ルミフロン)を用い、その他のエ
ポキシ樹脂、架橋剤のアミノ樹脂、アクリル樹脂、架橋
反応触媒 (p−トルエンスルホン酸) 、シランカップリ
ング剤は実施例3と同じものであった。
【0055】ラミネート条件および評価方法は実施例1
および2と同様に行った (接着剤付着量25 g/m2 、ラミ
ネート速度10 m/min) 。試験結果を表4−2に示した。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】
【表3】
【0059】
【表4】
【0060】
【発明の効果】実施例から判るように、本発明の接着剤
を用いるとラミネート温度を低温化することができ、フ
ィルムに光沢の不均一化を生じないで、表面外観良好な
フッ素系フィルムラミネート金属板を製造することがで
きる。また、接着剤組成を本発明の範囲とすることによ
り、ラミネート温度が低くても、良好な一次密着性と二
次密着性が得られる。このように、低温でのラミネート
金属板の製造が可能となることで、表面外観の悪化が防
止されるだけでなく、ラミネート中にフッ素系フィルム
が軟化・溶融することがないので、フィルムの皺、破
断、伸びが起こらず、ラミネート不良となる可能性が著
しく低減する。また、本発明の低温型ラミネート用接着
剤は、短時間の圧着で接着が完了するので、フッ素系フ
ィルムを貼合わせた耐候性に優れた高品質のラミネート
金属板を高い製造効率で製造することが可能となる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 175/04 JFB 8620−4J (72)発明者 中田 弘司 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金 属工業株式会社内 (72)発明者 八内 昭博 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金 属工業株式会社内 (72)発明者 塩田 俊明 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金 属工業株式会社内 (72)発明者 田部 裕章 大津市錦織3丁目7番35号 (72)発明者 赤木 信五 吹田市竹谷町3番15号−202 (72)発明者 浜島 昭一 西宮市浜甲子園1丁目4番10号 (72)発明者 田中 長治 堺市出島西町2番地 イゲタ鋼板株式会社 内 (72)発明者 田中 明 堺市出島西町2番地 イゲタ鋼板株式会社 内 (72)発明者 友弘 実 堺市出島西町2番地 イゲタ鋼板株式会社 内 (72)発明者 黒木 和博 堺市出島西町2番地 イゲタ鋼板株式会社 内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシ樹脂とその架橋剤、アクリル樹
    脂、およびフッ素樹脂を含有することを特徴とする、フ
    ッ素系樹脂フィルムラミネート用の接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 エポキシ樹脂とその架橋剤との架橋反応
    用触媒か、シランカップリング剤の一方または両方をさ
    らに含有することを特徴とする、請求項1記載の接着剤
    組成物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08302325A (ja) * 1995-05-12 1996-11-19 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The 粘着剤組成物
JPH08323920A (ja) * 1995-06-01 1996-12-10 Hitachi Kasei Polymer Co Ltd 表面保護化粧シート
WO1998008906A1 (en) * 1996-08-26 1998-03-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Fluoropolymer-epoxy resin semi-interpenetrating network composition
JP4717167B2 (ja) * 1998-11-02 2011-07-06 株式会社クラレ 金属材料用接着性組成物
KR20160061022A (ko) * 2014-11-21 2016-05-31 동국제강주식회사 입체 패턴을 가지는 라미네이트 강판의 제조 시스템 및 이를 이용한 라미네이트 강판의 제조 방법

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